2018年9月8日土曜日

ゼ ゼットォ~ 解き放たれたゼットォ~


 「オレ、病気が良くなったら706Z持って釣りに行くんだ。」

 などと、死亡フラグ臭い台詞を吐いている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 お待たせしました全国の女子高生のみなさ~ん。もといっスピンフィッシャーファンの皆様~、張り切って今週のビックリどっきりメカ発進!
 ということで、写真のPENNスピンフィッシャー706Zなわけだけど、なぜこの時期にいきなり706Zなのか順を追って語っていきたい。


 先週書いたようにここしばらくスピンフィッシャーのスペアスプールなどいじくっていたわけなんだけど、7500SSのスペアスプールを重ねて段ボールの筒に突っ込んだ状態のを見て、スプールが安いの自体も魅力だけど、重ねることができて場所いらずな感じに小さく荷物がまとまるのもスピンフィッシャーの良いとこだよね。と改めて好ましく思ってネットリとした視線でなめ回すように見つめてしまった。
 5500SS用以上の大きいサイズのは替えスプールの下の方のローターに被せる「スカート」の部分に別の替えスプールの上部糸巻き部分までぐらいを突っ込んでしまえるのである。スカートの中とかあんまりネットリ覗き込むのはセクシャルハラスメントにあたるかもしれないと反省。
 何度か書いてきたけど、スペアスプールの充実は実釣において、ラインがトラブったときの復旧作業やラインの種類変更などを素早く行えるようになるので、非常に釣果に直結してくる大事な要素だと思っている。
 そのあたりスピンフィッシャー第3世代、第4世代のスプールは重ねることができる形状であり持ち運びやすく沢山持っていくことができる、なんていうのがカタログなんぞに書いちゃねえけど細かいところで効いてくる良いデザインなんである。


 と、「PENN使い」として悦に入っていたんだけど、まてよインスプールのリールならそもそもスプールにスカート部分なくて多くは糸巻く部分も薄く作られているから替えスプールの携行性の良さではインスプールの方が良いんじゃなかろうか?と思って、我が家の蔵からゴソゴソとくだんの706Zを出してみた。
 スプールこんな感じで薄っぺらいです。

 706Zについては、「スピニングリールとはどこからきてどこへ行くのか?」などということを考えたときに(サイトの方の「ベールアームはどこまで回る?」参照)、インスプールでベールワイヤー無しという個性的な設計にとっても興味がわいて中古で確保。スペアスプールにもラインを巻いてリーダーシステムも組んでいつでも使用できる状態で出番を待って蔵の中で眠ってもらっていた。
 出してみると相変わらず個性的な見た目と単純な機構とかが魅力的である。大きさ的には7500SSぐらいある大型のスピニングなので、船からロウニンアジとかマグロとか、岸からならブリとかヒラマサかとかいう感じのなかなかどうして男らしいリールである。どのぐらい単純な機構かというと、試しに部品数を展開図から数えてみたら40個ぐらいで、今時の日本製リールと比べたらかなり単純な、ベアリングも3つしか入ってない7500SSでも部品数は85個ぐらいにはなるので、706Zがいかに単純かおわかりいただけるだろうか。
 あらためてこういう個性的な道具で魚釣ったら格好いいし気持ち良いだろうな~とは思うモノの、リハビリ中の身であんまり体力いる釣りはできないだろうというのの他に、そういう釣りなら使い慣れて絶大な信頼をおいている7500SSと750SSで間に合ってるのでわざわざ706Zを出す必要ってあるのかなという感じである。
 でも単純な機構で壊れるところとか少なそうで、醸し出す雰囲気とかの味わいもあってその実力を試してみたくはなるのも正直なところ。

 とりあえず、実際に使った人の感想とか調べてみるかと検索。
 なかなか実釣で使った情報は少なくて、沖縄のとある「PENN使い」の人のブログぐらいしかでてこない。その人の感想では巻き取りがカリカリうるさいのと、ドラグノブが樹脂製なのはいただけないとのことだったが、カリカリ音は慣れればどうってこたないだろうし、ドラグノブは作られた年代で違うのかもだけど我が家のは始めから7500SSと共通のドラグノブがついていてドラグパッド抑えつける面は金属になっているので問題なさそうには思う。
 もうちょっと何か情報ないかなとみていると、割と上の方にアマゾンの売ってます情報っぽいのがあって、中古品でも売ってる業者がいるのかなとなにげに開いてみたら、なんと新品である。小口の輸入代行業者のようでポチッとしたら米国から発送しますとのこと。
 商品写真みたら、どうもドラグノブが第4世代の750ssmの流用のような感じだし箱が赤い影絵の今時のピュアフィッシング版っぽい箱なので「こりゃ今復刻生産されてるな!」と本家のサイトを確認してみたら正解。

 インスプールの大きいサイズ2機種、ベールワイヤー無しの706Zとベールワイヤー有りの704Zが"Now on sale!"ッスよ全国のスピンフィッシャーファンの皆さん。
 日本だとインスプールのリールってカージナルやミッチェルみたいな小型のトラウト用の印象が強いけど、米国では大型のインスプールのリール(PENNさもなくばミッチェル)がストライパーやらスヌークやら海でキャスティングで釣るのに根強い人気があるというのは、あっちの釣りの本とか読んでて薄々知ってたけど、PENN社を吸収したやり手の印象のあるピュアフィッシング社が、商機有りとして復刻するほどだったとは正直驚いた。
 実際に、廃盤だった706Z、704Zを使い続けてたような釣り人からの評判は絶賛の嵐といっていいぐらいで、アマゾンのレビュー欄は多分米国アマゾンから引っ張ってきてるんだと思うけど星5つばっかりで熱烈なファンの思いがほとばしっている。
 「44年馬車馬のごとく一番の働きをしてくれたオレの704と同じく使えるゼ!」
 「メイドインUSA!!信頼できるし時代を超えて価値がある。」
などなど、熱いぜ本拠地米国のPENN使い。
 米国の、人の頭の上に爆弾落とすような部分には軽蔑を覚えずにいられないけど、こういう道具を長く愛着をもって使っていく姿勢には尊敬を覚えずにいられない。最新式のも売ってるけど古くから愛されてきたものも売っている米国市場の多様性を持った健全さをちょっと羨ましく思う。

 700番台の第1世代、第2世代のシリーズはPENN社最初のスピニングリールである「700」が1961年生まれであり、もう半世紀以上も前の古い設計のようだけど、今回復刻した706Zも含め基本的な設計は700のものを受け継いでいる。でも復刻版ではドラグノブが微調整しやすい第4世代に付いていたタイプにされているし、私の所有している時代のには第3世代SSと共通のドラグノブが付いてた。なんてことからも分かるように、半世紀以上にも及ぶ歴史の中でそういった細かいマイナーチェンジを繰り返しながら今も愛され使われているンだろうと思うと、そういう歴史を背負って多くの釣り人に愛されたたき上げられてきた「名機」を自分でも使ってみたい、コイツで魚釣りあげてみたいという思いが沸々と湧いてくる。

 っていうわけでまずは試し投げに行ってみた。実戦導入を想定すると、カリカリうるさいのがどの程度気になるのかかとか、3.8:1のギア比が7500SSの4.6:1とくらべると巻き取り速度遅く感じないか、マニュアルピックアップは何とかなりそうか、ドラグ性能がどのぐらいかとかとかみておきたいところ。
 今回、竿はいつも遠征予備竿に甘んじてもらっているゼナQのルーフエクスペディション83を選択。ラインはPE80lb137m+下巻きに4号180m、リーダーがナイロン200lbでスペーサーが磯ハンター25号という感じでGT用の仕立て。
 ルアーはオッサンポッピング用ポッパーからダイブジャーク用のダイビングペンシル、早引きペンシル、大型ミノーまで各種100グラムクラスを準備。
 実際にルアー付けて投げてみると、最初はベールワイヤーがないので左手でベールにラインを引っかけるのにアタフタするけど、左手側にベールが来るようにしてから投げればスムーズに引っかけて巻き取りに入れるので、ようは慣れっぽい。バンスタールが流行ったときも使ってる人はそうやって使ってたんだろう。コレはたいした問題じゃなさそう。
 肝心の投げて巻くということの性能に関して、投げるのは予想外に良い感じで竿との相性もあるんだろうけど、ラインを巻く幅が狭くてある種の密巻きになっているのがいいのか、ライン放出は引っかかりもなく素直で飛距離が出るように感じた。懸念の巻き取りスピード不足も、スプールの直径自体が大きいのもあってかそれほど気にならず、比べれば若干遅いかなという程度。その分重いルアーを巻くのに力が入れやすいので結局どっこいどっこいで特別高速引きが必要とかじゃなければ、今時のバコンとポッピングしてユルユルライン回収してまたバコンな感じのオッサンポッピングや、ペンシルをダイブさせて水中で平打たせてアピールするなんていうルアーをゆっくり魅せる動きを与える最近の私の釣りにおいては何の問題もなさそう。
 カリカリ音はうるさいっちゃそうなんだろうけど、逆転防止機構が薄い金属板でラチェットで挟む方式じゃなく、ラチェットにバネで丈夫なドックを押しつけて、逆転しないようにラチェットのギザに掛ける方式なので、構造は単純だし部品は丈夫だしで、信頼性の高い逆転防止機構になっていることを鑑みて音ぐらい大目に見るべきだと思う。
 一方通行のベアリングを使用した現在の主流の逆転防止機構は低温による機械油の固化による作動不良がおこるなんてこともあり確実性に難がある。ラチェットを薄い板で挟む方式は薄い板が金属疲労や衝撃で壊れたりする部分があってやっぱり確実性という点では劣る。その点ラチェットに同じ厚みを持った金属のドックをバネで押し当てる方式は、カチカチうるさいかも知れないけれど、壊れにくく動作の確実性が確保される原始的だけど信頼できる方式だと思っている。ちなみに逆転防止機構は今時のリールなら主軸に付けられているけど、706Zではハンドル軸に付いている。
 ドラグ性能については、河原の木の幹にリーダーを結んで綱引きしてみた。これも普段私がかけるドラグ値5~7キロぐらいだと、竿曲げて引き上げてみても、竿真っ直ぐにして走ってみても問題なく滑らかにドラグが滑ってくれる。もっとドラグ値上げてと多分20キロ弱ぐらいまで上げてみたら、リールがたわんだりはしなかったけど、密巻き気味に巻かれているラインが食い込む感じがあってあんまり良くなさそうだった。5~7キロドラグでドラグ値上げずに行くときゃ行かせてとるのが適切か。まあそれで30キロぐらいまでなら問題なく獲れるだろうという感触はある。
 
 つまり、実釣において特に問題が生じそうではないというのが今のところの試し投げなどした感触である。
 コレはそのうち実戦投入せざるを得ないなという気がますますしてきた。
 してきたんだけど、そうなると「大事なモノには予備が必要だ」と思う人なので、もう一台欲しくなってくる。くだんの輸入代行業者から買うと2万6千円がとこだけど、2台体制ならスペアスプールもあと2個ぐらいは買っておきたい。そうなると度々お世話になってる米国のPENNリール関係の専門店「Scott's Bait and Tackle」だとおいくらぐらいになるかなと調べようとしたら、お店のホームページが見つからない。一瞬潰れたかと焦ったけど、調べてみたら新しい名前で新装開店していた。「MYSTIC REEL PARTS」です。PENN使いの皆様お知りおきを(「お尻置き」って変換候補筆頭に出てきて、あんまりお尻好きって訳じゃないのに困惑)。PENNの部品を専門に扱う店舗が商売成り立つぐらいには道具を修理して使う文化が根ざしている彼の国に、やっぱり敬意を覚えるところ。
 で気になるお値段は本体が199.95ドル、スペアスプールは44ドルで2個買うとすると計300ドル弱で送料関税考えると全部で今1ドル110円がとこで4万円ぐらい。ちょっと収入が今後どうなるかあやしい状態でホイホイとポチるのがためらわれる金額になってしまう。

 ウダウダと悩んで、そもそも予備が欲しいのは壊れた時にすぐに代打が出せるようにってことだけど、706Zって自分の使い方で壊れるのか?という疑問が湧いてくる。
 7500SSで今まで起こった不具合って、ベールスプリングの経年劣化、投げた直後のベール返りの衝撃とかで壊れたサイレントドックの挟む薄い板、ネジが緩んで外れたベールワイヤーぐらいのもので、そもそもベールワイヤーがない706Zではこれらの不都合は起こりようがない。前述したけどドックは薄い板でラチェット挟み込む方式じゃない丈夫な方式だし、ギアも耐久性が高いらしい古式ゆかしいウォームギア方式である。
 そう、以前PENNネタで第4世代の430ssgが世界で一番最後まで生産されたウォームギア方式のリールじゃないかと書いたところ「ドイツのダムクイックレトロがまだ現役でウォームギア方式ですよ」と教えていただいたのだけど、まだ現役張ってるダムクイックレトロと復刻Zシリーズは並んだところなのである。
 ドイツ人もなかなかにやりおるかんじで、なんというか「古い方式だけどウォームギアが信頼できて良いんです」的なリール哲学があってそうしているのが想像に難くない。ダムクイックレトロはメインギア以外は今時っぽい造りで決して懐古趣味で作られているわけではなさそう。そういうリールが受け入れられる、みんな違ってみんな良い的な市場の健全さが羨ましい。日本製の高機能なリールとその後追いの似たようなリールばかりの日本市場には私の物欲をチパカシさせてくれるリールがとんと見当たらない。ピクリともこない。
 実はウォームギアは力の伝達効率的にはあまり優れてないらしい。ようするに巻き上げは重いはずである。でも別に706Zの巻き上げ重いともなんとも感じなかった。だってラインの先に100gだかのルアー引っ張ってるのに巻き上げの多少の重さの違いがどうこうとか関係あるかよ。巻き上げの軽さとかに異様にこだわる人達って、常にラインが張ってない状態で巻き取りするような上流に投げる系の釣りばっかりしてるんだろうか?それとも腕に乳酸溜まってパンパンになるような過酷なジギングに明け暮れてて切実に軽さを求めてるとかだろうか?そんな釣り人は稀で、多くは釣り場でリール巻かずにお部屋でクリクリしてるだけとちゃうんか?と常々思っている。

 今の日本の釣り具市場で10年以上使う前提の「耐久性」を重視して設計されている道具はリールでも竿でも希有だと思っている。だって買う方の釣り人が3年とか5年のモデルチェンジの頃には飽きて中古屋に売っぱらうんだし、買うときもカタログ数値の軽さ重視だし、魚ろくに釣ってなくても評価できる感度だとか飛距離だとかしか要望しないから、3年とか5年は壊れずなんとか持つ範囲で、なるべく軽く仕上げて買い手のご希望に添うような製品に仕上げてくるのは当然っちゃ当然だろう。
 逆にいうと、長持ちする道具なんてのは、壊れなきゃ買った人間が次の道具買うまでの期間が空くので商売としてはおいしくないので「丈夫な道具を売ってくれ」なんていう要望は今の大量消費文化の下においては無視されがちなのである。
 にもかかわらず、スピンフィッシャーZシリーズやダムクイックレトロはそういう少数派の声を聞き取ってくれて売ってくれたのである。
 そう考えると、一票入れて買い支えるために4万円がとこの支出は必要経費ではないか?評価するなら買うべきじゃないのか?と思うのである。正直706Zは1台あれば壊れることがあまり想定できないし、壊れても7500SSを代打で出してもいいんだから、今更2台目を買う必要性は低いと思う自分もいるけれど、それでもなおというやつである。

 というわけで、すぐには出番のあるリールじゃなし、じっくりと悩んでみたいと思っている今日この頃。
 皆様におかれましても、このなかなかに格好いい個性的なリールに興味があって、今時の優等生なリールにちょっと飽きたところなら是非清き一票を。
 706Z使いこなして良い釣りできるような釣り人とか、メチャクチャ渋くて格好いいと思うんですけどどうでっしゃろ?と、ピュアフィッシング社に頼まれてもいないのにもみ手して宣伝してみる。

※追加情報:スピンフィッシャー第6世代「Ⅵ」がもうすぐ登場!ワシャ買わんけどお好きな人はどうぞ。

6 件のコメント:

  1. こんばんは。久しぶりにコメントさせて頂きます。

    704Zカッコ良すぎですね。
    このサイズはさすがに大きすぎるので、714や716の復刻を熱望していますが、小型機種はさすがに復刻しても需要は無いですかね?
    カヤックなんかだと頻繁にリールが水没するので、メンテナンス性第一の単純機構スピニングリールがあっても良い気がするんですが……

    ウォームギアではないですが、個性の塊、時代に置き去りにされた設計のリールはフランスにもあったりしますよ(笑)。

    https://www.peerless-bam.fr/fr/40-surf-casting

    商品ページから分解図のPDFが見れるのですが、笑えるくらい設計が古いので一見の価値アリですよ。

    ギアなんかただのフェースギア。
    凝ったオシレーション機構もない。
    ベアリングもない。
    PENNのような知名度もない。
    しかしながら、こんなリールが市場に存在することを許される……

    フランス語のエスプリの意味を、「言葉」でなく「心」で理解させてくれるリールではないでしょうか。

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    1. nori shioさん おはようございます

       PENNの復刻版大型インスプールが売れたら、小型の716Zとかの復刻ももしかして、と思わなくもないです。アメリカは市場がデカいですから隙間産業的な商売はけっこういけるのかも。金型残ってたら新たに設計とかする必要ないですから安上がりですからね。

       しかしフランスのBAMはスゴイっすね。510Mはたぶん使ってる機構としてどのぐらい昔のものか「ベールアームは世界を回る」を読み直しながら確認してみたら、スピニングリールの始祖「イリングワース」の3代目「イリングワースⅢ」がマニュアルピックアップアーム、オフセットしてないフェースギアで初めて単純なオシレーション機構が搭載されたスピニングであり、遡ること”1913年”のリールで、100年前には基本的に存在した技術で作られているリールのようです。
       見た目も実に良い塩梅、懐古的でありながら近未来的に洗練されていて格好いい。
       おフランスの”エスプリ”にほとほと感心させられました。世界にはまだ私の知らない面白い魅力的なリールがあるんですね。

       日本のリールの高性能、高機能は誇るべきだと思いますが、最近竹中由浩先生のリール本を読み直していたら「リールの性能は普及品でももうある程度充分なところに行き着いたので、これからは個性が重要になってくる」という旨指摘されていて、日本が下請け生産で技術蓄積していったように、いま有名メーカーの下請けしている中国だったりインドネシアだったりから、そのうち個性的な釣り具が飛び出してくるんじゃないかとうっすら期待してます。

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  2. 復刻番2台買いました。Facebookとインスタグラムで公表してます。
    2台共、ローターに削孔してヴァンスタール化、米国ではペンスタールと呼ばれてるカスタム化に踏み切ってノブも換装してます。
    ライトショアジキに使ってて、先日87の鰆をゲットしたところです。
    記述されてる内容にうんうんと納得してます。
    PE1号を下巻きラインを手巻きアーバー化して巻きむらを無くしてほぼ100%に近い糸巻きにするとー
    40gで100mは簡単に越えます。
    関西で誰ともかぶらないっていうか、インスプール使ってる事態が絶滅危惧種。
    復刻Zに平行するかのように現れたスターフィッシングタックルSシリーズはご存知ですか?
    7000と8000があるんですがー
    7000が706サイズで8000は一回りデカイんですよ。
    ベールにもベールレスにも、デュアルマニュアルピックアップにも変換出来てINFINITE、完璧なローターバランスの現代バージョンインスプールです。
    楽しいですよ。
    なんか先走るアウトスプール現行よりも。
    日本人が知らないだけでアメリカでは特大インスプールやベイルレスなんて当たり前のようです。
    女の子が706で鮫釣ってるYouTubeもありますもん。
    僕は714zと706zしかpennを知りません。
    基本インスプールしか使わない人なので数少ない意見は貴重です。

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    1. こんばんは
       2台欲しくなりますよね。米国ではサーフのストライパーやブルーフィッシュねらいで、昔っからPENNやミッチェルの大型インスプールは人気のようです。単純で整備性が良いのが向こうの釣り人の好みに合致するように感じてます。
       ベールレス機もPENNの現行スピンフィッシャー(アウトスプールです)にも用意されているぐらいでベール周りのトラブルが無いリールを好む層が一定数いるようです。
       スターフィッシングタックルのは知りませんでした。
       706zでまだ魚釣ってないのでこの冬は青物狙いで使ってみようかな。

       インスプールの古いリールのローターに穴開けるのは米国では流行ってるんですかね。今シーバスに使ってるシェイクスピア2062も、イーベイ見るとそういう改造品が出品されてます。整備製良いので毎回バラしてメンテする人なら問題ないでしょうけど、私はけっこうほったらかしにするので、あそこは水があまり入らない方が好みです。

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  3. カスタマイズした706を2台持ってます。写真はアマゾンのレビューに投稿してて、ヴァンスタールみたいに加工してあります。ショアジギで使ってますよ(^^)さわら86が勲章で、巻き取りに難がありそうなローギアだけど、問題はありません。
    マニュアルピックアップは脱線もあるけど復旧操作も楽しいものです。
    706よりデカイs8000インスプールスピンも2台使ってます。
    カウンターバランスは完璧
    INFINITE装備で初めからヴァンスタール並みの外観。
    全然インスプールでも戦えます。
    現代アレンジされたSよりZの方が
    ダントツに面白いですよ。
    ラチェット音のするリールは今時恥ずかしいんですが、ちゃんと捕れる。
    飛距離だって120mは出せる。
    古いんじゃなくて、使いこなせてるかどうか?
    それだけの話です。
    使って下さい。
    きっと楽しいですよ。


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    1.  706zはちょっといじって実戦投入予定で改造計画中です。
       マニュアルピックアップの投げて巻くを迅速・簡単にするちょっとした改良の予定です。
       マニュアルピックアップ化したミッチェル304をこの春使ってて、使い方がだいぶ分かって面白くなってきたので、1台古い大森をマニュアルピックアップ化しました。今日上げた記事でネタにしてますので、よかったらまた読んでやってください。

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