ルアー図鑑うすしお味も第20弾ということで、そろそろネタも切れそうでラストスパート。皆様もうしばらくお付き合いのほどを。
前回、ブラウニーネタ書いた時に東北時代を懐かしく思い出して、当時使っていたルアーなど引っ張り出して眺めたりしていたんだけれど、その中でチョットマイナーで東北ならではのローカルルアーを2つほど紹介したい。
1発目はアイデックスの「ルアーマン702」。
見てのとおりの金属を折り曲げてリップのような構造をもたせたスプーン。ルアーの製造で、プラスチックのプラグなんかは割と難しくないけど、スプーンとか金属を設計通りに加工する技術は結構難しいと聞く。
そういう難しそうな金属加工をやってのけ、リップを設けたおかげで一定の深い層を引けるという謳い文句であったけど、3gの小さいヤツは特にそうなのかもしれないが、あまり普通の重めのスプーンとの違いが分からなかったので、これ1個しか買わなかった。釣れなかったわけではないけど、あえて使う必然性も感じずあまり投げなかったので生き残っている。
メーカーのアイデックス社は秋田県の十和田湖のあたりにあったのだが、検索してもホームページとか出てこないので無くなってしまったのかもしれない。
もいっちょ、こいつはメーカーも名前も忘れてしまったけれど、当時の東北の釣り具屋さんではよく見かけた代物で、一番下が初期型で上2つが後期型。パッケージにはゴカイを付けて使うような図が書かれており、ブラーのようなルアーと餌の良いとこ取りを念頭においた製品だったようだ。
ルアーの後ろに餌を付けるのはなんと無く好きじゃないので、普通にルアー単体として使っていた。ルアーを集魚板的に使って餌で食わせるなら、最初から集魚板付きの餌釣り仕掛けを使えば安上がりでめんどくさくないという理屈よりも「なんと無く」という好みの問題である。
東北ではあまり出番が無くて、南の島の小物釣りとかで使っていた。
名前が全く思い出せないので、知っている方がいたら教えて欲しい。固有名詞がめっきり思い出せない年頃。
ついでに、いくつか中古屋で見つけてなかなか味があるので購入したモノの正体が分からないルアーについて、これも名前など知っている人がいたら教えて欲しいということでピックアップ。
1発目は、3センチぐらいの可愛いミノー。
ラインを結ぶアイがみあたらないが、実はボディーの真ん中を貫通する穴が空いていて、ラインを通してフックを結ぶ方式。
腹側に「KILLROY」と書かれたシールが貼ってあり、アメリカの落書き「KILROY参上」のキルロイかなと思ったが、スペルが微妙に違う。
リップには、「パーフェクタ システマ」と書いてあるようでドイツ語っぽい語尾と思うが、ドイツルアーなのだろうか?謎である。
2発目は、北欧っぽいミノー。5センチぐらいのと7センチぐらいの2つ。シルバーで鱗が吹いてある感じとラパラっぽい作りが特徴だが、どこにもメーカー表示とかが無いのでこれもまた謎。
なかなかに味わい深く好みのミノーなので中古屋でレジダッシュしてしまった。
同じメーカーのルアーだと思うのだが、リップが特徴的で角度がきつくて、楕円形の先端を削ったリップになっている。
空気抵抗が大きそうだが、水噛みはとてもよさそう。実はまだ投げていないがキビキビとした良い動きをしそうだ。
自宅療養中で、しばらく釣りに行けない日々だが、東北の、どこか異国のルアー達に無聊を慰められるところである。
はじめまして。
返信削除うすしお味、毎度楽しみに読ませてもらっています。
最後の画像のルアーは北欧salmoのものかと…。
現行のラインナップには無いカラーみたいですが、同カラーのsalmoルアーがいくつか手元にあります。
norishioさん こんばんは
返信削除salmo社でしたか。情報ありがとうございます。
欧州のルアーもなかなかに魅力的なのが沢山ありますよね。
うすしお味楽しんでいただけたなら幸いです。
Killroy僕ももってます。ノルウェーのSolvkrokenというアウトドア関連ほ会社からでているみたいです。
返信削除なんと!ソルブローケンのルアーだったのか!!と驚いてます。
削除私のような古い海の釣りもするルアーマンにはソルブローケンはピルケンというメタルジグで馴染みがあります。
貴重な情報をありがとうございました。