ワシ、好きな釣り具が値段が安いのが多いので、経済的に破綻しないから生活が成り立ってるけど、高価なアンティークタックルとかに手を出し始めて、借金してでも買い求め始めたら、買い物依存で自己破産とかシャレにならん結果が待ってるだろう。そう分かっていても欲しくなってしまったら止められる気がまったくしない。
どのくらい、止められていないかこの三本の「アグリースティックGX2 USCA662MH」を見ていただければある程度分かるだろうか。2本目が欲しいということで、円安も関係なくネット釣具屋で確保したのは以前にご報告しているとおり。2本目を買おうとしていた時点で、待っていれば国内の中古市場に流れてくるのを確保できる可能性は大きいと思っていた。そう分かっていても、今すぐに手に入れてしまいたいという欲求を抑えられなかった。その欲求は切迫したモノであり理屈や意思で止めようのない種類のモノだというのがおわかりいただけるだろうか。割高だったけど買ってちょっと症状は落ち着いた。落ち着いたけど、その後しばらくして予想どおり某中古屋のネット通販サイトに同じ竿が出てきた。なんのためらいもなくそれも確保した。一本の竿は折れても三本の竿は折れないと毛利元就も言っている(言ってない)し、竿は消耗品なので予備が多くて困ることはない。ってのは言い訳で、見たらとにかく欲しくなったので買ったというだけのごく単純な話である。で、このアグリースティックが屈指の名竿というのなら分かる。でもこの竿クソ丈夫でそこは他の追随をゆるさないぐらいだと思うけど、その他はショボい竿でもある。ガイドがステンフレームに直接クロームメッキをかけたような”アグリータフガイド”でショボく、今使ってるのは”当たりロット”のガイドだったのか削れてこないけど、ガイドセッティングが今ひとつ分かってなくて、一番曲がって負荷がかかるだろう、2ピースの竿先側の継ぎの上のガイドがシングルフットになっていて、必死でドラグ堅めで魚寄せてくると毎度のように曲がってブランクス側に寝てしまってるので手で摘まんで起こさなければならないというていたらく。そのうち金属疲労で折れるだろうからその前にガイド換装が必要になるだろう。同じようなパワーのフェンウィックの低級グレードの「FVR66CMH-2J」では、その位置のガイドはダブルフットになっていて、そこはさすがフェンウィック”さすフェン”で竿というモノが良く分かってるのである。下の写真の上がGX2で下がFVRなんだけどGX2の継ぎの上のガイドはスレッド剥離しかかってるのがおわかりいただけるだろうか?シェイクスピアのガイドセッティングやらグリップの配置やらがイマイチなのは今に始まった話ではなく、ワシが最初に買ったスピニング7fのアグリースティックもグリップが短くてトップヘビーでバランス悪くて最初「何じゃこのクソ竿」と思ったものである。それがグリップにオモリかまして調整して使ってるうちに「何じゃこの丈夫で応用範囲の広い竿」って惚れ込むようになるのである。というわけで、2本持ってても3本目を買うぐらいには頭がおかしくなってるんだろうと思う。ついでに書くなら前回書いたアグリースティックの9fの船竿?も見つけて即買った。
幸いなことに、今症状が出まくってる従来型PENN両軸機は安いので個別に見ていくとどうということはないけど、安いとはいえ調子に乗って数を買ってしまうのでここしばらく、月の釣り具予算3万円は軽く超過してしまっている。2千円3千円で買えてしまうと、ブレーキの効きが悪く、マウスはスルスルと滑りがち。
まあブログネタには困らなくて良いなと思うけど、今の時代一体どれだけの釣り人が従来型PENN両軸機に興味があるというのだろうか?興味あるようなマニア氏達は既にワシの知ってる程度のことはご存じだろう。でも書く。なぜならいつもの基本姿勢でワシが書きたいから書くのである。まあそういうわけで皆様お付き合いいただけると嬉しいです。
今回は買う予定などなかったけど安かったので思わず買ってしまった、ちょっと面白い2機種を紹介してみたい。
1台目は「350レベルライン」、コイツは従来型PENN両軸機には珍しく平行巻機構が付いている。付いてるんだけどレベルワインダー(平行巻機構)といって普通想像するような、グルグル棒で行ったり来たりする仕組みではない。従来型PENN両軸機にも「No.9」シリーズには若干丸アブとは違う形式だけど似たような平行巻機構の搭載された機種はある。だがしかし、コイツの平行巻機構はかなり独特で、リールの前方やや上に左右というか前後対称に半分ずつ逆になったひねりの入ってる棒があって、それがユックリ回ることによってスプールにラインが並行に巻かれていくという仕組みで、PENNの特許技術らしい。けどゼブコのベイトキャスティングリールで似たようなのがあったような気もする。サイズも大きめで使うアテはまったくないんだけど、どういう仕組みなのか面白そうで興味あったのと、金属部分のメッキ剥げとか激しめで捨て値で競ることもなく入手できそうだったので確保した。ちなみに千円スタートで送料込みで1760円。発送してもらう手間考えると儲けにもクソにもなってなさそうで申し訳ない気がするぐらいだけど安いのはありがたい。分解整備は、平行巻機構の分部品が増えたけど、基本は単純明快なつくりなのでたいした手間でもなく、ギア下の赤繊維ワッシャーが腐ってて割れたけど、ドラグパッドの革はまだしなやかだったので、ギア下ワッシャーだけジュラコン製に換装して組み上げて、早速ライン巻いたらどうなるか試してみた。
ハンドル回してラインを巻いていくと、スプール糸巻き部分より高い位置の前方に出ている、”半分逆ひねり棒”の上をラインが巻かれてくるけど、半分逆ひねり棒はハンドルの回転より減速されつつユックリと回転していく。するとその回転にあわせて半分逆ひねり棒の上のラインはヒネリに導かれて端の方にユックリと移動していく。そしてラインがスプール幅の端まで来ると、半分逆ひねり棒のヒネリが逆向きの面になって、今度は端から反対方向に逆向きヒネリに導かれてラインがもう一方の端に向かっていく。端に到達したら同様にまた逆のヒネリの面にひっくり返って戻っていく。という仕組みで、常に棒にラインが接触して摩擦が生じている点やらの欠点もあるけど、自動で平行巻きができるという点において平行巻機構の役目は果たしている。なかなか面白い工夫で国内の中古市場でも珍しくない程度には見かけるので、そこそこ評価されて愛用されてたようである。ただ、整備する前にはどういう仕組みで動いているのかやや不思議だった。「不思議もナニも丸アブとかのレベルワインダー動かすホイールギアみたいなのが側板の方に入ってて減速してるだけじゃないのか?」って思うかもだけど、どう見ても側板側もハンドル側も薄っぺらくて、減速するのに必要な大きな径のギアが入ってるようには見えない。側板側には通常の従来型PENN両軸機と同様の位置にクリックブレーキが入ってるのが見て取れるので、そもそも側板側には余分なモノが入ってそうな気がしない。だとするとハンドル側のメインギアから回転を持ってきてるはずで、クラッチ切ってフリースプールにすると半分逆ひねり棒は回ってないのもそのことを裏付けている。メインギアから回転持ってきつつ減速するけど、幅は増えてないから、メインギアと同一平面上にギアがあるはずで、メインギアと同一平面上のギアは、ウォームギア方式なら可能だけどむしろ増速してしまう。増速してもいいから回転を伝えてしまってから、歯を欠いたような例えば1回転で1回だけ歯が噛みあうギアで半分逆ひねり棒のギアを回して、半分逆ひねり棒のギアには普通に歯を付けておいて逆転防止装置をつけるとかか? とか思いつつ蓋を開けてみたら、当たらずとも遠からずナマジ予想自己採点40点ぐらいで、正解は、ハンドル軸に入ってるメインギアから回転を持ってきてるのはそのとおりで写真の黄色矢印でさしているギアがそれ。半分逆ひねり棒のギアに逆転防止が付いてるのもあってた。写真では右の右端ピンクの矢印。ただ、ワシ生物系の理系であり、機械科とか出身の人なら、この手のギアとかラックとかを組み合わせた工夫っていろいろ知ってるんだろうけど、ちょっと想像つかん方法だったので面白かったし感心した。写真で見て分かるように、綺麗にハンドル側本体のベークライト樹脂の端の方の空きスペースに収まっている。黄色矢印のギアでメインギアから回転を引っ張ってきたら、それを一回ピストン運動的な直線運動に変換している。これはスピニングのスプール上下の単純クランク方式と一緒で写真の赤矢印の”十手型”の部品が左右に往復運動をする。そうすると1回転に一回だけ十手型部品の先っちょが緑の矢印で示した半分ひねり棒のギアを押す。その分だけちょっとずつ回っていく。ラインの抵抗とかで逆転してしまわないように写真右端の逆転防止の爪をバネで押しつけている。淘汰されて現在使われなくなった方式だけど、ラインがスプールに均一に巻けるという平行巻機構の役割は果たしていて、端の方がややタイミング一定しないきらいはあったし、さっきも書いたようにラインに常に摩擦がかかる方式だけど、ドラグ逆転してラインが出ていくときに、今の連動式や固定式のレベルワインダーだとスプールからレベルワインダーへの角度がきつくなって、ドラグ値と魚の引きによってはレベルワインダーの破損やらラインの損耗が生じかねないのに対し、棒の上滑るだけの比較的ユルい制限しかないというのは有利な点もあるように思う。レベルワインダーがパカッと開いたり、フリーになったり投げるときの摩擦対策がとられている機構のは何種類か見たことあるけど、高ドラグ値でファイト中にレベルワインダーでラインがスプールに入る角度がきつくなってしまうのの対策としては、レベルワインダー取っ払うのが現時点での最終回答なんだと思う。けど、この”半分逆ひねり棒方式”を発展させたら、例えば通常の巻き取り作業では働く位置にあるけど、ドラグが出て強い負荷が掛かるような場面ではスライドして下がるようにするとか、海用のどえらい値段のトローリングリールでも、レベルワインダーがなくて手で平行に巻けるように均らさなきゃならんって、なんか変な気がする。ワシャそういう”手動”でマニュアル方式がむしろ好きだけど、トローリングリール買うような金持ち相手ならオートマチックにしてその分値段に反映させて錢引っ張ってくるべきじゃないの?って思ったりして。1950年代半ばの登場だから特許も切れてるだろうし、PENNのインターナショナルシリーズの焼き直しでしかないトローリングリール作ってるメーカーさん達は頑張ってみたらどうですかね?(特許切れる前のはずだけどオリムがマルパクしてる「レベルライン胴突」はさすがにパテント料払ってるよね?) で、もいっちょが泣く子も黙るPENNブランドを代表する名機。セネターシリーズの末っ子「セネター1/0」。まあセネターつったら、使いもせんのに我が家の蔵にも9/0、4/0が転がってるぐらいのもんで、この手のスタードラグ仕様の大型両軸リールの決定版である。特徴としては、以前にも書いたけど樹脂製(初期はベークライト、今時の機種はドライカーボン等)の側板や本体プレートを金属リングでサンドイッチした堅牢な構造。とにかくこの構造は真似されまくっていて、面白いところではガルシアミッチェルもモロパクしてて、ただそこはミッチェル、セネターパクっても白い樹脂を使っててなんかオシャレなの。PENNが作ったミッチェルスパイラルベベル機みたいな720系の裏返しでパクってもそれぞれ味わいが出るのが、さすぺン、さすミッチェというところか。スピニングリールを工業製品として普及させたのが「300」のミッチェルなら、樹脂ボディーを金属板で補強した丈夫な両軸受けリールを工業製品として普及させたのが「セネター」や「ロングビーチ」のPENNなんだろうと思うと、なかなかに両メーカーとも偉大な足跡を残している。ワシPENNについてはスピンフィッシャーシリーズという、PENN社としては”本業”の両軸ではないところから入ったくちで、スピニングの世界ではPENNはもうひとつマイナー感があって悔しいところだけど、両軸に関しては全くもって”世界のPENN”であると、従来型PENN両軸機をいじくってて誇らしく感じるところである。ワシPENNの関係者でも何でもないけどな。
というなかで、PENN小型機をルアー投げる釣りで使おうというときに、候補をピックアップした中にもセネター1/0は入ってきてはいた。いたけど、本来大型魚を狙うごっつい道具という性格であり、そのための堅牢な作りなわけで、小型機にセネター選ぶ利点はあんまりない。小型機で釣るような魚相手ならそれこそそういう目的で作られているライトタックルな「27モノフィル」や「180ベイマスター」が適切で、セネターは過剰性能だろうというもの。まあ、夢のハタ系10キロオーバーとかPE80ポンド道糸でドラグ締めて狙うとかならありかもだけど、いざ買おうとしても同じように小型機にセネターの性能はいらんだろうと皆考えるのか、中古の球数が少ない上に、たまに出てると良いお値段してるので確保対象からは外していた。いたけど、明らかに安く落札できそうな弾が出てきたので、開始価格3000円にちょっと色つけて入札しておいたら入札ワシだけで確保できてしまった。この個体、程度も良くて機関良好、メッキの剥げも無いぐらいなんだけど、足の裏にデカデカと前の持ち主が名字を彫ってあるという明確な瑕疵があって、今時この手のリールを買う層はコレクターだろうから、こういうキズモノは狙い目だろうという読みがハマってくれた。ワシの手元に来たということは、コレに80ポンドPE巻いてゴツいの釣れという運命の導きだろう。実釣に使うのなら足の裏など竿に付けてたらそもそも見えんので関係ないし、そういうことにしておこう。 ならば実釣仕様に整備せねばなるまいと分解整備。パカッと開けるとステンの銀色が多いなとか、小型機なのに140スクイダーや350レベルラインのような中型機でもそうだったけど、ピニオンギアの上部にリングが填めてあって、ゴリ巻きしてもスプールがハマる切り欠きの部分が欠けたりしないようになってたり、全体的に堅牢な仕様だけど、基本的な構造、設計自体はほぼ従来型PENN両軸機の基本形を蹈襲しているので、分解して増えた部品としては側板や本体の樹脂を挟む金属リングがサンドイッチ方式なので2枚から4枚に増えてるぐらいで部品数は多くなくシンプル。ただ、細かいところでもメインギアの直径が大きく材質が鋼製でピニオンはステンレスっぽい素材で丈夫そうとか、他にも気がつかないけど工夫はあるのかもしれない。ピニオンギアが割れる潰れるって相当な力でゴリ巻きしなきゃ起こらないはずだけど、スピニングでゴリ巻きは愚策だと思うけど、両軸機でゴリ巻きは状況によりありだと思うので、それに耐えうる仕様だと認識しておくのはいざというときの判断材料になるだろう。
実釣想定でちょっといじったのがドラグとブレーキで、ドラグは革パッドがまだしなやかさを保ってて生きていたけど、ここは”HT-100”カーボンパッド一択だろう。スピンフィッシャーの7500ssとかのドラグパッドが使える。ついでにメインギア下の赤繊維ワッシャーはテフロン製に交換。ブレーキ無しでぶん投げるのは難しいというのがお恥ずかしいけど実態なので、スプールは真鍮にクロームメッキの金属スプールなので側板にとりあえずネオジム磁石2個ウレタン接着剤でくっつけて、投げてみて調整の予定。アルミより真鍮の方が、良伝導体の銅主体なのでマグブレーキは効きやすいのか?って感じで、組み上げて80ポンドナイロン下巻きに、ロウニンアジ用にしこたま用意してた7500ss用のスプールから80ポンドのPE引っぺがしてとりあえず巻いてみた。ラインシステムをどう組むか、ロウニンアジ用をそのままだとルアーが泳がない気もするのでどうするかとかもうちょっと悩んでみるけど、とりあえず釣り場に持ち出す用意はできつつある。
350レベルラインは中身見て面白かったということでワシ的には用済みなので、売れもせんだろうからいじってみたい人はご連絡ください。送料負担していただければお譲りします。1/0セネターのほうは、どうもコイツでゴツいのをやってしまえという流れのような気がするので、ラインシステムに加え竿をどうするかとかまだ詰めるべき所はあるけど、年内に釣り場に持ち込めるように準備していきたい。1/0セネターは久しぶりにガチムチの大物狙い臭のするリールで、ちょっと興奮させられている。3000円+送料の分ぐらいは既に楽しんだと思う。安いもんだゼ。
デザインだけの話ですが、PENN両軸でマグパワーってやたら格好いいんですね。
返信削除AVETの整備の面倒臭さに困って
私も新しいPENN両軸気になって仕方ないですから依存症丸出しです。
アグリースティックもフォアグリップ長いモデル引っ張ってきた辺り、60cmオーバー狙いですね
PENN両軸活用で思い出したのですが鱧の呑ませ再開はないのですか?
小型機種には良い相手と考査します
アベット格好いいので使いたくなりますが、整備は面倒なんですね。
削除両軸にマグ付いてると船に乗ったときに着底バックラッシュがだいぶ防げるのは良いですよね。
スクイダー145の投入はハモ想定してます。そろそろアジがハリ掛けられる大きさに育ってきたので暇を見て再開です。
明石海峡、浅いくせに3枚潮とか厄介で
削除フォール中のバックラが出やすいからアベットにエレキバン装着しました。
アベット、小さいシム多いしバラすとパーツがポロポロ外れる感じで
PENNじゃ考えられない煩わしさがあります。
レバードラグ両軸の経験これだけですし把握仕切ってないのも原因です。
鱧、期待してます!!!
ペンはその点楽ですね。何台かいじると基本構造は同じなので慣れるのもあります。
削除近所漁港も水温上昇で豆アジが数稼げなくなってきたので、キャスト練習も兼ねて蚊取り線香焚きながらハモ狙いにシフトかなと考えてます。捕食者の活性は良さそうな気配なので頑張ってみます。
いつも楽しい記事をありがとうございます。
返信削除PENNのLeveline 350ネタも、楽しませていただきました。
ところで、ダイワが同社の「Sealine」シリーズの一環として、Leveline 350と同様の「ねじりん棒」を使ったリールを作っていたってご存知でした?
「Daiwa Sealine 350L」という名称でした。なんと「350」という数字まで一緒なのです。
PENNのマニュアルによると、「ねじりん棒」によるレベルワインド機能が効果を100%発揮するには、リールと最初のガイドとの距離が近すぎてはいけないのでした。マニュアルには、必要な距離が具体的な数字として記載されていたと思います。
あいにく、私が使っていたロッドには、その距離を満たすものがなくて、350の本当の実力は試せないまま、手放してしまいましたが、今でもあの「ねじりん棒」の機構には強く惹かれます。
ギア比を高速にして、どこかのメーカーが作り直してくれないかな、とたまに思います。
おはようございます
削除オリムのは見かけたことがありましたが、ダイワもやってましたか。
ダイワは当時代理店だっただろうから許諾ありな気もします。
確かに手で持ってライン巻いてるときも端まで行ききらないときがありました。距離が足りなかったんでしょうね。
安定して確実に作動させるには今の方式が向いてるんだろうけど、スピニングと違って平行巻が多少崩れても飛距離に影響するでなし充分役に立つと思うのですが、メーカーとしてはそこまでの冒険する体力はもうないのかも?