妄想タックルボックス第5弾はシイラルアーでいってみよう。
シイラ釣りって、夏のカンカン照りの日差しの下、おもいっきりポッパーとか投げまくって、みんなででっかいシイラをバンバン釣りまくってウヒャウヒャと楽しむ、麦茶とスポーツドリンクが美味い、まさに「スポーツフィッシング」という感じの夏の楽しみである。
近所に2、3時間釣りに行くのが精一杯のていたらくで、なにが夏のシイラ釣りじゃ、日陰で寝とけ、という気もするけど妄想だからいいんである。
そもそも体力云々のまえに、ここ数年は「朝早くに起きられない」という釣り人としてあるまじき理由でシイラ釣りいけてないという現実もさておき妄想、妄想。
シイラ釣りに行くときは仲間内で船を仕立てて三浦半島あたりの船宿からでることが多いのだけど、フライマンとの混成部隊になる。このときにルアーマンに求められる役割としては、とにかくルアーを投げまくって反応する魚を探しまくるということである。
ということで、ポッパー投げてよね~という感じで、最初の選択はポッパー、それも速引き系ので広範囲を探りたい、となると写真真ん中の2個フィッシャーマンクレイジースイマー小を泡引きながらファーストリトリーブなんてのがルアーマンのお仕事である。
下2個の旧マリアのポップクイーンなんてのも定番シイラポッパーなので押さえておきたい。三浦半島ご当地ルアー。
でもって、サーフェスブル150とサシミブル150はGTルアーとして超実績のあったサーフェスブル200をサイズダウンしたバージョンで、売り出された直後に「こんなんバッコンバッコンとポッピングしたらシイラまっしぐらやん」と購入したものの未だシイラに向かって投げていないルアーたちである。やればできる子のはずなのだが。
でもって、シイラの群が見つかると三浦半島のシイラカツオの遊漁船は撒水設備をもっていて、撒水しつつカタクチイワシとかもチョボチョボと撒き餌してくれるので、シイラが船の周りにウヨウヨし始める。そうなってくれればペンシルで誘って食わせてというお楽しみの時間が待っている。
1番上の旧マリアのミスカルナはド定番。でも昔からレッドペッパーがお気に入りで、写真の2から4番目のソルティー版がでる前から、穴あけてガン玉つっこむチューニングしたりして愛用していた。
竿先でチョンチョンとダイブさせたりして小魚逃走アクションで誘うのも効くし、ダラッと水面引いてくるだけというのも意外に効く。
その下ヤマリアのローデッド140F、180Fは南の島で使っていて、ダイブジャークと呼ばれる泡引きながらドブンと頭つっこむ動きを連続させやすく、値段も小工房で作ってる木製に比べて安価でとても気に入っているので、シイラサイズもいい仕事してくれるに違いないと妄想している。
下から2番目は香港でアフリカンクララ釣りに使ったシュガペン11センチ。もうこれはよくできた縦浮きペンシルで釣れるのは間違いなさそう。
一番下は一応シンキングペンシルもということでガンズシンキング。
トップへの反応がいまいちというときはミノーもね、ということで左はジャクソンのピンズミノーほかカッ飛び系の重いミノー、右の上2本はシイラ釣りでは絶大な信頼を置いているダイワのショアラインシャイナーS鰯カラー。
その下はジグミノーとジャークベイトも一応という感じ。
群が沈んでいたり、カツオやキメジが来たりという場合用にメタルジグも少々。メタリックサーディン、ブランカあたり。
右側は意外に遠投効くしヒラヒラと水面直下でアピール度高いしでシイラには効きますなスプーンたち。
上から、トビー40g、バイト27g、バイト18g、チヌーク17g。
全体として、ルアーが大きめということもあるがいつもの小型ボックスには入りきらないので、大型のタッパーに入れている。まあ、船での釣りにはタックルボックスの携行性は求めなくて良いのでこんなもんかと。
シイラ釣りに行くために、朝早く起きて車を運転してというのは、今現在健康であってもとても難しくハードルが高い。朝早いととにかく起きられない、寝不足だと船にも酔うというていたらく。どうなのよそれと思うが事実なのでしかたない。
まだ、現地で宿を取って船着き場まですぐな遠征のロウニンアジ釣りとかのほうが体力的に楽だと思う。
というわけで、シイラ釣るには昔やったように、沖縄のパヤオとかにキハダねらいでいくついでにやっつけるとかしかないのかもしれない。
シイラ釣りは年一回ぐらいは行くものだという認識で、ルアーも不足無いようにそろえてあるが、意外に冷静に考えてみると行かない釣りかもしれないと妄想から醒めてみると思うところである。
まあ、三浦半島の船宿でも前泊しちゃえばいいのかもしれない。オオッそれは贅沢でチョットいいかもしれん。と妄想してみる。
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