2018年5月26日土曜日
鮎のことしか考えられない
なんぼ鮎が釣りたいといったところで、6月1日の解禁を待たねばならず、1回も釣ってない改良の方向性もクソもない段階であれこれ悩んだところで仕方ないので、一旦鮎のことは置いておいて、テナガなりヘラなりに注力しようと思うのだけど、ジョギングで出かけるたびに近所のコイ釣りする淵の流れ込みが稚鮎のライズで豪雨のようになっているのを見ると辛抱たまらんくなって、ついつい釣れるかどうかもまだ分からん鮎毛鉤などセッセと巻いてしまう。
昨年こんなになってなくて、あからさまに今年は異常な当たり年だと思う。かつこのライズが鮎だと分かってる人間なんてほとんど居ないはずで、釣ったろうと狙っている人間も居ないはず。
鮎毛鉤はやっぱりフライマンにはそこそこビビッとくるネタだったようで、ケン一からもいくつかアドバイスもらったりして、そのへん反映してチマチマと20番のちっさいフックに苦しみながらもいろいろと巻いている。胴の上から螺旋に巻き止めるのをフライではリビングというんだけどそのリビング材なんていうのは色目を加える要素としてはお手軽で、「うさ耳」の原型であるヘアーズイヤーニンフだと、有名なパターンとしては金色の針金でリビングしたゴールドリブドヘアーズイヤーニンフってのがあって、その亜流としてよくルアーのフックについてたりもするキラキラ光るフラッシャブーでリビングしたニンフをヤマメ釣るのには使っていた。渓流では浮かせるドライフライばかり使ってて、たまに雨が降ってきて増水して濁って、明らかに水中の流れてくる餌を魚が狙ってる時ぐらいしかニンフフライの出番はなかったので、ほぼニンフはそのパターンしか知らないというのが実情。濁り水の中でもフラッシャブーのキラキラ感は頼りにしていた。というわけでフラッシャブーを巻き付けた写真の「閃光うさ耳」などでっちあげてみる。
フラッシャブー関係ではケン一情報では最近は「ミラージュ」ってやつが派手で、嫌われるときは嫌われるカモだけどお薦めとのことで、フックも切れたし他にも欲しい素材とかあるので街に出たついでにSスイによって仕入れてきた。
ミラージュは最初今までのフラッシャブーとあんまり変わらないんじゃないかと1200円とお高いこともあって購入を見送るところだったんだけど、手に取ってみたら買わざるを得なくなった。写真でも結構光ってるけど、角度によって鏡面のようにギラッと光る。逆に角度が変わると無色っぽくなる。このへんの明滅の落差は魚の目を引く度合いは強いはずである。魚の反応の実験でスプーンのような金属の明滅は極めて反応強いというのは目にしたことがある。反応強いと、ケン一の指摘にもあったように「嫌われる」刺激にもなり得るし、スレるのも早かったりするけど爆発力は期待して良いと思う。
でもって、ほかの鳥の毛系の材料が白ばっかなのはなんでやねン、と突っ込みが入るかも知れないけど、別に白一色の毛鉤を巻くつもりで買ったわけではない。
色を変えていこうと思って、いちいち色違いの毛を買ってたら金が掛かって仕方ない。そういうビンボくせえフライマンの間で古くから使われている技法が「マッキー染色」なんである。そのまんまなので説明不要かもだけど油性ペンのマッキーで色塗ってしまうんである。今回鮎毛鉤のためにマッキーの緑とオレンジも買った。まあ、ブルーダンとかクリームとかマッキーに無い色で絶妙な色が欲しくなると買わなきゃなんだけど、マッキーでも結構闘える。
てな感じで、色もちょっと考慮に入れて試せる材料は揃ったので、2組目の打線を組んでみた。
色とか光る素材とかの効果を見たいので、色以外の要素や形はなるべく同じにしたい。
ここしばらく、暇さえあれば鮎毛鉤メーカーのホームページとか見ていたので、だいたい鮎毛鉤の一番単純な型というのが自分の中では固まってきたように思う。それがとりあえずこんな形です。
金玉があって、蓑毛がパラリで胴が鳥の毛の軸で細身、鮎毛鉤では角と呼ぶ尻尾が赤が多い。この「赤角雉」を基礎にして色を足したりフラッシャブー足したりというのを、第2弾としては試してみたい。
ということで、左の3本は蓑毛をオレンジ、黄色、緑にしてみた。色って実はメチャクチャ面倒な要素であえてこれまで「派手なんと地味なん2種類あれば良い」とごまかしてきたところだけど、鮎毛鉤の世界に足を突っ込むとなると色ももうちょっと突っ込みたくなるというところ。
ただ、派手と地味という分け方だけでも実は難しい。陸上で見るとクソ派手な蛍光黄色も濁った茶色い水の中で見ると以外と魚の鱗がボヤンと光ってるような色に見えて、結構自然に見えたりする。っていうような光量やら背景となる色との関係とかで同じ色が全く違う意味を持つこともあるだろうし、フラッシャブーやら金属やらの反射はどうだとかはまた別の要素だとしても、たとえば色そのものが魚に与える影響の違いまで考慮し始めると収拾がつかない。赤は一般的に魚に対して興奮を喚起し、青は逆に落ち着かせるといわれている。活魚運搬水槽の内側が青く塗られているのも、私のカッパが青いのも理由があってそうしているのである。魚によってはクロダイが黄色が好きとかの好みもある。淡水ではそれ程なんだけど海では絶大な人気のピンクなんてのもあったりする。カツオ漁師が使うバケでもタチウオ引き縄のワームでもピンク率高くて、なんか良く分からんけど効くっていうような経験則の部分がどうしても色にはつきまとう。正直膨大な種類の鮎毛鉤のその色使いの一つ一つの意味が分かるようになるとは考えられない。でもまあ薄ぼんやりとした傾向と自分の釣り場の鮎がどういう色を好むのかぐらいは分かるようになりたいと思う。
ぶっちゃけ、色的には派手な毛鉤ほど当たり外れ大きくて、地味でパッとしない毛鉤ほどバカ当たりはしないけど嫌われもせず地味に釣れ続けるというのは、ルアーの釣りを永くしてきた人間なので想像できる。赤角雉の赤だけ入れた茶色系は地味な色のワームのように手堅いんじゃないかと現時点で思っている。
じゃあ爆発させるにゃどうするべさ?と考えると前述のフラッシャブーとか反射系の素材を使ってキラッキラに飾ってやるんだろうなと思うけど、果たしてド派手にいって良いのかしらと不安になる。けど、富士印鮎毛鉤の「キラキラ毛鉤」とかネットで見てると背中の蓑毛の下にピラッと一枚光る素材を入れているようなので反射系素材もありなんだなと安心して、右の一番上のよな感じで巻いてみた。光る素材はミラージュを入れたので「幻影赤角雉」という感じかな。
これで5本で、あと2本打線に入れるとすると、一本は蓑毛なしのストンと沈むヤツをということで一番下の。ちなみにコイツだけ金玉を金属製の重いのにして沈みを含めた上下の速い動きを意識している。鮎用のサビキではパールの玉だけ鉤についているような単純なのが効きますよと和幸さんからタレコミいただいてたので、そのへんのサビキ的使い方も意識してみた。
でもって、真ん中の鉤。フライマンから、なんで沈めて使う鮎毛鉤にエルクヘアカディス巻いてるねン、と突っ込みが入ってるかも知れないけど、まあ聞いとくんなはれ。実は過去に鮎を毛鉤で釣ったこと自体は2回ある。西洋式のフライでなんだけど、その2回とも夕方暗くなってエルクヘアカディスを水面直下でウェットフライのよう引いてたときであった。1度目はヤマメ釣ってて暗くなって見えなくなってきて、フライマンなら経験あると思うけど、結び直すのも面倒でどうせ見えないので浮かせて使ってたエルクヘアカディスをそのまま沈めて引っ張ってアタリを取るというウェットフライ的に使ってたときに釣れた。2度目は意図的に沈めたんじゃなくて夕方いい加減浮力がなくなってきたエルクヘアカディスが流し終わって引っ張られて「ドラグ」が掛かって水没したときに食ってきた。夕方活性が上がるってのは要素としてはあるんだろうことは確かだけど、フライの種類については偶然だろうと思うし、単にエルクヘアカディス投げてることが多いだけという原因かもだけど、そうだとしても2回起きた事象を単なる偶然で済ますような釣り人は、極めて確率の低い事象を狙って起こそうとする素養に欠けると言わざるを得ない。
ということで試しゃいいジャンということで巻いてみた。1組目でもエルクヘアカディスとマドラーミノーは入れてあげたかったけど、鮎毛鉤の型に落とし込むのが難しくて断念していた。マドラーミノーを20番の鉤には巻けん。でもエルクヘアカディスはとりあえずそのまんまだけど、蓑毛を名前の由来のエルクの毛にして雉の胴にグルグルと雄鳥の首毛をフライでいうところのボディハックルとして巻き付けてでっちあげた。
エルクというのは北米大陸では、これまたフライマンにはお馴染みのムース(ヘラジカ)の次に大きな鹿の仲間でワピチとも呼ばれるらしい。鹿の仲間の毛はマドラーミノーに使われる鹿の毛そのものがそうであるように中空の構造をしていて、ギュッと縛るとチアリーダーが持ってるポンポンみたいに毛が広がるのを利用していろんな形を作るのに重宝されてて、中空故に浮力も強く浮かせるフライには好適な素材で、エルクヘアカディスは多くのフライマンが「とりあえず生」的に渓流ではとりあえず投げてみるド定番パターンである。このエルクの毛の色が良い塩梅だとは故テツ西山氏の指摘するところで、とりあえず鮎釣ってみて良く釣れるようならエルクヘアの色なり浮力なりが効いてるのか、グルグル巻いたボディーハックルが効いてるのか、次の段階では「赤爪雉」の蓑毛だけエルクヘアにしたものと、ボディーハックルだけ巻いたのに分けてどちらの要素が効いてるのか試せば良いことになる。
というように順番に、要素を整理して何が効いてるのか見ていかないと、メチャクチャな種類の鮎毛鉤を用意して片っ端から試して、経験則でどんな状況でどんな毛鉤が効くのか永い年月掛けて身につけるしかない。そういうものだと割り切って一生掛けて楽しむのも一つの手だと思うけど、何でも手を出す釣り人としては鮎毛鉤ばかりやってるわけじゃないので、道を究めていつでも爆釣、なんてしなくても良いから、そこそこ良い条件の季節にスカ食わずにそこそこ釣れて楽しめるようになりたい。それが難しいンだろうけどね。分かっちゃいるけどそう思う。
でもって、それなりに毛鉤巻きたい欲求も治まって、正治さんところに先に送っておくウェダーとかの荷物を用意し始めてたんだけど、ケン一から救援物資が届いて、コレがまた痒いところに手が届く感じで、めんどくせえし金もかかるし雄鳥の首毛(コックハックル)でイイやと思ってるのを見越したかのように雌鳥の首毛(ヘンハックル) が入ってたりして、どうにもまた毛鉤を巻きたくなってまた巻いてしまった。フラッシャブー系のキラキラ素材も色々入れてくれてあったので、いっちょ下品なぐらい派手なのも巻いてみるかと、上から「銀飛螻蛄(シルバーセッジ)」の胴巻きをデジタル迷彩みたいな銀色で巻いてアンダーウィングにミラージュを2枚入れてみたの。2番目は胴を赤のフラッシャブーで下巻きして、白の鳥の毛で下巻きが見えるように「荒巻」して胸はクジャク、蓑毛は黄色とケバくしてみた。2つとも名前はない試し巻きだけど、荒巻は結構簡単な技法の割に鮎毛鉤っぽくなって良い。
ということで、調子に乗って下2本は伝統的な鮎毛鉤の「赤熊」と「八つ橋荒巻赤底」に挑戦してはみたけど、でっかいパソコンの画面上のをみると簡単そうな赤熊の「二の字」というらしいけど胸の赤が2回入るところが、ちっちゃい鉤だとどうにも難しくて職人の技の冴えを改めて思い知らされる。黒も赤も切らずに交互に巻く間は下を通しておくだけという方法は分かるんだけど、できないんだよな~。ということで「赤熊」は二の字にならず一の字状態、練習用にと18番に鉤のサイズを上げたけどこの始末。無念。
まあ、そういう細かいところまで作り込んだ毛鉤を楽しみたければ買うのが正解なんだろうし、そこまで作り込まなくても魚が釣れる程度の毛鉤にはなると思っている。
ハッキリ釣る前から断言するけど、色とか素材とか「毛」の部分に関しては「赤角雉」程度である程度魚は釣れる。だって、ヤマメやオイカワが釣れるような毛鉤でアユだけ釣れないなんて理由は全くない。
ただ、今作った鮎毛鉤で全く箸にも棒にもかからない結果に終わることはあり得ると想定している。もちろん状況が悪くて市販の鮎毛鉤仕掛けでも釣れないような場合もあるだろうけど、自作の鮎毛鉤仕掛けだけ釣れない場合もあるんじゃないかと心配している。
ナニを心配してるのかというと、市販の仕掛けとは釣りで一番大事なハリとイトが違うから、まあ魚いっぱいいるところに行けばそれなりには釣れるだろうと思いつつも、不安といえば不安なんである。
まずはハリが違う。刺さりとか色とかは気にしてない。でも形が違うのは非常に気になる。どこの形かというとチモトの部分、フライフックでいうならアイの部分で、今時のドライフライ用のフライフックは多くはダウンアイというやや下げたアイになっている。昔はフライフックでもバイビジブルを巻く用にストレートアイのフックがあったけど、いま日本製のフライフックでストレートアイは店頭では見かけなくてバーブレスだとカタログでも見当たらない。海外のマスタッドとかなら探せば作ってるかもだけど日本じゃ入手が難しい。
真っ直ぐなチモトじゃないと、金玉がアイの直前に付く関係からその重さで流れの中でひっくり返るのならまだマシだけど、バランス崩して回転しちゃうんじゃないかと危惧している。
なるべく真っ直ぐに近いのをということでガマカツのB11-Bを使ったものはお風呂テストでは真っ直ぐ泳ぐけど、ティムコのややショートシャンクのをつかったものは風呂場段階でややあやしいふらつき方で、流れの中では回転するかも知れない。回転するとハリスがよれて仕掛けが絡むので用をなさないだろう。金玉の重さは重要視しててガラスのビーズで大丈夫かと心配したけどお風呂で見る限りは良い塩梅だと思う。金属のビーズだと明らかに沈降速度速い。
アイくらい真っ直ぐにできないかとバイスで挟んで力を掛けたらあっさり折れた。ドライフライ用の細いフライフックは粘らず折れる傾向が強いと感じるけど、もうちょっと粘らせる方が多少開いてでも魚はある程度あがるので良いようにも思うけどどうだろう?売れるのは明らかに曲がらないフックで曲がると評判落ちるんだろうとは思う。マルトのフックが安くて曲がるけど費用対効果は良いと聞いていて、案外良いんじゃなかろうかと思うんだけど、店では売ってるの見なくて、通販では売ってる単位が100本からなので二の足を踏んでいる。アイいちいち曲げるんならストレートのバーブ有りのを買ってバーブ潰しても手間変わんねえか?
鮎がフライフック曲げることは想定してないけど、小さい餌食ってるそれ程小さくない獲物が近所にもいて、まあボラなんだけど、鮎毛鉤の延長線上で狙えると考えてるので良い塩梅のフックはどれかと考えるときに、ドライフライ用の華奢なフックはないなと思うのである。ボラのことは後で考えるとして鮎用としてはマルトのフック買ってアイ真っ直ぐに伸びるか試してみるか?100本700円は確かに魅力的。
イトは鮎用毛鉤にはホンテロンの0.6号というのが標準装備のようである。ホンテロンって枝ス用の堅いナイロンだと思ってたら、今時ルアーでも流行のエステルラインの元祖みたいなイトのようだ。エステルラインは低伸度で張りがあって感度良好、仕掛けも絡みにくいというのが特徴で、フロロカーボン系とナニが違うの?というと似てるんだけどフロロが重くて沈むのに対して、エステルはナイロンぐらいの比重でそこまで沈まないのでこだわりの釣り人は使い分けるそうだけど、正直フロロがあれば良いやと思ってる。
伸びの少ないフロロやエステルが感度良いのは伸びないからと思われがちだけど、道糸に使うならともかくハリスに使う時は伸びが多少有ろうが無かろうが感度には関係ないと最近思っている。ヘラ釣りでもハリスをフロロに変えたからといってあんまり違いは分からなかった。正直今時のハリス用のナイロンはフロロと大差ないぐらい伸びないし張りもある。でもヘラ釣りでも道糸についてはしなやかなナイロンとハリス用のパリッとしたフロロでは劇的に感度が違った。どうも短いイトにおいて感度に大きく影響するのは張りじゃないかと思う。吸い込みが良いようにとハリスに腰の無いナイロンスレッドを試したことがあるんだけど、変えたとたんにヘラのアタリがピタッと止まって、当時は赤いスレッドだったので見た目でダメだったのかと思ってたけど、今思うと張りがないので食ってもアタリとして現れなくなってた可能性のほうが高いように思う。
で、今回鮎毛鉤を作るのにハリスを0.6号のパリッとしたフロロかナイロンで行けばそれほどホンテロン使った仕掛けと変わらないハズだけど、スケベ根性であえて変えた。
より細くして張りがなくしなやかなハリスの方が「流し毛鉤」の場合は掛かりが良いんじゃないかという読みである。
じゃあ何で市販の鮎毛鉤にはホンテロンが使われてるんだ?それが一番良いからじゃないのかという疑問はごもっとも。私も半分ぐらいそうじゃないかと思っている。
でも、流し毛鉤を頭の中で想像すると、微妙な感度でアタリをとって積極的に掛けていくというよりダラッと流していく中で向こうアワセ的に掛かってくれるように思える。
じゃあなんで市販品はホンテロンなのよ?と聞かれれば枝ス7本出すので仕掛けが絡みにくいというのはあるんだろうけど、もともと鮎毛鉤が浮子つけて流す「流し毛鉤」じゃなくてオモリつけてミャク釣り的に誘ってアタリを取っていく「ドブ釣り」用に作られているからじゃないだろうかと思っている。ミャク釣りなら感度は死活問題でアタリとれなきゃ話にならない。
でも、ダラッと流して浮子が流れの抵抗受けて重さが掛かってる状態でその下流で流れている毛鉤に食ったのを浮子にでる微妙なアタリでとるって難易度高そうで、じゃあ食ったら勝手に掛かって魚が暴れたら浮子に出るぐらいにと、違和感なくす方向でハリスちょい細め0.4号ナイロンでちょい長めで仕掛けを作った。
そういうバクチはまずはホンテロン0.6号で手堅くやってから打っとけば、カスリもしないような大失敗の確率は減らせるんだろうけど、なんか良さそうに思うと試さずにはおられないのよね。
という感じで、もう釣る前から鼻息も荒く解禁が待ちきれなくなってるんだけど、解禁日は金曜で病院に行く日で、正治さんところに行って鮎毛鉤釣り初挑戦は2日の予定となっている。
正直待ちきれない。近所のライズはいついなくなるかわからん中、今の状態ならさすがによっぽど外してなければ釣れるだろうと思っている。1日の朝病院行く前にチョロッと釣るのは時間的には全く問題なくできる。でも、なんというか鮎毛鉤初体験を本場の川に捧げると誓ったのに浮気して良いのかと変なこだわりがある。
なんとかならんものかと考えていたら、何とかなる方法が閃いた。
解禁日1日は「鮎毛鉤」じゃなくてフライフィッシングでアユ釣れば良いんである。フライでアユならアタイ生娘ってわけじゃないのヨという感じで今更なんぼか釣ったところでどうってことない。金玉付いてない鮎毛鉤じゃないソフトハックルウェットなフライを巻かなきゃだけど問題解決である。
という感じで、自分でもなんとかならんのかと思うぐらいに鮎のことばかり考えている週末でございます。解禁をこんなに待ちわびるのなんて東北時代以来20年ぶりぐらいじゃないだろうか。さて結果はどうなることやら。
来週末は釣り場に居ます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿