2021年3月13日土曜日

どないなっとるんじゃ?

  説明させてください。まあいつもの病気なんですけど、説明させてください。

 長期的にボチボチと安い出物があったらと狙っているものとしてハトリーズ関連のルア-があって、これはコロナ禍で流れてしまって延期になってるけど、元職場の先輩2人と紀伊半島で故羽鳥静夫さんを偲んで”ハトリーズ合宿”をしようっていう話があって、コロナ終息したらやろうねって話なんだけど、まあお二人は正調ハトリーズっていう感じのウッドの主体にくり出すんだろうから、ワシャ”それもハトリーズに数えるんかい?”っていうようなのも含め、樹脂性の安パッチい感じの中心で行こうかなと思ってて、お気に入りのカクーンは右下写真のように既に売るほど持ってるにしても、もうチョイ買い足しておこうかなとスティッキーとかネットオークション・フリマで検索掛けて巡視している。カクーンにはサスペンドモデルもあるし、スティッキーにいたってはリップ付きのタイプ1~3まであって水面下もいけるという万全ぶり。他にも隠し球を用意してコロナ後のお楽しみに着々と備えている。実現可能か未来が読めないけど、準備自体がもうすでに楽しいのよね。

 そこまでは予定通りであり樹脂性の中古ハトリーズは安いので想定の範囲内の散財でどうということはなかった。ところがハトリーズで検索していると検索用の鍵単語として”バルサ50”をぶち込んでる(訂:ゴメン逆やバルサ50に「ハトリーズ」を検索語句としてぶち込んでる)輩が結構いやがって、最初のうちは「ザウルス潰れた時の放出在庫を中古屋で安く買ったけど持てあましてやがるヤツらが居るな」ぐらいの感想で冷静だったけど、何度も目にするうえに値段が安い。オークションの方は開始価格が安くても釣り上がっていくだろうけど、フリマは即決価格送料込みなので、中古屋に沢山転がってた頃より安いぐらいでどうにも気になってつい手が出てしまった。

 樹脂版の”セラフ”とか安いと500円かそこらでっせ。ナンボ中古で弾数多いっていっても、比較対象としてプラドコ版ダイイングフラッターとか、いま新品も売ってるはずで弾数も多いはずなので買い時かなとチラッと山ッケがでて相場見てみたけど千円ぐらいが底値で、人件費安い中米やら中国やらで作ってるルアーより国産の名作が安いのである。堅い材を芯に入れたバルサ製のビックラッシュやホッツィートッツィーで千円チョイが底値。

 これは買っとかなきゃ!となぜか思ってしまって、フリマで底値近くので色が良いのをいくつか買って、ネットオークションはまあ10も開始価格で入札しておけば3つ4つは落とせるだろうとポチッとしておいた。

 ヤバいと気がついたのは入札した日の夜。終了時間が来るたびに落札のメールが来る。高値更新されることは一度も無く初日に10個ほど落札。完全にやってしまってる。月の食費が1万5千円だかの人間が1日で使う予定もないルア-に同程度の金額を突っ込んでしまった。

 ここで手を引けば傷は浅いんだろうけど、こうなってしまうと勢いが付いて毒くわば皿までで、選びたい放題なんだから良い色(コーチドック系と黄色系)が欲しいとか、値が上がりそうなやや弾数少ない大きめの”Big”を狙おうとか歯止めがきかなくなる。結果冒頭写真の通りである。主にビックラッシュスケーター系とホッツィートッツィーを狙ってみて今も実は入札中のがあるという重症具合。

 ハトリーズ合宿参加予定者の一人であるツーテンの虎ファンさんが、中古屋でハトリーズの「インナーハンドWB」が安くたたき売られているたびに「オマエこんなところにおったんか!」と家に連れて帰っててたらエラい数になってしまったと言ってたけど、まあそこまで症状酷くないとは信じたいけど、病気的には同種の病気である。人気絶頂時に欲しくてもなかなか入手が困難だったような状況を知っている人間なら、中古市場に弾がだぶついて安売りされている様をなんかほっておけないのである。ワシ、バルサゴジュウなんて高級ルア-はあんまり使ったことないのにそれでもそうなんである。

 安売りされているのは主にビッグラッシュ、ホッツィートッツィー、スマートアレック、ポップスウィンガー、アンクルスミス系統でオリジナル系やブラウニーなんかは手が出ないようないい値段が付いてる。たぶん工場新設して売りまくろうとしてたのがそのあたりのルア-達だったんだろう。バルサ50はザウルス倒産後、版権引き継いだ”ザウルストレイン”から今でも人気のモデルは売っていて、オリジナルとか8千円ぐらいの高級品だけど売り切れてる。まあ、売り切れモデル多数ぐらいで市場の飢餓感をあおってから売るってのはルア-の売り方としては基本のような気がする。則サンも何をとち狂って大量生産して売れると思ったのか?いずれにせよ、こういうルア-の”ブランド”を会社変わっても引き継いで供給される体制っていうのはありがたいモノだというのはここのところ感じているところで、バルサ50ではワシャそれほど恩恵を感じてはないけど、”忠さんバイト”を引き継いで作ってくれている”アートフッイッシング”さんにはずいぶんお世話になって助かった。ブランドを引き継いだ会社が、そのブランドイメージを活かして新製品を世に問うのとかもなかなかに味わいがあって面白い。ザウルストレインも新商品開発してて、今時の”ジャパニーズトップウォータープラグ”って感じのごちゃついた金具のルア-は正直好みじゃないけど、クソデカい海用のビックラッシュとか何回か手が出そうになったぐらい面白いルア-だと思う。いろんな挑戦をして世に問い続ければ、いつか”元祖”に負けないような伝説的な名品が生まれるかもしれない。バルサ50好きの諸兄におかれては、是非一票入れるつもりで買ってあげて欲しいと人ごとながら思っている。まあワシャ、”バイト”と”マスター”に何票も入れるのに資金使いまくったのでバルサ50はお好きな人に任せる。こういう”ルア-ブランド”が引き継がれて名作が作り続けられていく様は、米国の歴史あるルアーの遍歴に見られるように、ルア-フィッシングの文化の一つのあり方なんだろう。日本でもそういうルア-がそれを取り巻く文化が育ってきたんだなと感慨深いモノがある。

 ってなかんじで、買ってしまったもんは仕方ない。今後値段が上がってくれれば売りさばいて老後の備えの足しにでもできるだろうけど、ザウルスが倒産したのが2003年のことらしいので、もう20年近く昔のことなのに値段が上がってないってことは中古市場に弾数が絶望的に多い。ちゅうことは値上がり期待できないけど逆に補充は簡単。ならば使うしかないだろうの三段論法。シーバスに使うペンシルは横浮き系が良いような気がカクーン使っての感触なので、横浮きで足の長い水面滑るような動きで評判だったビックラッシュスケーターはおあつらえ向きである。実物手に取るとバルサ製の方はクソ軽くてこれは動きは良いんだろうなと使うの楽しみである。流行から外れたって、シーバス用じゃなかったって、魚がそんなの気にして食ってくるわけじゃない。昔流行って今それ程でもない、他魚種狙いで実績有りっ、てなルア-は他の人が使ってないことの利点もあって、まず間違いなく”釣れるルアー”である。ただ、心棒は入ってるとはいえバルサにヒートンなので型の良いシーバスにぶっ壊されるのがやや不安。だけど、8ポンドナイロンでドラグ使ってやりとりする分には大丈夫な気がする。壊れるのはネットに入れてからネットにもフックが絡んだ状態で首振られたりしたときだろう。まあその時は魚は釣れてるんだから、殉職しても壊れたルア-は想い出の品として取っておけば良いだけである。今年はペンシルはビックラッシュスケーターで釣るのをシーバス釣りの”お楽しみ”の一つとして楽しんでみよう。

 ちゅうわけで、”ルア-図鑑うすしお味”第46弾は気がつけば取り上げるの3回目ぐらいの”バルサゴジュウ”でいってみましたとさ。

2 件のコメント:

  1. ツーテンの虎ファン2021年3月29日 22:17

    叩き売りされているハトリーズを見ても、深呼吸して、連れて帰ることがなくなったツーテンの虎ファンです。
    ハトリーズスペシャルは魅力的ではあるけれど、プラスティックモデルやクラシックシリーズなども十分な実力と魅力のあるルアーです。
    それどころか、ハトスペをなかなか手に入れることができなかった90年代に、ハンサムボーイ、プレーリードッグ、ベイシングスパローが登場した時には小躍りして購入し、キャストしまくった思い出深い「ハトリーズ」です。
    クラシックシリーズも申し訳ないぐらいの値段で売られていますが、これらもちゃんと仕事をしてくれるありがたい「ハトリーズ」です。
    ハトスペこそがハトリーズだって思ったことないな。
    釣ったことないのもあるし、うまく動かせないのもあるけど、「ハトリーズ」はどれも好きです。
    91年の夏に琵琶湖で羽鳥さんとお会いしたのにお話しすることができなかったことが悔やまれます。
    今年こそはたくさんの「ハトリーズ」を持って、羽鳥さんを偲ぶ合宿を実現したいものです。

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  2. おはようございます

    ”症状”は緩和されたみたいですね。

    一週間後すら読めない昨今ですが、合宿実現できる日を妄想して楽しんでおきましょう。
     釣りは準備段階から始まって、帰って来てから何度も思い出してニヤけるところまで延々と続く楽しみですからね。

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