インスタントラーメンは贅沢品である。
貧乏人の主食として、インスタントラーメンは定番のように描かれていることが多いが、元貧乏学生の経験からいって、インスタントラーメンは貧乏人にとっては贅沢であり、貧乏人の主食たり得ない。
貧乏人は米を食え。
米は安い。なにしろ日本じゃ主食というぐらいで、これをベースに組み立てるのが王道というもの。米1合は約150グラム、1日2合(学生時代は朝晩だけで3合食ってた)食べる私のような比較的大飯喰らいを想定しても1月は30日で60合は9000グラム、10キロ弱である。今10キロの米は底値だと2000円くらいか。ちょっと贅沢して銘柄米食べても米代なんて5000円あれば一月足りる。
インスタントラーメンと同様の費用で米飯のおかずをと考えると、インスタントラーメン底値4500円とちょっと贅沢9000円から米10キロの底値2000円を引くと2500円から7000円ぐらい使える。
おかずに使える金額が月2500円となると、1日あたりの使える金額は80円そこらになる。この場合おかずはほぼ自動的に価格の優等生「卵」をベースに考えざるを得ない。
底値で10個100円、完全栄養食と呼ばれる卵を毎食1個づつ食って1日3個でも30円しか使わない。ご飯に生卵かけて醤油かけた卵かけご飯って簡単だけど、実は食べ続けてもあまり飽きない(当社比)。完全栄養食だから体も受け入れてくれるのかもしれない。まあ、卵は卵料理ばかりを紹介した「卵百珍」という料理本の古典があるぐらいで、いろんな料理ができるので飽きにくい食材である。卵と醤油だけでも卵かけご飯、目玉焼き、ゆで卵、スクランブルドエッグ、卵焼きなどが楽しめる。
月に卵90個900円しかかからん。となると残る月1600円で醤油買ったり、たまには納豆食ったり豆腐食ったりはできる。醤油に月500円使っても、1100円残る。ワンパック3個100円くらいの納豆だけに絞ったら11日卵に追加できる。麻婆豆腐が豆腐1丁百円と「麻婆の素」2食入り2百円ぐらいなので奮発して200円突っ込めば1食麻婆豆腐が食える。野菜が食いたければ、半玉100円くらいのキャベツか一パック50円前後のもやしを買って、調味料として塩とかマヨネーズも追加して、卵で浮かせた1600円の中から拠出すれば、卵料理の幅も広がるし、毎日インスタントラーメンよりはバラエティー豊かに栄養的にもましな食事がとれる。
50円のインスタントラーメンと比較しても、少なくとも健康的でまともな食事にはなるが、100円の高級インスタントラーメンとの比較だと月9000円がベースとなり、月額1万円ラインを想定した食事となる。米2000円を引いて7千円なり8千円なりが「おかず」に使えるとなると、1日あたり230~270円程度使える。朝昼は卵か納豆ぐらいの倹約おかずで行けば、200円くらいは夕食にぶち込める。200円あれば肉が食える。
ここで肉といえば貧乏人なら迷わず鶏肉である。値段は牛、豚、鳥の順だが、これは単にデカい家畜ほど生産コストがかかるというだけで味が値段どおりの順番というわけではない。貧乏人は安くてうまい鶏を食え。外食で牛丼なんて贅沢してもたいして旨くないうえに金がかかる。牛丼は金持ちで時間が無いサラリーマンなら割とお世話になるが費用対効果は自炊と比較してしまえばそれほど良くない。
鶏肉100グラムは、たぶんブラジル産の胸肉底値だと50円前後。胸肉ぱさついて嫌いな私のようなもも肉好きでも100g100円前後で入手可能。鶏肉だけ焼いて食うとか肉だけ食ってても良いが、鶏肉100グラム、野菜200グラムぐらいは200円で何とか買える。実際にはキャベツ1玉とか大根1本とか100円ぐらいのときもあるのでお買い得品を狙えばそれ以上に買える。タマネギあたりの日持ちのする野菜を安いときに買って回し始めると、1日200円ぐらいあれば、鶏肉ベースで「鶏肉と大根の煮物」「鶏肉じゃが」「鶏肉とキャベツ炒め」とか、いかようにも発展可能。このあたりになれば、調味料にみりんと砂糖、味噌を買って足せば、普通に貧乏くさくない健康的で文化的なおいしい食事がおなかいっぱい食える。まとめて買い始めると夕飯の残りとかを朝昼にも回せる余裕も出てくるはず。ちょっとやりくりして贅沢してルーを買ってくればカレーやシチューもできる。
ついでに安いときの魚にも手が出せる。イワシとか安いと1匹100円ぐらいには値段が落ちる。大羽イワシ1匹+野菜メニューとか普通に充実の夕食である。釣ってくると短期的には餌代ぐらいしかかからないので安上がりに持って行ける場合もあるけど、長期的には竿買ったりするのでよっぽどの量を水揚げして竿なりリールなりに仕事をさせないと元が取れないのが実際である。ワシぐらい恒常的に釣ってるとさすがに”使う道具”は元が取れるぐらいには水揚げがあるけどね。
さらに言うなら大豆製品が神がかっている。豆腐も安いし納豆も安いが、”油揚げ”にいたっては以前に”貧乏人の肉”と表現したように、安くて旨くて食いでがあって肉の代わりに料理にぶち込めば大体どうにかなる超便利素材。
このあたりが、実際に貧乏学生だった頃から私が実践してきた、食費を節約してもひもじい貧しい思いをしない食生活である。
恐ろしいことに、米、卵、鶏肉あたりは30年近い昔の私の学生時代と今現在とで底値がそれほど変わっていない。鶏肉はブラジル産とかになったので安い理由は分かるが、卵とか米とか国内農家の企業努力には頭が下がる思いである。お百姓さんありがとう。
料理研究家の魚柄陣之助さんが著書で、一月1万円の食生活について書いておられるが、私が学生時代に実践していた上記の内容と共通するところも多く、実際に食費削ってかつひもじかったり不健康じゃないようにするとそうなるよね、という感じである。
魚柄先生は「小麦粉がめちゃくちゃ単価安いので、小麦粉主食ならもっと安上がり」と書いているが、さすがに毎食メリケン粉練ってうどんとか作るのは面倒くさくてやってられない。お好み焼きとかならそれほど面倒でないし、キャベツと粉だけのチープなお好み焼きとか激安な割に美味しくて、たまに作る分には安くて良いが毎日食うものではないように思う。
小麦粉が安い事実にたどり着く前に、「乾麺が安い」というのにも魚柄先生着目していて、乾麺はゆでるだけなので確かに安いし簡単で、ローテーションに入れれば食生活が潤うんじゃないかと思う。スパゲッティー、うどん、そうめん、そば、安売り時にまとめて買っておけば日持ちもするし良い案配。
小麦に比べて米が優秀なのは、製粉してこねて発酵させて焼いて食うパンに比べて、脱穀精米して炊くだけで食える米飯としての調理の簡単さがあると思う。
米は精米しない玄米の状態なら数年は保存可能で、脱穀精米した白米の状態でも数ヶ月は余裕で常温保存可能である。その上に水を加えて炊くだけで主食になるという簡単さ。日本では香川県をのぞくと小麦ではなく米が主食となっているのも当然なことだなと思う(実際には香川でも主食は米のはずだと信じたい)。
米を炊いたことがない人は、なんかめんどくさい作業のように思っているかもしれないが、実は簡単である。炊飯器が無いと炊けないと思っている人もいるかもしれないが、鍋があれば炊ける。実際に私はアウトドア用のアルミの鍋が2合ちょうど炊けるサイズなのでそれで炊いている。
作業としては、たとえば昼飯に間に合うようにご飯を炊こうとなったら、朝、米2合をカップで量って鍋に入れて水を入れる。米は研がない。「無洗米」でなくても最近の白米はあまり糠成分を残さず精米しているので研がなくても何ら問題が無いことが多い(たまに糠臭いのもあるので自己責任でおねしゃす)。炊く前に吸水させるために水につける作業は「うるかす」という言葉があるぐらいで、芯を残さず炊くには必須の作業と思われているが、今時の白米に必要なのかは若干疑問も残るが習い性でうるかしている。まあ、水入れて放置しておくだけで手間では無い。
うるかした後、ワシャ麦シャリが好きなので押し麦を適宜追加して、米の1.2倍ぐらい水が入ってるなという感じに注水。この辺の感覚は長年飯盒炊爨(はんごうすいさんと読みます)で鍛えた感覚なので、自信が無い人は最初はざるに空けて水の量も計って、というのを読むとめんどくさいと思うが、慣れれば目分量でいけるし多少違っていても食える程度に炊けるということも学ぶ。
強めの中火で最初は炊くと、5分ぐらいでシューシューと吹きこぼれてくるので、吹きこぼれないように弱火にしてさらに5分。ガスを切って5分蒸らして完成。5分タイマー3回の片手間作業で時間も手間もさしてかからない。炊飯器はあればあったで便利で水と米をぶち込んでタイマー設定してポチッとなでOKでさらに簡単。
貧乏人は米を食えというのをここに書いたのは、ネットとかで月の食費が1万円以下だとか食費が少ないと、なぜかインスタントラーメンやコンビニ飯、マクドなんかの金額が出てきていつもアホかと思うからである。インスタントラーメンもましてやコンビニ飯やマクドのメニューが費用対効果に優れているわけが無い。加工するのに手間賃かかるというのを考えればインスタントラーメンでも白米にはなかなか勝てないだろうし、ましてやなんぼ安っすいバイト君の給料とはいえ人件費かかってくるコンビニ飯やらファーストフードが安上がりになるわけが無い。なったらバイト君なりが搾取されてるとか廃棄品横流しとかのいやな話が出てくるはずである。
「1日千円使うと、それだけで一月で3万円かかってしまう。その1日千円ですら1食3百円程度しか使えなくなり月1万円は現実的では無い。」という主張さえ目にする。だーかーらー人件費かかってる外食や加工食品をベースに考えるからおかしいんだって、と貧乏学生やってたけど飢えた記憶も食費に困った経験も無い人間としては、前提条件変えて外食やら加工食品をあまり利用しない白飯中心の自炊なら結構食費月1万円ペースで飯食える。健康的でまともな食事ができる。というか白飯旨くて仕方なかった。というのをお金が無いことを理由に旨い飯が食えていないとお嘆きのむきにはお伝えしたいのである。
別に貧乏人を馬鹿にしているわけでは無い。ワシも今現在無職無収入で老後のことも考えて貧乏生活を楽しんでいるけど、金なんて天下の回りものっていうぐらいであるときはあるし無いときは無いものだと思う。金が無いぐらいで人を馬鹿にすべきでは無いと思うが、「金が無い」と嘆くばかりで無い物ねだりをしている人間は正直馬鹿にしている。金が無ければ無いなりに面白おかしく生きていく方法を考えろよと思うのである。
私が「お金」を世間様がいうほどありがたく感じていないし、たいして頼りにもしていないのは、最低限の仕送りでバイトしながら部活とかもしていた貧乏学生時代に、あんまりお金に困らなかったのも影響していると思う。
貧乏学生だったけど、部活をやめるとか、もっと節約するならお金を切るべき余裕がある中でそこそこ面白おかしく生きていたし、貧乏生活しながらも捻出したお金で中古の軽自動車にも乗っていた。仕送りとバイト代の範囲内で買えるものを買って食える飯を食っていれば金が足りなくなることは無かった。
裏技的に学食の前日の残り物を煮て卵とじにした「ミックスフライ卵とじ」という今考えると廃棄食品再利用の色々ギリギリな爆安メニューを利用していたり、釣ってきた魚をおかずの足しにしていたりもしたが、牛肉、豚肉なんて先輩におごってもらうような時をのぞくと口にしてなかったけど、毎食美味しく腹一杯食って満足していた。
単に「金が無い」で済まされない、飯が食えなくなるぐらいの貧困というのは、働けなくなるような病気を抱えているとあり得るのかもしれないけど、それでも生活保護はじめセーフティーネットはあるはずで、この日本で餓死するとかおかしいと思うし、あってほしくない。でも餓死のニュースは実際に目にする。
電気、ガス止められると自炊できないので白飯作戦がとれないので、そこに至る前にであるが、自炊して白飯確保していれば、結構米ってタンパク質とかも含んでるので、インスタントラーメン単食よりは白飯塩握りのほうが頼りになると思うのだが、何となくコンビニ飯で食費ショートさせて飢餓におちいっている気配がするんだけど実際どうなんだろう。
ネットでの議論でも食費を削るというときに、まず自炊ありきじゃなくて、コンビニ飯でもファストフードでも「買ってくる」というのが自然だと考えているように見受けられる。
たぶんそれは親が共働きとかで食事は作るより「買ってくる」ものだという家庭で育っていればそうだろうと想像できる。それが都会ではむしろ当たり前の感覚なんだろうと思う。そのことの是非はここで問うつもりは無いが現実としてそうなっている。
そうであれば月1万円の食費ではうんざりするような貧相な食事しか得られないと想像するだろうけど、自炊するのが当たり前の人間からすれば、月1万円はちょっとがんばってやりくりすればできそうな節約だし、その時に食べる食事がそれほど貧相ではなくてまあ美味しく食事を楽しめる程度にはなりますよ、というのを実際に食費を削らなければならない貧困におちいっている人には誰かが教えてやらないといけないのではないかと思い、書いてみたところである。
ワシの食費はだいたいいま月1万円代前半である。酒もちょっと飲むし、ジャンクな袋菓子やらせんべいやらもたまに食べたりして、結構贅沢してこの金額である。右上の方の写真見りゃおわかりいただけるように、魚を釣ってるっていうのもあるけど、食生活には何の文句もない。肉なんてたまに他人様にご馳走になるぐらいで食わなきゃ食わないで、美味い魚食ってれば何とかなる。
ネットに接続できるぐらいの経済状態なら白飯作戦で節約すれば十分生き残れるはずである。ワーキングプアで自炊する暇も無いのに金も無いというダブルパンチはまた別の問題としてありえるというのは悲しい現実だが。
100円と聞いて、コンビニのおにぎり1個も買えないと想像する人なら毎食100円の食事なんて死んでしまいそうと思うかもしれないけれど、100円で特売のキャベツ1玉、大根1本、もやし3袋ぐらいを想像する人なら、数食分のおかずぐらいには使える結構な量の食品が買える額だと思うはずである。なので白飯がベースにあれば毎食300円ぐらいでも結構いけるかなと思うでしょ?キャベツ1玉とか大根1本って現実には2日では食い切れないぐらいあります。別に安いからって不味いわけでもない。
自炊するにはそのへんの残った材料を次の料理にうまく回して無駄なく、1回の食事だけで完結せず調味料も含めて長期的に切り盛りしていく、という時間軸も加えた4次元的手腕が求められるのだけど、だんだん上手になってくるとそのへんが面白くなってくるものである。
仕事忙しいと金で人の時間を買うようにして出来合の食い物を買って食ってるけど、暇だと自炊した方が自分好みの美味しいものが食べられるので、無職だと自動的に当たり前にほぼ自炊。冬は鍋で濃い味に煮た料理とかだと作って室温で放置しておいても悪くなりにくいので、ドカっとまとめて作って白飯だけ炊いて、数日にわたって味が染みていき徐々に崩れていく大根とか、味の変化を追いながら食ったりもしてます。
インスタントラーメン?そんな贅沢品は九州ラーメンがどうしても食べたくなったときにマルタイ棒ラーメン博多味を食べることがあるぐらいでほぼ食べない。たまに食うインスタントラーメンは美味いけどな。
ということで、ワシと同じように貧乏を楽しむ人のための料理の実際を紹介する”ナマジのビンボ飯”というシリーズを立ち上げて、貧困に苦しむ食卓に美味しい料理をお届けして幸せになってもらおうかなと思うンだけど、なかなかこれが、この地で暮らしていると魚が釣れるし、釣れなくてもスーパーでも旨い魚が格安なので、これぞ”ビンボ飯”ってメニューを作る機会が少ないので、ずいぶん前から書きたいとは思ってたんだけど書くネタがあんまりなかったんだけど、コロナ禍のおり、仕事はなくて金も無いけど暇があるというビンボ飯の実践にはもってこいの状況ではあるので、いっちょ基本のところから始めてみるかなと書いている。
基本とは、貧乏人は米をまず炊けということで、炊飯の方法は既に書いた。飯だけでは寂しいので、基本のオカズということで栄えある第1回に紹介するのは、貧乏人の味噌汁である。ジャン。
材料は、水、出汁になる魚のアラ、大根、キャベツ、揚げ、味噌に加えて”食塩”が貧乏人の味噌汁における肝となる。作り方は、出汁となる魚のアラ(今回は愛猫のおやつに焼き干し保存していたアジの骨)を適宜切ってお茶パック入れたモノに塩適量(小さじ1くらい)を鍋に入れ水にぶち込んで、今回大根とキャベツだったけど適当な野菜を切ってぶち込む。そして貧乏人の肉である揚げもぶち込んで火にくべて味噌をぶち込んで溶かして、グツグツいったらできあがり。味噌の香り高いできたても旨いけど、煮返していって野菜がグダグダになってるのも旨いし、冷めたのを飯にかけてクールに”猫飯”を決めるのも悪くない。何が貧乏人風なのかというと高級調味料である味噌を節約して、塩ぶち込んで味が薄くないようにごまかしているところが、貧乏人の知恵である。こういうコツコツとした積み重ねが節約というものの本質だと思ったり思わなかったり。ぶっちゃけ味噌って割と少量でも風味やら味やらはつくもので、味噌だけで味の濃さまで調整しようとすると味噌の減りが早いけど、塩でしょっぱさ足してやると、味噌なんてなんかそれっぽい風味が付く量入ってれば、それで味噌汁として成立するんである。
同じ方法は、醤油、めんつゆなの場合にも同じように使える。応用編としてはイワシの梅煮に汁が酸っぱくなるまで梅干し入れようとすると梅干し大量に使ってしまうけど、煮汁に酢をぶち込んでしまうと梅干しは風味が出る程度に入っていれば、ちゃんと(してるかどうかワシなんでも美味いバカ舌だから自信ないけど)イワシの梅煮になるんである。是非お試しあれ。
今後も、ネタ料理は色々あるので、書くことも特にないような週末に、皆様の貧乏飯生活が満ち足りたモノとなる一助となれるよう、しょうもない、料理とも言えないような料理を紹介していけたらな、とおもっちょりますのでご期待あれ。
浜酔人です
返信削除伊豆の定食屋さんよりも美味しそうですよ🎵
いつか、焼酎を持参致しますので、賞味させてくださいませ❗
浜酔人さん おはようございます
削除さすがに本職のかたの作る料理には負けるかと思いますが、家庭料理もまた違った美味しさがあると思います。
良いところですので是非遊びに来てください。