2016年12月30日金曜日

2016年のベスト3(釣り篇)

 病気で寝てばっかりだった気がしているが、リハビリと称して釣りには結構行っているので、思い返してみると今年もそれほど悪い釣りではなかったように思う。
 
○釣り:1位早春の71、2位秋の運河シーバス、3位みんなでテナガ
 1位は早春のバチパターンを近所ポイントでキッチリはめてスズキサイズがやっと出た文句なしの結果。たぶん来年もはめれば悪くない結果が計算できそうな皮算用。
 2位は、週末ごとに雨が絡んでくれた今年の秋の空がもたらした好釣。近距離戦でいれば食ってくる勝負の早い釣りはどうにも好み。
 車運転するのがしんどい体調の私に、いつも車を出してくれていっしょに楽しんでくれたツーテンの虎ファンさんに改めて感謝。
 3位は、テナガ釣りとハゼ釣りがちょっと職場でも流行り始めていて、マイポイントに皆さん招待してワイワイ楽しめたのが嬉しかった釣り。小物釣りはみんなで楽しめる良い釣りです。

○残念だった釣り:1位冬のワカサギ、2位遠征、3位秋のカヤック
 1位はまあ、言ってもしょうがないようなことで、来シーズン体調整えてまた楽しめばいいさというところ。
 2位は、目指せアマゾン(通販大手じゃなくて南米ガイアナの)ということで11月に行けないかと情報収集したりしていたモノの、結局流れて、しかも11月には健康悪化で要自宅療養になったりしていたのでどのみち行けなかったのだけど、年1回ぐらい地球の裏側までではなくてもどっか行きたいなと、漂泊のおもいやまぬところである。
 3位は、結局1回しか出せなかったのは週末ごとに天気が悪かったのが主な原因で、その分運河が釣れていたうらはらなので仕方ないかと。体力落ちていて1回出したのもしんどかったので、体力強化はなんか考えねばと思うところ。

○ルアー:1位フラットラップ、2位ニョロニョロ、3位無し
 1位は今年も頼りになったぜフラットラップ。運河で絶好調で虎ファンさんにも布教完了。
 2位は、もう春はこれだけ投げてればいいやという感じになってきたぜニョロニョロ。
 3位、ということで投げるルアーが固定されてきたので3位は無し。新しいルアーとの出会いも楽しいのであれこれ買ってはみるけど、結局頼りにするのは定番だったりする。

○釣り具:1位ブリストール8、2位ランカーギアLGX66SM-2J、3位風雅
 1位、ブリストールの8f5本継ぎのシーバスロッドは、ナイロン8ポンドで釣るシーバスにはちょうど良いし、リュックの横に刺せて携帯性もよく春のメインロッドとしてこれからも愛用していくだろう。バックアップに2本目もぬかりなく押さえてある。
 2位は、運河の近距離戦用の6.5f、バス釣り時代からの愛竿で既に2代目で同じブランクスの竿が5本はストックしてある。グラスコンポジットの適度にダルいアクションがどうにも好みだ。60upのシーバスがこの竿をぶち曲げて暴れてくれるのは至福。
 3位は小物用の延べ竿。長年愛用の「白滝」が塗装もハゲハゲでぼろっちくなってしまったので色々探して、タナゴ釣りとか得意なお店がお薦めしていたのを購入。カーボンだけどかなり柔らかくダルめの調子で実に塩梅がよろしい。良い買い物でした。

○PENN:1位4400ss、2位430ssg、3位無し
 1位は、ブリストールとあわせて活躍の4400ss、今年も調子よく働いてくれました。まあ一生使うんでしょう。
 2位は、ランカーギアやパックロッドと活躍した430ssg。やっすいリールだけど壊れもしないしトラブルもなく好調。今後もよろしく。
 3位は、今年は遠征も無かったので普段のシーバス用のリール以外出番なし。倉には出番待ちのリールがうなってるんだけどね。


 とまあ、できる範囲で釣りに行く機会はつくる努力をしていたつもりだが、そのかいはあったのかなと振り返って思う。冒頭でも書いたが「悪くはない」ぐらいにはなった気がする。
 あんまり調子の良くない状態が続いているけど、来年も機会をつくって釣りに行くことは続けていきたい。

 皆様、良いお年をお迎えください。

2016年のベスト3(エンタメ篇)


 病気で寝てばっかりだった気がして何もしていないうちに今年が終わりそうになっているように感じるが、寝てばっかりいたおかげか小説やらマンガやらは結構な量読んでいるし、深夜アニメも冬春夏秋としっかり4期分視聴しており、やっぱり一年が経つのだなと感慨深い。まあそんなところで、今年の1年を振り返りつついつものようにベスト3を紹介してみたい。

○本:1位「ザ・ロード」、2位「沖縄文化論」、3位「ナマコのからいばりシリーズ」
 1位のコーマック・マッカーシー「ザ・ロード」はおそらくここ10年で最高の読書体験だったと思う。基本SFで最終戦争後の荒廃した世界を父子がさすらう話なのだが、難しいSF設定とかややこしい物理法則とかでてこないので、すべての人に読んでもらいたい傑作。角幡唯介、椎名誠両先生も絶賛しているが、私も強く推す。父性とは人間性とはという割と深いところにズンッとくる読み応え。
 2位、岡本太郎「沖縄文化論 忘れられた日本」は久しぶりに読んだ岡本太郎先生の本で、相変わらずキレッキレの視点や論点にうならされた。今の沖縄とも当然違う、占領下から復帰したての過渡期の沖縄の実態と、その頃まだ残されていた「沖縄らしさ」にみる日本の原点。
 3位、椎名誠「ナマコのからいばりシリーズ」。健康面問題抱えていた今年の、今一集中できないボケ頭でも、軽やかにサクサクと楽しめる椎名先生のエッセイシリーズの存在は福音であった。読んで頭を抱えて「人間とは?」とか思い悩んでしまうような大作ももちろん良いものだが、楽しくサクッと読んでそのまま忘れてしまってかまわないような作品もこれまた良いモノなのである。

○マンガ:1位「女子攻兵」、2位「バーナード嬢曰く。」、3位「ヴィンランドサガ」
 1位「女子攻兵」は、見た目が女子高生のロボットに乗り込んで、異次元の入植地で戦うという、絵面的に馬鹿っぽく、ふざけているような作品だが、これがなかなかに鋭いハードSFな物語で、主人公は自分の自我とロボットの自我のどちらが本物なのかとか、人間には及びもつかないレベルで事象を演算し予測し管理するAIが正しいのかそうでないのかとか、自己同一性の崩壊の危機を迎えつつも獲物を目指して闘いを続けていく。長く楽しみに読んでいたが完結した。読む人を選ぶかも知れないが傑作です。
 2位は、読書通ぶりたがる自称「バーナード嬢」こと町田さわこを中心に、4人が図書館に集まって読書会のように書評を話し合ったり、ド嬢の暴走に突っ込んだりという、基本「本読みあるある」ネタを楽しむマンガなのだが、回を重ね4人の親密さが進展するにつれ、そのやりとりに、心の中の若き日の記憶が揺り戻されるような「青春感」が醸し出されてきて、読んでて切ないような鼻につんとくるような感覚を何度も味わった。実に良いマンガ。今年アニメ化もしたが上手にそのへん再現されててこれまた楽しめた。
 3位「ヴィンランドサガ」は、今一番続きを楽しみに待って読んでいるマンガ。世に争いの種は消えず、21世紀になっても殺し殺されの復讐の連鎖はとどまることを知らないが、作中11世紀の元ヴァイキングの主人公は、復讐の鎖から逃れるために今絶賛苦闘中。戦争とは平和とは幸せとはとかど真ん中直球のテーマを描きつつも、戦闘シーンやら日常シーンのマンガ的表現のうまさでぐいぐい読ませる力量。面白いマンガとはこういものだという見本のようなマンガ。

○アニメ:1位「響けユーフォニアム2」、2位「この素晴らしい世界に祝福を!」、3位「JOJOの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」
 1位、「2」ってだいたいテンション落ちるモノだが、まったく衰えるどころか面白さは増すばかりだった。文句なしの今年1番。吹奏楽部を舞台とした熱血部活モノなのだが、京都アニメーションの学園モノはどうしてこうも、オッサンの胸に「青春感」を喚起させるのか?たぶん色々あるんだろうけどとにかく真面目に真剣に丁寧にアニメを作っているのが一つの要因だろうなと思う。例を出すなら、登場人物が複雑な心境にあるとき、それを台詞で言わせるのではなく、表情やらで表現してそれが視聴者に伝わるだけのアニメ表現の上手さなんてのがあるように思う。
 今年世間では「君の名は。」「この世界の片隅に」「聲のかたち」あたりの劇場公開アニメが評判だったが(はよ地上波でやってくれ!)、テレビで深夜にやってるアニメも密かに面白いのである。
 2位の「この素晴らしい世界に祝福を!」は、一転して途中予算か時間がたりんかったような作画のショボい回もあった作品だが、それでも面白いモノは面白い。異世界モノなんだけど、ギャグの良い塩梅の楽しさと、女の子のキャラクターの可愛らしさが良かった。深夜アニメにはこういうアハハと笑って次の瞬間忘れてしまえるような楽しい作品もまた必要である。久しぶりに原作ラノベを買いあさってしまった。
 3位の「JOJO4部ダイヤモンドは砕けない」は、JOJOシリーズでも最も好きな4部のアニメ化とあって期待して視聴させてもらったが期待通りの良いアニメ化。お気に入りのネズミ狩りエピソードも仗助がクールに決めてくれたゼ。億安と仗助、露伴先生と康一君とかの友情関係が4部が面白い重要な要素の一つだなと再認識した。

 とまあ、今年も様々な創作物のおかげで、病床の無聊がずいぶん慰められた。
 これらがなければ退屈で死んでいてもおかしくないところである。深く感謝。

2016年12月18日日曜日

病床より

 病気で学校を休んでいる友人からスマホに、

「読書がはかどる!」
「さすが、読書スポットしても名高い・・・」

「 病 床 !!!! 」

というのがラインで送られてくるというネタが、施川ユウキ先生の読書を取り巻く日常を描いたマンガ「バーナード嬢曰く。」にあり笑わせてもらったのだが、しんどくて本読む体力も無い重症とまでいかないけど、おとなしく横になっているしかない病状だと、確かに本読むぐらいしか暇をつぶす手段がなく、読書がはかどる。

 ちょっと回復してきた私も読書をはかどらせている。まだ長い時間集中して読書する体力はないので、活字は軽いエッセイ中心、ほとんどの読書時間を読書といいつつマンガを読み散らかして過ごしている(マンガ読むのは一般には読書とはいわないが私はあんまり区別していない)。

 しばらく、ブログの更新もままならなかったので「ナマジ生きとんのか?」とご心配をおかけしたやも知れないので、病床の一日をレポートして、「まあ生きてます」とご報告しておきたい。


○起床
 8時頃にウダウダと目覚める。朝が弱いので、起きるのが楽しみになるように毎朝録画した深夜アニメを起きたタイミングで見るようにしている。深夜アニメの放送は週末の深夜が多いのだけど、一週間毎日見られるように分配して視聴している。今期は面白いのが多くて毎朝楽しめている。
 アニメ見ながら、ヨーグルトか果物程度の軽い朝食をとり薬を飲む。

○ネット
 アニメ見終わると、ネットでニュースを読んだり面白いネタがないか見回ったりして徘徊。その日読むマンガなりを購入してkindle端末に落とすなどもしてグダグダと過ごす。3日に一度くらい食料買い出しに外に出る。スーパーに行く途中の通りを渡る押しボタン式の信号でいつも待たされて地味にいらつくのが最近の悩み。

○昼食
 だいたい10時から11時頃に、卵かけご飯とか納豆とご飯とか簡単にすます。卵かけご飯は毎日食べても飽きない体質。

○昼寝
 何もたいしたことをしていないのに昼飯後にダルくて眠くなるので昼寝。読書する集中力を欠く日とかは退屈するので、寝て時間をつぶしてしまいたいとも思うのだが、だいたい1、2時間で目が覚める。

○読書
 昼寝の後はそのまま病床で読書。kindle端末は片手で操作できるので病床での読書にも好適。
 マンガは紹介記事を読んだりして面白そうなのを片っ端から「試し読み」機能で数ページチェックしてみて、絵柄に抵抗がなければとりあえず1巻買って読む。面白くて続きも買うのは5冊買って1,2冊というところか。
 活字はここのところは自炊してあったアーサー・ビナード先生とかオーケン先生の古いエッセイあたりを再読。

○夕食
 5時から6時くらいに夕食。煮物か汁物をおっきな鍋で作って3日ぐらい食べ続けている。ちなみに一昨日からの夕食は大根と豚モツのネギ塩味の煮物。

○夕食後のくつろぎ
 夕食後は、ネット配信の「アベマTV」で格闘技見たり、古めのアニメ見たり、ネットを徘徊したりしてグダグダ。
 2,3日に一度風呂に入る。風呂はめんどくさいので汗かかない限り毎日入る気がしない。
 
○就寝
 8時か9時頃に寝る前の薬飲んで床に戻って読書しながらウダウダしていると、10時頃には眠くなって眠る。夢はあまり見ない。というか見ても忘れているのだと思うが、最近釣りの夢を何度か見た。釣りに行きたいんだろう。


という感じで、細々と生きてます。年内こんな感じかなと思っとります。

2016年12月4日日曜日

休憩中

 「週末」顛末記の名に恥じぬよう、毎週釣りに行くのを目標にしていたが、ここのところ調子が悪くて行けていない。

 とはいえ、寝込むほどでも無くてネットしたりマンガ読んだりと自堕落な日々を送っている。

 食料買い出しに行く以外は引きこもりである。

 しばらくはこんなな感じで養生して、オイカワあたりでリハビリになるかなというところ。

 ブログも毎週末というわけにはいかないかも知れないけれどご容赦を。