2021年1月30日土曜日

スピンフィッシャー714zはワシの終着点かもしれん

 「ああ!また熱がァ~ッ!!」 

 魚が釣れないと症状が悪化することで知られている”スピニング熱”、この冬の苦戦の状況でぶり返さないわけがなく、もうこれは仕方ない。あぁ仕方ない。

 というわけで買っちゃいました「PENNスピンフィッシャー714z」は落札価格7250円+660円送料、「マイクロセブンCS」は落札価格3000円+510円送料。

 しかし、刑事訴訟法第203条に基づき弁解の機会を与えていただきたいッ!

 「714z」はしゃーないんです。この大きさのは「430ssg」を主軸にする心づもりっていうか実際10年以上そうしてきたんだけど、うっかりインスプールのリールに手を出してしまったら、714zをたまに使うのも楽しいかな、ぐらいのつもりがすっかり気に入ってしまってシーバス釣りでは押しも押されぬ主軸機、さすがに1台運用では心もとなく、当初予備機のつもりで買ってあった緑の「714」を部品取りとかに使うのはもったいないので、714zもう1台欲しいなと以前から考えてたところで、何度か入札するも競り負けてたんだけどやっと予算内の妥当な値段で確保したんです。衝動的にとかじゃなくて計画どおりなんです本当なんですよ、刑事さん。

 というわけで2台目(写真左)なんだけど、714zは弟機の716zと比べても人気薄で、ましてやカージナル33、ミッチェル408、大森コメットあたりとは比較にならない地味な存在だけど、はっきりいってこいつはデキる子です。なにが売りかって聞かれると、丈夫で整備性が良いっていう、なんだかボンヤリした感じのことしかいえないんだけど、実際使ってみるとこれが、まったくもって面倒臭いことが全然なくて楽で快適このうえないので惚れずにいられない。

 基本PENNなのでパーツからしてステンレスやらアルミやら真鍮やら錆びに強い材質が多く使われていて、海水で使っててほったらかしでもそもそも錆びたりする箇所が少ない。普段はラインローラーに注油さえしていれば他に錆びるところはなさそうだし、よしんば水没させて浸水しても、サイドカバーがネジ一つでパカッと開けられるので浸水してたらそこから水道水注いで”水洗い”で当面は大丈夫なぐらいだし、心配なら全バラししてパーツクリーナーで洗って改めてグリス塗って注油しても、なにせ単純な作りなのでたいした手間ではない。昨年使ったのを年末に全バラしようかと思ったけど、浸水させていないし調子も良いのでラインローラーとハンドル根元、スプール外して主軸に注油という普段の注油だけで放置することにした。けど、まず間違いなく今年もシーバスの時期が来て引っ張り出せば問題なく使えると思っている。浸水させると唯一錆びそうなのが主軸にハマっているボールベアリングだけど、これは外径16mm、内径8mm、幅5mmの規格品でいいので簡単に入手できるし数百円なので消耗品扱いで良いと考えている。

 という感じで手入れが楽なんだけど、実際の釣り場での使用もこれがまた”楽”なんである。これまで書いてきたことの繰り返しになるけど、ラインが後ろ巻きにならないようにとかラインローラーを水平にとか場合によっては微調整は必要だけど、使ってて糸ヨレが酷いとか巻き癖が付いてドバッと出るとかのライントラブルがほとんどなくて、巻き癖が少ないのはスプールの径が大きめなのも効をそうしているんだろうけど、径が大きいスプールはラインの放出性も良い感じで、スプール上下は単純なクランク方式なんだけどむしろクランク方式ゆえにスプールの上下幅が狭めなのが右手人差し指でラインの放出を調整するときやりやすくて、”スプール直径大きめ幅狭め”っていうのは小型スピニングでは正解の一つじゃないかと感じている。幅が広くなれば、ライン放出に伴いスプールに巻かれたラインの直径が細くなっていってスプールエッジにアタる角度がきつくなるのを防げるので飛距離が稼げるぐらいの利点はあるのかもだけど、その分スプール上下の機構が面倒臭くなって、かつ投げるときに右手の人差し指にあたるラインの角度が不安定になるので悪い面もあるのかなと思う。遠投投げ釣りなら利点が生きてくるかもだけどルア-の釣りではそこまで幅が広いことの利点は生きてこないから、逆に幅が狭くてライン放出の調整がキマって正確に投げられる利点の方が大きい気がする。このへんの直径と幅の違いについては、714zとほぼ同じギアと本体でスプールの径が小さい716zと同じ太さのラインで比べてみればハッキリするかもしれないけれど、とりあえず716zは使う予定が無いのでどなたか比較したことあれば感想教えて欲しいところ。ちなみに似たような関係の430ssと420ssではあんまり差を感じるほどじゃなかった。けど、これはそもそも使ったラインが420ssに適合するような細めの5ポンドだったので差が出なかったのかなとも思える。8ポンド2号ナイロンを714zでは使っているけど、2号ナイロンは716zにはちと巻く気がせん。さすがに巻き癖ついて不具合出るんじゃなかろうか?まあそういう感じで適正なラインの太さってのは各機種想定されるんだろうけど、714zは716zという最軽量機と似たような軽快さでもって2号ナイロンでスズキ狙っても大丈夫っていう本体シールの「ウルトラスポ-ツ」って標語どおりの機種なんだと感じている。逆に714zに細糸4ポンド1号ナイロンは問題なく使用可能なはず。

 でもって投げたら巻くんだけど、これは滑らかな巻き心地には定評のあるウォームギア方式なので、チョイ重めだけどカリカリ鳴る逆転防止の感触とも相まってワシャ好みである。巻きの重さとかって好みの問題が大きいんだろうけど、実際問題として軽すぎると”巻き感度”が悪いっていう話も聞くし、実際そこそこ高級機種の国産スピニングのスッカスカの巻き心地は使ってみて好みとしても嫌いだし、慣れもあるのかもだけどルア-が水噛んでる感触も分からん感じで使う気にはならんかったよねって話。基本魚が食った”アタリ”をとらえたければ竿先なりラインなり見たほうが早いと思ってるので、ルア-の尻にスナップつけて引いてても気付かず、魚が首振り始めるまで根掛かりと区別がつかない(つかないほうが早アワセがなくて良いと思ってそういう竿にしている)程度の感度を気にしない人間の書いてることだと思って読んではもらいたい。あてにならんがな。

 という感じで、特にこの点が優れてますって宣伝しろって言われると最初書いたように丈夫で整備性が・・・とかぐらいしか書くことないんだけど、もうちょっと頑張って書いてみてもPENNなのでドラグがまともなのがついてるとかも含めて、”まともに使えて長く使えて面倒臭いことが少ない”っていう宣伝文句としては破壊力に欠ける説明になってしまうのである。

 でも、使って良さが分かってくれば、このリールはこれはこれで一つの完成形だなと納得する。今回落札した個体の出品者さんも714z大好きだそうで、まあ同じような病気で同じような症状だなと思うんだけど、一生掛かっても使い切れないぐらい所持しているので整理するために売りに出しますとのことだった。流石に愛用者の放出品だけあって”当たり”の個体で、本体蓋が樹脂性でハンドル根元に注油の穴が開いている”中盤”時代のモノだけど、調整済みなのか元からなのかラインローラーはほぼ水平、ラインのスプールへの巻き上がりはやや前巻き、ベールの返りもガチャンと鳴らない強すぎない程度で適正で、そこそこ使い込まれていて小傷とかはあるけど、調整無しでそのまま使える良い塩梅の個体。値段は7千円台というのは相場だなと思うけどお値段以上のお値打ち個体かも。浸水跡とかあるようなら全バラして洗浄注油だなとパカッと本体蓋開けてみると、浸水跡はなく、多分出荷時に塗られたとおぼしき”芋グリス(干し芋みたいな色のやっすい茶色のグリスをそう言うらしい)”が残ってて、”PENNは基本ほったらかしで大丈夫”を証明するような状態だったので”ソッ閉じ”しておいた。スピニングリールなんて単純に作っておけば10年単位で外回りの注油だけで使えるってことよ。出品者さんあと何台かは出してくると思うのでインスプール初心者の方にはこの機会に「714z」を狙ってみることをお薦めしておきたい。714zはベール返しの部品を”熊の手”で曲げるのを防止するために両側から挟み込むように保護してあり熊の手対策は万全。左手でベールを返すのではなく、ハンドル巻いてベールを返す癖を付けるのには最適かと。かつ値段も綺麗な個体で大1枚前後、実用級なら相場はさっき書いたように7千円台と手頃なお値段。PENNの小型機、716z、420ssあたりは最近良いお値段するようになってきたけど、しょせんPENN使いは少数派なのでワシがどれだけネットの隅で頼まれてもいない宣伝書いてもたいして値段上がんないので、希少価値より実用性のリールであり続けるとおもっちょります。インスプールのスピニングなんて骨董的希少価値だけで実用性はないだろうと思ってたけど、使ってみると充分実用的で、そこらでシーバス釣るぐらいなら、部品数少なくて単純で面倒も少ないインスプールっていうのはありだなと実感しております。


 でもって、オマエなにまた大森買ってるねん?

 スイマセンつい出来心で入札したら開始価格で落札できてしまったんです。悪気はなかったんです堪忍しておくんなまし。 

 過去ワシャ、小型スピニングを性能で選ぶなら本体樹脂性の4300ss、キャリアーNo.1、ウィスカーSSトーナメント600の3機種を選ぶと書いた。でも大森から樹脂性スピニング1台入れるならむしろ人気のキャリアーじゃなくてマイクロセブンCシリーズだろうと昨年使ってみて思った。キャリアーが悪いってわけじゃなくてキャリアーは単純構造で軽量に振ってて、マイクロセブンCは樹脂性の軽量さを活かしつつも金属の補強を入れたりしてある程度丈夫に耐久性も良く作ってあって、ワシの好みなら後者だろうという話。この辺は好みであってキャリアーの軽さにこそ価値を見いだす人がいても当然だと思う。ただ、ネットオークションで値段が付くからありがたがってるだけってのならケッて唾吐きかけときたいってだけのはなし。まあ最近大森全般値段落ちてきたけどな。欲しかったけど落札相場価格見て諦めてた人はそろそろ買い時でっせと、”大森アナリスト”としてこれまたお薦めしておきたい。コメットとかでも1万5千円ぐらいまで落ちてきました。まあ多くの場合モノの価値が分かる人間が買ってたわけじゃない泡相場だったんだろうなとおもっちょります。コメットの落札価格が下がったところでコメットの価値自体が下がったわけでは全くないんだろうと思う。そんなもんてんで関係ないさね。

 この1台でマイクロセブンCシリーズ7台目。主軸で使うつもりもないし、丈夫に作ってあるからシール剥げるぐらいはあっても滅多に壊れもしないだろうから絶対一生掛かっても使いつぶせないけど、こんなに持っててどうするねんって自分でも思う。でも買っちゃうの。アタイ病気が憎いっ!いっそワシがカリスマとか天才的詐欺師とかなら当ブログを読んでマイクロセブンCが欲しいって人が増えて、1台何万円もするようになって売り払ってワシの老後の資金が潤うのにと口惜しい。

 マイクロセブンCシリーズ、分かる人には分かる名機ということで、たまに使って自分で楽しんでおこう。でもまた安く売りに出されていたら、なんか不憫で入札してしまうんだろうな。病気だから仕方ない。

 

 魚が釣れない、去年とは状況が違う、海水温が高い、雨が多い少ない、いろいろ言い訳はあるけど、まあそういうのも含めて対応して”来た魚を釣れ”っていうことに尽きるんだろうとは思う。思うけどそれがデキれば”突き抜けてる”ッテ話で苦労せんぞってくらいで難しいヤね。

 コロナ禍緊急事態宣言のおり、釣りも遠征の釣りとか全くできなかったりなんだりもあって苦戦中の同志も多いと思うけど、時化るときもアリャ凪ぐときもある。ってことで釣れない時を耐え、釣れる時合いが回ってきたらここぞとばかりに釣ってしまえるように、道具をいじるのも良いけど、なるべく釣り場で悪戦苦闘しておきましょう。

2021年1月24日日曜日

3日間すり身汁とかで暖まりたかったらエソを恵んでもらって料理しなさい

  皆様のご厚情におすがりして日々口に糊しておりますナマジでございます。ありがたいことでございます。

 この度は、見知らぬ釣り人に大っきなエソ(ワニエソ)を恵んでいただき、オマンマにありついたときのことなどネタにしようかなと思っちょります。

 漁港で釣ってて、物乞いで入手可能な獲物としては、筆頭がボラ、今期多かったのはアイゴ、自分で釣っても良いけどゴンズイ、そして今回のエソ系だろうか。アイゴとゴンズイは毒針の処理があるので素人には手が出にくいかも知れないが、ボラに関してはなぜ、この美味が”捨てる”ように放流されがちなのかは理解に苦しむ。この週末は自前で釣ってきたボラを刺身でポキでズケ茶漬けで、アラは味噌汁の具にと楽しんで「やっぱり寒のボラは最高やな!」と堪能したので、チヌもそれ程悪くない味だったので見直したけど、ボラを放流してチヌを後生大事に持ち帰る感覚が全く理解できない。ボラの方が数段美味しいと思うンだけど、そう思うのはワシだけか?

 ゴンズイとアイゴは毒魚だけど、棘に毒があって身に毒は無いので、フグのように調理するのに免許がいるわけでなく、バチバチ棘を切れば後は普通に美味しい魚である。皆さんが気付いて持ち帰るようにはならないようなので、ワシの取り分が安泰でありがたいっちゃありがたい。

 それらに比べるとエソ系は”調理が難しい”という難点があるので、持ち帰るには相応の技術が求められる。ちゅうても要するに小骨が多いのが欠点なので、骨ごと叩いてすり身にしてしまうという方針であれば、手間は掛かるけど難しい工程はないので、フグのように素人が手を出してはいけない獲物ってわけではない。

 もらったワニエソは冒頭写真の様になかなかの大物で、すり身にしたらすり身汁と薩摩揚げぐらいは余裕で作れそうな良型。

 早速捌いて”すり身”を作っていく。なるべく骨の入らないような捌き方とかあるのかなとググったら、上から身を押して潰して腹側から背骨を引き抜くと、潰れた身から小骨が背骨にくっついて抜けてくる、という裏技的な捌き方が紹介されていて”なるほどその手があったか”と感心して早速やってみようとした。この方法だと身が潰れてるので刺身は無理としても焼こうが揚げようがご自由にな状態になる。

 すり身は鮮度大事な印象あるので、帰宅して早々に捌き始めたんだけど、鱗落として、内臓を腹びれの下から包丁入れて頭を捻って背骨折ってはずして、内臓抜いて腹側から背骨まで包丁を入れておき潰してから背骨を引き抜こうとしたら、コレが上手く背骨ごと小骨が抜けてくれない。っていうか背骨が抜けない。鮮度が良すぎて身が締まっているのと型が良いので身が思うように潰れてくれなかった。もっと小型のややや身が柔くなってないと使えない技のように感じた。ということで、途中から普通に3枚下ろしだけど、皮がぬるついておろしにくい。途中からの方針変更もあってイマイチ捌くの上手くいかず背骨に身が残ったので可能な範囲でスプーンでこそげて回収しておいた。

 ここからはナメロウ作るのと一緒で、2本包丁でチタタプしていく。その際塩が重要。生の魚肉の細胞が壊されて塩で溶けたタンパク質が網目のようになってすり身をまとめるので練り物は弾力が出るという理屈のはず。塩加減は少なめに振って、叩いてちょっと味見して塩気が感じられなかったら、また振ってから叩く。っていうのを繰り返していると、エソの場合、ちょっと尋常じゃなくすり身の段階でまとまってきて、まるで餅のように持ち上げることができるようになる。すり身がまとまる力は”座り”と練り物業界では呼ぶんだったと思うけど、この座り方は凄い。過去エソ肉ですり身汁作った時は、出張先で買ってきてやや時間が経ってたのでそこまでの座りは出なくて、今回”産地直送”ですり身化してみてエソの練り物原料としての真の実力を思い知らされた気がする。必要なら卵白をつなぎに入れようかとも考えていたけど、コレ全くそんなモノ必要なく、むしろエソすり身をほかのすり身原料、例えば当地では底びき船が操業している時期ならニギスすり身とか安く手に入るんだけど、あんまり”座り”的には優れていないニギスすり身にエソすり身混ぜたら良い塩梅に弾力のある”足の強い”練り物ができるんじゃなかろうか?”高級カマボコ”の原料と言われるエソだけど、エソ自体が白身で美味しい味であるっていうことよりも通常ならカマボコなど練り物に作るには”座り”が弱いような魚種をエソすり身の”座り”でまとめてしまえるので、鯛カマボコでもなんでも作れてしまえるっていうのも大きいのかも。今時の練り物原料というと船上で冷凍すり身に加工して使うスケトウダラすり身が主力だけど、昔はエソ類とかイシモチ類使って各地で良い塩梅に原料を混合してご当地練り物作ってたんだろうなというのは想像に難くない。いまどきそんな”まっとうな”練り物作ってたらちょっとお総菜として気楽に食べられる値段にはならないと思うので、食べたいなら自分で作ってしまうというのはありかもしれない。すり身原料は冷凍保存ある程度効くのでニギス+エソの練り物は機会見つけて是非作ってみよう。

 でもって、すり身にまでしてしまえば、後は煮るなと焼くなと好きにしてくれぃっ!ってなかんじで、塩味ベースで昆布とすり身の出汁に具は大根とネギでシンプルな”すり身汁”にしたところ、まあエソ自体は上品な白身で澄んだ出汁が出るので、昆布出汁と合わさって上品な感じのすまし汁に仕上がった。旨い。

 余ったすり身は、油引いたフライパンで焼いて薩摩揚げ風に。これも旨い。旨いんだけどすり身汁のすり身もこの薩摩揚げ風も、思ったより弾力が強くて”足が強すぎ”るぐらいで、エソ単体ですり身にするならもう少し”寝かせる”時間をとった方が良いのかも知れない。もちろんさっき書いたように”混ぜ物”して良い塩梅に仕上げるのも楽しいだろうと思う。

 出汁は良い味出るので、薩摩揚げ風は味見だけして残したものを具にして、醤油仕立ての野菜チャンコを大鍋いっぱい作ってみた。キャベツと大根どっさりにネギと揚げ。

 これまた、冬の寒い時期に暖まるには最高の良いお味。3日越えて大根グダグダになるまで煮返して堪能しました。

 エソ、すり身にしてしまうなら小骨が多いのは問題にならず、せっかく釣れたこれほどの美味な食材を、みすみす見逃す手はないなとおもうところ。

 こんなに旨いんなら、青物狙うときにメタルジグも投げて底狙って釣ってみようかと思って、安定して釣れるようならすり身作るのに2本包丁で叩くのは時間が掛かってしんどいのでフードプロセッサー(ミキサー)でも買おうかしら?とか思ったけど、獲らぬタヌキのなんとやらで、狙うと案外釣れず難しい印象。まあ今後も釣れてる人が居たらスススと寄っていって”物乞い”作戦で行くか。皆様釣り場で”外道”を欲しがられたら、実はその魚は旨いということを知っておくと良いかもです。

 ワシが欲しがったら、素直にお恵みいただくよう、そこのところはよろしくお願いします。

2021年1月16日土曜日

テツ西山の「ヒット:バスルアー」

 最近、目についてイラつかされる言葉に「トイルアー」というものがある。

 本来の意味は釣ることそのものよりも”面白さ”優先のB級バカルア-を示す言葉だと思う。例えば、蓮の葉っぱからツルが伸びていてそこに止まったトンボにハリが付いているという「ホバールアー」は多分トイルアーなんだろう。なぜならば、そのバカバカしい面白さにそのルア-の存在価値があるから。例えば、前から引くとポッパー、後ろから引くとバズペラスイッシャーというマンズ「トゥーファー」の”押しつ押されつ”感は唯一無二でこれまた馬鹿臭くトイルアーといってお叱りは受けないだろう。もちろんこれらトイルアーが意外な実力の持ち主で実釣能力が高いとしても、あからさまな”ウケ狙い”の要素が強いキワモノであるかぎりトイルアーと整理することにあまり異論は出ないだろう。

 ところが、最近ネットのオークションやらフリマ-ケットやらを物色している際に、どうもこの言葉をはき違えて使っている輩が多くいて、実釣能力抜群の古くからの名品に見た目が今時のリアルな造形ではないからぐらいの安易な理由で、”トイルアー”と書いているような事例を散見する。全くもってルア-というモノが、ルアーの釣りというモノが分かっていない田子作及び抜け作だと唾を吐きかけておく。「ホットエヌ」がトイルアーなわけねえだろ?ストーム時代我が国でもバスルア-としてブイブイ言わせて、ラパラ傘下の現代でもトローリングやアンカー打っての下流流しの釣りでサケだの釣るのに米国じゃ定番。もちろん現在の日本でも使いどころがあると踏んでワシも使い始めたところである。インビンシブルがトイルアーだぁ?ボケがっ!ルア-で最も”オモチャ”から遠く実用性重視の”漁具”に近いモノの一つがラパラフローティングである。そのへんがわからん人は楠瀬・福原両先生著の「ラパラ解体新書」でも読んで勉強しておくように。”ラパラの出自は漁具”。本国フィンランドでそのラパラの向こうを張って未だに生き残っているニールズマスター社のミノーが”オモチャ”なわけねえずら!なんか見た目がそれっぽいだけの今時ミノーなんてインビンシブルを総合力で上回る実釣能力など備えていないはず。安価良品「BHポッパー」のどこがトイルアーやねん!あの軽さからくる小気味よい反応、タダ引きしたときの泡引きと揺れ、メッキ釣るのにワシャ絶大な信頼をおいて魂込めて投げている。BHルア-が”トイルアー”だというなら、紀伊半島のこの地でBHポッパー以上に釣れるポッパーを持ってきて見せてくれといいたい。当然メッキ用の名作クリスタルポッパーとかは使った上でBHポッパーをワシャ選んでる。

 なんで、そんなに”わかってない”輩が多いのか?要するに、ルア-の歴史についてあまりにも無知で、見た目今時じゃない”アメリカン”なルア-達が、どういった歴史の中で産まれ、そして現在まで使われているか、愛され続けてきたか、釣り人に魚を釣らせ続けてきたか、今あるルアーの原型となり発展の基礎となってきたか、あたりが頭にないので、古くからあるルアーにお化粧し直して売れそうな”釣り書き”添えてみました。程度のルア-をありがたがって、歴史と実績に裏打ちされた”歴戦の勇士”を”オモチャ”扱いしてしまうという愚挙に出るのだと思う。

 ルア-の、バスルア-の歴史を知りたいならグリッツ・グレ-シャム著「コンプリートブック・オブ・バスフィッシング」あたりを紐解かねばならんのかなと思ったりする。この著名な”バス本”からの引用やらはあちこちで目にするので、一度は読まねばナと思いつつ、そのままにしてあり、多分そのままにしたまま読むことはないのだろう。翻訳ソフト使いつつ英語原文読むのしんどいからな。誰か日本語訳出してくれ。

 でも、そういう基本的な文献をふまえつつ、日本の事情も加味して書いてくれている人がいて、そういうルア-解説本があるので、ちょっと古いけど読んでお勉強してはいかがかと無知蒙昧な田子作または抜け作どもには薦めておく。抜け作でない諸兄にももちろんお薦め。元80年代のバス釣り少年とかなら懐かしくてむせび泣けること請け合い。

 というわけで今回は久しぶりの「ルア-図鑑うすしお味」です。地道に回を重ねて第44弾を 西山徹著「ヒット:バスルアー「カラー図解 釣れるルアー大図鑑」」でいってみましょう。今回ルア-じゃなくてルア-本です。

 故テツ西山氏は、北米やカナダの釣りなんかも守備範囲にあって、英語も堪能な国際派の釣り師という一面も忘れてはいけないと思う。何でも釣れる全方面対応型釣り師としての釣り番組での顔が一般的な印象だけど、米国のルア-釣りの教科書を翻訳しているのも、多くの著作と共に彼の成した仕事の小さくない側面で、こういう”釣り人はどこからきたのか 釣り人はなにものか 釣り人はどこへいくのか”的な歴史的裏付けに基づく筋の通った哲学のある釣り人っていうのが、なかなか表に出てくる今時の釣り人には見当たらずもどかしい。釣り具の広告屋ばっかじゃどうにもならんぜ。

 でもって本著、昔誰かに借りて読んで面白かった記憶があったんだけど、買い直すほどではないかなと思ってたら、ネットフリーマーケットでルア-を検索していたら、お手頃な値段で売られていたので即食いついた。

 当初読んだ時には、いろんなルア-が紹介されていて、田舎の貧乏ルア-少年としては憧れを持って”ええな~欲しいな~”と読んでいたものである。今なら片っ端から買っただろう。っていうか出てくるルア-の多くはうちの蔵にもある。

 ”図鑑”としての構成は、こういっちゃなんだけど一般的・基本的で、ルア-のタイプ毎に代表例の紹介と動かし方、使う場面・状況の解説って感じで、よくあるっちゃよくある形式。ただ、自分がバス釣り少年だったころのルア-達がズラッと並ぶので読んでて心躍りまくるモノがあった。その心の動きは当時のバス釣り少年のものと同じものも要素としては大きいんだけど、改めて読んでみて、テツ西山氏が各ルア-の出自や歴史についてきちんと解説していて、どのような経緯でそのルア-がバスルア-として人気をはくし使われるようになったのか、そのあたりが実に簡潔ながら肝が押さえられていて”分かってらっしゃる”と今回は唸らされるモノがあった。ワシもそれが分かるほどにはルアー投げつつ歳を重ねたということか。

 例えば、バスルア-が最初大型の水面系だったのは、道具が小型ルアーを投げるのに向かなかったというのに加え、「心情的な部分では、巨大なプラグで釣るという意外性こそがバスフィッシングの面白さであり、他の釣りとの明確な差別化であったのだろうと想像できる」というような見解も書いており、なるほどなと、そこは今のバスプラグにも他のルア-にも引き継がれてる要素だな、とか、最も古いバスルア-の一つはシンキングのスイッシャーで、それは心棒にシルクを巻いてペラをつけた大西洋サケ用の”ファントムミノー”が原型で、そこからスイッシャーになり、ペラをハズしてペンシルベイトができたっていうような流れも”歴史があるんだな~”と感慨深い。

 全体読んでバスルア-、特にプラグの歴史で大きな事柄としては、米国で初期の水面系ルア-でいろんな着想が出て試されたことと、バルサミノーの始祖にして最強”ラパラショック”と元祖クランクベイト、フレッドヤングの”ビックO”があるんだろうなと、あらためて歴史を俯瞰して実感することができた。

 これらの歴史的な”仕事”に比較すれば、今時のルア-のコチョコチョとした改良ごときは些末な話であり、たいして今時のルア-が進化してるかっていうとそれ程でもなくて、100年近く前からあるようなルアーが実力発揮する場面もあるんである。日本製ルア-で真に評価に値する工夫は”重心移動”ぐらいだとおもっている。実は高く評価しているけど、みんなが使うから、逆にワシャ近距離戦に特化してあんまり重心移動搭載ミノーとか使わない。けど、これは世界に誇って良いぐらいの技術だとはやっぱり思っている。ルア-の歴史を40年からその身をルア-釣りの世界に置いて感じてきてそう思う。だとしても重心移動搭載形ミノーが有利な飛距離が必要な場面を除けば、固定重心の方が良く釣れることが多いと思うので、ワシャ、ルアー入れるケースの中身がこの「ヒット:バスルア-」からあんまり進化してないルア-で埋まってるんである。

2021年1月9日土曜日

ひょっとしてウチの猫って特別可愛いんじゃないだろうか?

  などとネコ様の下僕なら誰しも思いがちで、実際にはそんなわきゃなくて、ウチのコバンなどどこにでも居るような茶白の雄猫でしかない。でも可愛いノ。そんな阿呆な猫自慢を読まされる身にもなってみろって思うかもしれないけど、ワシのブログやからワシが何書こうと自由やさかい書かしてもらいまっさ。

 コバンたぶん昨年2月ぐらいに産まれたはずで、もうじき1歳ぐらいなんだと思うけど、最近かしこいのです。コタツの入り方をちゃんと憶えました。足だけ入れて頭を出す。頭寒足熱で良い塩梅。以前はコタツで丸くなって、のぼせるまで暖まってから水を飲みに行くというのを繰り返していて、サウナを楽しむオッサンか?整ってまうぞ?と思ってたけど、お利口さんで可愛いのです。でも冷え込んだらやっぱり中に入って丸くなった。ちなみにコタツに入るときは自分で頭でコタツ布団(毛布)を押して入れば良いのに、コタツの前で立ち止まってこちらをチラ見してくるので、下僕としては早急にコタツ布団の端を上げてコタツに入ってもらうしだいでございます。

 猫って思ったより賢いというか人間くさい部分があってそのへんも面白い。ネットの映像とか一緒に視聴可能でわりと楽しい。アニメあんまり興味なくて熱く語り合えないのでちょっと寂しいけど、格闘技やらの動きのある映像は好きなようで、好きすぎてマズいのが動物番組の小鳥や小動物が出てくるヤツと岩合先生の”世界猫歩き”で画面に文字通りかぶりつきになりそうな勢いで、一緒に視聴するにはイマイチ向かない。お魚映像は適度に興味を引かれるものがあるようで一緒に視聴可能。画像が本物ではないというのはどうも理解しているようだけど、鏡に映った自分を自分だとは認識できないようなのはちょっと意外だった。鏡に映った自分を自分だと認識できるのは、ウィキペディア先生によると大型類人猿、アジアゾウ、イルカ、シャチ、カササギで、不思議なのはこれに最近ホンソメワケベラが追加されたそうな。鏡に映った自分の体の汚れを落とす行動が認められたとかで”鏡で身だしなみチェック”とか全くもって鏡の使い方として正しくて、その点身だしなみなどあまり気にしないワシより賢い。ホンソメワケベラは実は評判が落ちない加減を見定めつつ”お客”の体囓ってるとかも聞き及んでおり、なにやら腹黒い賢さがあるようだ。今後も要注目だぜ。よく考えると、犬も水面に映った自分が咥えている骨を奪おうと吠えて骨を落としてしまうとかいう寓話があったよな、って感じで意外に鏡像自己認知は犬の知性でもまだ足りないぐらいの高度な知能が必要なようだ。

 でもって、雄猫はバカでやんちゃっていう定説があるらしいけど、ウチのコバンも例に漏れない。なんか鳥の毛が飛び散ってるなと思って、外に出してないのにコバンが鳥を狩ってくるわけもないし何だろう?毛鉤素材のカモの尻毛でもこぼしたか?と思ったけど、アッと気がついて着ているユニクロのやっすいダウンベストの背中を確認したら穴開けられてた。座椅子の背もたれの上に登って眼鏡のつるにちょっかい出したり、毛繕いしてくれたりしてたけど、多分その時に背中をガブガブもやってた。コバンとの生活を始めてから繕いものの機会が増えた。布団のシーツはもう諦めて、ある程度穴だらけになったら買い換えるしかないと思い始めている。

 スマホやらカメラやらは電源共々壁掛けの収納ラックに収めてるんだけど、コレを狙ってしつこく押し入れの上の棚の出っ張りにぶら下がる。今のところぶら下がってからの次の手が打てずに被害が出ていないけど、蛍光灯のツマミはバッチンバッチンと点けたり消したりするようになったので、ごく短く結びなおした。ジャンプ力は相当あって、縦の動きはオモチャで遊んでても好きで、これは噂に聞く”キャットタワー”とかいうのを買ってあげないといかんのか?と思うも、エラい値段で無職にはとても無理。自作するのが安くて良いかなと考えているところだけど、とりあえず脚立はどうかなキャまでは一緒やし似たようなもんやろ?とダメ元で部屋に立ててみると。割とお気に召したようで上り下りして楽しんでいただいて下僕冥利に尽きる。飽きたくらいに自作キャットタワー的な何かを作ってみよう。壁に棚を階段状に設置する方式が高さを稼ぎやすくてよさそうかなと思案中。ただ、懸念としては、コバンなんかデカくなってきてて、最近測ってないけど6キロ近くいったんじゃなかろうか?ジャンプして落ちてくるときのズドンという音が響くようになってきた。脇を触って外から肋骨が感じられないようなら太りすぎらしいけど、触れば肋骨は確認できて固太りな感じ。健康に育つように新鮮な釣ってきた魚のアラを中心に餌はタップリ食わせているので発育が良いんだと思いたい。大っきく育てるならドライフードじゃダメで生の餌じゃなきゃ沢山食ってくれない!って大型肉食魚ファンは言うけどワシも同意。ナンボ栄養バランス満点の総合飼料でも量食ってくれんかったらガッチリ骨太には育たんですよ。たーんと食えよコバン。

 重くなってくると、膝の上に長時間乗られるのも下僕の務めとはいえしんどくなってくるけど、デカいと一緒に寝るとき温かくて抱き心地が良くてものすごく良い。「温かくなったらどうせ外で寝るんでしょ」って思うけど、この寒い時期の布団に入ってくる猫は最高であると言い切れる。布団の中で2匹の獣が絡み合うようにしてヌクヌクと眠る幸せよ。なかなか布団に入ってこないときは、布団の中でガサゴソ音をさせて誘ったりという寝る前のやりとりもなかなかに楽しい。

 縁っていうのは不思議なモノである。タダの雑種の元野良猫が、縁あってウチにきて仲良くなって愛着がお互いに湧いてくると、もうそれは特別な関係であり、たとえ何十万ってするような高級猫様を持って来ても”ウチの猫の方が可愛い”ってなってしまうのである。

 猫なんて”犬畜生”であると割り切っているつもりではある。例えば人の命とどちらが大事かというような選択をせまられれば人の命と答えるだろう。でも大金積まれて売るかって聞かれればそれは断る。だって特別可愛いんだもん。

2021年1月1日金曜日

一年の計はガンタンク


 皆様明けましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。

 新年早々の使い古した持ちネタであいすいません。しつこくウンザリするぐらい繰り返すのがオヤジギャグの使い方かなと実践しております。


 元旦に1年の目標など考えてみるのだけど、釣りに関してコレといった目標が思い浮かばない。個別に細かい目標としては直近ではカマスの安定水揚げとか、排水ボラ復讐戦とか長期的にはシーバス80以上のを今年は釣りたいなとか泳がせでもそれなりの大きさのをとかチヌの釣りをもうちょっとどうにかするとか、あるっちゅえばあるんだけど、それが最終的な目標ではない気がしている。最終的な目的はというと、なんか良く分からんけど”突き抜けた釣り人になりたい”って思ってて、そのためにはどうするべきか、なにをどう釣る実績を上げたら客観的に突き抜けられるのか、皆目見当がつかない。ただ、見当がつくような想像の範囲内にいれば決して”突き抜けて”はいないんだろうと思う。だから一生掛けて追い求めて、死ぬときに「ああワシャちょっと先っちょだけ突き抜けてたかもしれん」って思えるように精進を続けるしかないのかなとも思う。

 ということを考えると、今年の目標としても、れいによって”来た魚を釣る”という基本方針にしたがって、なるべく釣れるように作戦練ってなるべく沢山釣りに行く、っていうことしかないのかなと思う。

 しかしながら、昨年の反省をあげるなら”アホウのように行きすぎた”ということを若干思ったり思わなかったりで、もうちょっと賢くいかんもんかいな?とアホのくせに賢くあろうと考えたりする。別に倒れるまで突っ走って倒れたらそこで休憩というコレまでの人生でそうやって来たやり方を踏襲してもかまわないんだけど、ワシにも養うべき存在ができて、無責任に倒れたり死んだりできんよう縛りがかかってしまっている。

 近所の野良猫として餌をあげて可愛がってたコバンを我が家に迎えたのは、なかなかに自分にとって大きなことだったと思っている。部屋の中をなんか毛玉のようなものがウロウロしているのを感じて生活するのは楽しいし。冬場は布団の中に入ってきて温かく心癒やされたりもする。遠出がしにくくなって遠征はもうほぼ諦めた。猫の下僕として残りの人生の何割かを費やすことになるということは、面倒臭くもあるけど喜びにも満ちている。

 コバンのために健康である程度長生きしなければならない。

 今年の目標は「ちょっとは健康のことを考える」で行こうかなと思う。

 具体的にはまず”疲れたなと思ったらなるべく休むようにする”で、魚釣りなんてやってると体調悪かろうが、魚が釣れそうな日には行かざるを得なくなるってことがあって、ある程度は仕方ないとは思う、けど健康度外視で行けるだけ行くっていうのはなしにしよう。歳も歳だしな。

 もいっちょ”週2回程度のジョギング”を再開したい。川崎にいた頃習慣化していたのを釣りに忙しくこちらに来てから”膝痛”もあって止めていたけど、膝はまずまず小康状態なので様子見つつ再開してみたいと思う。

 もういっちょは、LDLコレステロール値が高いという健康診断結果を受けて、揚げ物を減らすのと飲酒を原則休漁日に限るというのは続けていきたい。まあ意識して休むようにしても釣行日数は200日かそこらにはなるだろうから、飲酒日150日ぐらいに抑えられると思う。

 というような感じで、本年も楽しく魚釣って、猫と遊んで暮らしていきます。

 コロナ禍も終息が見えてこずいろいろと厳しい情勢ですが、皆様にとって今年が良い年になるように祈っております。


※ 写真は鏡餅っぽく丸くなった猫で写真とれんかなと挑戦しましたが、あんまり上手くいきませんでした。猫にはミカンの皮の成分が毒らしいのでミカンそこらに転がしておくのが不安で蓋の閉まるタッパに入れるようになったらカビるのが早くなった。まあ食おうとはしないけどね。