年開けて魚釣れなさ過ぎて、リール買いまくった時にPENN「スピンフィッシャ-650ss」を買ったわけだけど、なぜ買ったのか、いつものことですが説明させてください。まあ常習犯であり、ダーティー・ハリーなら弁解の機会など与えず44マグナムぶちこむところかもしれませんが、皆様日本は法治国家です。いきなり撃っちゃダメ。
650ssは実は何度も手を出そうとして引っ込めてきた経緯がある。なぜならワシも昔は使用を前提としないリールを買わないことにしていて(ウソじゃないです、少なくともサイト立ち上げた頃にそんなことを書いた記憶がある)、4桁スピンフィッシャーは全サイズそろえたけど、3桁でやるのはやめておこうと心に決めていた。いたけど、気がつけば使わなくても、あるいは使えなくても、蓋開けて中身見るためだけにリールを買うようになっていて久しく、今更3桁は集めないもクソもねえだろって話で、気づけば既に持っていないのは450ss、650ss、850ssになっていて、去年ぐらいから安めの弾があったら入札していて、450ss確保してイーシャンテン、850ss確保でリーチかかって、650ssは意外に需要あるのか競り負けてたんだけど、なんとか確保して「ロン!」って感じで麻雀の役でいうところの”一気通貫”いっちょあがり。ということで冒頭の集合写真とあいなりました。950ssがないじゃんって思うかもだけど、その大きさはスプール裏の大口径ドラグとか搭載して4桁になってから9500ssとして登場した新機軸の機種なので3桁にはない。
ただ、一気通貫であがったのはいいけど、これまた麻雀にたとえるといわゆる安目で、泣き入ってるし、もうちょっとつくれば高目になるし、さらに発展させれば”九連宝燈”に相当するような役満手にも発展させられるので、どうにかならんかなと、麻雀と違って安目で揚がった後も蒐集は続けることができるので密かに狙っている。
とはいえ一応イッツーであがったので、今回各機種の使い道とかは4桁とあんま変わらんのであんまり触れず。仕様に関してもまあサラッと触れる程度で、主に入手にまつわるお話をダラダラと書いてみたい。
ということで、先頭打者は小さい方から420ss。これは、以前どっかで書いたかもだけどJOS師匠からいただいた。ワシが仕事やめてこちらに来るときに、わざわざ最寄り駅まで見送りに来てくれて、その時に「ヤフ○クとかで売ってもたいして値段つかないし、使ってくれたら嬉しい」と餞別として渡してくれた。色んな意味で良い師匠を持ったものである。ワシみたいな偏屈な輩にもいつも目をかけてくれて、返しきれない恩を感じている。ワシが背負ってる”神聖な負債”の借入先の大きな部分が2人居る師匠なのは間違いないって話。まあいつも書いてるように負債額大きすぎて直接返せるとは思わんけど、”釣りの世界”そのものに対してちょっとずつでも返済し続けたい。たいした値段つかないってことはなくて、アウトスプールのスピニングとしては珍しく中古市場で普通に1万円を越えてくる。まあワシにとってはそんなはした金どうでも良いけどな。紀伊半島での釣りを模索している時期にメチャクチャ働いてくれて現在殿堂入りで蔵に保管しているけど、久しぶりに撮影用に引っ張り出したら、ちょっと色んな想いが溢れてたまらんかった。 2番手は430ss、若い頃、東北時代にそれまで使ってた大森「キャリアーNo.1」のベールスプリングが壊れて、次をなににするかPENNの「4300ss」とダイワ「ウィスカートーナメントSS650」と迷って、結局逆転防止のバネが壊れたトーナメントではなく、4300ssを選んだんだけど「コイツもそのうちバネは壊れるだろうし、バネの予備は持っておくとして、もう1台予備機が欲しいな」と思ってたら、仙台に所用で行ったときに、JOS師匠のお師匠さんにあたる人がやってる釣具屋さんに寄ったら、1世代前の430ssが売っていて、スペアスプール共通だし金属製で格好いいしで手が出た。買っておいてまったく後悔しなくてすむ良さがあった。4300ssもウォームギア機で、かつ左右ハンドル交換可能、樹脂製本体と正常に進化した機種だと思うけど、430ssはインスプール時代の714Zの内部機構をほぼ蹈襲してアウトスプール化していて、ギアはデカいしアルミボディで重いしだけど、重めのローターならではの回転の安定感、滑らかさがあって釣り味は抜群。雪の山の中でコケてハンドル折れて万事休すと思ったら、4300ssが出て430ssは廃盤になったけど、超ロングセラー機であるインスプールの714Zのほうはまだ現役で、ハンドル共通であっさり復活した。売るためにいちいち互換性のない”デザインのためのデザイン”で新たな金型作って値段あげて売るしょうもないメーカーとPENNは違うんです。 3番手、440ssはおそらくだけど、スピンフィッシャーシリーズ最初の樹脂ボディーがこの時代の440ss。4桁になる前に440ssだけ樹脂ボディーのが出てると私は認識してます。違ってたらご指摘を。4400ssの通常型?とはギアがハイポイドギアなのが違うぐらいでほぼ一緒。樹脂製440ssで問題なしと見て、4桁に移行する際に5500ss以下の中型サイズをこの樹脂製440ssを基準に樹脂化したという流れかと。実は440ssと450ssの2機種は時代によって設計がだいぶ変更されていて見た目も違う、別タイプはまず中古市場に出てこなくて、出てきたら4,5万ぐらいは突っ込む心づもりはしているんだけど、出てきたためしがない。日本では出回ってなかったのかもだけど米国では普通に販売されてたようなので、なぜイーベイとかでもみかけないのかちょっと謎である。コイツと450ssの別タイプが揃えば役満手で九連宝燈だと思っている。PENN好きならどれのことを言ってるのか分かると思うけど、そうアレです。売っても良いよという方は状態にもよりけりですが4,5万で良ければ買います。ご連絡お待ちしてます。で、この440ssは「実はペンリールを整理していた所、使わないリールなどが出てきたので是非ナマジさん引き取って頂けないでしょうか?ヤフオクなど出品も面倒でしないので受け取って頂けるとありがたいです。」と読者の方にいただいてしまったブツである。ありがたくいただいて、このあたりから3桁も揃いそうだなと、変な気を起こしてしまいました。アタイ病気が憎いッ! 4番手、450ssは金属ボディーで、4500ssがボディーを樹脂化してギアをハイポイドフェースギアにした後継機で、ハンドルキャップやらベールスプリングは4桁中型機共通仕様になったけどあんまりいじってない。変えなくて良いところは変えない。これ重要。「新製品はここが違うんです」って言うためだけに、互換性もクソもない、過去の実績も捨てたようなモノを作って金型新たに起こして、その分を価格に転嫁して、およそろくなことにはならんのは、釣り具に限らず工業製品全般に共通するってのは、口を酸っぱくして歯が溶けるぐらいこれまでも言ってきたけど、何度でも繰り返し今後も言わなきゃならんのだろう。長く使えるモノを作ってしまうと商売が成り立たなくなるってのも分からんでもない。けど、そんなのばっかりじゃ困るし、多少値段高くても、手入れしてなんなら直しながら20年ぐらい使えるような製品があっても良いだろうと思う。釣り具なら米国では”ダイワ”がトーナメントSSをビックリするぐらい長いこと売ってた(る?)。やりゃできるじゃんと思うと同時に、日本じゃ釣り人がアホばっかりで無理って思わされる。当ブログ、内容にはそこそこ自信ははあるけど、日本の釣り師はアホばっかりなので閲覧数が稼げんなと”カリスマ釣り師”を自称するようになって閲覧数がちょっとだけ増えたんだけど、まあネットで”バズった”といえば万バズって言葉があるように何万って閲覧数になることをいうんだろうけど、ワシのブログも普段2~3百閲覧/日なのが、たまに千越えるときがあって、なんだろなと解析を見てみると、特定の検索ワードやらSNSでの紹介とかではないのかもだけど、米国やら独逸やらからの閲覧がボコッと増えてる時があって、今時AIの自動翻訳が性能良くなってワシのブログも翻訳して読んでくれてる日本語が母国語じゃない人も居るようである。大森とかPENNとかD・A・Mとかについてマニアックなこと書いてるジャパニーズがいるぞって面白がってもらえているなら幸いである。まあワシも海外サイト普通に自動翻訳噛ませて閲覧するからね。まだあんまり上手な翻訳じゃないけど意味補完すれば流れで読めなくもない。我が国のアホ釣り師どもに無視されても、違いの分かる世界の釣り人には分かっちゃうんだね(単純に母数がでかいって話ではある)。便利な時代なのか落とし穴の入り口か。 5番手は550ss。日本の海のルアーフィッシング黎明期、ダイワやシマノがろくなドラグも搭載してない、堤防ぶん投げ仕様のリールしか作ってなくて、ドラグ効かせて16ポンドナイロンとかでシイラやらをやっつけるのに、あるいは磯でヒラスズキってなときに、圧倒的な支持を得て使われた名機。なんてのはワシが説明する必要はないよねってぐらい。ワシがシイラ始めるときには既に次の世代の5500ssになっていて、樹脂製ボディーってどうなのよ?と一抹の不安があったけど「なにも問題ないよ」とのJOS師匠の言葉に従って購入。まあ樹脂製ボディーについてなにも問題は生じませんでした。樹脂製ボディーについてとことわったのは、まあこの時代のスピニングの宿命としてベールスプリングはそれなりに交換必要だし、長期的にはスプールが乗ってる主軸の台座の軸が割れたってのは以前にも紹介した。で、まあワシが使うのは5500ssで良いンだけど、550ssはちょっと格好いいし歴史もあって良いリールだなと思ってはいたんだけど、これまたJOSさんが当時使ってたのをもう使わないからとくれた。ベールスプリングが下の写真の左のようにちょっと独特な形状でなにか意図があったんだろうけど、その理由はよく分からん。分からんけど4桁になってボディー樹脂化するときに、4500ss同様に440ssと共通の普通のトーションバネになった。3巻きで耐久性上げてると思うけどまあ今のグルグルネジ方式とは違って定期的に交換必要なのは一緒。550ssで試したけどあんま変わらんかったので、互換性を重視して440ss、4400ss、4500ss、5500ssと共通のベールスプリングが使われている。450ssは形状は似てるけど共通のベールスプリングではない。樹脂製の440ssで良い塩梅だったベールスプリングを4桁中型機で採用している。樹脂製ローターを削らないようにとかそういう設計思想があるんだろうか?わからんけど同世代で共通部品で済むのは部品備蓄の面ではありがたい。 6番手650ssが、意外に根強い需要があるのか出てくると入札するけど落とせなくて、最後の1機種となった。まあ落としたけどな。ちなみに4800円落札+送料で相場よりちょっと安かったかなという感じ。コレクターズアイテムではないので実用機として6,7千円ぐらいが相場だと思っている。このサイズから上は外蹴り式でより単純なので、ベールスプリングとドラグパッド、スプールが座るテフロンワッシャーぐらいを交換していけば多分100年ぐらい使える。ちょっと留意が必要なのがこの時代はハンドルの左右交換を、れいの先と元と太さ変えて1本で逆ネジに対応しているのではなく、右巻用のネジが別途付属している方式なことで、まあ箱等付属品込みで入手しないと交換用ネジはついてないことがほとんどなので「写真に写っているモノが全て、現状渡し」を前提に左ハンドルを買わないと(左利きの人は逆)困ったことになる。ということで左ハンドルのを狙って確保したところ。 7番手、750ssもこれまた、JOSさんのお下がりで”オマエどんなけリールとかもらってるねん?”って話で、ワシがPENN好きになったのも元を正せば師匠に行き着くのかと再認識した次第。当たり前に左ハンドル付いてるけどこれも同じく右用、左用のハンドルネジがあるタイプ。この個体は7500ssの予備機として遠征に持ち込んだので、結構魚釣ってるというか同行した”釣りの上手い人”がボコボコ釣ってるはず。ワシが死ぬ前に誰か物の価値が分かる人に引き継がんと、せっかく100年は使えそうな機種なのにもったいないなと思うところ。正直、青物ぐらいまでなら純正で普通に使えます。ワシはハンドルがコーヒーミル型が好きなので換えて使ってたけど、そのへんはお好みで。スピニングリールでゴリ巻きとか”分かってない”使い方をしなければ、マグロでもなんでも釣れます。走りまくる魚にはラインローラーにベアリング入った4桁後期のssjとかの方が安心かな。3桁でも無印4桁と共通の社外品も多いのでお好きなように。ちなみにssj用のラインローラーはssのベールワイヤーとかに適合しないので、一式まとめて交換必要になります。規格品のベアリングにあわせてそうなったのか、PENNにしては珍しい面倒くささ。ちなみに下の写真はハンドルネジの比較で、右の4桁7500ssになると先の方と奥で太さを変えて逆ネジにしているのがお分かりいただけるだろうか? 最後8番手の850ss。8500ss自体まったく釣り場に持ち出したことがないのに買ってしまいました。しかも箱付きだったので左巻用のネジ入ってるだろうと思ってたらなかったので泣きました。ということが低目の理由。ハンドルネジの左右共通化はどうも3桁の途中で起こったようにみられて、450ss、550ssは我が家にある個体も左右両用化されていて、中型機はどうも早い段階でそうなった様子。面倒くさいのが大型機で、6500ssに3桁のハイポイドギアが入ってるのがあったんだけど、4桁時代は基本ハイポイドフェースギアで、部品が余ってたので4桁でも初期のものにはハイポイドギアを入れているンだと推理している。そのハイポイドギアに刺さってるハンドルネジは既に左右両用。当然メインギアの軸に切ってある雌ねじも左右で径が違うので、左右両用のハイポイドギアを作っていた時期があったはずで、650ssには3桁大型機でも少なくとも650ssにはハンドルネジ左右両用版のがあったと思われる.750ss、850ssに左右両用のハンドルネジのものがあったのか?手にしたことがないので分からん。ご存じの方おられたら情報提供よろしくです。あと地味に3桁大型機は初期の頃には銘板がD・A・Mみたいなシボ加工の入った塗装で、その後普通に金属板、4桁になるとプニプ二した樹脂(三桁でも後期440ssはプニプニ)。ハンドルも初期は銀色のメッキ、その後軸の上に出っぱりのある黒(この850ss)、後期は黒で平面的な形(650ssのほう)、ノブはいずれも魚雷型と細かい違いはございます。全部集めるつもりはないけど、なるべくいろんな時代のを手に入れて”国士無双”みたいにして比較してみたいなと思ったり思わなかったり。なんにせよこれ以上買うな。その一言に尽きる。でも、なんか気がつくと役ができそうになってるのがPENNだけみてもまだあって、たとえばインスプール時代のスピンフィッシャーをと思うと、716Z、714、714Z、712、700、704、706Zと在庫していて、710か710zで一気通貫低目がリーチになってる。Zで揃えるなら高目で、加えて712Zと704Zが必要になる(700Zってないよね?)。逆にグリーニーで揃える役満手”緑一色”でも716、710、706の3機種。なんだけど、インスプールだと、720Zは持ってるとして722Zもあるやんけとか、左利き仕様の右ハンドルモデル713、713Z、711、711Z、702、705、705Z、707という弾数も少ないのが目に見えている深い沼が待っていて、やっぱり結論は”これ以上買うな”に尽きるんだろうなと思う。思うけど一度頭に思い浮かん妄執をふりはらうことがワシにできるのか?アタイ病気が憎いッ!









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