マンガ読んでたら、情報の不思議さということについて書かれていて、同じような資料でも「マル秘」とかなっている情報のみが読まれれるという事例が紹介されていて、なるほどなと思った。
例として他にも「誰でもすぐに話せるマル秘英語術」というのと、「英語会話基礎編」というのでは、前者を手に取ってしまうだろうと書いてて、そうなんだろうなと得心する。
まああれだ、このブログの読者が、全世界の日本語読めるネットユーザー対象に公開しているにもかかわらず50人くらいしかいない、という原因はそのあたりにあったのだなと反省するしだいである。
「秘密の爆釣テクニックなんてありません」、地道に釣り場に通って、データ取って試行錯誤していくことでしか、釣りは上達しません。
「秘密の道具もありません」、魔法のような万能ルアーも無ければ、物理法則に反するような高性能なロッドやリールもあり得ません。自分の道具の特性を良く理解して、上手く道具を使えるようにしましょう。
「秘密の釣り場は載せてません」まずネットで公開した時点で「秘密」と矛盾してしまうので、ネット情報でそんなものが出てくるわけがありません。ネットで公開して人が押し寄せて他の釣り人にまで迷惑かけるわけにはいかないので、具体的なポイント名は伏せます。
なんていうクソつまんねえ真実を書いてきたがための、この不人気ぶりかと思うと、これからは心を入れ替えて、ウソくせぇ爆釣テクニックとか書き散らさねばならんのかなと一瞬考えたが、そんなもん書ける才能があったら苦労しないって話で、まあそういうのは道具売らないと商売にならない釣具屋お抱えの釣り師にでもまかせて、お気楽ブロガーは好きに書くさ、と思うのである。
おもえば他にも「釣りにまぐれはあんまりない」とか「食らったボウズの数で魚を釣れ」とか「プロにガイドしてもらうと良く釣れる」とか「ウブな魚が沢山いれば下手でもつれる」とか「最後は魚の気分次第」とか実も蓋もないことを書きまくってきた気がする。
これからも、そういった夢のない地味な話を力一杯書いていきたいと、心あらたに誓うのであった。
でも、逆に「釣りでは基礎的な技術の練習とか地味な努力が報われる」とか「確率的に沢山釣りに行けばいい目にあう確率が確実に上がる」とか、当たり前だけどコツコツやってる釣り人には励みになるような話や「デカくても小さくても釣れれば楽しい」とか「いつでもどこでも釣りは楽しい」とか「釣りに関係する全てが楽しい」とか大事なことくさいことも書いてきたつもりで、そういう話ってあんまりネチネチと書く人いないだろうから、私が書くしかないのだろうなと、これまた心に誓うのであった。
別に、閲覧数を稼がねばならない理由も無ければ、モノの分からん人にまで読んでもらわねばならない理由も無い。
ひっそりと「ごまめの歯軋り」と「ほとばしる無駄な知識」をベースに書き続けていきたい。
みなさま、引き続きごひいきに。
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