2019年3月23日土曜日

異邦人狂詩曲


 全国50人くらいのナマジファンの皆さんスイマセン、今週もスピニングリールネタの予定だったんだけど、だいたい予想通りに釣りが忙しくなってきてくれてて、長々とクドクドと冗長にネチっこいナマジ品質の記事書いてる暇が作れずスピネタお休みです。

 実際に釣りに行けるのは体力的な限界もあって週2か3ぐらいなんだけど、魚釣れるといろんな情報が得られるので、次の戦略を練って備えなければならなくなり、浮子やらルアーやらを増産掛けたり新作作ったり、ライン巻き替えたりハリス結んだりとやることはいっぱい出てくる。

 ヘラ釣りの方は、完全に春っぽい釣りになってきて、魚の多い公園池では”釣れすぎる”状況になってきたので、次回から魚のうっすーい管理池で、今年こそキッチリ釣り込んでみたいと決意も新たに準備している。桜の咲く頃2年前に始めたヘラ釣りももう3年目に突入する、もう初心者じゃないし、基礎からきっちりクンフー積んできたという自負もある。
 数はやっぱり半日やって5~10釣れるぐらいの適度な難しさの時が一番面白いように感じる。それ以上の自分に不要な魚を釣る必要はあんまり感じない。
 公園池、なぜかここ何回かうどん系の刺し餌食ってこなくて両ダンゴが好釣だったので両ダンゴの修行が予期せず進んでしまい、新しく得た知見をふまえて両ダンゴ用の浮子など増産してみた。
 基本、浅棚の両ダンゴ用の浮子は、足が長くてスマートなタイプが多いようで、そういうのを作ってあったんだけど、魚が上ずって餌が上の棚でつかまるようになると、立ち上がりが早いはずの足の長い浮子が意外に立ち上がってこない。
 たまたまペレット配合系の重い餌を支えるためにトップ太く長くという浮子も作ってあったので使ったら塩梅良かった。
 足の長い浮子は立ち上がり始めるのは早いし小さな力で立ち上がるけどユックリと立ち上がる、対して足が短かい浮子は立ち上がり始めるまでは遅いけど立ち始めると早いという浮子作りの基本があるようだ。加えて足を短くするとその分浮子自体は軽くなって、それとバランスするオモリが当然重くなるので、餌を引っ張って早く沈んでくれるという要素も絡んで、足短めでトップも中空パイプで浮力があって軽い浮子の方が、表面張力だの上下の重量バランスだのも含めた総合的な釣り合い方で、餌が上で止められる状況では結果的に早く立ち上がって早いアタリがとりやすいという結果だったのかなと推測している。
 写真右が好釣だった「パ45太」で左は一般的なバランスで細いパイプトップで作った「パ45」。この二つを比較して浅棚における浮子の立ちやすさ早さなんていうのも検証してみようと思う。
 多分餌がオモリより下にある時点で食ってくるなら、ハリスが下に引っ張られる方向に魚の影響がでてトップ軽く足長くな左の浮子の方が良いとか、状況によって差が出るんじゃないかと思っている。
 かつ、今の主流の浮子というか釣り方が、あまり早いアタリをとらないナジミ込んでいく途中の釣りを想定していると考えると、逆の早いアタリに特化した浮子と釣り方は、そういう狙われ方していない魚が多いかもしれず、玄人衆を出し抜ける手札となり得るんじゃないかと期待している。
 管理池のほうは魚が少ないので、昨シーズンまでは回遊してくる魚をじっくり待てる底釣りを中心に釣りを組み立てていたけど、今期は周りに”寄せ負け”しないように速いテンポで餌を打っていく浅棚や提灯の釣りを重視してみたい。
 あと、魚少ない分型は良いので、ハリスを0.3号中心から0.4号中心、0.5号もということで、底釣り用のは両ダンゴのハリスも昨年のがあったけど、浅棚用のハリスはなかったのでだいぶ結んだ。
 首尾良く釣れると良いんだがどうなることやら。

 その前に、今日からシーバス3連戦で、そろそろカワゴカイ系のバチパターンは終わりそうな時期なのに加え、だいぶ釣り人にも叩かれバチも食べ慣れて食い方が弱く、選球眼も厳しくなっているハズなので、いつもの中ニョロだけでなく、いくつか投げる予定のルアーを用意して追加で作ったりしたところ。準備おさおさ怠りないつもり。
 基本的には一番上、いつもの中ニョロは引き続き先発ローテに入ってもらい、やや軽くて動きがない「お手元ルアー」と「F改」で中軸担ってもらおうかと思ったんだけど、F改の在庫が心もとなくなってたのでラパラF9は在庫まだまだあるので改造しようかと思った。けど、過去のは鉛使って重量をゆっくり沈むぐらいに調整してたのを”鉛フリー”でスズハンダとかでとなると鉛より沢山埋め込まねばならず面倒くせえ、タングステンの錘でも使うかと思ったけど、そういえば昨秋好釣だった「自作シンペン」は”動かない動き”といいボリューム感といいF改と同等だったなと思い出して、秋のイナッコが餌の時用のより細めのを増産してバチでもハクでもドンとこい仕様のを用意してみた。ちなみに写真では一番下。
 今日は雨が降らないなら下流エリアの砂州ポイントあたりで始めるつもりだったけど、雨が降るなら釣り人も減るだろうからカワゴカイ系の抜ける2本目橋下に入って、最後過ちポイントも要確認という作戦。

 てなことをやりつつ、復職向けたリハビリメニューも意外に真面目にこなしてて、マスクしながらジョギングも週2で続いているし、電車で出かけて机仕事想定してどっかで時間潰して帰ってくるというのも続けている。ヘラ釣りでも痛感するけど、まだ8時間座ってる体力集中力がないのよね~。困ったもんだ。と人ごとのように思っておく。
 春分の日は、久しぶりに同居人と映画など見に行ってみた。人混みと映画の長い時間集中して観ているのが疲れたけど、「ボヘミアンラプソディー」とても良い映画で楽しめた。
 英国の伝説的バンド「クイーン」を題材にした映画で、評判良いのは聞いてたけど、期待を裏切られずにすんだ。
 多分、私は直撃している世代よりちょっと下の年齢なので、思い入れが強すぎることもなく、素直に作品世界に入って行けたように思う。
 傑出した才能の持ち主がありのままに生きる、その難しさや苦悩や孤独について描きつつも、良い塩梅に暖かい物語に仕上がっていた。
 クイーンあたりのいわゆる「洋楽」って、JOSさんが大好きで、釣り場への行き帰り車の中では「クイーン」「ディープパープル」「ポリス」あたりが良く流れていたのを懐かしく思い出す。あとツーテンの虎ファンさんの車内にはだいたい「ボブ・マーリー」か「六甲おろし」が流れていたのも懐かしい。
 まあでもマンガオタ的には「キラークィーン」とか「バイツァダスト」とかが流れる度にジョジョを思い出すんだけどね。
 クイーン関連商品も売り上げ好調で楽曲ダウンロード数とか凄いらしいけど、野中先生がすかさず便乗して「魁!!クロマティ高校」の外伝描いてるのには腹抱えて笑わせてもらった。クイーンファンの皆様はフレディ出てくるけど「クロ高」読んじゃダメ、絶対!!
 なにしろ巨人史上最強の外国人助っ人の呼び声も高いウォーレン・クロマティー氏に訴訟起こされたという伝説級のバカマンガ。ワシャ好きやけどな。
 
 てな感じでユルユルとしつつもそれなりに忙しくて、リールいじるのは後回しにしてて、かつ昨日もリール1台人様に進呈したりもしてて、やっと目標の90台まで後1台に迫り順調に数を減らしており、スピニングリール熱は”峠を越えた”と思っちょります。
 油断してまたぶり返さないようにしっかり魚釣って養生していこうと思います。
 スピニングリールネタはあと2つぐらい残ってるので、また書くので楽しみにされていた方はしばしお待ち下さい。

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