多少しわが寄ってるのは保管時の折り癖が残ってるだけでそのうち解消するだろうから気にしない。
多少気にしたほうがいいのは、元々の部屋の畳が”江戸間”か”京間”かの確認ぐらいだけど、紀伊半島でも普通に江戸間なので最近は京間のお屋敷なんて関西の何代も続くような金持ちしか関係ないのかも。
”畳と女房は新しい方が良い”などと言うと今時フェミニストどもにつるし上げ食らいかねないけど、確かに新しいイ草の香りは悪くない。畳じゃないけどな。女房の方については黙秘します。ちなみに女房と味噌は古い方が良いって言葉もある。感じ方には個人差がありますっていう多様性の時代。
とまあ、畳については結局”みっともねぇ”ってのを除けば実害はなく、なんなら段ボールを敷いて対応しておけば、経費的にはタダ同然でいけたんだけど、段ボールはどうにも健康的文化的な生活っていう見た目になりにくいので、思いつきでゴザでどうにかしてしまった。経費もそれほどかからず、それなりの耐久性がゴザにあるようなら費用対効果的に悪くないだろう。
っていうのとは別に、切実な問題が屋根の雨漏りの他にいくつか生じている。屋根や畳のような建物に付随するものではなく、家電の類いで、3つほど購入やら買い換えやらが必要になってきていた。どれも今すぐでなくて良いんだけど、性能が落ちてきたりしているので長期的には買い換えしないとiけないのが、冷蔵庫と瞬間湯沸かし器で、瞬間湯沸かし器は入居した当初から湯温が安定せず、低めの設定温度でないと熱湯と水が交互に出てくるような感じで、センサーのバイメタル(温度による収縮率の違う金属を貼り合わせて曲がり具合でスイッチが入ったり切れたりする方式だけど、今でもその方式なのか?)がバカになってるのかもしれん。修理に出すか買い換えるかだけど、低温の設定でも凍えなきゃならんような状態にはないので喫緊の課題ではない。もう一つが冷蔵庫で九州時代から使ってるのでかれこれ15年選手であり、クソ夏の高温時に冷蔵室の冷えがイマイチと感じるようになってきた。冷凍庫は問題ないので夏には定期的に冷凍庫で作ったペットボトル氷を冷蔵室の上の方に入れて低温を維持したりしているので、そろそろ買い替え時である。冷蔵庫に関してはシラスウナギで稼いだ分で買い換えることを目標としており、現在2万円強貯まっている。冷蔵庫今のと同じぐらいの型の新品買うと、国産有名メーカーだと10万円以上、中華製で名前聞いたことあるメーカーだと5,6万ぐらいで、中古は運次第、できることなら10万円以上稼いで国産の良いのを買いたいところなので、来期もせっせとシラスかきせねばである。性能の劣化速度が速いか、”シラス基金”が貯まるのが早いか微妙なところである。 というのの他に、今現在は問題ないけど、ナニか起こったときに重大な問題になりそうなのが3つめのエアコンである。我が家には1台エアコンがありクソ夏でも快適に過ごせる魔法の機械なんだけど、使っててたまに思うのは「これ、故障したら死にかねんよな」ということで、EUであったように電力供給システムの不具合で停電とか、インドであったように生活インフラへのサイバー攻撃とかで停電ってなったら、太陽光発電とかの自家発電設備でも持ってないかぎりどうしようもない。っていう根本的な問題はあるにしても、機械が1台しかなくて故障したら健康上甚大な被害が予想できるっていうのは避けておかねばと、昨今のクソ夏の度に思ってた。けど、のど元過ぎれば熱さ忘れるって話で、涼しくなると忘れてしまい。かといって夏の暑い時期には電気屋も繁忙期で工事もすぐには来てくれないしエアコンも強気の値段で高い。しかし昨年のクソ夏の暑さはさすがに懲りて、黒潮大蛇行終息で涼しくなるかもって話も耳にするけど、どのみち海水温上昇傾向は続くのだろうから憶えてるうちに買っておいて正解だっただろうと思うけど、2月まだ寒いうちに近所の電気屋さんがセールやってたのでガツンと工事費込みで8万円弱かけて客室の方にもエアコン取り付けてもらった。これで、エアコン片方壊れてももう片方の部屋で涼しく過ごせる。 過ごせるんだけど、実は古い家なので、エアコンだの電子レンジだのといった大容量の電力を消費する電化製品が想定されておらず、配電盤でブレーカーごとに配線分かれて各部屋に電源が配分されていれば問題ないけど、結構大くくりでまとめてあって、エアコンのある居室と客間は同じブレーカーに繋がる配線で、同時に稼働すると設定温度とかにもよるだろうけど「ブレーカー落ちる可能性があるよ」との電気屋さんのご指摘。配電盤から新たな線を引っ張ってくれば解決だけど、電気工事やってもらうとまたオゼゼが飛んでしまう。なんとかならんかなと考えて、廊下挟んで向かい側の釣り具部屋は別のブレーカーに繋がってるので、そっちから延長コードで引っ張ってくるのぐらいは日曜大工でできるだろうということで、とりあえず居室のコンセントに突っ込めるように電気屋さんには工事してもらっておいて、その後暇をみてメジャー片手に配線経路を考えて、7mの延長コードを買って、天井付近の梁にヒートン打って、無事釣り具部屋のコンセントから引っ張る体制は整って、電源問題も解決。これまで釣り宿ナマジは夏の営業はしてなかったけど、エアコン着いて1年中お客様を迎えられる体制が整った。 いつもご利用いただいている皆様、新装開店となりました”釣り宿ナマジ”を今後ともよろしくお願いします。看板猫コバンによるご接待(お触りOKでっせシャチョーさん!)、産直のトレトレの魚を中心とした料理、最新の情報に基づく釣り場ご案内は引き続き当宿の”売り”でございます。これからもご期待のうえご指導ご鞭撻のほど重ねてお願い申し上げます。
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