2015年12月31日木曜日

2015年のベスト3(釣り編)


 秋のシーバスシーズンを病気療養で棒に振った今年ではあるものの、こうやって思い返してみると、なかなかに良い釣りも多かった一年だったと思う。
 ぶっちゃけ病気なんてのは長く生きてれば「そういう時もあるさ」な話で、あんまり気にせず復活したらまた良い釣りすれば良いだけのことのようにも思う。

○釣り:1位早春バチパターン、2位ワカサギ2束、3位テナガポイントのニゴイ攻略
 1位の早春のバチパターンは、ダイキリさんポイントでも近所ポイントでも結果が出て、サイズはもっと良いのが出ても良かったかなと思っているが、それはまた来年以降に期待できるので、順調に実績が重なって「前夜祭パターン」なんかもありそうだとかデータも積み上がってきており、非常に満足できる結果。年開けたらシーズンももうすぐで楽しみでならない。
 2位、ワカサギ2束は2月に2回達成しているが、小物釣り師としてやっと「束」を単位に複数数えて釣れるようになったというのは感慨深い。ワカサギ年末は苦戦したがこれからシーズン佳境なので今シーズンのデカいワカサギを多点掛けしてその重さを堪能してみたい。
 3位のテナガポイントのニゴイはここ数年「テナガボイル攻略」ということで狙っていた釣果なので嬉い。まだ安定して狙えるところまではいってないけれど、2回成功しているので今後も経験を積み重ねていけばテナガシーバスと併せて面白い釣りものになるのではないかと期待している。
 その他にも、釣友を訪ねての九州ライギョ遠征、関西ギギ遠征と国内ローカルな遠征も楽しい釣りだったし、病み上がりのリハビリにもなったオイカワ釣りも開拓が進んで充実してきている。
 来年も東京湾シーバス野郎と江戸前小物釣り師としての修行を進めつつ、遠征はサメかデカいナマズかなどと情報収集しているところである。来年の釣りも面白いに違いない。

○残念だった釣り:1位カヤックシーバス、2位夏休みサメ、3位無し
 1位はまあ言っても仕方ないことだが、行けてればスズキ様の3つや4つは釣れてたのにと思ってしまうのである。まあ忘れて来シーズンに期待。
 2位は「サメなんていやになるぐらいいるよ」とか言われがちだけど、狙うと当たり前だけど難しいという話で、釣れなかったことは残念だったけど、あたりまえって言えばあたりまえの結果で、これからも挑戦し続ける中でしか結果は出てこないんだろうと覚悟している。

○ルアー:1位インビンシブル8DR、2位にょろにょろ、3位ソルトウォーターグレードボーマーロングA
 1位、北欧はニールズマスター社インビンシブルはなぜかマイブームが到来。実釣でも、動きの良い軽いバルサミノーなのに投げやすく、8センチディープランナーは運河の足場の高いところで使うシャッドラップラパラからレギュラーの座を奪いっとって一軍登録の実力派。この辺りのちょっとマイナー風味の利いたルアーについて書きたくて「ルアー図鑑うすしお味」シリーズを立ち上げてゴリゴリと書きまくったのもなかなかに楽しかった。
 2位は、早春バチパターンで大活躍。超ド定番のバチ対応ルアー「にょろにょろ」が今年の春もニョロニョロと実力を発揮してくれました。
 3位のロングAは昔から好きなミノーだけど、これの「ソルトウォーターグレード」ブランドで高強度のポリカーボネイト製のが2008年から出ているというのを遅まきながら知って、爆買いアンド実戦投入、シーバスもクロダイもゲット。丈夫な道具が私は好きだ。

○釣り具:1位ランカーギアLGX66SM-2J、2位ワンダーカーボアジャスターさわ鮎VX中硬硬72/60、3位左手サミングライギョタックル
 1位のランカーギアXは小技の必要な運河の橋の下パターンとかで愛用。今年は4月5月のバチパターンが釣り場の減少もあって苦戦していたので、雨が降ってバチにあんまり良くない状況の時はアクアライン超えて運河のエリアでよく釣っていた。この時代のフェンウィックはグラスコンポジットの厚巻きのブランクスで適度にダルく粘りがあり丈夫なので大好き。カテゴリーとしてはバスロッドなのかもしれないが60アップのシーバスでも問題なく釣れる。
 2位は鮎竿である。リョービ製というところからもずいぶん昔の竿だと知れるが、それでも流石は鮎竿、軽い。7.2mの長尺にもかかわらず、ちょっと尻から間隔をとったところを持てば片手で扱える。陸っぱりで狙うワカサギ用に中古で買って導入したが十分に活躍してくれている。
 3位は、バレーヒルの名竿「ガンガン70」をぶった切ってバットにジョイントを持ってきた上でリールシートの位置を下げた「左手サミング仕様」の変態的なライギョロッドというか怪魚ロッド。これにABU7001にボールベアリング入れたリールを合わせて、GWのライギョ釣りに導入。7001という大型リールはスプールの糸巻き量が多く重いので回転性に心配があったが、意外となんとかなった。  

○PENN:1位4400ss、2位430ssg、3位6500ss
 1位は、「糸ヨレ多し」と評判の4400だが、なぜか相性が良いのか問題なく使えている。今年は早春のバチパターンの時にはこいつと5本継ぎのパックロッド「ブリストール」で通した。デカいボラやコイの突進にも、ドラグ性能ほか問題なく信頼できるリールである。今後もよろしく。
 2位はいつもお世話になってます。第4世代スピンフィッシャー。こいつもずいぶん永くメインのリールとして使っているけど壊れる気配が無い。シンプルでリールなんてこんな程度で十分と正直思う。
 3位の6500はターポン様逃して未だ獲物をゲットしていないので、瀬戸内海の怪魚、ナルトビエイで坊主竿卒業をと連れて行ったが、ナルトビエイも難易度高くまたも坊主を食らったのであった。こいつに似合う大物をいつか釣り上げたいものである。

 釣りに行けさえすれば、なんだかんだいっても面白いことが起こる。釣りに行けない時も本読みとかの楽しみはあったけど、やっぱりそれでも何度も釣りの夢を見てしまったぐらいに釣りに行きたかった。
 とりあえず釣り場復帰を果たして、また釣りができることはこの上ない喜びである。

 皆様良いお年をお迎えください。

0 件のコメント:

コメントを投稿