2026年2月21日土曜日

244

 年開けて、カマスは釣れンし、アジは渋いしで苦戦悶絶阿鼻叫喚。そんな状況でルアーチマチマ買っただけで症状が治まってくれるほどワシの病気は軽くない。アタイ病気が憎い!竿もリールも買ってしまってます。

 竿は、ダイワの古いパワーメッシュなブランクスを確保するため安い出物をサクポチっとした程度で収まっているけど、リールがちょっとまずい。サイエンテフィックアングラー「システム2ー89」、同「システム2ー78M」、PENN「スピンフィッシャー650ss」、大森製作所「キャリアーSS」と年開けてから畳みかけている(長年キャリアーって認識してたけどカタログ表記だと”キャリア”だな、まあいいや)。

 順に見ていくと、フライリールのシステム2関連はまあ今使ってるののスペアスプール体制強化であり、あって困るモノではないというかあると便利。「システム2ー89」のほうは、長くスプール1個体制だったんだけど少し前に替えスプール1個付きのをそこそこのお値段で確保してあり、ボラ釣りぐらいしか最近出番無いので、まあ充分かなとは思ってたけど、4200円と格安のがメルカリに即決で出てきてたので買わざるを得なかった。実はこのスプールに穴が開いてない初期型のシステム2って米国市場では人気があるようで、イーベイ見ていると、定価200ドルぐらいだったと思うけど、それを超えてプレミアつけた強気の値段で出品されてたりする。日本でも穴あき時代のは5千円しないぐらいの手頃な値段で買えるけど、穴無しのは1万円越えていることが多い。4200円は穴あきの相場ぐらいの値段でお買い得だった。アルミ鋳造(ダイキャスト)でスプールに穴開いてなくて、多少重いんだけど、その重さも含めて高級機種にはない、飾らない実用品の良さがあると思う。なにしろ見た目が渋くてゴツくて良い。多少重いのは9番ぐらいまではワシ気にならん。竿とリールが多少重くても、投げるラインの重さが9番で一緒ならどってことない。10番以上とかになると、竿とリールの重さよりも振るラインの重さがそろそろしんどい重さになってくるとは思う。

 で、カマス釣りやらで普段メインにしている8番のリールとしてはスペアスプール2個ありの「システム2ー78M」を使ってるんだけど、この大きさは同じ「78」でも「無印」「L」「M」とあり、加えてさっきも書いたように穴無しと、穴あきがあって、穴あきでもスプール外側面だけか、スプール内側も穴ありかとか細かい仕様違いが多くて、どれとどれが互換性あるのか、穴の有り無しは互換性ありそうに思うけど、現物で試さずネットでエイヤと買うっていうのは、まあ本体ごと買った場合スペアスプールがスペアリールになるだけで使えなくはないので良いんだけど、できたら同じ「78M」が欲しかった。で、しばらく前に出てきたんだけどヤフ○オク5000円スタートと、穴あきの3~4千円の相場を考えるとやや高く、売れンかったら値段下がってくるだろうと思ってたら、売れなかったのは予想どおりだったけど、出品取りやめてしまってガックリ。Lと無印はそこそこ出てくるけどMは結構珍しい。やっぱり「迷ったら買っておけ!あとで売ることはデキても、あとで買うことはデキん」というのは金言である。と思ってたら、珍しくあとで買うことができた。同じ出品者がまた出品してきたので、5000円開始価格+送料で無事確保。ヤレヤレだぜ。

 ラインは表層ユックリ引きたい時もあるのでタイプⅡとかも欲しい、もちろん主力のタイプⅥは予備ライン含め2本は釣り場に持ち込まねばならぬ。もいっちょ重いタイプⅦとかも用意して、メッキの時期にはフローティングも、とかになると、同時に全部使うことはなくても、いちいち巻き替えるのも面倒くせえので替えスプールか変えリールに巻きッパで運用できるのは楽で良い。見よ!この充実の8番9番のフライリール体制!!システム2穴無し89が3台にプラス替えスプール1つ、78Mが2台にプラス替えスプール2つ、「システム1-678」、「コンセプト2-35」が1台ずつ。加えてマグネシウム本体は塩に弱いとやっぱり判明してお蔵入りにしたリョービ「455MG」も2台プラススプール1つあって、川シーバスとかには出せる。もはや充実を通り越して過剰である。しかたないよね?病気だから。足るを知れば不足はないのに欲望に歯止めをかけられないのは人類の宿痾か?話がデカすぎる?

 「650ss」に関しては、我が家には既に後継機種の「スピンフィッシャー6500ss」が2台体制であるので実釣面ではまったく必要ない。使用感もギアは4桁が基本ハイポイドフェースギアで3桁がハイポイドギアという違いはあるけど、本体スプール互換性があるぐらい共通部品も多く分かるほどの差はないと思う。そもそも6500ss自体オカッバリ青物一発大物狙いぐらいしか出番無いのに従来型PENN両軸機に手を出したのでなおのこと出番が減ることが想定される。じゃあなんで買ったのか?っていうのはまた改めて別ネタで書きたいので今回は触れない。

 で、もいっちょの「キャリアーSS」は、一時4万とか5万とか異常な高値になってた人気機種をなんでマイナー好きのワシが買ってるのか?キャリアーでも若い頃の愛機「キャリアーNo.1」には思い入れもあるし3台持ってたりする。けど、SSはワシ的にはちょっとスプール径が小さすぎて、ウルトラライトタックルとしても”万能機”とお好きな人が評してた大森No.1サイズの方が使いやすくて、このサイズのリールに200gを切る軽量さがあったとてそれがどうしたって思ってた。にもかかわらず手が出てしまったのは、あんまり釣り具詳しくなさそうな中古なんでも屋さんがネットオークションに4台一山で売りに出してたんだけど、大森なんてマイナーなメーカー名聞いたことなかったのか、シマノ、リョービ他と件名がなっていて、「キャリア」はもちろん「大森製作所」「ダイヤモンド」とかで検索かけても表示されてこない状態で、かつ本体は樹脂製でサビに強いけど、金属パーツのベールワイヤーのラインローラの反対側とハンドルが腐食してて見た目ボロいので安く手に入るなと思ったのでダメ元で5220円で入札しておいたら4100円で落とせてしまったのである。ちなみにウオッチしてたのが6名でワシ以外にも気づいてはいたようだけど状態の悪さを鑑みて5千円も出せなかったのだろう。一時の異常な”プレ値”は、リールとしての実用性、性能が、当たり前だけどまったく変わってないにも係わらずすでに落ち着いていて、”大森アナリスト”としての相場観としては1万円台前半。箱とか揃って綺麗な個体で2万円超えれば良いところという感じになっている。まあこのボロさなら妥当な落札価格というモノだろう。ちなみに他の3台は要らんうえにかさばりそうなので、まだしも使えそうなシマノと本命のキャリアーSSの2台だけにして60サイズで送ってもらった。送られてきても整備する気にもならんようなゴミに送料かけたくない。ワケの分からん金銭的にまったく価値の無いような機種を喜々として購入してバラしているこれまでの所行からして意外に思うかもしれないけど、ワシの中には明確な基準があって、なんの個性も工夫も味わいもないような真の意味でのゴミスピは愛すべき”ゴミスピ”とは違うのである。ワシこだわりのある差別主義者なんである。

上段左タックルオートSS、右マイクロセブンCS
 で、使うならさっきも書いたようにNo.1サイズのほうが好きだし、なんならSSサイズも隠れた傑作「マイクロセブンCS」や金属本体の「タックルオートSS」も蔵には何台か転がってる。ゴメン嘘ついたマイクロセブンCSは4台、タックルオートSSも2台で、あわせたら”何台か”ではすまんぐらい在庫している。マイクロセブンCS価格高騰して5万円ぐらいになってくれんかね?今時の、水辺で使う道具として明らかにおかしい”防水性能”とかが求められるようなアホスピニング買うより、よっぽど使いやすいと思うけどな。ワシが古い道具使ってるのはノスタルジッて”味わい”を楽しんでるんじゃなくて、実釣面でそのほうが比較にならんぐらいストレスがなく快適だからである。マイクロセブンCシリーズは”カリスマ釣り師”であるナマジが太鼓判押すのでみなこぞってネットオークションに出てきたら入札するように。どうしても手に入らないという場合、ご連絡あれ。その場合ぼったくってあげるのでしっかりお布施を用意しておくように。ぶっちゃけそんな感じで想い出補正がなければ、同じ樹脂製本体の大森スピニングならキャリアーより丈夫さ耐久性を増してあるマイクロセブンCシリーズの方がワシ的には上だと思っている。まあこのへんは好みの問題でどっち選んでも良いリールには違いなく微差でしかない。ならなんで送料入れると5千円もかけて購入したのか。たとえ5千円で買ったとて、綺麗にしてやって整備して状態良好で出品すれば、1万円からにはなるだろうと思うし、まあ持ってても悪いリールじゃなしで、迷ったら買っておけで手が出てしまったというところ。

 でも、腐食した金属パーツは綺麗にするって言ったって限度があるから、そんな良い値で売れるほど綺麗にはできないだろって思うでしょ?もちろん腐食した部品を綺麗な見た目に戻すような技術は持ちあわせていない。でも、使用可能な状態でそれ以上腐食が進行しないようにお化粧するぐらいのことはできる。その上で使用前提で持ってる別機種やらから綺麗なパーツを持ってきて、キャリアーSSは綺麗な良品に仕上げて、実使用機は多少見た目があれでもまあいいやと割り切ることは可能。っていう判断であった。以前書いたようにキャリアーとマイクロセブンCにはスプール互換性がある。あるけど、意外にその他は共通していなくて互換性がない。ギアはオシュレーションが違ってるし、ボディー形状も異なる。今回の目当ての2カ所についても、ベールまわり一式なら交換は可能だけど、ラインローラーがCでは樹脂スリーブ入り硬質クロムメッキ仕上げなのに対してキャリアーは酸化アルミ系のセラミック直づけで寸法が違いラインローラーだけの交換は不可。ハンドルはキャリアーはいつもの大森三角パドル型ノブ、Cはウッド風の樹脂製ノブの魚雷型。なのでマイクロセブンCSからの移植は今回できない。で、どこから持ってくるか。ハンドルは三角パドルのはオートベールでも他の小型機でも共通なので珍しくない。もともと名機オートベールの樹脂ボディーでの復活っていうのが”キャリア”シリーズ公式見解なのでオートベールSSのハンドルは貼ってあるギア比のシールも一緒でまったく交換問題ない。けど、ラインローラー込みのベールまわりはやや難易度高い。比較的後期の韓国大森あたりでキャリアーやマイクロセブンCの系譜のものから持ってくるのかなと思って、「ポスカS」でも探してくるかなと思ったけど、そういえばブロウニングブランドに提供してた「SDX2」もSSサイズでラインローラーセラミックだったよなと思い出したのでこれで行けるだろう。上の写真でどちらも茶色っぽいセラミックローラーなのがお分かりいただけるだろうか?ベールまわり一式キャリアーの流用だろうという感じ。あと思いつくのは「キャリアマークⅡ」のSSサイズでも多分いけるだろうけど蔵に転がってるのはNo.1サイズなので、まあSDX2だなという判断で”綺麗な状態に持っていける”という思惑があっての入札だった。

 ところが現物届いて、ちょっと”つかまされた”気分。まあ意図的ではなかったのかもだけど、写真では見えない位置になっていた逆転スイッチが欠損している。中身確認で本体蓋開けてみたら、スイッチの樹脂パーツが折れて外れたようで、折れた樹脂パーツの出っ張りと止めてたパイプほか逆転防止関係の内部部品は残っていてスイッチの樹脂パーツがあれば復活可能。まあこれもオートベールSSから移植すれば良いだけだけど、交換後に見た目汚いけど実釣問題なしの個体が生じるのは良いとして、逆転防止まわりの部品供出したもともとのオートベールSSの機能が損なわれてしまうのはよろしくない。ただワシちょっと別件で逆転スイッチ省略してみようかなと思ってる機種があって、何かというと大森インスプール最後の機種にして傑作の呼び声も高い「コメットG1」の足を真ん中で切って束ねてグルグル縛って樹脂で固めた、グレ釣りとかでローター回転を指で調整しつつラインを送り出して竿を立てる”逆転釣法”用とおぼしき改造が施されたボロ個体を安く手に入れてあって、スピニングリールの機能はどこまで省略できるか?という考察の中でベールワイヤー取っ払ってマニュアルピックアップ機にした次は、ドラグと逆転防止を省略して、ローターの回転を右手人差し指で調整するっていう形になるのかなと考えて、そのためにはインスプールのローターの下部に指をあてるのが好適だろうなと思ってたところに安く出てきたので確保していたのである。こいつの逆転防止関係はそういうことで不要になる。サイズがあうかどうか、なんなら削ったり調整してなんとかならないかちょっと挑戦してみたいと考えている。なんともらならなかった場合は、まあ必要な部品か部品取り個体が出てくるまで気長に待つのかなと思っちょります。写真の4台でやりくりして、綺麗な純正部品揃ったキャリアSSと、多少腐食とかあるし間に合わせの部品で純正状態じゃなかったりするけど、使用には問題ないオートベールSS、SDX2、機能を削りまくった実験的なコメットG1の”使える”4台に仕上がると嬉しいなと目論んでおります。

 ただ、リールを分解整備したくなると、何でも良いから開いて中身を見てみたいという、サイコパス系の人体解剖してしまう快楽殺人者の気持ちもちょっと分かるぐらい、どうにも止められないぐらい、いじくり回したくなるんんだけど、今現時点ではその症状は治まっていて、整備必要な使ってる機種も放置してる有様なので、いつになるか分からんですが、どういう結果になるか気長にお待ちください。こうご期待。

 タイトルの数字?恥ずかしながら現時点で我が家にあるリールの台数です(そしてさらに2台配送待ちという恐ろしい事実)。

0 件のコメント:

コメントを投稿