でもって、今のところの認識としてこの戦争は第5次だかの中東戦争だととらえられているようだけど、石油依存の今の化石燃料文明がいかに危ういモノかというのを再認識させられている。先日お客さんが「自分が生きているうちに気候変動や戦争で世界が終わるかもという心配をすることになるとは子供の頃には想像できなかった」と言っていたけど、まさにどちらも石油が原因となっていると言って良さそうで、故景山民夫氏が「石油なんて諸悪の根源はとっと使い切ってしまった方が良い」と書いて、燃費の悪いゴツい車を乗り回していたように記憶しているけど、なるほど一理ある。無くなればない袖振れぬから代替エネルギー源の開発にも本腰が入るだろう。今回の”石油危機”がそういう契機になってくれれば良いかなと、ウスラボンヤリと思っていたら、どうも真っ先に被害が出そうなのは人工透析の必要な腎臓病の患者さんだというのがとりだたされてきて、人工透析用の”人工腎臓膜”的な特殊な樹脂部品なんかは当然石油化学製品であり、その供給がまず危うくなりそうということらしい。悠長なこと言ってる場合じゃなかった。人死にが出る話でシャレにならん。
まあ、人工透析に限らず、いまどき石油化学製品であるプラ素材とかの合成樹脂だの使ってないモノの方が珍しいぐらいで、全面的に石油が入ってこなくなって備蓄在庫もなくなるとあらゆる物資が不足し始める。今目の前にあるPCやゴミ箱とか耐久財はしばらくは持つだろうけど、医療機器、日用品、何でもかんでも石油由来の樹脂素材使ってるだろうし、食料品とかでも包装とかは普通にプラ素材だろう。それらを作る工場でも日常的に使ってる機械の部品の多くが合成樹脂でできてるだろうし、もっというとガソリン、軽油、重油使った物流網がなければ1次産業から例外でなくモノ作れないし売れない。電力供給については石油火力発電って思ったより割合小さくて2021年データで7%強、天然ガス、石油、石炭の化石燃料を合わせると電力の7割強ぐらい、再生可能エネルギーは2割ぐらいで、化石燃料頼みという構造は変わらんのだろうけど。天然ガスは調べてみると中東依存度が低くて、電力供給的には想像したほど大打撃はくらわないようだ。節電とか必要あるのか?例によって原発村の人たちが危機感煽りたいだけとちゃうのか?たかだか7%やぞ。けど、まあ燃料の油が無いと石炭もガスも運べないという問題はついてまわる。
などという、今さらワシが書くまでもないことを書こうと思ったのは、一つには石油が来なくなったらどうなるんだろうっていうのを、自分でちょっとネット検索かけてお勉強してみたのをまとめてみたかったのと、ネットの記事で書き込み欄に「車運転しないからガソリンが高くなるぐらい自分には関係ない」と書き込んでるバカがいて、「オマエが買ってるモノほぼ全て、ガソリンやら軽油やら使って運ばれてるんだぞ」と総突っ込み入れられていたんだけど、そういう弩級のバカの存在を目にするにつけ”教育の敗北”という言葉なんかも頭にちらついて、ごく簡単にまあこのぐらいは想像つくよね、ネットで調べればすぐ分かるよねということを老婆心ながら書いてみた。
で、石油がホルムズ海峡通って来なくなると大変困るというのは、ワシのような田舎に籠もって隠棲しているご隠居さまでも、もろにかぶるわけで、この責任だれがとってくれるンや?誰がわるいんや?ってなると、間違いなくドナルド・トランプ米合衆国大統領なわけで、ベネズエラの件もだけど、イランへの攻撃もおよそ理解不能で、いくらアメリカに尻尾振っておかなければ生き残れないにしても、日本としてあんなキチガイ沙汰を容認して米国とは同盟国であり協力しまーすで良いンだろうか?まあトランプさんに限らずブッシュさんもイラクに大量破壊兵器がないけど侵攻したけど、日本は公式に非難とかしてないよね?それが処世術だとしても、それでいいのか?現状イランもほぼ海賊だとしていも先に手を出したのは米国(イスラエル?)って理解でいいよね。
ワシャ「どんな手をつかおうが…………最終的に…勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」っていう、力こそ正義な歴史上繰り返されてきた暴力による物事の解決が21世紀にもなっていまだ、当たり前のように通用しつつある事実を見て「この世界は狂ってる」と思わずにいられない。歴史は繰り返すっていうけど、群雄割拠の中世ぐらいから、勝てば官軍っていうのは変わってないんじゃないだろうか?
世界最強級の軍事力、経済力を誇る米国で、国民皆幸せに暮らしているというなら、米国にならい暴力で奪ってでも我が国も強く富んだ国になれば良いという割り切り方もあるだろう。ところが米国内をみると、日本なんぞはかすむぐらいの貧富の差のある格差社会で、貧困層は車に住んでるとか、違法な薬物でラリるぐらいしかすることがないとか、終わってるとしか思えない。もはや米国に”憧れるのをやめましょう”って感じで、だからといって、ロシアや中国の陣営に参加して仲良くできるかというと、そらそれで無理。あちらはあちらでバッチリ狂ってござる。
21世紀の戦争って、あんまりドンパチやらずに情報戦で相手国インフラの情報システムをダウンさせたり、世論を誘導したり、これは米国も関税攻撃しまくってるけど、経済的な制裁とかの経済戦なんかが重要になって、あんまり人の頭に爆弾が降ってくることはなくなるのかと思ったけど、情報戦、経済戦もやりつつ、しっかりドローンで人様の頭上に爆弾配送したりしてて、もめ事の解決方法として、槍もって他部族に突撃かけてたご先祖様と、こと直接暴力を手段に用いるということに関しては、なんにも進歩していないように思う。手段が機械化自動化されたぐらいで本質的に暴力でどうにかするという方法が変わっていない。どうにかならんのかホモサピよ?と思うけど、どうにもならんわなと諦めつつもある。人類史はおろか、生命の歴史を見ても争い奪いってのが途絶えたためしはない。それでも争いを避けられた局面はこれまたあったわけで、避けられる争いをどれだけ避けられるか、賢く立ち回る指導者ってのが世界には居ないものかね?キ○ガイばっかりが幅をきかせてるじゃん。
でもって、物の値段が高くなっていき、そもそもモノの流通量も減って、なけなしの老後資金の価値が減じられていき、ひもじかったり寒かったり、そういうつらい未来にはなって欲しくないんだけど、どうすればそれを避けられるのか、まったく見当がつかないので困ってしまう。しつこく書くけど選挙では「戦争を止める」ことはできん。頭の具合が悪そうな指導者しか選ばれん。なにせ頭の悪い愚民共が選ぶんだからな。というのは見てのとおりで論より証拠。ワシにできることは天邪鬼の努めとして米国も米国追従の我が国も狂ってるって書いておくことぐらいか。まあ、最悪死ぬような困ったことになるとして、別に特段長生きしなければならない理由もないので、その時その時を必死に生きてそれで死ぬなら仕方がないと覚悟しておけって話か。
石油が、今後情勢変わらず中東から入ってこなくなったら、モノがなくて詰むようなしんどい未来になることもあり得て、そういう未来もちょっと想定しておいた方が良いよとワシャ思うのじゃ。想定してたとして対策があるでなしやっぱり覚悟しろって話か。対策として買い占めとかは、あらゆるモノが値上がるだろうから無駄な混乱しか生まん悪手だからやめておけと書いておこう。にしてもワシら年寄りは景気の良かったバブリーな世界も味わってるし、あとは死んでもいいやってぐらいのものだけど、産まれたときから景気は悪いし、疫病の世界的大流行なんてのを喰らったうえに、石油危機で戦乱の臭いがするきな臭さの中で、背景音としては常に気候変動の不気味な音色が響いている今の世界しか経験していない若い世代の人たちには本当に申し訳ない気がする。アホな大人のせいでビンボクジ引かせてスマン。謝って済む話じゃないけど愚民を代表してゴメンナサイと平謝りしておく。
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