2016年9月11日日曜日

半ダースも買ったいいわけ


 ルアーをまとめ買いするときに、6個買っちゃうのは今のように何でもネット通販できる以前の、店頭に無かったら問屋から取り寄せてもらうときの癖のようなモノだろうか。
 2個とか3個とか売って欲しくても、店としては問屋に発注する単位が箱単位なので売れ筋商品じゃ無いマイナールアーは「箱単位でしか取り寄せできないんです」と言われたモノであった。

 写真の箱の並びを見てもらったら一目瞭然だと思うが、3個2列で6個というのは梱包しやすく、ルアーの「箱買い」では6個というのが一般的であった。

 6個というのは1ダース12個の半分の「半ダース」で、12進法っていうのも実際の商品取引なんかでは案外便利なのかなという気がしたりして、両手の指の数が基準になっている10進法が主流になっている現代でも、12進法とか、その系列の時間の60進法、角度の360進法っていうのが残っているのは何でだろうなとふと考えてみた。

 時計の文字盤の数字を見ながら想像すれば分かるが、これが12進法じゃなくて10進法だと、4分の1のところが12進法なら3の倍数だけど、10進法だと2.5と整数でなくて収まりが悪い。だけど、それなら16進法にしちゃえば更に8分の1も整数できりが良い。12進法で8分の1は2.5だけど16進法では2である。

 どうにも使いやすさだけが12進法とかが使われてきた理由じゃなさそうだなという感じがしたので、ググったりウィキったりしてみた。
 その結果やっぱり、12が約数の多い割り切れて便利な数字だからというのは理由の一つにあるようで、10進法の10がの約数が2と5の2つしかないのに、12は2、3、4、6で割り切れる。
 16進法の16も2、4、8、の3つで割り切れるけど、12の4つには負けて12の方が使いやすそうな印象ではある。

 そしてたぶん、12進法、60進法、360進法が使われてきた理由のもう一つはこれだろうなというのが、天体の動きに由来するというもの。
 1年に月の満ち欠けがおよそ12周期、1年が大ざっぱに360日で1日に1度ぐらいズレるあたりが基準になって、これらの12進法系列の数え方は良いあんばいに使いやすかったこともあって今でも残っているのかなというのが、私の理解。

 ルアーを1度に6個も買ってしまうのにもそれなりに数に関する必然性があったのである、ということにしておこう。

 そろそろ秋っぽくなってきて、ハゼシーズンもあと1回行くかどうかぐらいでシーバスをそろそろという感じになってきた。

2 件のコメント:

  1. まいど、そうか関東じゃハゼ終盤なのか。 こっちはこれから盛期。
    五分後も半島も愛と幻想も大好きやけど、いっちばん好きなのは昔も今も69。五分後にはヒュウガウィルスていう続編もあるよ。
    16が13で割り切れる、てどゆこと?理系頭脳ゼロなオイラには分からん。
    でわまた。

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  2. ごめん8で割り切れるの間違い。13は無しです。つつしんで訂正します。

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