2021年6月5日土曜日

コロナ禍で持病が悪化!さらにPENNの部品供給体制に暗雲が!! 

 コロナ禍で緊急事態宣言が6月20日まで延長される中、当然のようにそれにあわせて港の”釣り自粛”の看板の日付もペタッとテープ貼って更新されてて、豆アジはよ釣りたいのにどうにもならず、シーバスはセイゴも狙うと難しいもんで思うようには釣れず、チヌなんか初めっからアテになるほど釣れる魚じゃないのは良いとして、我が心のオアシスであったウグイちゃんまでなんか今年は難しくて、にっちもさっちもいかない状況。

 ってのが先日の素晴らしい釣果までは、ゴールデンウィーク前ぐらいからダラダラと続いていて、魚が釣れないと悪化するのが”スピニング熱”というのは、もうガチガチ鉄板のお約束で、売るほどリール持ってるくせに、それでもなんか出物はないかとネットの海をさまよって、程度悪いけどものは試しにと3300円で入札したら3100円で落札できてしまったのが、冒頭の写真の「PENNスピンフィッシャー712」。大きさ的には4400ssと同じぐらい、っていってもPENN使いの人にしか分からんと思うけど、カージナルC4とだいたい同じ大きさで2号か3号のナイロンライン巻いてシーバス狙うような大きさ。4400ssも売って整理したけどそれでも4台確保してあるし、カージナルC4もあるし大森なら”No.2”の大きさだけどそれも何台も蔵に転がってる。落札して届く前には既に”やっちまった”と反省する。インスプールで緑の712と黒金の712zはそんなに需要があるとも思えないんだけど、弾数も少ないのでネットオークションに出ると7,8千円はしてて意外に値が張るんだけど、今回安かったのは銘板が落っこちてるのはPENNではある種お約束なのでまだ良いとして、本体の背中と足下に名前を電気でバチバチと彫る方式で彫ろうとして失敗してて、なんて書いてあるのか良く分からんローマ字が掘ってあるというとってもよろしくない見た目が原因。ワシの場合PENNはインスプールでもあくまで”実用機”扱いだけど、普通の人はこの手のインスプールのスピニングは古き良き時代を楽しむための”アンティークタックル”として求めるわけで、こうも外見が悪いと整備して売りさばこうにも買った値段以上の値段が付く未来がまるで予想できない。送料入れて4千円チョイ、それだけあれば大豆製品ばっかり食ってないで肉かなんかでも食えたはずである。

 ということで売れないとなったら使うことを想定してスペアスプールでも確保するかと、その他の部品在庫も確認しておきたくて「Mystic reel parts」さんのホームページを開いて、衝撃を受ける。普段ワシ英語のサイトは英語能力が貧しい限りなのでグーグルクローム様の自動翻訳で「常に日本語に翻訳」で閲覧してるんだけど、たまたまクローム様の更新に伴って設定が初期化されてたのか原文で表示されて、コレまでコロナ禍関連で海外発送について「完全に停止しました」となってるのを見て、早くコロナ禍終息して発送再開して欲しいな、と無邪気に思ってたんだけど、原文には「Stopped Permanently」となってる。パーマネントリーってワシの英語能力では知らんだけで”完全に”って訳すのか?美容院でかける”パーマ”はパーマネントウェーブの略ってぐらいで、意味的には誇大広告だと思うけど”恒久的な巻髪”っていうような意味で、”恒久的に”今後も基本的にずっと続きますっていう意味だろって、詳しい説明のページに飛ぶと、「郵便料金高なったし、関税も高いし、運送は遅延が多いし、クレームが多くてうちとこみたいな中小企業では海外発送対応はもう対応ようしまへん。世界のお客さんスンマセン。米国にある輸入代行業者とか使ってください。」っていうようなことが書いてある。そんな殺生な!郵便料金の改定とか5年は前の話だと思うので直接的な引き金はコロナで物流が混乱したのが原因だろう。ワシ的にコロナ禍において魚港の実質禁漁の次に被害がデカい。基本的に今保持しているスピンフィッシャーの部品は一生使う分を想定して在庫していて、欲しいのは予想外に出番が増えたインスプールの714zと720zのベールスプリングぐらいだったので、まあそういうことならと速攻で「須山スプリング」さんに現物見本送って10個ずつ作ってもらう注文入れたんだけど、長期的にはどうにかせねばなと、輸入代行業者も調べてみたりした。けど、使うとなると面倒くせぇし当然手数料が掛かって割増になるしで、ミスティックさんにはコロナ禍終息後で良いので国際配送是非復活お願いしたいところである。泣けてくるぜまったく。このコロナ禍に海外発送遅れたりなんだりでミスティックさんにクレーム入れるのが馬鹿ってもので、そんなもん状況考えたら想定できるだろって話で馬鹿のせいでエラい迷惑である。まあスペアスプールは34ドルもしてて、送ってもらったら中古で一台買えるぐらいにはなるので現実的じゃないようでもあるけどね。古い製品のことで今のPENNの輸入元のピュアフィッシングジャパンが何とかしてくれるともおもえんしな。

 というわけで、中古で”部品取り個体”とか部品そのものを探すのもありかなと考えるにしても日本じゃ弾数少ないし米国中心のネットオークションなら「イーベイ」かなと思うも、イーベイに出品してる人も”海外発送いたしません”って人が多いので、ちょっと調べたらこれも代行サービスはあって、送料を節約するのに向こうで留め置いてまとめて配送とかもしてくれるらしい「セカイモン」とかいうところに登録してみた、けど眺めてみると米本国でのPENN需要はさすがに侮りがたく、けっこう強気のお値段設定で手数料送料かけてまで手が出るようなのはなかなかないのが実態のようだ。まあこれは金に糸目をつけない背に腹かえられない事態用だなといまのところ思うんだけど、登録しちまったら覗いてしまうのでひょっとしたら既に足がズボッとはまってしまっているのかもしれない。704の古いのとか、米本国じゃZの復刻版が出たぐらいの人気があって超売れたんだろうとは思うけど弾数多くてそそられるものはある。

 

 ちゅうわけで、スペアスプールも入手の目処はたたず、売って元が取れる筋も見えてこずでどうしたものかと思うけど、まあ手元に来ちまったものは仕方ないということで、まずは分解清掃して使える状態に復旧しておくかと、久しぶりの全バラし整備にちょっとウキウキ。プラモデルなら組み立てるだけだけど、リールだと分解して掃除して注油して組み立てってできてとってもお得だと考える、のはさすがに無理があるけど楽しくはある。これがまた、この時代のPENNは超単純明快で、部品数50ぐらいしかないのでサクサクと分解してパーツクリーナーでシュッシュと古いグリスを落とした状態がこの写真。ハンドル軸周りのギアが抜けてないのがご愛敬だけど不安になるぐらい部品数少ないのがおわかりだろうか?ベールレス機の「706z」だとさらに部品数少ないし、第4世代の逆転防止周りを一方通行のベアリングだけにして逆回転無しに割り切った「430ssg」も部品の少なさでは良い線いってるけど、部品数50ぐらいって、銃の世界だと「コルトガバメント」がそのぐらいの部品数で、製造も整備も簡単なので100年から前の設計だけど、今でもライセンス生産で途上国とかで造られてその国の軍や警察が使ってるとかいう話を聞く。単純で信頼性の高い道具は武器でも釣り具でも現場で長く愛されるっていうのは同じなんだなと実感できる。

 見ても分かるように、緑の時代のZの付かない古い機種で、まずは細かい所で恐縮なれど、油切れてどこも重くなってたので、分解前にネジ周りにCRC666を吹いてしばらく放置しておいたんだけど、なにげにハンドルノブとハンドル根元の注油口が凝ってて面白い。写真では分かりにくいかもだけど、ボールペンのペン先みたいな感じで丸い頭が顔を見せてるので何だろうと思ったけど、これ下からバネかなんかで球状の蓋を押し上げてる構造のようで、真ん中の丸いのを潤滑油のノズルの先で押さえると隙間ができて油が注せる。ハンドルノブのは後年のモデルでは開放しっぱなしの穴だし、ハンドル根元の注油口は普段はねじで蓋する方式を経て後年省略となってしまった。昔の方が職人さんが技を効かせてたって話は良く聞くけど、確かにこういう細かい所に凝った仕組みを使ってるのは、今みたいにせせこましく経費削減のことを考えないといけなくなる以前の”良き時代”を感じさせてくれる。とともに、やっぱりPENNってセネターとか庶民的な両軸だけど、トローリングの世界でインターナショナルシリーズっていったら高級トローリングリールの代名詞で、スピンフィッシャーもこの時代は細かい所まで贅を尽くした高級品だったのかなという気がした。

 高級品説を裏付けるもう一つのポイントがスピンフィッシャーにしては珍しく、スプールが樹脂性だというところ。てっきりアルミを緑に塗ってあるんだと思ってたので意外に思うと共に、PENNの樹脂部品ってワンタッチのドラグノブがよくヒビが入ってる印象があるけど大丈夫かな?とちと不安になる。けど現状普通に生き残ってるということは大丈夫で、当時の最新素材であったであろう樹脂素材をおごって軽量化を図ったんだろうか。アルミ製のと互換性あるの?っていうのは不安だけど、アルミの方だとなぜかドラグノブが550ssgのが使えるそうなので試してみたら、この樹脂性スプールでも使えたので大丈夫そうではある。

 樹脂性スプールだけど、真ん中には金属のスリーブが入っていてドラグは3階建て方式で今の4500ssとかのドラグパッドがそのまま使える大きさで、ドラグパッドは今のカーボンシート剥き出しの感じよりは樹脂でしっかり固めてある。ドラググリス塗って調子をみたら当たり前にドラグとして良い感じに機能している。面白いのはドラグパッドの一番上の主軸に固定される金属ワッシャーと、ドラグノブのドラグを押さえる金属面に穴ぼこと出っ張りがそれぞれ設けられていて、ドラグを締めていくと、ドラグ効くあたりになるとカチカチと締める感触が得られるとともに、締めたドラグが不用意に変わってしまわないようになっている。4400ssとかユルユルドラグで使ってると、ベール起こすときとかに触ってしまうのかドラグが緩んでしまってるときがあったりするけど、これだとそういうことは無いだろう。芸が細かい。ちなみに4桁第3世代スピンフィッシャーのユルユルドラグ時のドラグ緩み問題は、スプール共通でドラグノブが防水パッキン付きに進化している第四世代スピンフィッシャーのドラグノブに交換してやるとほぼ解決できる。なのでssg自体は430ssgしか持ってないけど、4400~5500ssには第4世代ssgのドラグノブを付けている。ので先ほどスプールの互換性の間接的な確認に使った550ssgのドラグノブは我が家では5500ssに装備されていたのである。

 他にも最新素材を惜しげもなく投入したんだろうなと感じたのがラインローラー。オークション時の写真にもなんか濃い灰色っぽい色で写ってて素材が不明だった。硬質クロームメッキが剥げて地金が錆びてるのかな、あるいは黒っぽく見えるタングステンとかの堅い金属かなと疑問に思ってたけど、届いてみるとどうも質感からいってセラミック系のようである。掃除して注油してやったらちゃんと回ってる。錆々に腐蝕してたらどうにもならんなと一番心配していたけど、流石PENN腐蝕には強い素材を使ってございます。

 あと面白かったのは、ベール反転機構の反転レバーを蹴飛ばす部分が、714zではアルミでベアリングを押さえる蓋が作ってあって、そのアルミに穴を設けてそこから蹴飛ばすためのステンレスの部品が飛び出してるんだけど、712では男らしくベアリングを押さえる蓋自体が真鍮で、その真鍮をちぃと曲げて尖らせて蹴飛ばす方式になってる。スプール樹脂製で軽くしても、本体部品はあくまで錆に強く耐久性のある素材で作ってるところがPENNなのであった。っていう作り方してたのを、714と716という”スパースポーツ”だったり”ウルトラライト”だったりする小型機を造るにあたって、真鍮部品でアルミに置き換えることができる部分はアルミに、ってやったんだけど蹴飛ばしはやっぱり耐久性考えるとアルミじゃ不安だ、ってなってわざわざステンレスの部品を追加したんだろうなと思うと、PENN社の錆びないように、壊れないようにっていうこだわりが、設計思想が、やっぱりとっても頼もしく感じられるのであった。

 という感じで、なかなかにスピンフィッシャーの歴史を、古き良き時代のアメリカの物作りを感じさせてもらえる分解清掃だったんだけど、1つ不具合が生じてて、腐蝕でスリーブが太ったのかあるいは何らかのゆがみでも生じているのか、ハンドル軸のギアが抜けてくれなかった。コイツ抜けないと逆転防止関係もちょっと抜きにくいので、仕方ないので、抜けるところまで引っ張っておいて、ブラシとパーツクリーナーのノズル突っ込んでゴシゴシシュッシュと古いグリスを除去して、最後はいつものように、青いグリスを特盛りにしてグリスシーリングで仕上げておいた。力技で無理矢理抜くとろくなことがないというのは経験則で学んでいる。

 グリスとオイルがまだ馴染んでないし、組み直してアタリが取れてない感じもあって、やや巻きが重いけど、もともとウォームギアは重めでしっとり滑らかな巻き心地が売りでもあるし、経験的に使ってればちょうど良い塩梅ぐらいには軽くなってくると思ってる。ハンドル軸のギアが抜けなくなってるのも回して適度に削れれば抜けてくれると信じたい。
 とりあえず分解清掃しての整備は無事終了で使用可能な状態になって、破損している部品とか探さねばならんこともなくて、とりあえずめでたしめでたし。お野菜の色を料理に生かしたいなら白出汁白出汁という感じだけど、じゃあコレが良い値段で売れるかというと、最初に書いたように絶対に3千円ぐらいにしかならない。ワシが半日がとこかけた手間暇など誰も評価してくれないっていうか、書く分には「分解清掃済みで使用可能」って書いても、それ確認しようがないって話で、やっぱり見た目をどうにかせねばならんっていうのが、リール売りさばくなら重要なんだろうなと思う。

 ワシの苦手な分野である。新品で買ったのならともかく、中古で買ったリールの塗装が剥げちょろげてようが、銘板がなくなってようが、機関がちゃんとしてて魚釣れればイイじゃんって正直思ってるので、手に入れたリールをきちんと機能するように整備してやろうっていうのはやる気満々で取り組めるけど、美しい外観にしようっていうのはあんまりやる気わかないのよね実際。
 塗装技術で元のとおりとまでいかなくても、緑一色に塗り直すだけなら何とかなるだろうって気もするけど、丈夫な塗装にするにはどうすれば良いかとか全く知識がないので手が出せない。車用品店でスプレー塗料買ってきてプシュプシュやればできるのなら簡単だけど、全く一緒の色目の塗料が手に入らなければ今塗られている塗料を剥がす必要があるのか無いのか?とか悩ましい問題はありそうで、そんなに簡単ならみんな自分でリペイントするだろうと思うけど、ルア-のリペイントなら珍しくないし、ワシも簡単なのならできるけど、リールのリペイントって工房に頼んだら良い値段してる印象しかなく、素人にどうにかできる気がしない。
 じゃあなんか素人にできることはないか?って考えて、以前アルチェードの「2CS」をいじったときに、シールベタベタ貼って上からウレタンかエポキシでコーティングして”痛リール”をつくったろうかしらん。って考えたのを思い出して、シールでごまかすっていうのは割と簡単で良いかもしれん。ダメだったら剥がせば原状復帰できるしなと思いついて、とりあえず試してみました。
 せっかくのアメリカンなリール、アメリカンポップカジュアルな雰囲気でアンディ・ウォーホルとまではいかなくても、たとえばフェンウィックのグラス竿のロゴ「FENGLASS」とかの良い塩梅のくだけた気安い感じを目指してみたい。

 ウインドウズの「ペイント」で適当にお絵かきする。
 銘板は720の”お魚銘板”の感じを取り入れて、背中は赤地に白文字のPENNのロゴの配色で「SPINFISHER」、フット側はアメリカンな感じを前面に星条旗背景に「U.S.A.」ときたもんだ。シールプリントできる光沢紙を買ってきて大きさいくつか用意して最初は普通の紙で試し刷りして大きさ微調整して刷ってみる。
 この時点ですでに失敗臭は漂ってたけど、貼ってみたら案外決まるかもと貼ってはみた。

 ご笑覧あれ。
  
 ダメだコリャ!

 徹底的に美的センスに欠ける代物になってしまっていて、これでウレタンコートかけて完成させようって気には当然ならず、ペリペリッと剥いでおいた。まあ何事も経験である。ワシは美的な方向を目指してもダメだというのが分かっただけでも良しとしておこう。
 丸い銘板は素人臭くも悪くはないけど、緑に赤地はドぎつすぎたし、星条旗にいたってはアホにしか見えん。まあ実際アホなんだろうけど、712自体は断じてアホじゃないから相応しくない。
 この見た目でネットオークションにかけたら、3000円以下の値段しかつかず、落札者は届いたらまずシール引っぺがしてウレタンが残ってたら有機溶媒で拭き取ることだろう。

 とりあえず、見た目は無視して2号ナイロンでも巻いて使ってみるか。ってところにおちついたけど、いろいろ勉強になったし”おうち時間”の暇もつぶせていい”遊び道具”ではあった。4千円がとこの価値は充分あったと思うことにしよう。
 良い魚も釣れて、スピニング熱は寛解してくれるんじゃないかって思うけど、それはさておき、とにかく早くコロナ禍落ち着いて近所漁港で豆アジ釣れるようになってくれと願わずにいられない今日この頃。皆様も悪い病気をこじらせないようにご自愛ください。

4 件のコメント:

  1. 浜酔人
    残念ですが,10年以上前の製品の保管コストって私がしがない執行役員ですが、ご苦労は想像出来ません。面対出来る店舗でもどちらかというとやりたくないのです。
    スプール一つに、20ドルなら……チャイナ製品も買えてしまいますから。
    残念ですね(^^;)))……でも費用面を度外視する企業もあったならお願いしたいとも思います。

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    1. 浜酔人さん おはようございます

       電化製品とかの古い部品の自社保管とはちょっと事情が異なると思ってます。
       「ミスティックリールパーツ」さんは今でこそピュアフィッシング公式扱いですが、元々がPENN社とは別組織の”パーツ屋さん”でした。
       電化製品でもパソコンとかなら秋葉原には”パーツ屋”が沢山あったと聞いてますが、修理したり改造したりして楽しむ人達を相手に純正部品はもちろんオリジナルのカスタムパーツなんかも扱う商売があって、そっちに近いというかそのものです。
       釣り具で同じような例を探すなら日本だとABUのパーツを扱ってる「プロショップ藤岡」さんとかですね。アメリカだと道具直したりカスタムして使うってのはありがちで一定の需要があるらしく、それこそ銃器なんかで、カスタムパーツ屋や修理屋は一般的なようです。
       なので費用面度外視じゃなくて、儲けるためにPENNのパーツを在庫してるわけで、今回の判断もコスト的に合わなくなって海外市場を手放したということだと思ってます。

       なので、国際物流がもとの円滑さを取り戻して、海外発送が割に合う仕事に戻ったら再開してくれないものかと一縷の望みを抱いているわけです。
       顧客サービスとしての部品保管なら、10年どころか何十年って前の製品の部品の扱いなど、仰るとおり採算に合うわけがなく、ピュアフィッシングジャパンが何とかしてくれるってことには一縷の望みもないと思ってるところです。

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  2. この712、グリーニーの中でも思いっきり初期生産モデルですね
    後のモデルはラインローラーは真鍮にメッキしてあるのに変更されてますしスプールもシルバーのアルミ製になってますから

    使うに当たって、4400ssで使う竿より4500ssで使う竿の方が上手くバランス取れると思います。

    713zを10年使った経験からラインキャパは確かに440ss系と同じくらいですが実質450ss系と思った方が上手くいきます

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    1. ぬこさん おはようございます

       竿との相性はまさにそんな感じで、4400ssでも使ってた8fのジャクソンブリストールでは、なんか重くて大きさ的にも合わない感じがします。
       ちょっと浜でコチとか狙うかなってのも考えてるので9fの振り出しシーバスロッドがちょうど良いかなと。
       いずれにせよ出番はまだ先だとは思います。

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