買った当初は車で運んで、釣り場で小回りのきく移動手段として運用するという目的もあったので、小型の折り畳み式のを買った。小型でも走行性能やら運搬能力やらには何ら問題は感じず快調だったんだけど、さすがにタイヤの直径が小さいのは当然同じ距離走ったとしてもタイヤの摩耗やらは多くなる理屈で、9年でチューブは2回、タイヤそのものも1回交換している。タイヤそのものがそんなに早くダメになるという認識がなかったので、タイヤ交換したときには気がついたらチューブが見えかかってるぐらいに摩耗していて焦ったのを憶えている。
ブレーキワイヤーも1回交換してもらってて、ブレーキシューはこれまた気がついたらゴムのパッドがすり切れてて金具でタイヤのフレームを削ってる状態で、我ながらもうちょっと気をつけて乗れよと反省しつつ交換。先日変速機のワイヤーが切れて、これも2回目だと思うけど、今回は自分で交換しようかと思ったけど、方法ネットで検索したらシマノの低グレードのタイプで、わりと調整が難しいとのことなので、他にもペダルのがたつきがスパナで締めても治らないとか、なぜか後輪のスポークが2本折れてブラブラしてて後輪がよく見りゃ真っ直ぐ回ってない、とか様々不具合生じてたので自転車屋さんに持って行ったところ。「よくこんなになってるの乗ってたね」とあきれられ、買い換えた方が早いよと、商売っ気関係なしに本心から勧めてくれているようなので、安いのないかと聞いたところ、なんか素人がペンキ塗った感じのありありとする空色のママチャリが、なんとお値段控えめ1500円でいいよ、とのことだったので自転車無いと釣りはもちろん日常生活でも即困ってしまうので即決現金とっぱらいで購入させていただきました。海添いの街で坂が多いのでギア付きのがありがたいけど、まあ必要ならもう1台買ってもいいかなと思いつつ、そんなに困らないかなとも思っている。 川崎では、車だと駐車スペースが確保できなくて邪魔くさいうえに渋滞つかまるとイライラするので、病中病後の体力増強のためもあって、結構な距離を自転車で走って釣り場に通っていた。春先のテナガは河口近くのテトラ帯を狙うんだけど、片道40分がとこかかってて、今考えると膝とかよくもったなと感心する。比べると今は釣り場が近いので比較的遠くの釣り場まで走っても15分程度、急ぐ必要もなしでママチャリでチャリチャリと行くので間に合いそうに思う。川崎では管理釣り場にヘラ道具を背負子で背負って行ったりとかもしていた。写真探してて懐かしくて見入ってしまう。 まあでも、9年乗った先代チャリといえば、紀伊半島に来てからの前カゴに獲物を直接ぶち込んでの自宅凱旋がなんといっても記憶に残っている。自転車の機動力とこのクラスの魚を収めるクーラーボックスはまったく相容れない要素で、釣り場から家まで遠くて15分なので、持ち帰る(あるいは持ち帰らざるをえない)魚が釣れたら、その日の釣り終了でとっとと帰宅するという方針で今後も行きたい。それにしても90超えのメジロ(ブリの手前)は運びにくかったけどな。錆は海沿いの街は潮風にやられて厳しいとは聞いてたので定期的にCRC666吹きまくって拭いてたのでそれ程でもなかったけど、さすがに海水したたる獲れたて鮮魚を直積みしてた前カゴは錆もひどかった。そら鮮魚運搬を想定したカゴじゃないだろうからしゃああんめい。
リヤカーと連結してカヤック運搬できる体制も整えたけど、カヤック漕ぐ体力が既に無く、残念ながら1回漕いだだけで終わっている。なんとか体鍛え直してママチャリでリヤカー曳いて漕ぎ出したいけど、まあ陸っぱりでも楽しめてるので無理せんでもいいかという気もしている。
自転車の機動性は、足で釣るワシの釣りにおいて極めて重要な要素なので、新しい空色自転車にもその実力を遺憾なく発揮してもらうことにしよう。
ニゴイで良い結果出せてたのは自転車の機動性が大きく貢献していて、
返信削除ホームのシーバスでも現地自転車なるものを活用していたからいい場所のレパートリーが沢山あるから
私も自転車は重要アイテムです。
クルマじゃわからない場所でも見つけられますし駐車場に振り回される事もないですからね
ぬこさん おはようございます
削除まさにおっしゃるとおりって感じです。
ルア-の釣りの”勝負の早さ”を生かすには機動力がものをいうと思うのですが、釣り場では実績ポイントにへばりついてるだけの釣り人もけっこう目にして、なんだかな~って思ってしまいます。
ナマジさん おはようございます。
返信削除自転車をまともに維持管理しようとなると、砂塵や摩耗や劣化による部品のライフサイクルなどがあり、年がら年中いじりながら運用することになります。
趣味でやってるならまだいいのですが、完全にアシとして使うとなると金銭的に手間暇的にコストが合わないという感覚になるので、一般的にメンテ&オーバーホールより買い替えが主流なのが分かります。
車両の時価評価と費用のバランスが何倍にも違うことが普通で、安くてもオーバーホールとなるとパーツ代2万円からで工賃乗せると5万円はかかってくる他、作業量は膨大で自転車屋さんがお金をもらってもやりたくない作業が多く存在し、金属は金属で価値があるので手を掛けないのは当たり前の判断です。
まだ手もとにあるなら人が乗れるリールを触ると思ってバラシて遊んでみるのがおすすめです。構造を見ればDIYするハードルが下がるので手入れしやすくなり、部品交換の判断もつきやすくなります。廃棄が面倒になるでしょうが、最後に愛車が栄養になって生きてくれると思います。
自転車の改造は様々な沼の他、モジュラ―型製品現物合わせ沼の戦慄を味わう事になるので、おすすめしません。
レクエル堂さん おはようございます
削除自転車の整備、パンク修理とかの簡単なのはできるのですが、ワイヤー交換に手がでないぐらいでなさけないかぎり。
リールだとまさに趣味の世界なので面倒臭くても楽しんでやれるのですが、自転車はなぜかそこまで手を出す気になれない不思議。
先代の自転車は処分場に持ち込むにも手間が掛かるので自転車屋さんに引き取ってもらってます。
確かにいじくって遊ぶ教材には良かったかもですね。ちょっと惜しいコトしたかも。