2016年4月17日日曜日

アーマーゾ~ン!(©東映)

 先週のNHKスペシャル「大アマゾン」の怪魚特集みましたか?凄かったですねェ。アルミボートにファイティングチェアまでこしらえてた凄腕ピライーバ釣りのオッちゃんのタックルがトローリングロッドもリールもPENN。分かってらっしゃる。
 ということで、妄想タックルボックス第3弾はアマゾン遠征用ルアーでいってみよう。
 昨年末、体調回復していた頃に来年はアマゾンに行こう、ガイアナとかいう国でいい釣り宿があるらしいから、そこに行こう。ということで病み上がりの「健康だから何でもできるぜ」的ハイテンションでツアー会社から情報収集したり、ルアー見繕って写真の「ロード・トゥ・ガイアナ」ボックスに放り込んでみたりしていた。
 結局、ツアー組むのにある程度人数が必要で、すでにツアー会社主催の秋頃の遠征ツアーは空きが無く断念したが今の体調を思うと流れててよかったのかも。
 近所に2、3時間釣りに行くのが精一杯のていたらくで、なにがアマゾン遠征じゃという感じだが、まあそのときの盛り上がった妄想の結実をここに公開しておきたい。いつでもその時その時の一番おもしろそうな釣りをするために計画して妄想して、釣り人としてなにが間違っているというのか?後悔や反省は全くしていない。

 ちなみに、ナマジ的にメインのターゲットはアマゾンの人喰いナマズことピライーバで、こいつは切り身ブッコミの餌釣りなので、別途サメ仕掛けを流用した道具を用意する必要があるのだが、釣り宿的にはピラルクーが有名なところで、ピラルクー用のルアーとそれからやっぱりアマゾン行ったらピーコックバスとかも釣っとけでしょう、ナマズ釣りの餌にも必要だしね。ということで、ピーコック、カショーロ、アロワナ等々をターゲットとしたルアーも各種セレクトしている。

 アマゾン行ってパボォンとかトクナレとも呼ばれるピーコックバス狙うとなると、まずは写真のような20センチぐらいあるスイッシャーを男らしくブン投げて、ズババーッとジャークしまくるというのがある。
 中古で買ったので名前はよくわからんけど、アマゾンリッパーとかそのあたりのルーハーものだったりオザークものだったりである。
 ウッドでやたら長いヒートンねじ込んで強度を確保している。ということはふつうの木製のバスルアーのヒートンはもげるくらいにピーコックは引きまくるようだ。釣ってみたいもんだねェ。

 トップだとほかに、ブラジル製ルアーであるドクタースポックが定番だそうで以前紹介したが2個確保。まあ、1オンスぐらいでうるさいラトルが入ってればいいんだろうなということで、プラドコもののスーパースプーク、チャギンスプーク、バドンカドング大、ボーマートップウォーターベイトと、日本代表でラトル音大のミスカルナと泡引きダイビングペンシルのローデッド140を入れてみた。日本の高級ダイビングペンシルは成績よかったという報告を目にしたことがあるのでローデッドは結構やるかもしれん。

 ピーコックをミノーでとなると、もうこれはロングAの16Aで決まりである。丈夫なポリカーボネイト製と魅惑のボーン素材製をそれぞれ用意した。本数的にはストックはもっとある。

 他にミノーは基本ワイヤー貫通もののXラップやらKテン、怪魚ハンター小塚氏おすすめのザファースストなんかも用意している。ザファーストの重心移動システムがジャークとかしたときに一番派手に音がでるそうだ。パテントもとのKテンとなにが違うのか不明だが確かに振ってみたときにもカコーンと良い音している。

 でもって、ピーコック以外にペーシュカショーロやらタライロンといった歯のきつい魚を釣るにはワイヤーリーダーが必要で、ワイヤーリーダー付けてもちゃんと動くミノーをとなると、やっぱりラパラのマグナムなのである。断言。Fマグは世界中で釣れると信じている。

 そして、スプーンは2オンスぐらいあるでっかいダーデブルから、バイト各サイズ、JOSさんがドラド用に忠さんに発注かけた27gのマスターを譲り受けたものなどなど、開高健直撃世代のおっさんとしてはアマゾン行くのにバイトは必携でっしゃろ。バイトも世界中で釣れるに決まっている。

 でもって、ピラルクー用ルアー。実際にガイアナ行ったSスイの店員さんが「これです」と言ってたのがこのスーパーシャッドラップ。上3つがシンキングでそのほかはフローティング。フローティングは縦に置いてるシャッドカラーのようにお腹におもりをぶち込んで非距離を稼げるように改造しておきたい。
 ピラルクーはぶっちゃけ大きさの割には引かない魚だそうだが、それでも2mからの巨魚なのでスーパーシャッドラップぶっ壊されるそうである。でもワイヤー貫通なので壊れても魚はとれるそうな。なんともはやダイナミックな話である。

 スーパーシャッドラップのほかにはFマグ18センチやらCDマグ14センチ、Kテン18センチにS字系も効くとのことなので、ポーランド製サルモスライダー12Fも用意してみた。

 ちょっともって行ききれないぐらいの量になっているので、どのみちメインのターゲットはルアーで狙わないので、ルアーは実際行くとなったらもっと絞ることになるだろう。
 普通アマゾンでナマズを釣るなら支流に産卵のためにのっこんでくる雨期で、乾期に水が引いて魚が濃くなっているところを狙うピラルクーやピーコックバスなどとは時期が合わないのだが、ガイアナのポイントは同じエリアのちょっと違う場所で同じ時期にどちらも狙えるそうで、事実日本から行った釣り人がピライーバの2m超えるような化け物サイズをしとめているし、そこまででかくなければナマズ軍団は結構手堅く釣れるような印象で、情報集めているときには既に釣った気でいたが、全くの妄想であったことよ。

 まあ、そのうちタイミングが巡ってきて挑戦できるときもくるさ、と気長に心に留めおくことにしよう。
 九州が地震で大変なときになにくだらん妄想してるンや、という気もするが、明日地震で自分が死ぬかも知れないから、それはいつでもどこでも誰でもそうだから、妄想でも釣りでもやりたいことはやれるうちにやれるだけやっておこうと思うのである。 

0 件のコメント:

コメントを投稿