2021年9月12日日曜日

説明責任

  もう説明する必要もないのではないかと思ったり思わなかったりしますが、まあ見てのとおり、またリール買ってしまってます。

 一応、お約束でございますので説明させて下さい。

 一回でも興味持ってしまうとダメね。ドイツのリールはダムね。ということでなんかインスプールの古いリールなのに左右のハンドル付け替えができて、噂によるとギアごと引っこ抜いて左右交換だとかいう独特の方式らしいので、前回紹介した110Nは左専用機だったので、噂の左右交換方式はどんなもんか一回見てみたいと、つい思ってしまったんです。反省してま~す。

 ついでに、海外ネットオークション代行業はどんなもんかと試してみることにして、アメリカから取り寄せました。まあ、初回ボーナス1000円とかクーポン使っても米国内送料と手数料が直接出品者とやりとりする場合より余分にかかるので割高感は否めず。ダム社「クイック110」約8500円となり、国際送料3000円弱は他のモノも取り寄せたので金額的に半分だとしても最終的に1万円程度にはなって、まったく安くはございませんでした。他に買ったのは細々としたPENNの部品で、PENNのリール本体はさすが本国だけあって人気が高く日本で中古買い占めて米国に個人で輸出した方が良さそうなぐらいの勢い。やっぱり米国でも小型の機種は人気なのか即決価格だと2万円越えるような強気の値付けが当たり前のようだ。部品も割高だったけど、ミスティックさんにも在庫ないような諦めてた部品が売ってたので、合計すると日本で中古のそこそこの個体が買えてしまいそうな値段になってしまった。けど、まあ今回は勉強兼ねてなので良しとしておこう。

 でもって、冒頭写真左のダムクイック110、約1万円で買ったけど売れば程度は良い綺麗な個体なので1万5千円近くいくだろうから手間賃ぐらい取れるかなと、狸の皮算用してたんだけど、最近のネットオークションでダムクイックの小型機種の落札価格をみてガックリ来た。程度にもよりけりだけど1万円しないことも多くて、ボロいと5千円ぐらいとか、それワシが買いたかった!ってぐらいで値段が以前よりだいぶ落ちている。

 これ、ダムに限った話じゃなくて、大森も最近値段下げてきてて、一時期5万円とかしてたらしい超人気だったコメットが1万5千円でネットフリーマーケットに出てて、すぐ売れてしまうだろうと眺めてたら、なかなか売れなくてとうとう値下げして最終的に1万円そこらでやっと売れていた。それを見てちょっと寂しいような気がしてたら、シール剥がれ個体だけど7000円ポッキリというのが出てて、これは正直買いたかったけど、さすがに速攻で売れてしまってた。ペンはもともとそれ程値段付かないのであんまり値段変わってないけど、ABUも横目で眺めてると安くなってるようで、一時期弾がなくなってたカーディナルC3とかも安くはないけど売りに出ている。C4は5千円も出せば買えそうになってて在庫1台かかえてる身としてはトホホな気分である。まあ値段が下がったからといって、大森のコメットやらABUのC4やらの性能が落ちていくわけじゃないので、中古市場の値段の上下は気にせず、使う分にはどうでも良いことと割り切って売らずに使っておけって話なのかもしれない。ダムクイックもちょっと使ってみたいところ。独逸本国よりも米国の方が弾数多いぐらいで米国人が評価してるんなら良いリールなんじゃないかと思うけど、ラインローラー固定式ってのがワシャ未経験で、固定式でも問題ないっていう意見も、回らんとやっぱダメって意見もどちらも目にするので、多分これ個人の相性的なものもあるんだろうなと思うので使ってみんことには分からんのだろうな。

 大森スピニングもいくつか売る予定にしていた弾があるんだけど、落札相場みると、こんな値段なら持ってた方がマシかなと言う気もするので売りに出すのが滞ってる。景気悪いとはいえ釣りは密にならずに遊べる趣味と言うことでコロナ禍では人気の遊びになってるので、中古市場も盛り上がってくれると在庫過多な人間としてはありがたいんだけど、まあ昨日今日始めた人間が、いきなり大森とかPENNとか、ましてやD・A・Mとか買わんよな。って考えるとワシ好みのマニアックな中古釣り具が安くなってる今は買いだめしておくのが将来的に銭の花を咲かせる仕込みになるのではないかと、アホなことを思いつつ、将来的にも全く値段が上がると思えない大森の不人気傑作マイクロセブンCシリーズの「C1」3台目だけど、3千5百円で出てたので即確保。冒頭写真の右側でございます。

 これで我が家のリールは基準値の90台を大きく越えて大台の100台になりました。うち不人気傑作マイクロセブンCシリーズはシェクスピア版も入れて8台と大所帯になってきております。どないするねん?まあ、売れもせんし使うしかないだろうということで、現在黄色いグラスのグニャ竿「マイクロライトグラス76UL」はPENN430ssgと組ませているんだけど、ssgは冬になるとグリスシーリングした一方通行のベアリングがグリスが堅くなって上手く機能しなくなったりするので、冬場は「C1」に任せることにしよう。あぁそうしよう。

 でもって、そのグラスのグニャ竿なんだけど、とっても塩梅がよろしい。定価で2000円ぐらいの安竿だけど、ものすごく使える。メッキ釣ってて竿曲がって楽しいのに”歳無し”のチヌやら50上のフッコやらが来てもちゃんとバットでためてリフティングパワー発生させることができる。やっぱ米国人は釣り道具の良し悪しが良く分かってる。見た目は正直トホホだしガイドだって安物のセラミック製だけど、使えば魚釣るのに困らない。釣り味も最高で超優秀。ってことで追加で予備竿確保。バスプロショップスで20ドルだかの竿1本に3千円からの送料かけて買いました。こういうときついでにもう一本買って送料割安にしてしまおうとすると、竿が増えてどうしようもなくなるので、グッと我慢して1本だけ買いました。竿の方はコレ買ったので1本超過してしまってるけど、だいぶ売りさばいて基準値の110本に収まっておりました。また1本売らねばだ州。竿はこれで当面使う分と予備、とりあえず使うかも知れんので確保してあるやつで、今後死ぬまでイケそうな気がしているので、もうあんまり買うモノがない。折れたら補充ぐらいで良いような気がしていて心穏やかである。

 心穏やかでない分野がもう一つ。ルア-がまた変な方向にスイッチが入ってしまってて、例のサンダンスポッパーの時にBOONE社がいまだにスピナーナ、キャスターナを作ってるってコトは、これなにげに釣れるんじゃないか?と買い足ししたり、米国塩水系ルアーメーカーが気になったりしてギブスのルア-買い増ししてみたり。ってな症状が出ておりますが、いかんせん我が国では不人気ゆえ、中古市場に出れば格安で入手可能なんだけど、あんまり出てこない。探してると関係ない変なルア-買ってしまったりもしてろくなことがない。ということで売ってなければ作るしかないなという機運が盛り上がってきてて、とりあえず目先のシーバス用のルア-をでっち上げたりしつつ、青物用のルア-も作ろうかなとかなんとか、考えてるだけで楽しくなっちゃうのよね。

 って感じで、ルア-製作の成果物とか、ダムクイック110のハンドル左右付け替えの作業工程とか、またそのうちネタにする予定なのでお楽しみに。

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