2021年2月21日日曜日

春遠からじ、目が痒い

  今日明日と20度超えの予報になっていて、早くもポカポカしてきて干してたアジの干物を念のため天日干しから冷蔵庫干しに変更した。気温高いときに天日干しするとたまに腐るって程じゃないけど身が締まってないイマイチな仕上がりになったりする。

 ちなみにアジの干物に頭が無いのは、頭の美味しいところは猫様に食べていただいているからで、頭のパリパリッと焼き上がったところを食べたい、などという贅沢は下僕には許されていない。酢締めがタッパのなかのジップロックで良い塩梅に浸かってるようなので、ブログかたづけたらこいつで昼ご飯である。

 気温が上がると待ってましたとばかりに家の前の側溝からユスリカが羽化し始めてユラユラと飛んでいる。まあまた冷え込むんだろうけど、三寒四温な感じで春になって行くんだろうなという感じがしてきた。

 春っぽい感じがしてくると厄介なのが花粉症で、当地紀伊半島も林業が盛んで檜やら杉やら山に一杯生えているというか、逆にそれ以外の木が生えているところが少なく、雨の多い土地だしキノコ採りとか楽しめるだろうと思ってたけど、針葉樹の森には生えるキノコは限られるようで、キノコは公園で沢山取れた川崎周辺の方が多く目にしたように思う。まあ生えてるところには生えてるんだろうけどキノコまで手がというか足が回らん。キノコ求めて山に分け入るには膝を使わねばならず、大事な膝は釣りのために温存して使いたいところ。

 ということで気温グッと上がったら杉も本気出しはじめたようで、今日も目と鼻がムズムズしてるんだけど、この地に来てから花粉症はそれ程酷くない。何が違うんだろうか?大根よく食べているので食物繊維で腸内環境が整えられて症状が抑えられてるとか?大根は川崎のころも食べてたしあんまり関係ないか?都会だと土の地面が少なくてアスファルトの上とかに降った花粉は車の往来とかでまた舞い上がって花粉症を悪化させるとかいう説も聞いたけど、まあ今時田舎の町でも道路はアスファルトで舗装されているし車も走ってる。

 意外と、自身の加齢による免疫反応の低活性化とかだったりしてと思ってる。花粉という原因物質に対する過剰な反応がいわゆる”アレルギー”なので、過剰反応するほどの元気がなくなってくると花粉症は落ち着くというのは聞いたことがある。まあ歳食って枯れてくるのも悪いことばかりじゃないってことか。

 寒い冬には寒い冬の釣りがあったりして、冬はキッチリ寒くなってもらわないと農業だ漁業だにも悪い影響あるので、冬は冬らしくあって欲しいけど、それでも春の、生き物が活発に動き出し、自然が目覚めるような季節は楽しみでならない。まあ単純に寒いの苦手って話もあるけどな。

 愛猫コバンが布団に潜り込んでくるのもあと少しなんだろうな。冬を味わいつつ春を楽しみに待っておこうと思う。

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