2022年1月8日土曜日

ねこまっしぐら?

 ペットが餌を沢山食べるのを見るのは飼い主冥利に尽きる。人間でも食って飲んで寝て出すのが全ての基本であるように、ペットの健康も成長も繁殖も全ての基礎に餌をちゃんと食うことがあると言って過言ではないと思う。
 我が愛猫コバンちゃんもよく食べる。最初の健康診断で猫白血病のウイルス持ちと診断され、長く生きられないかもしれないと聞いたときは胸が潰れるようだった。免疫力を強化するインターフェロンの注射(結構お高い)を打ってもらい「沢山食べさせて体力つけてやってください」との事だったので、アジの頭中心にガンガンと食わせた。ときには若アユとか刺身の端っことか贅沢なモノも食わせてた。やっぱりワシが旨いモン食ったとき、猫様にも食わせて差し上げたくなるものである。

 結果、猫白血病ウイルスは”陰転”して、骨髄のほうに残ってたりする可能性はあるみたいだけど、基本ウイルスが増殖して悪さをする状態ではなくなって喜びに打ち震えたモノである。と同時に食えるだけ食わせてきたので、食欲旺盛な育ち盛りの去勢済み雄ということでモリモリと食って、ムチムチと音がするぐらいに固太ってきた。外から触って肋骨が分かるぐらいならデブではないと読んだので、固太りの範疇だと思ってたんだけど、昨年末、定期予防接種のときの健康診断で「ちょっと太りすぎです」とのご指摘を受けてしまった。

 「コバンわれデブやったんか!!」

 7キロ超えはさすがに重すぎるようで6キロぐらいまで落とすように指導を受けてしまった。飼い主(下僕)としては愛猫の健康管理が上手くできておらず反省するしだいである。
 「餌を同じ量でもより低カロリーのダイエットフードに変えてみてください」とのこと、アジやらカマスやらは脂の乗ってないのを食わせようと思っても、そんなの選んで釣れるわきゃないので、主食の魚の頭とかはちょっと量を減らして、夜食や1階で留守番事に食べるカリカリをいつもの安っすいスーパーで買ってくるヤツから、ダイエット用のカリカリに変えようという方針で、さっそく近所のドラッグストアという名の雑貨安売り店に行ってみると、クソッ、愛猫の健康のためには背に腹変えられない下僕の足下みくさって、お高いんでやンの。なんで猫の餌にワシかて食った事無いような七面鳥肉を使用とかの高級品を食わさにゃならんのじゃ?猫様に対してはそのぐらいさせていただいて当然なのか?下僕の幸せなのか?
 はなはだ疑問に思ったので、もっと安いのないかネットで調べてみたら、さすがにそこそこ手頃な商品もあった。それでも2キロ強で500円のいつもの安カリカリに比べたら高級だけど「カルカン ドライ 肥満が気になる猫用 毛玉ケア まぐろと野菜味 キャットフード 成猫用 1.6キログラム」というのが600円程度とまあ手頃な値段なのでコレで手を打った。カルカンっていったら「ねこまっしぐら」で有名な老舗ブランドだし安心だろう。猫餌検索してて気がついたけど、最近は猫餌でも”グレインフリー”とかいって穀物原料不使用を謳ってるのがあって、まーた消費者を小馬鹿にした「猫は本来肉食で」とかいうアホ理論で高級品を買わそうとしてるのが目に見えて不快だった。アレルギー持ちとかじゃなければネコは穀物食ってもちゃんと消化して健康に育ちます。猫は人間との共生の歴史で雑食性を習得してます、ってしつこく書いておこう。ちなみにカルカンも原材料の最初に来るのは「穀類(トウモロコシ、小麦等)」となっている。良心的・庶民的で良いです。
 でもって、餌の脂質含有量とかで食べるかどうか決めてるという説もある猫様。そんな脂質を減らしたような餌を食ってくれるのだろうか?
 という心配は全くの杞憂で、珍しい餌はとりあえずガッついてみるのが我が愛猫。宣伝どおり「ねこまっしぐら」な感じで食ってくれて一安心。
 でもって、いつもの安いのと味違うんだろうか?とちょっと摘まんでカリポリと食べてみたら、まあ食えなくもないけど美味しくもなく、正直味の違いはわからんけど、安いのを料理して人間の餌化をこころみたときに障壁になった”なんかわからんキツ目のハーブ臭と酸味”は感じられないので、コレで料理したらまた違う展開があるのかも。とは思うけど基本あんまり美味しいものじゃないのは変わらないので、非常食として「食べる事もできる」って認識で扱い変わらないんじゃないかな。

 でもって、体重を落とすときの基本は摂取カロリー量を落とすのと、使うカロリー量を増やすのが鉄則でありほぼ全てなので、コバンには激しく運動してもらわねばなるまい。といっても動きたいときは動き、動きたくなければ梃子でも動かないのが猫様である。
 なにしろ冬になって寒くなったらほとんどの時間をコタツで丸くならずに伸びきってくつろいでおられる。ノラ時代の警戒心は何処へいった?
 てな感じで、犬のように散歩に連れて行けばいくらでも走らせてカロリー消費させられる生き物とは違うので、猫様御自ら動きたくなるように配慮せねばならない。
 という事で最近のコバンのお気に入りはペットボトルのキャップなので、今部屋にはペットボトルのキャップがゴロゴロ転がってる。いつ何時猫様が遊びたくなっても対応可能なように、いつも手元にペットボトルの蓋の弾数は用意している。そして興が乗られた際に、これでもかとペットボトルの蓋を投げまくって、空中キャッチや、アタック、畳の上を弾いて追っかけるなどのお楽しみに全力で励んでいただき、ハアハアと息が上がるまで運動してもらっている。

 ワシのダイエットは”酢締め”で成功しているので、猫様のダイエットも何とか成功させて、漢一匹、猫一人、楽しく健康に生きていきたい。

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