2026年3月28日土曜日
計画どおり
2026年3月24日火曜日
勝ち馬に乗る
額も大きく、前例の無いプロジェクトだったので、どうなることかと心配しましたが、これまで取り組んできた実績、差し迫った必要性、実施に携わる人々の熱量、そしてなにより、空にイヌワシが舞う姿を見続けることができる未来に是非なって欲しい、という多くの人々の願いが、形となったのだろうと思います。
目標額は初年度の予算のおよそ半額としていたそうで、このまま勢いに乗ってもう少し活動が確実に行えるよう資金を集める方向で、26日締め切り(あと2日!)で追加のゴール1千5百万円を目指して、現在クラファン継続中です。当初目標も順調に集まり、出だしは好調、難しい事業だとは理解していますが、南三陸をはじめとした日本の空に多くのイヌワシが舞う光景が近づいたように思います。今、クラファンに協力すると、「イヌワシが国内絶滅の危機から逃れられたきっかけになったプロジェクト、ちょっとオレも手伝ったんだゼ」と後々誇らしく自慢出来るかと思います。あと、返礼品のグッズも格好いいのが揃ってます。
ということで、まだこの波に乗れていない方は、是非この機会にクラファンに賛同して、ご協力いただければと思っています。
(画像、イラスト引用:「南三陸イヌワシ野生復帰プロジェクト」公式サイトより)
※25日に無事追加目標達成!26日の最終日までに15,603,000円を集めてクラファン無事終了。今後も実際の活動が続いていくし、また支援が必要な場面もあるかもです。また、お願いすることもあるかと思いますが、とりあえず関係者の皆様のご努力と支援いただいた方々に感謝。
2026年3月21日土曜日
一気通PENN
年開けて魚釣れなさ過ぎて、リール買いまくった時にPENN「スピンフィッシャ-650ss」を買ったわけだけど、なぜ買ったのか、いつものことですが説明させてください。まあ常習犯であり、ダーティー・ハリーなら弁解の機会など与えず44マグナムぶちこむところかもしれませんが、皆様日本は法治国家です。いきなり撃っちゃダメ。
650ssは実は何度も手を出そうとして引っ込めてきた経緯がある。なぜならワシも昔は使用を前提としないリールを買わないことにしていて(ウソじゃないです、少なくともサイト立ち上げた頃にそんなことを書いた記憶がある)、4桁スピンフィッシャーは全サイズそろえたけど、3桁でやるのはやめておこうと心に決めていた。いたけど、気がつけば使わなくても、あるいは使えなくても、蓋開けて中身見るためだけにリールを買うようになっていて久しく、今更3桁は集めないもクソもねえだろって話で、気づけば既に持っていないのは450ss、650ss、850ssになっていて、去年ぐらいから安めの弾があったら入札していて、450ss確保してイーシャンテン、850ss確保でリーチかかって、650ssは意外に需要あるのか競り負けてたんだけど、なんとか確保して「ロン!」って感じで麻雀の役でいうところの”一気通貫”いっちょあがり。ということで冒頭の集合写真とあいなりました。950ssがないじゃんって思うかもだけど、その大きさはスプール裏の大口径ドラグとか搭載して4桁になってから9500ssとして登場した新機軸の機種なので3桁にはない。
ただ、一気通貫であがったのはいいけど、これまた麻雀にたとえるといわゆる安目で、泣き入ってるし、もうちょっとつくれば高目になるし、さらに発展させれば”九連宝燈”に相当するような役満手にも発展させられるので、どうにかならんかなと、麻雀と違って安目で揚がった後も蒐集は続けることができるので密かに狙っている。
とはいえ一応イッツーであがったので、今回各機種の使い道とかは4桁とあんま変わらんのであんまり触れず。仕様に関してもまあサラッと触れる程度で、主に入手にまつわるお話をダラダラと書いてみたい。
ということで、先頭打者は小さい方から420ss。これは、以前どっかで書いたかもだけどJOS師匠からいただいた。ワシが仕事やめてこちらに来るときに、わざわざ最寄り駅まで見送りに来てくれて、その時に「ヤフ○クとかで売ってもたいして値段つかないし、使ってくれたら嬉しい」と餞別として渡してくれた。色んな意味で良い師匠を持ったものである。ワシみたいな偏屈な輩にもいつも目をかけてくれて、返しきれない恩を感じている。ワシが背負ってる”神聖な負債”の借入先の大きな部分が2人居る師匠なのは間違いないって話。まあいつも書いてるように負債額大きすぎて直接返せるとは思わんけど、”釣りの世界”そのものに対してちょっとずつでも返済し続けたい。たいした値段つかないってことはなくて、アウトスプールのスピニングとしては珍しく中古市場で普通に1万円を越えてくる。まあワシにとってはそんなはした金どうでも良いけどな。紀伊半島での釣りを模索している時期にメチャクチャ働いてくれて現在殿堂入りで蔵に保管しているけど、久しぶりに撮影用に引っ張り出したら、ちょっと色んな想いが溢れてたまらんかった。 2番手は430ss、若い頃、東北時代にそれまで使ってた大森「キャリアーNo.1」のベールスプリングが壊れて、次をなににするかPENNの「4300ss」とダイワ「ウィスカートーナメントSS650」と迷って、結局逆転防止のバネが壊れたトーナメントではなく、4300ssを選んだんだけど「コイツもそのうちバネは壊れるだろうし、バネの予備は持っておくとして、もう1台予備機が欲しいな」と思ってたら、仙台に所用で行ったときに、JOS師匠のお師匠さんにあたる人がやってる釣具屋さんに寄ったら、1世代前の430ssが売っていて、スペアスプール共通だし金属製で格好いいしで手が出た。買っておいてまったく後悔しなくてすむ良さがあった。4300ssもウォームギア機で、かつ左右ハンドル交換可能、樹脂製本体と正常に進化した機種だと思うけど、430ssはインスプール時代の714Zの内部機構をほぼ蹈襲してアウトスプール化していて、ギアはデカいしアルミボディで重いしだけど、重めのローターならではの回転の安定感、滑らかさがあって釣り味は抜群。雪の山の中でコケてハンドル折れて万事休すと思ったら、4300ssが出て430ssは廃盤になったけど、超ロングセラー機であるインスプールの714Zのほうはまだ現役で、ハンドル共通であっさり復活した。売るためにいちいち互換性のない”デザインのためのデザイン”で新たな金型作って値段あげて売るしょうもないメーカーとPENNは違うんです。 3番手、440ssはおそらくだけど、スピンフィッシャーシリーズ最初の樹脂ボディーがこの時代の440ss。4桁になる前に440ssだけ樹脂ボディーのが出てると私は認識してます。違ってたらご指摘を。4400ssの通常型?とはギアがハイポイドギアなのが違うぐらいでほぼ一緒。樹脂製440ssで問題なしと見て、4桁に移行する際に5500ss以下の中型サイズをこの樹脂製440ssを基準に樹脂化したという流れかと。実は440ssと450ssの2機種は時代によって設計がだいぶ変更されていて見た目も違う、別タイプはまず中古市場に出てこなくて、出てきたら4,5万ぐらいは突っ込む心づもりはしているんだけど、出てきたためしがない。日本では出回ってなかったのかもだけど米国では普通に販売されてたようなので、なぜイーベイとかでもみかけないのかちょっと謎である。コイツと450ssの別タイプが揃えば役満手で九連宝燈だと思っている。PENN好きならどれのことを言ってるのか分かると思うけど、そうアレです。売っても良いよという方は状態にもよりけりですが4,5万で良ければ買います。ご連絡お待ちしてます。で、この440ssは「実はペンリールを整理していた所、使わないリールなどが出てきたので是非ナマジさん引き取って頂けないでしょうか?ヤフオクなど出品も面倒でしないので受け取って頂けるとありがたいです。」と読者の方にいただいてしまったブツである。ありがたくいただいて、このあたりから3桁も揃いそうだなと、変な気を起こしてしまいました。アタイ病気が憎いッ! 4番手、450ssは金属ボディーで、4500ssがボディーを樹脂化してギアをハイポイドフェースギアにした後継機で、ハンドルキャップやらベールスプリングは4桁中型機共通仕様になったけどあんまりいじってない。変えなくて良いところは変えない。これ重要。「新製品はここが違うんです」って言うためだけに、互換性もクソもない、過去の実績も捨てたようなモノを作って金型新たに起こして、その分を価格に転嫁して、およそろくなことにはならんのは、釣り具に限らず工業製品全般に共通するってのは、口を酸っぱくして歯が溶けるぐらいこれまでも言ってきたけど、何度でも繰り返し今後も言わなきゃならんのだろう。長く使えるモノを作ってしまうと商売が成り立たなくなるってのも分からんでもない。けど、そんなのばっかりじゃ困るし、多少値段高くても、手入れしてなんなら直しながら20年ぐらい使えるような製品があっても良いだろうと思う。釣り具なら米国では”ダイワ”がトーナメントSSをビックリするぐらい長いこと売ってた(る?)。やりゃできるじゃんと思うと同時に、日本じゃ釣り人がアホばっかりで無理って思わされる。当ブログ、内容にはそこそこ自信ははあるけど、日本の釣り師はアホばっかりなので閲覧数が稼げんなと”カリスマ釣り師”を自称するようになって閲覧数がちょっとだけ増えたんだけど、まあネットで”バズった”といえば万バズって言葉があるように何万って閲覧数になることをいうんだろうけど、ワシのブログも普段2~3百閲覧/日なのが、たまに千越えるときがあって、なんだろなと解析を見てみると、特定の検索ワードやらSNSでの紹介とかではないのかもだけど、米国やら独逸やらからの閲覧がボコッと増えてる時があって、今時AIの自動翻訳が性能良くなってワシのブログも翻訳して読んでくれてる日本語が母国語じゃない人も居るようである。大森とかPENNとかD・A・Mとかについてマニアックなこと書いてるジャパニーズがいるぞって面白がってもらえているなら幸いである。まあワシも海外サイト普通に自動翻訳噛ませて閲覧するからね。まだあんまり上手な翻訳じゃないけど意味補完すれば流れで読めなくもない。我が国のアホ釣り師どもに無視されても、違いの分かる世界の釣り人には分かっちゃうんだね(単純に母数がでかいって話ではある)。便利な時代なのか落とし穴の入り口か。 5番手は550ss。日本の海のルアーフィッシング黎明期、ダイワやシマノがろくなドラグも搭載してない、堤防ぶん投げ仕様のリールしか作ってなくて、ドラグ効かせて16ポンドナイロンとかでシイラやらをやっつけるのに、あるいは磯でヒラスズキってなときに、圧倒的な支持を得て使われた名機。なんてのはワシが説明する必要はないよねってぐらい。ワシがシイラ始めるときには既に次の世代の5500ssになっていて、樹脂製ボディーってどうなのよ?と一抹の不安があったけど「なにも問題ないよ」とのJOS師匠の言葉に従って購入。まあ樹脂製ボディーについてなにも問題は生じませんでした。樹脂製ボディーについてとことわったのは、まあこの時代のスピニングの宿命としてベールスプリングはそれなりに交換必要だし、長期的にはスプールが乗ってる主軸の台座の軸が割れたってのは以前にも紹介した。で、まあワシが使うのは5500ssで良いンだけど、550ssはちょっと格好いいし歴史もあって良いリールだなと思ってはいたんだけど、これまたJOSさんが当時使ってたのをもう使わないからとくれた。ベールスプリングが下の写真の左のようにちょっと独特な形状でなにか意図があったんだろうけど、その理由はよく分からん。分からんけど4桁になってボディー樹脂化するときに、4500ss同様に440ssと共通の普通のトーションバネになった。3巻きで耐久性上げてると思うけどまあ今のグルグルネジ方式とは違って定期的に交換必要なのは一緒。550ssで試したけどあんま変わらんかったので、互換性を重視して440ss、4400ss、4500ss、5500ssと共通のベールスプリングが使われている。450ssは形状は似てるけど共通のベールスプリングではない。樹脂製の440ssで良い塩梅だったベールスプリングを4桁中型機で採用している。樹脂製ローターを削らないようにとかそういう設計思想があるんだろうか?わからんけど同世代で共通部品で済むのは部品備蓄の面ではありがたい。 6番手650ssが、意外に根強い需要があるのか出てくると入札するけど落とせなくて、最後の1機種となった。まあ落としたけどな。ちなみに4800円落札+送料で相場よりちょっと安かったかなという感じ。コレクターズアイテムではないので実用機として6,7千円ぐらいが相場だと思っている。このサイズから上は外蹴り式でより単純なので、ベールスプリングとドラグパッド、スプールが座るテフロンワッシャーぐらいを交換していけば多分100年ぐらい使える。ちょっと留意が必要なのがこの時代はハンドルの左右交換を、れいの先と元と太さ変えて1本で逆ネジに対応しているのではなく、右巻用のネジが別途付属している方式なことで、まあ箱等付属品込みで入手しないと交換用ネジはついてないことがほとんどなので「写真に写っているモノが全て、現状渡し」を前提に左ハンドルを買わないと(左利きの人は逆)困ったことになる。ということで左ハンドルのを狙って確保したところ。 7番手、750ssもこれまた、JOSさんのお下がりで”オマエどんなけリールとかもらってるねん?”って話で、ワシがPENN好きになったのも元を正せば師匠に行き着くのかと再認識した次第。当たり前に左ハンドル付いてるけどこれも同じく右用、左用のハンドルネジがあるタイプ。この個体は7500ssの予備機として遠征に持ち込んだので、結構魚釣ってるというか同行した”釣りの上手い人”がボコボコ釣ってるはず。ワシが死ぬ前に誰か物の価値が分かる人に引き継がんと、せっかく100年は使えそうな機種なのにもったいないなと思うところ。正直、青物ぐらいまでなら純正で普通に使えます。ワシはハンドルがコーヒーミル型が好きなので換えて使ってたけど、そのへんはお好みで。スピニングリールでゴリ巻きとか”分かってない”使い方をしなければ、マグロでもなんでも釣れます。走りまくる魚にはラインローラーにベアリング入った4桁後期のssjとかの方が安心かな。3桁でも無印4桁と共通の社外品も多いのでお好きなように。ちなみにssj用のラインローラーはssのベールワイヤーとかに適合しないので、一式まとめて交換必要になります。規格品のベアリングにあわせてそうなったのか、PENNにしては珍しい面倒くささ。ちなみに下の写真はハンドルネジの比較で、右の4桁7500ssになると先の方と奥で太さを変えて逆ネジにしているのがお分かりいただけるだろうか? 最後8番手の850ss。8500ss自体まったく釣り場に持ち出したことがないのに買ってしまいました。しかも箱付きだったので左巻用のネジ入ってるだろうと思ってたらなかったので泣きました。ということが低目の理由。ハンドルネジの左右共通化はどうも3桁の途中で起こったようにみられて、450ss、550ssは我が家にある個体も左右両用化されていて、中型機はどうも早い段階でそうなった様子。面倒くさいのが大型機で、6500ssに3桁のハイポイドギアが入ってるのがあったんだけど、4桁時代は基本ハイポイドフェースギアで、部品が余ってたので4桁でも初期のものにはハイポイドギアを入れているンだと推理している。そのハイポイドギアに刺さってるハンドルネジは既に左右両用。当然メインギアの軸に切ってある雌ねじも左右で径が違うので、左右両用のハイポイドギアを作っていた時期があったはずで、650ssには3桁大型機でも少なくとも650ssにはハンドルネジ左右両用版のがあったと思われる.750ss、850ssに左右両用のハンドルネジのものがあったのか?手にしたことがないので分からん。ご存じの方おられたら情報提供よろしくです。あと地味に3桁大型機は初期の頃には銘板がD・A・Mみたいなシボ加工の入った塗装で、その後普通に金属板、4桁になるとプニプ二した樹脂(三桁でも後期440ssはプニプニ)。ハンドルも初期は銀色のメッキ、その後軸の上に出っぱりのある黒(この850ss)、後期は黒で平面的な形(650ssのほう)、ノブはいずれも魚雷型と細かい違いはございます。全部集めるつもりはないけど、なるべくいろんな時代のを手に入れて”国士無双”みたいにして比較してみたいなと思ったり思わなかったり。なんにせよこれ以上買うな。その一言に尽きる。でも、なんか気がつくと役ができそうになってるのがPENNだけみてもまだあって、たとえばインスプール時代のスピンフィッシャーをと思うと、716Z、714、714Z、712、700、704、706Zと在庫していて、710か710zで一気通貫低目がリーチになってる。Zで揃えるなら高目で、加えて712Zと704Zが必要になる(700Zってないよね?)。逆にグリーニーで揃える役満手”緑一色”でも716、710、706の3機種。なんだけど、インスプールだと、720Zは持ってるとして722Zもあるやんけとか、左利き仕様の右ハンドルモデル713、713Z、711、711Z、702、705、705Z、707という弾数も少ないのが目に見えている深い沼が待っていて、やっぱり結論は”これ以上買うな”に尽きるんだろうなと思う。思うけど一度頭に思い浮かんだ妄執をふりはらうことがワシにできるのか?アタイ病気が憎いッ!
2026年3月14日土曜日
鎖帷子にチェーンメイル、洋の東西違えども発想は一緒、そして海の生き物にも
ハリセンボン属は見るからに捌くの面倒くさそうだけど、このイシガキフグもトゲは短いけどおそらく似たような面倒くささだと思うので、ネットでお勉強してから捌きに入った。
挟みでバチバチと背中を切り開いて皮をベリベリ剥ぐのがお作法らしいんだけど、まあ普通背中の正中線の脇あたりには包丁が入るコースがあるもので、包丁でもイケるだろうと思ってたけど早々に認識の甘さを思い知る。棘は皮に埋もれているベンツマークのような形の土台?からチョコンと生えていて、ベンツマーク自体は交互に隙間なく重なるように配置されていて、それを切らずには皮を切り開くことができない。確かにこれは調理バサミでバチバチ切らないと無理。どうなってるかというと、確か骨格標本作ってる好き者が居たよなと「 イシガキフグ骨格標本」で画像検索かけたら、よくこんな面倒くさい標本作る気になったなというような力作が結構ヒットしてくる。この防御力なら毒無しでも生きていけるのも納得の骨組み、というか棘関連は鱗由来だけど、なんにしろ防御力が高い。でもさすがにホモサピの生み出した便利な道具であるハサミには勝てずバチバチッとぶち切りながら背中を切り開くと、皮自体はベリベリッと綺麗に剥がれて、各鰭と口周りをチョイチョイと追加で切ってやりながら丸裸にできる。 で、内蔵を包んでいる膜を剥がして、内臓を取り出すと肝臓はそこそこ大きい。浮き袋も美味しそうな分厚さ、消化管もフグの仲間なので膨らむための膨張嚢とかいう胃の部分とかこれは美味しそう。腸管もまあまあ食えそう。内臓を包んでた膜もたべられるだろう。ただ今回肝は食わなかった。もったいないけどなんかビタミンA中毒みたいな症状が出たと報告している方がいて、やめた方が無難かなと判断。フグ料理はお客に提供するにはフグ処理者免許が必要なぐらいで、まあ危ないと思ったら手を出さない方が良い。フグの毒化はテトロドトキシンにせよパリトキシンにせよ餌生物に左右されるので、海洋環境が変化しつつある昨今では、昔は無毒だったのにというのもあり得るので、アタると死にかねないので自家消費はやりたければやればいいけど気をつけてっていう話だと思う。 そして、捌いて報告している人のほとんどが”身が少ない”と驚いているけどワシも驚いた。右の写真は三枚おろしにした残りではない。背骨のまわりにまとわりついているのが筋肉であり、いわゆる”身”の部分。栄養状態よくなくて痩せていたとはいえ、まあこんなもんらしい。尻尾振って泳ぐための筋肉が貧弱ゥーッ!って感じで、防御力高くて急いで逃げる必要ないとこんなもんで足りるっていう話だろう。あとフグなので膨らむ関係上から助骨もない。生物は必要のないものはすぐに退化させるってのはありがちな話で、天敵の居ない孤島では鳥が飛ぶ能力を失うのなんかが典型だけど、イシガキフグにせよハリセンボン系にせよ防御力は棘で稼ぐので「毒は要らない」ってなったんだろう。無駄なコストをかけないのが進化の王道なんだけど、性選択による”派手なオス”とかの例外もあるのもまた生命の不思議で面白いところ。2026年3月7日土曜日
明日できることを明後日に
なにをヤッちまったかというと、去年主力で使ってたベイトのABU「アンバサダーブラックマックス」と大森製作所「タックルNo.2」改ベールレス仕様をシーズン終わった12月に「バラして塩抜きしてフルメンテしておかねばな」と思ってから、はや2ヶ月ちょい、暇なときにでもと先送りにしてしまった結果、春シーズン直前になってやっと手を付けたときには、ちょっといただけない状態になってしまっておりました。反省。
まずは、主にシーバスに使ってたタックルNo.2、昨年も非常に快調でラインローラーとハンドルノブ、主軸がローターに刺さっているところにはまめに注油してたけど、フルメンテはラインローラーが糸溝ついてきて換装したときにやっただけでその後放置。のわりにはたいしたことなくて、矢印で示した逆転防止のローター軸のギアに填まってる部品が鉄系なので、ちょっと錆びてグリスが茶色くなってた程度で不具合生じるような腐食は生じてなかった。浸水した形跡があるけどベアリングも錆びてなくて一安心。この時代の大森の場合、主軸と逆転防止の部品が鉄系で、ベアリングもステンで腐食するのでまめな塩抜き推奨である。といっても単純で整備性はとても良いのでたいした手間じゃなく、もっと手をかけてやらねばならなかったと思う。 で、ちょっとまずかったのがABUのほうで、こいつは樹脂製本体なので、そのあたりは腐食に強いっていうのもあって油断したのと、指で外せるネジでカパっと左カバーを外してスプールのベアリングとかに注油は簡単なのでそこまではまめにやれるんだけど、そこから先バラそうとすると意外に面倒くさいうえに、レベルワインダーのグルグル棒の外し方が分からんとかややこしい面もあって、おろそかにしてしまっていた。土砂降りの中使った後バラしてから右カバーの方は開けてなかった。まあ半年以上雨の日の運用も多い中放置プレイ。そらまずいわなと薄々かんじてたけど「まあいいや」と先延ばし。その結果はメインギアの上のドラグ押さえの鍋蓋型パーツ、その上の金属ワッシャーあたりに錆の混じったグリスがまとわりついている状態。幸い錆びてたのは1カ所で、ステンのベアリングは今回問題なく、錆びてたのは革のドラグパッドを押さえる鍋蓋型部品で、革に接触する側の面が、鉄系にクロームメッキだと思うんだけど、メッキはげまくりでめくれたメッキが凸凹作ってて、とてもドラグパットとの間で滑らかに回るようには思えない。この状態でも、実はドラグは相応にまともに機能していた。なぜならドラグパッドの革には表裏2面あって、鍋蓋が押さえる面がまともに回ってなくても、メインギアの底面に革があたってる面がスムーズに回ればドラグとしてはまともに機能する。メインギアは錆に強い真鍮なのでまずこちらの面が固着したり、腐食で凸凹して滑らかさが損なわれたりというのは考えられない。けど、両面スムーズに滑って、よしんばどちらかが固着しても片方で機能するっていうのは確保しておいた方が良いだろう。アンバサダーはそれなりに”部品売り”が盛んなリールなので新しい交換部品を買っても良いし、同型列の機種は何台か確保してあるのでそっからもってきても良い。でもまあ鍋蓋型部品の裏面は、凸凹してなくて引っかかりなくドラグパッドとの間で滑らかに滑ってくれれば良いだけで、どうせ錆びたし、耐腐食性ガン無視で、サンドペーパーで引っかかりが無いようにならしてしまって再利用ということにした。腐食して凹んだところを削りきるところまではいかなかったけど、剥がれたメッキが尖ってるような凸部がなく、多少凹んでるところはあっても、尖ったところがなくなだらかな凹面なのでグリス塗って組んでみた感触からいって問題ないようだ。ここは錆びると認識して豆に塩抜きしてやって、錆び始めたらまたサンドペーパーでならしてやろう。ブラックマックスまったく魚釣る性能的には満足しているけど、整備性はレベルワインダーが外し方わからないとか、ギア側を整備するには結局全分解が必要とか、やや面倒くせぇ部分があるけど、そのぐらいはめんどくさがらずちゃんと整備してやれという話で、削らなきゃならんぐらい錆びさせたのはお恥ずかしいかぎりである。海水使用を前提にすると、とにかく塩による腐食対策というのが重要で、バス用クラスのアンバサダーだとやや素材選定に塩に対する耐腐食性が足りない部分もあるので注意が必要かも。そのあたり、放置でも交換すれば良いベアリングぐらいしか錆びないPENNの耐腐食性の高い素材選定・設計は、海で使うのには面倒くさくなくて良いというのを改めて感じるところ。大森やABUも決して錆びやすい塩水で使えないリールではないけど、それが売りのPENNほどではないということか。 まあ、ズボラなことをやってると、しょうもないミスを犯しがちで、「マイコン200」シリーズの201の替えスプールがネットオークションに出てたので、「お、2台体制でスプールを替えスプール化してるから1台スプール無し状態なんだよな。ちょうどいいや買っておこう」と買って届いて填めようとした填まらん。ワシ使ってるの「202」やんけ!ということで使い道のない201のスプールが我が家の蔵に転がって居る状態が発生してしまっていて、これは非常に良くない。なぜなら「スプールあるし、201本体1台確保すれば替えスプールあり体制できるじゃん」ってなってまた買ってしまうのが目に見えている。202はぶっ込み泳がせ様で用途があり、201は若い頃の愛機の一つであるマイコン「301TB」とかぶってるので要らんはずなのに、既に手頃な値段で出物があったら確保するつもりになってしまっている。なんのためにエクセルで台帳作ってるのかって話で、ちょっと開いて確認すれば良かっただけなのに、その手間をかけなかったズボラさが症状に拍車をかける。アタイ、病気が憎いっ!






























