ダイワという釣り具メーカー(今は「グローブライト」なのか?)については、リールに瞬間的逆転機構を搭載しやがった大戦犯だし、わけの分からん特許の押さえ方で中通し竿という竹竿から連綿と続いてきた技術を途絶えさせやがったし、中小メーカーが釣り方から育てたような分野のルアーに後出しでパクって高性能なのをぶつけてきたりと、いい加減にしろよ思わなくもない。でも使える品質の初心者クラスの道具を連綿と提供し続けて、新たな釣り人に門戸を開いていることとかは高く評価するし、そういうダイワの安価良品でずいぶん良い釣りをさせてもらったので、感謝してもいる。今後も、アホな客を釣ることばかりに執心せず。未来の釣りを育てるぐらいの気概をもって、業界最大手としての努めを果たしてもらいたいものである。
2026年8月15日土曜日
このあたりのダイワルアー
2026年5月9日土曜日
今期お楽しみルアーとバスジャッカーの謎
廃盤品ではあるけど、ザウルス潰れたときの放出品関連か、中古市場に弾数多くて確保も楽。値段もこなれていて疵ありとかなら千円台で買える。とりあえずベイブを2個、Jr.を3個確保済み。Jr.のうち一つは塗装はげで片目がない状態で600円送料込みとかの投げ売りを買ったけど、実釣用なら目ぐらい入れれば良く、実にお買い得。
ついでに、蛍光緑のベイブもひび割れているところとかエポキシで軽く穴埋めして、塗装はまとめてやるとウレタンのコーティング剤とかの無駄が少なくてすむので、過去に入手して貯めてた要補修ルアーとかもついでに目を入れたりコーティングしたりしてみた。写真上からタイガーカブは5,6百円でたたき売られてたのをエグったブツで、反射板入りの古い時代のモノで塗装が剥がされていた。筆書きでタイガー模様描こうかと思ったけど、目を入れただけで反射板のおかげもあってか良い感じの面構えになったので、目だけ書き目でいれてウレタンコーティング。吹き目だと雰囲気でたかもだけど、そこまで凝らない。ラパラみたいなミノーはフィンランド製でハゲ掛かってるけど独特のプリズムな鱗模様から「パルサ」なのかな?リップの樹脂板が劣化してボロボロに崩れたので、基板リップをおごっておいた。出番の多いワンダースリム70は紀伊色にお色直し。ということで、今年の春シーバスお楽しみルアーのバルサ50ビックラッシュスケーターの小さい弟達は、安い出物があったら弾補充しつつ使える体制が整った。バグリーと同様にヒートンが抜けるおそれありという欠点はあるけど、ヒートンはエポキシで固定して強化しておく。人気があって”高値”の花だったころにはバルサ50をシーバス釣りみたいな荒い釣りに使うのは抵抗あったかもだけど、中古市場に弾数多く、かつ時代を彩った名品、人気がなくなったからといって、タタキ売りされていて使われもしないというのはしのびないので、魚釣ってルアーとしての本懐をとげさせたいところ。
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| 左端だけノンラトル、右端だけⅡが付く |
というわけで、ルアー図鑑うすしお味第86弾は、ビックラッシュスケーターの弟達とバスジャッカーなどでいってみました。
2025年12月31日水曜日
2025年のベスト3(釣り編)
しかしながら”カリスマ釣り師”ということに関しては、明らかに進歩が見られる。我がブログは週末更新の当「ナマジのブログ」と釣りに行ったら不定期更新の「釣行顛末記」を主軸とする2本立てとしているけど、内容のマニアックさが災いしてか、閲覧数は長く微増しつつも低位安定していて、どちらも平日は100件、週末から月曜にかけて2~300件ぐらいの閲覧数が続いていた。ところが、今年”カリスマ釣り師”を自称し、エラそうなことを書き殴った結果なのかなんなのか、閲覧数が多いときには千を超え、通常平日でも2~300件と数倍(当社比)の伸びを示したのである。カリスマ性倍増!なぜ世に実力も伴わんクソみたいな”カリスマ”達が乱造されているのか、身に染みて分かった。カリスマなんぞは言ったもん勝ちなんである。あほくさいことこの上ないけど、どうも世の中の仕組みはそうなってるようである。ブログの内容は相変わらずワシが書きたいことを書くという方針でネチネチニチャァとマニアックなことを書いているに過ぎない。釣果もまあソレナリには釣ってるし進歩もしてると思うけど例年と比較して2倍も3倍も釣れたわけもなく似たようなものである。最近読者になってくれた人にはあんまり人の言うことを鵜呑みにすると騙されるよと老婆心ながら注意喚起しておきたくなる。自分で自分のことを”カリスマ”とか言ってるヤツのどこが信用できるのか、ワシャ皆目見当がつかん。そんなの信じる人は「還付金詐欺」とか水産業界ではお馴染みの「エビ養殖場投資詐欺」とかに引っかからないように気をつけて欲しいところである。
まあこの調子で自称カリスマ釣り師は今後も続けていくんだろうけど、じゃあもっと閲覧者数を稼いで発言力を強めて、迷える釣り人を導いていこうってなるかというと、そこはちょっと微妙。沢山の人に読んでもらうには、沢山の人が分かる普遍性を持った内容にしなければならない。ワシ、そういうの苦手。普遍性を持ちつつ高い独自性や高度な内容を伴うようなものを作り上げるだけの才覚・力量に欠けている。というかワシのブログは”ここにしか無いマニアックなネタ”が売りであり、そうすると普遍性を持たせると味が薄れて陳腐化する。読者を選ぶぐらいのネタこそ持ち味であり、素人には分からん世界っていうのを構築してきた自負もある。だからワシの芸風であんまり閲覧数が増えてしまうのはよろしくないと思っている。自分のお気に入りのブログやら動画チャンネルやらも、ものすごく高度で面白いのに一般受けする普遍性的にイマイチなためにあまり閲覧数とか稼げていないのが多い。でもクソみたいな「新らしいリールのレビュー、なんとベアリングがさらに増えて滑らかに回ります」とかメーカーサイドの提灯持ちみたいなネタで何が面白いのか閲覧数稼げているのが多い。見たら騙される見ない方が良いタメにならないネタだとなぜ分からない?ワシもカリスマとしての影響力を高めるためにそういうの書かないといけないのか?無理で~す。書けもせんし書きたくもないでーす。まあワシのブログは違いの分かる玄人さんに読んでもらう。読んだ玄人さんで、そういう普遍性のあるネタで人々を導くのが得意な本当のカリスマ性のある方に、ワシの言いたいことを理解して噛み砕いて広めてもらうことを是非やってもらいたい。ワシの言いたいことなんて単純で、釣り場にゴミを捨てるな、魚を含め自然環境を大切に、道具はシンプルで実用性の高いモノを選びましょう、ぐらいで、そこから派生するゴチャゴチャしたことはあるにはあるけど玄人さんなら分かるはずというかよくご存じのはずである。一つよろしくお願いします。
ということで、今年の大きな目標の総括はそんなところにして、例年恒例となってます個別の事項のベスト3を発表していきましょう。ジャカジャン。
○釣り:1位「ミナミテナガエビ」、2位「マゴチ」、3位「初カマス」 1位のミナミテナガエビは意外だっただろうか?でも今年の釣果でダントツに価値のある釣果だったと思っている。ミナミテナガエビが初物だったということ以上に、その後の展開で”当地でのミナミテナガエビの釣り方”が開拓できてしまったのは結構デカい成果だったと思う。当地でたまに見かけるテナガエビが、関東での経験からいって”ここで釣れるだろう”という河口域で釣れなかった理由も腑に落ちた。この地に多いテナガエビ類はTHEテナガエビではなくミナミテナガエビであり、生息域の傾向が両種で異なることから、関東での経験に基づいた”テナガ釣り”では釣れなかったのである。鮎毛針釣りの帰りたまたま見つけたテナガをタモで掬ってミナミテナガエビだったことから、当地での”テナガ釣り”の方法がズルズルと芋づる式に導き出された。とりあえず見つけたその日はそこらに生えてる葦の枯れた茎を竿にしてアユ餌釣りのハリで川虫を餌に何匹か釣ったんだけど、まず、テナガエビではなくミナミテナガエビだと分かるワシのカリスマ的慧眼が良い仕事した。ハサミに毛がなく、歩脚の爪がテナガエビぼど長くないという、小さな違いが種を分けるということを知っていたからこその同定であり、いつもワシが小うるさく魚の種同定を可能な範囲でおろそかにせず行っている、その普段の姿勢の延長線上に今回の釣果がある。種名というのはその生き物を知るためのまず最初の基本情報であり、ミナミテナガだと分かった場合、テナガエビと生態や生息場所がどう違うのかなどの情報を調べて得ることができるようになる。調べてみるとミナミテナガエビの方がより上流域に生息する傾向があり、繁殖期以外は河口域に多いテナガエビとは生息する場所が違う。まさにその生息地の違いが種同定に使うテナガエビのハサミの毛や爪の長さにつながっていると想像できて、そこもそれだけで面白い。河口域で暮らすテナガエビは沈殿した有機物等をハサミの毛で絡め取るようにして食べているんだろうし、水中の葦の茎を登るために歩脚の爪が長く、それはまた泥底を歩くときに爪の背を使って重量分散をはかりながら歩いているという生態に適合しているのだろう。で釣りに重要な情報としてテナガエビのように河口に多く生息するのではなく、河川の中流域に多いということが分かれば、釣るための作戦はおのずと決定される。河口ではなく中流域を中心に探せば良いのである。当地には大きめの河川は3本ある。中流域を探した結果、どの河川でもミナミテナガエビを釣ることができると判明した。加えてオマケでより瀬とかの早い流れが好きとされているヒラテテナガエビも釣れることが分かった。夜間にエビ網持って掬いに来る人もあまりいないようで、独占的に楽しませてもらい、JOS師匠やひじさんにも楽しんでもらった。小もの釣りの中でテナガ釣りというのは人気の1ジャンルだけど、当地での釣り方と釣り場を一から開拓したのは我ながら立派で、かつ、そのきっかけがいつも丁寧にやっている「君の名は?」という種同定というのも、種名ぐらい分かってないと作戦の立てようもクソもないという日頃の主張を証明するものであり、カリスマ釣り師としてよい手本を示せたのかなと思っている。 2位のマゴチは、66センチと大型だったことももちろん嬉しかったけど、一年前に同じポイントで、しょうもないミスでそこそこの魚をリーダー切られて逃がしていたので、そのリベンジに成功したという点でも気分がよかった。残念ながらエラにハリ掛かってしまい大出血したので確保して食ってしまった。なので、来年同じ個体は釣れないけど、別個体が入ってくるのは期待しても良いと思っている。あと食味の良い魚であり、デカかったので4日がかりで堪能できた。ごちそうさま。3位の初カマスは、この冬のワシ自身の初カマスである11月14日の釣果がどうも玄人衆の話では、今期の近所漁港で最初に釣れたアカカマスだったようで、一番槍の栄誉にあずかったようだ。まあ11月ではまだ早いって話で、その後は釣れたり釣れなかったりの苦戦に沈んだりもしたけど、自分の竿で先陣切って突っ込んでいったのは悪くない。最初に突っ込んでけば”討ち死に”の可能性も高いけど、恐れず突っ込んでいって皆を引っ張ってこそカリスマ釣り師の役目が果たせるというモノだろう。
○残念だった釣り:1位「デカバスルアーロスト」、2位「インビンシブルロスト」、3位「カストマスターロスト」1位は、その前に釣ったニゴイにゴミに突っ込まれていて、リーダーはチェックしてたけどメインラインまでは気が回っておらず、なかなか狙いにも行かないので滅多にチャンスもやってこないランカー級のバスをみすみす逃し、魚の口にルアーとラインを付けたままにしてゴミを出すという最低の失敗だった。猛省しております。
2位はインビンシブルのアタリ個体をなんか石の間にライン通されて切られるという失態。ショックリーダーを生分解性のあるナイロンラインのクインスターに変えてすぐで、まあフロロの時と同じ4号もあれば大丈夫だろうと思ってたけど、ショックリーダーとして大切な耐摩耗性はナイロンラインの4号では足りなかった感触で、切られたので単純に太くするという解決策で、これまた生分解性のあるバルカン7号をその後リーダーとして使っている。
3位のカストマスターは根魚クランクはチャンスが少ない釣りなので、根魚クランクの道具のままなにか釣れる方法はないかと考えて、バス用のメタルジグは根魚用として優秀だということなので、カストマスターを導入して狙いどおりカサゴとか釣れたんだけど、目論見としてはアシストフックを一番弱く作っておいて、根がかりしてもそこが切れるようにしてたつもりなんだけど、意外に足下の石組みに潜り込んだりして、フックが刺さることによる根掛かりではなく、メタルジグ本体が石の隙間とかに填まることで根がかることがあって、導入から3個根掛かりで失った。足下しか狙わないので50ポンドのリーダー持って引きちぎるようにすると、石にスレているリーダーの先の方が切れるかスナップが飛ぶのでラインゴミは最小限には済むけど、もうちょっと良い方法が思いつかないかぎり、カストマスターはしばらく封印すべきかなと考えている。ということで今年のルアーロストは5個と、ルアー根掛かりロスト0を目標に掲げていたのにふがいない結果であり、来年こそ0を達成するべく注意深く釣っていきたい。
1位のベクトロンはノンラトルのディープクランクの名作だそうで、ツーテンの虎ファンさんから根魚クランク用にと送られてきたいくつかの支援物資のうちの一つ。根魚クランクで「クランクみたいな派手な動きのルアーどれ使っても一緒!」と思っていたら、意外に使い分けが効くというのが見えてきて、ノンラトルのディープクランクとしてはバグリー「ダイビングB3」が優秀なんだけど、バルサ製でリップとヒートン突っ込んであるだけなので、5キロ級はすでに揚げている状況でそれ以上も含めた大型根魚が想定されるなかでは強度が心配で、交代要員を探していたところにピタッとハマった感じ。
2位のマジェンダは、なんかしらんけど投げると釣れる。ミノーっぽい形状だけど、ディープクランク的な強い動きで、細かいバイブレーションでスルスルと1,5mぐらいまで潜っていく。重心移動版と固定重心版とあって、ぶん投げて広く探るには重心移動版、近距離戦では固定重心版と使い分けている。ピッチの速い細かい動きが効くのか、シーバスにも効いたし、根魚にも効いたし、今年はマゴチで大仕事してくれた。
3位オレンジチャーリー大は、この冬のカマス釣りでは大活躍。今期餌のトウゴロウイワシが多く、そのせいか魚の活性は高めだけど食いは浅いという傾向があって、例年あまり釣れない夜でも釣れることがあったりして、その場合のアピール力強化や、浅い食いで通常サイズのオレンジチャーリーでバラしが多発したりする状況に対応してハリを大きくしてしっかり掛けるとかの意図もあって多用している。信じて投げるとき期待に応えてくれるハリである。
1位には代表してサンラインの「クインスター」をあげさせてもらったけど、サンヨー「バルカン」、東レ「銀鱗」にも生分解性があるとの報告があり、今まで各メーカー売れないのに志高く、生分解性ラインを開発しては撤退してきた歴史はなんだったのかという衝撃の報告。セルロース系の生分解性ラインが伸びるし切れるしで、太くても大丈夫なショックリーダーや捨てオモリ用に用途が限られていたのが、一気に道糸としても普通に使える品質の生分解性ナイロンラインが登場?したことにより生分解性ラインの性能は一足飛びに格段の性能向上を成し遂げたことになる。何しろ普通に釣具屋さんに長尺の道糸用ナイロンラインとしてボビンで売ってる代表的な銘柄である「クインスター」に生分解性があったのだから、そんなもん普通に使えて当たり前の性能はすでに証明されている。ここ20年で釣り具において最も素晴らしい革命的出来事だったと断言する。それぞれが生分解性など持たない6ナイロンと66ナイロンが、その一定の比率の共重合体がなぜ生分解性をもつのか、オンライン版「釣り人」誌では報告した東大の研究者に取材して記事を上げてくれているけど、「釣りイトの中ではナイロンが結晶を形作っている部分と、結晶でない部分の両方があって、結晶部分が強度を結晶でない部分は弾力を生み出していると考えられるが、その結晶部分が小さいと分解されやすい」「分解が進行中のナイロンラインの表面には「ロドバクター目」や「フラボバクテリウム目」という種類の微生物が多く見られ、これらが分解に関与していると推定される。」とのことであった。釣り人社エラい!クソみたいなメーカー提灯記事ばかりになっている昨今の釣りメディアで、こういうことを真面目に記事にするのは釣り人社ぐらいではないだろうか?それが事実かどうかは別にして、そう思われている時点で釣りメディアなんて終わっていると書いておこう。
2位の、スプールエッジと糸巻き幅を改善し、マニュアルピックアップ仕様のいわゆるベールレス機に改造した我が「タックルNo.2」はまあ壊れるようなところがないシンプルさで、年1回ぐらい自作のジュラコン樹脂製ラインローラーさえ換装しておけば快調に使えることが分かり、スピニングリールなんてこれで良いやんけ!という気がしてならない。世の中のスピニングリールから、水辺でつかう道具のはずなのに濡れると困る瞬間的逆転防止機構が入っているというクソ仕様が改められるまで、ワシは口撃をやめないつもりである。10万ぐらいするような今時のハイエンドモデルもってきたところで、メーカーに出さなきゃならんとかメンテが面倒くせえとかの時点で総合点でワシの大森に勝てるとは思えない。ワシの大森は格好いい。
3位の黄色いグニャグニャのグラスの安竿である「マイクロライトグラス76UL2」今年は秋のメッキがよかったこともあって大活躍。そしてセイゴが湧きまくったなかシーバスでも運用。カマスでも活躍。チビメッキでも弾かず掛けて曲がって楽しめる柔らかさを持ちつつ、バットはそれなりにリフティングパワーあるので、シーバス狙っててデカいのが来てもなんとかなるだろうって思える汎用性の高さ。予備含めて2本所持してるけど、ルアーでの小もの釣りはこの竿が一番使いやすい。電車乗ってとかだと携行性≓機動力でパックロッドが勝るけど、自転車で行く範囲なら最強の1本だと思っている。
1位は東海岸のストライパー野郎ども御用達、”イカんちゅ”こと「スクイダー140」。他の似たようなスペックの両軸機、たとえばいまだカタログ掲載機種の「ジグマスター500」と比べて、とりたてて凄いということはないんだけど(まあPENNの両軸機は全体的に凄いんだけど)、なにが良いかって効いてるんだか効いてないんだかよくわかんない”空力ブレーキ”という、質実剛健、手堅い設計が多いPENNにしては冒険した機構を搭載したイカしたリールなのである。だんだん引き手サミングの両手投げで投げられるようになってきて良い感じ。早く魚掛けてゴリゴリ巻いてみたい。
2位は、後付けでマグブレーキ化した小型機の「27モノフィル」。オフセットしたグリップじゃないとちょっと使いにくいけど、根魚クランクとかにはちょうど良い大きさなので、アンバサダーが優等生過ぎて飽きてきたら使いたいところ。
3位「レベルマチック920」は、使っても良いンだろうけど、むしろ中身見て面白かった。PENNが作ったアンバサダーなんだろうなという漠然とした印象が覆り、従来型PENN両軸機を発展させて作り上げたバスを意識したベイトキャスティングリールだった。独特で愛用者が今でもいるのも納得。個性的でいかにもPENNらしいベイトリール。
○日本の釣り場の現実写真:1位「カマスとゴミ」、2位「鳥とゴミ」、3位「きったねぇゴミ」、番外:キャメルからメビウスへタバコの空き箱みるゴミの変遷
1位「カマスとゴミ」は、昔からラインゴミは見たら回収を自分のルールにしてたけど、今年から釣り人の出したと思われる全てのゴミを拾い始めたら、あまりのゴミの多さにムカついて、なんか釣りメディアの垂れ流す”キレイな自然のもとで楽しい釣り”みたいな無責任なイメージがこういうゴミ野郎どもを呼び寄せてるんだろうなと、その幻想をブチ殺して真実を世に知らしめ「釣り場は釣り人のせいでゴミだらけ、魚釣りは難しい遊びで思うようには釣れない」ということをギッチリ分からせてやろうと”日本の釣り場の現実写真”と銘打ってゴミとたまに魚も添えての写真を精力的に上げるようにした、その第1弾。血まみれのカマス半日頑張って3匹、対して絡まったライン、使用済みのワーム等ゴミは大漁。この写真を見てOニーサンから「言いたいことと伝えたい対象が明確な良い写真」とお褒めいただいた。写真はぶっちゃけ苦手科目なのでお褒めいただくのは珍しく、自分でもいかにも日本の釣り場の写真っぽくて良いなと気に入っている。2位の「鳥とゴミ」は、象徴性と写真としての評価で1位の座こそ譲りはしたけど、ダントツに胸くそ悪く最低な気分にさせられた最悪の事実。自転車の前カゴにラインが絡んで溺死したウミネコ幼鳥の死体と各種ゴミが満載されている。この責任の一端が釣り人であるワシにも間違いなくある。釣り糸使う人間がいなければコイツは寒い海でおぼれ死ななくて済んだだろう。たまにラインが引っかかっている鳥が飛んでいるのは見たことがあったけど、実際にそれが原因で死んでいるのは始めて見た。飛べるぐらいなら、あまり酷くは絡まってなくて、そのうち外れたと信じたいけど、中にはこの鳥のように命を奪われているものもいたんだろう。見て見ぬ振りはできない。でもどうしたら良いのか分からない。ワシにできることと言えば、こうやってしつこいぐらいに捨てられた釣り糸が生き物を殺すことがあると書くこと。釣り場に落ちている絡まった釣り糸や仕掛けを拾うこと、それしかできないのがもどかしい。絡んだ釣り糸もたいがいだけど釣り場にハリの付いた仕掛けをそのまま放置する弩級のバカどもってなにを考えているのか?本当に理解できない。それが目立つぐらいに普通に日本の釣り場にはあるという現実に、どうすれば良いのか途方に暮れてしまう。 3位の「きったねぇゴミ」はありがちっちゃありがちだけど、ワシが家に持ち帰って、ワシが買った地域指定ゴミ袋にいれて定められたゴミの日に出すという手間だけでも「なんでワシがバカどものためにこんなことせにゃならんのじゃ?」と腹立たしいけど、家に持ち帰るにしても、中身がこびりついているコマセの袋とか一回階段降りていって洗わずには臭くて持ち帰れず、寒い中ジャブジャブ洗わされていると、自分の中に怪物じみた怨念が育ち始めるのを止められない。ワシが妖怪「コマセ袋洗い」になりはてたら、どうか徳の高い高僧の方々でも手配して、人として死なせて欲しい。まあ寒い方が腐りにくいからマシか?夏場にビニール袋に入って虫の湧いたイカを処理させられたときには吐きそうになった。写真がさすがに上げられんぐらいのきったねぇしろものであった。 食ったファストフードのゴミがそのまま袋に入ってるとか、コンビニ袋にゴミが詰められて捨てられているとか、バカの痕跡化石的なしろもので、ほんとバカが多いなと嘆かわしい。で、ワシ嫌煙ファシズムには愛煙家の友人達を代弁して断固闘う所存だけど、まあ嫌煙家のいうことも分からなくもないぐらい、釣り場にタバコの吸い殻空箱が落ちていることは多い。近所漁港では空箱のキャメル率が高くて、最近メビウスとかの電子タバコ勢に押され気味だったけど、盛り返してきた感がある。やめてくれと言いたい。以前ネットの記事で、ポイ捨てされている吸い殻の銘柄を調べて、売り上げに対して捨てられる率を調べるという面白い報告があって、悪かったのは憶えてないけど、ポイ捨てされる率が少なかったのがアメリカンスピリッツだったというのは憶えている。キャメル吸ってるバカはアメスピに替えろ(一部不適切な表現があったことをお詫びします。タバコの銘柄自体にポイ捨ての責任はないと思います。捨てるヤツが悪い)。
2025年10月18日土曜日
おとなしく音無し
というわけでルアー図鑑うすしお味第82弾は、先週に引き続き根魚クランクの話でグダグダといっておきます。
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| ビースイッチャー4.0ほか |
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| 上からフューズ3つに下ハスティー3 |
「ラインが張ってない”感度が悪い”状態で食わせると食い込みが良い」は自分の長い釣り歴の中で確信を持っている真理の一つだと思っている。分かりやすい明確なアタリを出そうとすればするほど、魚にも明確に違和感を抱かれて吐かれて弾かれる。これを強く意識し始めたのはヘラ釣りがきっかけで、ヘラ釣りでアタリが大きく出るときには既にヘラが違和感覚えて逃避行動とり始めてるって話で、そうならないように軽い仕掛けやわざと底に這わせた状態でラインを緩めてやる。そうすると当然アタリが明確に出にくくなるところを、微妙な小さなアタリ、時にアタリとも言えない変化でアワセると、向こうも違和感感じにくい状態なので口にハリが入ってる時間が長く、急いでアワせなくても余裕で間に合うというのに気がついて、先人達が小さくチクッと入るようなアタリを出すようにと言っていることの意味が身に染みて理解できた。コレはもちろんヘラ釣りの応用発展でやっている”延べアジ”ではまったく同じことが言えるし、フライで食い込み悪いときはハリス細く長くしたり、ルアーでは竿を柔らかくダルい調子のモノにしてラインを伸びのあるナイロンにしてってやると、アタリ弾かれにくくなっていく。今年シーバス狙いで20センチ無いような当歳魚の湧きがいいので、いつものアグリースティックよりさらにダルい調子のマイクロライトグラスにしているけど、柔い方がアタリ弾きにくいということは明確に感じる。加えてそういう”感度の悪い”竿でもきちんと食わせていれば手元にすらアタリは感じるモノで、竿先とかライン変化とかも見ればかなり微妙なアタリもとれる。マイクロライトグラスは黄色いので星明かりでも竿先の動き見やすい。世の中の釣り人は感度感度とうるさいけど、どんな道具使ってれば感度の良さが不足していると感じるのか不思議で仕方ない。ヘッタクソなだけだろって正直思ってる。
ということで、ラインが張らない巻き抵抗の軽いフューズクランクで食わせると、食い込みが良くてしっかりハリ掛かりするのではないかという気がして、手札にできるように使いこなしてみたいと思っている。実績データが少ないので偶然という気もするけど、どうもヤイトハタは口の外側とかに掛かりがちでバレがちな気がするのでヤイトハタの多い状況で切る札にできたら釣りが面白くなると妄想している。チャイロマルハタとヤイトハタはそっくりさんで、同定に悩むようなことも多い似た魚種なんだけど、混ざって接岸することもあるけど、どちらかというとヤイトが釣れるときはしばらくヤイトが続いて、チャイマルが続くときはやっぱりチャイマルということが多いように感じる。似たような魚種だけど微妙にやっぱり性格も違うのだろうか?感度の悪いクランクを使う上で、水中での挙動はまあディープクランクがきちんと動いてないってことはないだろうから気にせず、となると問題は着底が分かりにくいということだけど、ポイントごとの水深の把握は既に終わっているので、根掛かりさせないように着底はさせないということを、普段から意識しているけど、それをより徹底して対応するのだろう。底から1mぐらい切っててもやる気ある魚なら余裕で食ってくる。底から30~50センチとかなら理想的かなと考えている。
「ビースイッチャー4.0」「フューズクランク」の2つは、たまに切る札どまりで終わっても良いけど、ひょっとすると1軍打線入り、もしくは代打の切り札的なルアーになってくれるかもしれないと期待している。ラトル無しのディープダイバーってDB3がまさにそうだけどバルサ製なら珍しくないし、古いメタルリップのディープダイバー、たとえばホットNやヘルベンダーとかもあるけど、バルサ製は強度問題があるし、メタルリップ系はトローリングなら必要な深度に達するかもだけど投げて巻くと意外にそこまで潜ってくれない。ましてや太いリーダー背負わせて浮力が強くなってしまう海水ではって話である。そういう中でビースイッチャーは貴重なレアキャラだと思うので新品も買って1票入れておいた。もう一方のフューズクランクは中古がクソ安いし、おそらく巻きの軽さは現行のデュエルのディープダイバーにも引き継がれているようにリップ形状を見るとみうけられるので、現行モデルでもよさげで確保が楽。ルアーの釣りって、やってるとだんだん釣り場に持ち込むルアーの構成は単純化していくものだけど、百花騒乱、ありとあらゆる工夫やペテンや個性を盛り込んだ市場にあふれるルアー達を選ぶ楽しさってのは間違いなくあるので、今日もネットの海で良さげなルアーにマウスが滑るのをヤメられない止まらないのである。アタイ病気が憎いッ!!
2025年9月6日土曜日
夏休みの宿題 やり残しリベンジマッチ
昨年夏は、デカミノー熱でえらいことになってたのを憶えてらっしゃるかもだけど、あのとき入手が難しくて「あのブドウは酸っぱいに違いない」と理屈を付けて断念したルアーがいくつかあった。そのままあきらめておけば良いものを、執念深く憶えていて確保できたので1年遅れでご報告。今回ルアー図鑑うすしお味第80弾は、遅れてきたメリケンビックミノーで行っときます。
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| 上からオリザラ、125コモモ、同上、ロングA15A、cd9 |
でもって、下の写真は他のボーマーミノーとついでに基準のコモモ125とを比較した写真。ロングA15Aは食われそうなサイズ差。こうしてみるとサーティファイドデプス25のほうはロングA17Aより本体部分は小さい。もちろんリップ含めると長いけど、ミノー的には17Aの方が長くて立派。でもサーティファイドデプス30は25とはもはや別物のデカさがあって迫力があって非常に好ましい。動きの良いフローティングで深く潜らせるためにだろうけど、太い本体になっているのでロングAも細長めのクランクベイトっぽいけど、さらにクランクベイト感がでてきている。マグナムディープクランクとして使ったら案外ものすごい活躍したりして。
っていうのを、実際にやってしまっているのがお次のバグリー「ダイビングバンゴーB8」。これ本国ではマスキーとかパイクとかのデカブツ相手のトローリングルアーだと思うんだけど、往年の琵琶湖ではこれともう一つ小さい(けどデカい)DB6でディープクランキングするのが流行ったそうな。8インチ約20センチは今でこそビックベイトとかも流行ってバス狙いで投げることある大きさかもだけど、当時はこんなもん投げているとバカにしか見えなかっただろう。けど、デカバス釣れまくったらしい。バルサ製で軽いので投げて投げられなくもない。ちょっと迷ったのが、コイツはミノーなのかクランクベイトなのかというところで、ダイビングバンゴーシリーズにはクランクっぽいのもミノーっぽいのもあって、コイツはクランクっぽいのをデカくしたようにも思うけど、ミノーといえばミノーにも見えるのでミノー扱いで確保してみた。 でもって、時代によってダイビングバンゴーだったりバングオーディープだったり表記揺れする、いわゆるバンゴーミノーのリップの大きいののシーバスに使ってる4インチサイズと、コイツがなければバグリー最大ミノーであるバンゴー7インチとも大きさ比べてみた。DB8と7インチバンゴーはリップまで含めりゃだいぶ違うけど本体部分は2.5センチも差があるようには見えない。そのへんはアメルア独特の”8インチ級”程度の表記なんだろう。昔琵琶湖で流行ったせいか、中古の弾数的には多くもないけどたまに出てきて値段もそこまで高騰しない。手に取ると確かにこれは良く動いてよく魚を誘いそうっていう出来栄えなんだけど、ワシが使うとなると根魚狙いであり、このデカいルアーをバックシ食ってくる根魚相手に、バグリーのお世辞にも丈夫と言いかねるルアーが強度的にもつとは思えず、これまたお蔵入りなんだろうなと思う。超格好いいので飾っておいても良いかも。 弾数的にやや苦戦したのがポーの、名前が調べても出てこないミノーで、一回メ○カリで値段をこちらから提案する方式で出品されたので、弾も少なければ需要も少ないのでこんなもんだろと2千5百円で提案したら、出品してすぐにオファーあったのでもっと良い値が付くだろうと欲かきやがって断られた。でしばらくして再度同じ金額でオファーしたろと時期を見ていたら2千円で売りやがった。まあ2千円でも相場から外れてはいないと思うけど、欲かいて売り時逃してやがる。メル○リは”令和の闇市”と呼ばれるぐらいの混沌とした市場で、時に目を疑うような掘り出し物が既に売れてしまってるのを見て歯がみして悔しがったりもするけど、意図的な詐称、相場が分かってない値段の付け方、問題になってる買い占め転売から盗品売りさばきまで、およそグチャグチャな有様で不愉快な目に遭ったことも何度かある。けど、逆に美味しい思いも何度かしているので覗かずにいられない。結局コイツはヤ○オクで出てきたのを2500円で確保。だから相場的にそんなもんなんだって。ヤフ○クはメルカ○ほど掘り出し物はないけどだいたい相場どおりで確保できるのでやりやすい。で、8インチ20センチ級と比べてしまえば迫力に欠けるかもだけど、6インチ15センチくらいはあって、それなりに大きくこれがPOE’s最大のミノーだと思うんだけど、なんか3本フックのモデルもあって果たしてコイツが最大か良く分からん。分からんけどマイナーどころだしこれで良いことにしておく。実釣にはヒートン方式なのでやや強度面不安が残るけど、ウッドで固定重心で動き的には悪くなさげ。シーバス狙いで投げても良いかも。 でもって、ついでにシスコキッド。デカいミノーとか探すときに検索ワードとして”マスキー”を入れていると、マスキーサイズのルアーがヒットしてくるんだけど、買う予定もなかった「マスキーシスコキッド」約6インチなんていうのにマウスが滑ってしまい要らぬ散財であった。シスコキッドはおそらくもっとデカいのがあってしかるべき老舗のミノー作ってるメーカーだけど、日本じゃ好事家にスイッシャーの「シスコトッパー」が知られてる程度の認知度の低さで、ミノーはグデブロッドやミローみたいな樹脂ボディーの内側に鱗模様の銀紙が入ってるのと、金属リップに金属のリグが特徴。なかなかに今時のルアーには出せない味があって格好いい。まあ出番はなさそうだけどな。コイツが最大かどうかは分からんけどとりあえずコイツで満足である。 そしてお待たせしましたマンズ。「マンズはどうしてこうなのか...。オイラはこのメーカー大好きです!!」(©Dab氏)。ワシも好き。前回は8インチ級が手に入らず2番手の「ストレッチ+25ジョイント」(写真の真ん中の)でお茶濁したけど、確保できました8インチ級のマンズ最大ミノー「マグナムストレッチ+30」冒頭写真見てのとおりサーティファイドデプス30に勝るとも劣らないド迫力ボディー。S+25ジョイントの例から考えてこいつシンキングタイプかと思ったら浮きやがったけど、今時のマグナムディープクランクみたいにリップの先端がしゃくれて上向いていて水噛みがよく、トローリングルアーとしては良い仕事してくれるんだろう。30フィート潜るっていうのが名前から見て取れるけど、おそらくサーティファイドデプス30と同程度の能力だろうから、条件次第ではもっと潜りそう。ただ岸から投げるのはちょっとね。っていう感じではある。小さめディープクランク「+15」は小柄で良く動いて良く潜る良いルアーなので、ワシャこちらに世話になっておこう。でも、両軸受けリールで投げると飛行姿勢安定するからデカブツ案外投げられたりして。一回試してみても良いかも。 で、今回のビックリどっきりメカ発進!(©タツノコ)って感じのブツがちょっとばかり弩級で、ストレッチ+30探してて、セットで売りに出されているのを見つけて、むしろこっちが本命ぐらいに思って亜音速ぐらいでマウスが滑ったんだけど、コレはミノーのカテゴリーではない気がするけどお許しあれ。じゃあなんだというとビックベイトとしか言いようがないんだけど、とにかくすごい迫力。長さ50センチ弱の”泣きランカー”サイズ。おそらくベースはマグナムストレッチ+30なんだろうけど、その体の後半ぶった切って、ストームのタビーズみたいにワームを尻尾として突っ込む仕様になってるんだけど、尻尾が長い。かつ凝った作りになってて、金型のベースはマグナムストレッチ30+なんだろうけど、ちゃんと後方のワーム部分と合わせて背びれが追加してあるのがお分かりいただけるだろうか?また、後方のフックは単線ワイヤーで吊してワーム部分に刺して固定する方式なんだけど、ちゃんとフックを刺す部分が分厚くしてあって、薄いヒレヒレの裂けやすい部分をそこだけ補強してある。そして写真では小さくて分かりにくいかもだけど、ハリを吊すワイヤーのヘワイヤーツイストが綺麗に決まってて、あっちの釣り人は単線ワイヤー扱い慣れてるなという感じ。おそらくこれだけの巨大なルアーをトローリングして狙う獲物となると、淡水ならマスキーやパイク、海ならカマスサワラ(ワフー)やオニカマス(バラクーダ)あたりになるのだろうか?ラパラCDマグの巨大なヤツで狙うような魚種が対象になってくるのだろう。なんにせよ、本邦ではなかなか見かけないレアものでマンズマニアなら1つぐらいは持っていて良いけど2つは要らんなという、キワモノ連発のマンズ軍団の中でも本気で魚釣る気で行ってるのに、どうしようもないゲテモノになってる具合では特筆モノではないだろうか。ちなみに名前がわからんかったので検索したとろこマンズ「ストレッチシースネーク+30」という名前のようだ。ちなみに長さは19と1/2インチが公式発表。ウミヘビでっせ!ちなみに対象魚はマグロ、カマスサワラ、ヒラマサ(オオサワラかも?)、シイラときたもんだ。確かにマンズ社のあるアラバマ州には北方の獲物であるマスキーやらはおらんわな。アラバマってフロリダ湾に面してるんだっけって地図見たら、端の方でギリ海に面している。南部の濁り水仕様のルアー作ってると思ってたらこんなんも作っててマンズはやっぱり油断ならんメーカーだぜ。という感じで、やっぱりデカいミノーはというかデカルアーは塩味効いてきて、うちのブログっぽくていいね。8インチサイズのトローリングミノーとかの記事が読めるのは”ナマジのブログ”だけ。と言ったもん勝ちで書いておこう。
2025年5月17日土曜日
大事なモノにはやっぱり予備が必要だ
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| 使用中のウエダ(上)、アグリースティック(下) |
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| ソルトストライカーとFVR |
ただ、クソデカいのが来たときに及第点の竿でどうにかなるのか?と考えると、最悪竿真っ直ぐ魚に向けて綱引きでなんとかするって裏技はあるので良いといえば良いんだけど、結局アグリースティックの”クソ丈夫さ”を代替する竿ってなかなか無いのが実際で、そうなってくると竿2本もアホみたいに買ってしまったけど、緊急時の予備竿としては機能はするにせよ、やっぱりアグリースティックが使いたいってのがある。そこはもう理屈じゃなくて、好みの問題でどうしようもない話である。今の竿で結果も出てるから、”釣れてる道具は変えない”っていうのも鉄則だと思う。となると仕方ない、一時1ドル158円とかまで円安進んでたけど、戻して140円台前半まで来てたし”買うか迷った釣り具は買っておけ”はこれまた鉄則だし買うか。ということになった。やっぱりアタイ同じ竿の予備が欲しいノ。
で買おうとしたらこれが意外に難航。まずは今使ってるパソコンだと、パソコン側のか向こうのせいか分からんけど、バスプロショップスのサイトとの接続に不具合が生じる。購入手続きまで行かず途中でエラー画面になってしまい戻っても初期画面まで表示されないお手上げ状態になる。こちらのパソコンのセキュリティーとかが邪魔してるのかなと、古い方のパソコン立ち上げて、そちらなら今の住所になってからも利用してるので大丈夫だろうと思ったら、今度は購入確認画面まで行くんだけど、送料が無料となって、なんか変だなと思いつつも決済しようとするとそこでエラーメッセージが出てどうしようもなくなる。海外発送できなくなったか?仕方ないのであとは代行業者とか探すか?と思ったけど、代行業者は米国内国内送料と国際送料が二重にかかった上で手数料とるからさすがに馬鹿臭いぐらい高くお手上げで、こりゃ諦めるか?と思ったけど、ふと思って輸入してるショップとかないかなと検索掛けてみたら、ヤ○ーショッピングに店出してるところが送料込み13800円で売ってるのを見つけた。バスプロショップスで買うと60ドル弱の本体価格に4千円からの送料は掛かってくるはずで1万2千円がところかかる。とすれば2千円ぐらいの手数料なら許容範囲かとポチッといきました。なければ買わずに済むモノを「「ある」のがいけない!!!「ある」のがいけない!!!!(byもちづきさん)」。4万も5万もする竿があたりまえになった今時とはいえ、アグリースティックに1万4千円!”世界一の安竿”も出世したモノである。まあ金で解決できる問題は金で済ませばいいやという感じで無事確保して症状は治まりつつある。ガイドが一個曲がってたり、グリップのビニールカバーを貫通して傷が付いてたり、相変わらず米国通販の雑さにはまいるけど、ガイドは指で戻せばなんとかなったし、グリップは見なかったことにしておく。ヤレヤレだぜ。しかし、物価高騰のおり食費が以前なら月1万円を切ることさえあったのに今じゃ2万円ぐらいにはなっていて、切り詰めて半額の菓子パン買うかどうかためらうぐらいなのに釣り具には躊躇がないワシ。米が5キロ5000円とかなのは購入時毎回苦虫を噛みつぶすような渋い顔をせざるを得ないのに、竿の取り寄せの手数料2千円ぐらいは許容範囲と思ってしまう不条理。さらに言うなら安竿とはいえ不要不急の竿を3本も買ってしまってる。まあ米の値段始め物価高に関しては米が国内で自給できなくなるとかしょうもないことになっても馬鹿臭いので米農家が儲けられる程度の価格は容認せねばならんということだろうとは思う。けど、もうちょっと安くして欲しい。米農家もJA(旧全農)もそんなに高い値段で売ってないって話も目にするし、値段つり上げてる輩どもには”打ち壊し”ぶちかましたい気分。 でもって、確保してもしばらく出番はない予備竿たちだけど、仕舞っておくのにフッ素系コート剤のボナンザ塗ってから保管しておくかと、ボナンザスプレー出してきたら間の悪いことプスプスッと使い切ってしまった。でもって前々からスプレー方式はスプールのラインに吹くには都合が良いけど、竿とかに吹くと多くが竿にかからず下に抜けてしまってもったいないと思ってて、確かボナンザってシートに含ませたウェットティッシュみたいなタイプもあったよなと、ア○ゾンで探ったら、シートタイプもあったけどさらにお値打ち感のある原液タイプ50グラム入りがあったので、そっちを購入。スプレーは50mlとなってるけどガスと溶媒分が多そうだから値段同じぐらいなので原液タイプの方がお得だろう。そしてボロ切れに染ませて塗り塗りふきふきして良い塩梅なんだけど、なんかこのパッケージの配色見覚えがあるんだよな、と気になってなんだったけかな?と記憶をまさぐって「あれだ!」と想い出して、蔵から該当するブツをほじくり出してみた。ザウルス時代のバルサ50のパッケージがそっくり。ボナンザは古くからあるので、真似したとしたらおそらくザウルスの方だろうけど、なぜこの配色を真似する必要があったのかは謎で、そもそも真似したのか偶然の一致なのかも分からん。どなたかそのへんご存じの方がおられたらご教授願います。 で、せっかく50グラムも手に入ったので、以前から懸案事項だった、蔵で保管してる竿のうち袋入りの竿の手入れをやっつける。当然保管する前にも手入れしてから保管してはいる。けど、リールでちょっとやらかしたんだけど、塩水で使った道具を持ち帰るときに袋に入れて持ち帰ると袋に塩水が付着してしまい、帰宅後竿やリールを真水で洗って塩抜きして乾かしてから袋に入れても、袋が塩気にまみれてるので袋の中で塩にやられる、ということが起きると判明。これを避けるためにOニーサンはゴルフクラブ用だそうだけどメッシュ状の筒に竿を入れて持ち帰って筒ごと竿を水洗いして塩抜きしてるそうである。というわけで袋を洗濯して塩抜きして、竿も真水で丁寧に洗って乾燥させてからボナンザで拭いてやって改めて保管、という工程を5本づつぐらいまとめて作業してやっつけた。我が家にゃ現時点で121本の竿があるけど、中古で買った竿で袋無しとか、そもそも元から竿袋など付いてこない安竿とかも多いし、塩水での使用がない渓流竿とかもあるのでそこまでの数はないんだけど、それでも30本からの竿を改めて手入れし直してっていうのは面倒くさかった。まあでもボナンザ原液で買ったかいはあったというモノである。皆様、釣り場から持ち帰る際に塩水付いた道具は袋に入れないように、もしくは袋も塩抜きするように気をつけてください。2024年12月31日火曜日
2024年のベスト3(釣り編)
という状況で、今後も上げ下げあるだろうけど海水温上昇傾向は間違いなく続くはずで、対策が必要と準備し始めたら、想定外に早く影響は現れ始めているようで、準備あながち早すぎるということはなく、いきなり結果が出始めたというのが今年の釣りの総括だろうか。ということで今年のベスト3”釣り編”をいってみます。
○釣り:1位「チャイロマルハタ65」、2位「ポッパーチヌ」、3位「越年メッキ」
1位は、今年一番良い思いをしたのは”根魚クランク”で、大型越年メッキやらフエダイ系やらの来襲に備えて、シーバスミノーみたいな大人しい動きじゃない”強い動き”のミノーをという選定作業中にいきなりそこそこの魚が食ってきて、しょうもないミスで切られたあたりに端を発して、雨がらみの状況でアカエソがロケットのように飛び出すポイントに根魚が入り、それを狙うのに一定の棚を、巻くだけで引いてくることができるクランクベイトが最適だと考えて試行錯誤が始まり、近所漁港の水深3mラインも攻略対象に入れて屈辱的なミスも何度か食らいながらもなんとか40、50の根魚まではどうにかできる目処が付いたところで、ドカンと一発食ってくれて自分のやってきたことが一つの正解だったと改めて確信が持てた。まあこの記事とか読んで「クランクベイト投げて巻くだけなら簡単そう」と真似する人には老婆心ながら警告しておきたい、その程度の洞察力では釣れなくて海中にクランクベイトをゴミとして残すだけなのでやめておけって話である。とにかく苦労したのは、根ズレ対策のリーダーシステムは過去の経験からなんとかしたけど、むしろクランクベイトを根掛かりさせないための、ポイントごとにあわせたルアーごとの潜行深度の把握である。カタログスペックの潜行深度は14ポンドナイロン直結のかつ最大値で場合によっちゃトローリング想定してたりもして全くあてにならんうえに、リーダーは8号で太いし海水でそもそも水の比重が違うので浮力も違ってきて、実際に自分の使うタックルで投げて巻いてみないとどこまで潜るか分からない。なぜそこまで慎重に潜行深度を気にするかというと、海での根周り狙いは着底即根がかりに近いぐらい根がかる。最初ディープクランクのリップは根掛かり回避能力もそこそこあるので多少は底に当てても大丈夫だろうと思ってたけど、甘い甘い干し柿より甘い。何しろ蛎殻がリーダーが引っかかりやすい複雑な形状で下手すると牡蠣が閉じてリーダー食うこともあるぐらいで、長いリップの根掛かり回避能力なんてまったくあてにしないほうがよい。逆に多少上を通しても根魚は食ってくる、っていうか上を通すことで食ってから反転させた方がアタリ明確で向こうアワセでフッキングも良いし、根を切る上でも有利に働く。ということで潮位変化も勘案してどのポイントでどのクランクベイトを投げるべきか、その中でどうも同じクランクベイトでもラトルの有無や動きの質で食い方が違ってくるようなので、ルアーのローテーションもさせたいところであり、ひたすら良さげなクランクベイトを買っては試し、釣っては評価しという作業を繰り返した成果なので、ひょいと素人さんに真似できるとは思っていない。逆に言えばワシしか今のところ近所でこういう釣り方ができる釣り人が居ないので雨や宵闇にまぎれて”独り占め”できている。来年も同じ状況が生じるとかどうかは正直分からない。ナルホイヤ。分からないけどハタ系ではなくてもフエダイ系が来るとか条件の良いポイントにはなんらかの捕食者がやってくるのは期待して良いと思っているので来年も精進してみたいと思う。釣れてる報告だけ読んでると簡単に思うかもだけど、どれだけスカ食ってるかも顛末記の方には報告しているので、まあやってみようと思う人は覚悟してやってみると良いとは思う。その価値は充分以上にあるだろう。 2位「ポッパーチヌ」、は2年越しの復讐戦で見事完勝。まあ案内してくれた和光さんも去年は状況良くなくて断念して、今年満を持して連れていってくれたぐらい気合い入ってたので、ほぼワシ言われたとおり釣っておけば良くてありがたい限りだった。なんにしろ釣り場に向かう道中とかでも、見える釣り場という釣り場はほぼ探索済みで、そういう足使って端から端まで探った中で今状況の良い釣り場を組み合わせて潮時も考えてくれてたので、釣行記読むと簡単そうに思うかもだけど、これまた「紀伊半島にいってポッパー投げたらチヌ釣れるんだ」と行ったところで、おそらく釣れないので勘違いしないように。それでも釣りたければ、和光さんのように端から端まで、日を変え条件変え探索するつもりでやるしかないと思う。まあそれが魚釣りってモノだとワシャ思ってる。あらためて和光さんに感謝を。死ぬほど暑くて苦戦続きだった今年のクソ夏ぶっちぎり1番の釣りでした。 3位「越年メッキ」、まあ海水温が上昇するといままで死滅回遊だったいわゆるメッキ達も生き残り始めるわけで、普通なら無駄弾のはずのヤツらが年を越し始めて、秋じゃなくて初夏ぐらいに手のひら超えるぐらいに育って良い引きを楽しめた。冬になったらカマス釣ってて25センチ級のロウニンメッキも釣ってて、確実に育っている。紀伊半島でGTと呼べるような大型ロウニンアジが釣れる日もそう遠くはないと予感させられる。今年はシーバスはさんざんで、そのこと自体はここ数年の傾向なので驚きはしないけど、釣れてくるシーバスがほぼヒラスズキ(ヒラセイゴとヒラフッコだけど)になってしまった。この状況から考えて、いま紀伊半島の海は「屋久島」ぐらいの環境になっているとワシャ思ってる。種子島、屋久島と言えば北限のGTポイントとして大型が出ることで名をはせたぐらいであり、紀伊半島GTは夢物語でもなんでもなく現実になりつつあると思っている。まあ大型に育つのに年月が掛かるのですぐにとはいかないだろうけど、死ぬまでにはお目にかかりたいものである。一見無駄な死滅回遊がここにきて意味を持ち始めていて、気候変動とかゆゆしき問題で食糧危機とかに繋がる話でもあり恐ろしくもあるけど、それでも変化に対応して勝ち筋を見いだしていく生き物のしたたかさには感心するとともに、一筋の光明を見る思いがする。○残念だった釣り:1位「根魚クランクルアーロスト」、2位「ハモ」、3位「クソ夏の豆アジ」
1位はほんと恥ずべき失態。今年魚の口にルアーを付けて切られてなくしたのが3個、根掛かりロストも5個ぐらいあって、近年まれに見るぐらい海にゴミを出してしまった。自らに課した罰則”根掛かりロストはしばらく釣り止めてゴミ拾い”を行うのは普段のゴミ拾いとは違い屈辱的で情けなかった。根掛かり自体はルアーごとの潜行深度、ポイントごとの深さを把握しきれてない時に、切れてなくてもヒヤリハットな感じのけっこう危ない根掛かりも起こってて「こんなにゴミを出しそうな釣り方は止めた方が良いんじゃないだろうか?」と悩んだぐらいである。その後かなり情報蓄積できて根がかりほぼなく釣れるようになったので良かったけど、来年はさらに精進して根がかりロスト0を達成したい。なるべく根魚の上方を通して食わせたほうが有利なのは前述のとおりなのでそれがキモだと思う。根掛かり覚悟の釣りなどクソ食らえである。
2位の「ハモ」はもう2年も泳がせでピチピチの活アジで狙ってるのに釣りきれていない。秋は根魚クランクが盛り上がってしまってぶっ込み泳がせやってる暇がなかったのもあるけど、それにしてもヘッタクソである。岸壁直下の泳がせも含めてここ数年”泳がせ釣り”には挑戦しているけど、アカエイ以外のまともな釣果が上がってない。ルアーだとそれなりに経験値があるので、根魚クランク苦戦したとはいえ初年度から結果が出てるのと大違いで、泳がせは霞水系でアメナマ釣ったぐらいしか経験がないので、上手くいかなかったときの、その原因もよく分からなければ対策として切る手札も持ち合わせが少ない。まあ地道に経験値積むしかないんだろう。急ぐわけでもないのでしつこく続けていこう。
3位の豆アジは、冒頭書いた通りの有様で、我が家の食糧事情的には危機に直面した。愛猫はカリカリも喜んで食ってくれるので良いと言えば良いんだけど、気候の変動が食糧生産という”生物資源”に頼っている人の営みに与える影響の身近な事例であったわけで、同じようなことが今後も起こりうるのはナマジ家の食糧事情も世界の食糧事情も本質的には同じはずで、死ぬまでに今年の米騒動程度ではすまない食糧危機はあるんだろうなと想定はできてキン○マが冷える。
○ルア-等:1位「ストライクキング:5XD」、2位「ダウンディープラトリンファットラップ7」、3位「コモモスリム95」
1位の「5XD」はみんな大好きピーナッツⅡの親元であるストライクキング社が放つ、ズドンと潜ってキビキビ動いてあまり引き抵抗が重くない超優等生ディープクランクで、今年一番の魚も連れてきてくれた。形状的にはボーマーの「ファットフリーシャッド」に始まるフラットサイド気味のやや側偏した形状のディープダイバーで、リップがちょっとしゃもじのようにしゃくれているのが特徴。この形状がリップの水噛みを向上させているんだと思う。ボディーほぼ一緒でリップがしゃくれてなくて平面な「プロシリーズ5」という同社のクランクベイトがあって、そちらが先行品のようだけど、カタログスペック的にも実際に潜らせてみても5XDのほうが急角度で潜っていき深く潜る。おそらくこのストライクキングXD(エクストラディープ)シリーズは現在最も進化したディープダイバーだと思う。日本のメーカーからも真似したようなのがいくつも出てるけど、おそらくコイツが一番できが良い。深く潜るルアーってボーマー「ボーマーベイト」やらヘドンの「クラブウィグラー」の昔から追求されてきた分野だと思うけど、いまだに進化を続けているっていうのを考えると、釣り人の探究心というか業の深さを感じざるを得ない。なんにせよ頼りになるルアーである。2位もディープクランクで、ラパラがバルサじゃなくてプラ製のディープダイバーを作ったらこうなりましたという、なかなかの個性派。やたら長いリップに水を噛む形状の工夫として、こいつはスプーンのような窪みをもうけてある。コイツも急速潜行能力が優れていて40クラスの根魚を何匹か連れてきてくれた。実績十分で備蓄もそれなりに増やしたけど、ミョーンと長い差し込み式のリップがごつい道具立てで扱うと折れるということが判明して、食わせる能力的には文句の付けようがないけど、強度面の不安で出番を減らしている。でも大活躍してくれたので2位に入れてその貢献を称えたい。
3位は、いつもお世話になってるアムスデザインのアイマブランドで出てる名作シーバス用リップレスミノー。おとなしめのアクションで適度に動いて、東京湾でも紀伊半島でもシーバスをよく誘ってくれる。こいつのオリジナルサイズの「コモモ125」がすべてのシーバス用リップレスミノーの元祖であり、リップレスの空気抵抗の少なさと重心移動システムにより飛距離が安定し、水面直下という”おいしい”棚を攻められる設計から、ルアーの新しいジャンルを切り開いた歴史的なルアーである。パチモンありがたがってる釣り人が多いのでコモモこそがオリジナルだと書いておきたい。渋かった今年のシーバス釣りにおいて、ちょっとマシなヒラフッコを連れてきてくれたので、長年にわたる功績も含めここに称えるものである。
○釣り具:1位「アグリースティックGX2 USCA662MH+ABUアンバサダーブラックマックス」、2位「タックルNo.2マニュアルピックアップ仕様」、3位「バスプロショップス:マイクロライトIM6グラファイトML60MC-4」
1位は、根魚クランクの今のところの主要タックルで上の方の写真にも写ってるやつ。竿は、感度だ飛距離だ軽さだとか魚全く釣れない釣り人でも評価可能な項目なんてクソ食らえな”世界一の安竿”アグリースティック、多少重く多少だるい調子も魚が掛かればその良さは歴然。なにしろ頑丈で折れる気がしないし、竿先の方はソリッドグラスだけど、バットのほうはカーボンでガツンと芯が入ってる感じで、ガッチリ魚の引きを受け止めてリフティングパワーを発生させる。リールも樹脂製で安っぽいけど、そこはABUのリール作りの上手さが生きている。丈夫でドラグも充分優秀。樹脂製でマグネットブレーキ方式なのは錆びないし雨の中で使って浸水させてもブレーキの挙動に影響が出にくく使いやすい。ワシが根魚釣るのに必要とする性能を問題なく備えている。しかも中古でクソ安く手に入れていて、両方で一万円もかかってない。竿は送料が高く付くのであれだけど、どちらも3000円ぐらいの本体価格。ラインシステムも通らんような小口径のガイドがついた折れそうな華奢な竿やら、分解整備面倒くさそうな高機能なリールやらは魚釣るのにはいらんのですよ。
2位は、既にブログネタにして長々と書いているのでここでは詳しくは書かないけど、要するにシンプルで要点を押さえてある道具を、さらに技術で補えるところは省略して使うとトラブル少なくて快適なんですって話。ワシの大森は格好いい(結論)!3位は、”ハトリーズを愛でる会”の時にひじさんからお土産でいただいた竿なんだけど、久しぶりに”ガングリップ”のシングルハンドのベイトキャスティングロッドというのを使ってみて、根魚根から引っぺがすのにグリグリ巻く用途でも意外に普通に使えるのと、投げるときに独特の味わいがあるので、使ってて楽しい竿だった。初の根魚40UPもコイツで釣ってます。4本継ぎで携行性が良いのもポイント高く、シーバスロッドもパックロッド持ってって、釣り場で交換して使うってのもできて便利で良い塩梅。
○デカアメミノー熱波:1位「フルーガー:マスタング」、2位「ボーマー:ロングA17A」、3位「ギブス:ダニー」
今年の夏はデカアメミノーが熱かった。中でも1位のマスタングの格好良さにはちょっと痺れた。歯のきつい魚からボディーを守る金属板を装備し、リップもアイを固定しつつ3カ所でネジ止めする丈夫な仕様。お尻のフックハンガーも回転しつつボディーを傷つけないように工夫されてて、設計思想というか”おっきな魚を釣るんです”っていう意気込みが見て取れる素晴らしい仕事ぶりで惚れ惚れと見惚れてしまう。手間も錢こもかかったけどその価値はあったと思う。2位の17Aは、まあロングA大好きなので仕方ないと言えば仕方ない。ナニが格好いいかって、フックが16Aも15Aも3本仕様なのに、一番大きいサイズの17Aは2本仕様になってるところが、ボーマーさんさすがと納得するのです。デカいミノーででかい魚を釣るとなると、フックも太くて丈夫なのを付けたい。そうなると2本フック仕様でないとサイズの大きなフックが乗らないのである。バスとかが横咥えしたときにハリ掛かりしやすいように3本フック仕様にしてあるのと違って、17.5センチのビックミノーをガボッと丸呑みするような魚を想定しているのである。まあ格好いいわな。
3位のダニーは、一応家にあるのがギブス社製ではあるけど、丸棒に金属リップのこの形状のルアーのカテゴリー名自体が”ダニー”というそうな。ボーマー「ポパー」とかクリークチャブ「ダーター」とかそんな感じか?なんにせよ、丸棒に金属リップという単純な造形だけど、ワイヤー貫通方式で丈夫な大物仕様になっていて、東海岸のストライパー野郎どもは、なんか素人をだまくらかすための魚っぽい見た目をしたミノーなんぞに興味はなくて、こういう無骨なルアーに信頼をおいているというのを知ると、やっぱり格好いいと思わざるを得ないのである。
てな感じで、今年は新規開拓の根魚クランクが苦戦しつつも良い結果が出せたのをはじめ、海が地球温暖化の影響なのかなんなのか?とにかく確実に変わってきていて、いやでもそれに釣り人も対応せざるを得ないということを思い知らされた。
アラブ世界のことわざに「人は誰も同じ川に二度入ることはできない」ってのがあるそうだけど、釣り場が毎回違う顔を見せてきて完全に同じ状況など起こらないってのは知ってたつもりだけど、それにしても大きく予想以上に早く変わっていく海をはじめとした環境に、驚きと不安と恐怖と、そして諦念を覚えずにいられない。
結局、目の前の海の状況がそうであれば、そのように釣るしかワシにはすることがない。
その二度同じ状況が来ない、かつ速度を速め変わりゆく海で、今年もなんとか釣りを楽しむことができた。来年の釣りがどうなるか分からないけど、釣りだからきっと楽しいだろう。そう思っておこう。
それではみなさま良い年、良い釣りの日々をお迎えください。
2024年12月14日土曜日
ダイソーでこのルアーを買え!(命令)
ワシ基本的に、ルアーの開発、発展に貢献するような姿勢のメーカーの品に一票入れるつもりで買うってのがあって、まあ中古で買って一票もクソもねえかもだけど、気に入ると新品でも買うし、頼まれてもいないのに宣伝したりもするので見逃して欲しい。
中華製始め、あからさまなモノからクソな大手製までパチモンルアーってあるけど、ダイソーのはまだ、法務部しっかりしていて訴訟沙汰にならんよう、元ネタなんとなくわかるけど、ごまかしてそれなりに独自性あるデザインになってるので、ワシ的にはワシらの時代にコーモランがあったように、少ない小遣いでやりくりする釣り少年の味方的には悪くない存在だと思っている。いい大人は金あるんだから、ちゃんとした独自性のある開発元のルアーをなるべく買って欲しいとは思うけど、まあ個人の自由で好みの問題だろうから大きなお世話だろう。好きなの買ってくれ。
ただ、かっこ悪いと思うのは、大手が中小メーカーが釣り方含めて流行らせたような種類のルアーの市場に後出しジャンケンで妙にデキの良いのを突っ込んでくるパターンで、典型例が、以前に流行ったワカサギ型I字系ルアーで、どこが元祖なのか分からんけど、後発のどのメーカーも、申し合わせたように尻に毛が生えていて、その手のルアーのキモは不自然な音や動きを極端に排除したおとなしさ嫌われにくさであり、毛はなくてもあっても別の何かでも良かったはずである。元祖は訴訟起こして良いんじゃないかと思うぐらいあからさまのパクリで見てて醜悪すぎて気持ち悪かった。なんぼなんでもそれはないんじゃないかと思う。あと個別のメーカー名を出すと今のご時世、それこそ訴訟沙汰になりかねんので伏せるけど、とある日本のメーカーかブランドか知らんけど、いまだに完全コピー商品を堂々と売ってるところがあって、かつ当然今の技術でそれをやったら、昔のコーモランみたいにオモリ入ってなくて動かんとかいう笑えるオチがつくはずもなく、普通に安くて釣れるので結構売れてやがる。一応我が国は知的財産権ガン無視が基本の途上国じゃねえんだろ?ほんと恥を知れって感じ。廃盤になった昔の名品をってパターンじゃないヤツね。今でも普通に売ってるやつのマルパクリで下手すりゃ釣具屋で同じ棚に並んでる。頭おかしいよね。
で、今回のルアー図鑑うすしお味第77弾でとりあげるのは、今まであんまり興味なかったダイソールアーで、あんまり好きじゃないイワシカラーのを二個も買ってしまってまで二票投じているので、コイツがなんなのか説明させてもらいたい。まあ二票投じても440円(税込み)のお安いルアーだけどな。
このルアーが何かというと、植物由来の分解性の素材でできているルアーで、その名も「リップレスミノー90F」という、そのまんまやんけ!ひねりなさい!!という突っ込みを入れたくなる、やる気のない命名のフローティングリップレスミノーなんだけど、でもその意気や良し。実際の製造は中国に外注してるようだけど、たぶんケミホタル作ってるルミカ社が製造元らしく、酢酸セルロース樹脂という(株)ダイセル社とかいうところが「CAFBLO(キャフブロ)」で商標権押さえてる素材のようで、引用させてもらうと「木材や綿花などの非可食バイオマス由来のセルロースと酢酸から得られる酢酸セルロースに、非フタル酸系可塑剤を配合し熱可塑性を付与した環境にやさしいバイオマスプラスチックです。その特性は、(中略)④海洋生分解性で(後略)」となっていて、海洋へのプラゴミ流出・蓄積の問題を解決するための手法として売り出し中の素材のようだ。 海洋生分解性があるから海に捨てて良いってワケじゃないにしても、今実際に海洋にプラゴミがあふれかえってる現状を鑑みて、それらが何百年も残るような素材ではなく分解されて短期間で生態系に再度取り込まれるのであれば、ずいぶんとマシになるのは明白だろう。ポリエチレンのレジ袋がいつまでも海洋を漂い続け、音響探査ではイカそっくりの反射音がかえってくるので、深海でイカ食うようなクジラがゴミ袋食いまくってるとか、とっととレジ袋が腐ってくれればずいぶん被害は減るだろう。ポリ袋に限ったことではない。”プラゴミ”全般に似たような話があるのだろう。にもかかわらず、根がかって海底で切れてくれればまた売れて儲かる、と二個とかセットで色を組みあわせて使いましょうとか売る方もだまされて買う方も頭の悪さ丸出しで売られているタコエギなんていう、瀬戸内海で何万個も回収されてニュース沙汰になってるような愚行を我ら釣り人はしてしまっている。以前にも何度も書いたけど、クドクドとまたジジイの繰り言でまた書く、書くべきだと思うからしつこく書くけど、日本でせっかく商品化までこぎ着けたのに生分解性のショックリーダーは売れなくて定着しなかった。何度も書くけど、ショックリーダーは物理的な太さが重要な仕事をする部分であり、同じ引っ張り強度のナイロンやフロロのリーダーより多少太いぐらい、魚を釣るうえでたいした不具合を生じ得ない。その程度のことが分からん、釣り場に根掛かりで残してしまったラインが速やかに分解されることの利点がわからんバカばっかだったので、東レ初代「フィールドメイト」も、バリバスのモーリス「RTE」なんて2世代まで開発して頑張ったし、ラインの国内工場持ってるデュエルも作ってたし、ダイワの石鯛の捨て糸用で作ってたのも、フィールドメイトは2010年代にバージョンアップ版も出していたのもあったようだけど、結局屍累々ですべて廃盤になったようだ。フィールドメイトのバージョンアップ版とか性能もだいぶ上がったのだろうから試してみたく中古市場で見つけて買ってみた。東レさんのしつこさに使命感のようなモノを感じる。もう一回懲りずにバージョンアップして売り出してくれないだろうか?東レさんくじけないでくれ。という状況下で、タコエギ2つ付けて根がかり覚悟でバンバン使ってください!っていうクソバカよりだいぶ頑張ってるんじゃないだろうかとおもうのが、今回のダイソールアー。ルアーの世界では元々、分解性の素材でってのはこれまでも作られていて、極論すればバルサとか木製のルアーはリップとか塗装は除くと土に還る。水面系のバスマンがぶっといPEラインでウッドのルアーを使うっていうのは、高価なウッドルアーがどっかに引っかかったときに釣り場のゴミにならないで手元に戻ってくる確率が高いというのも良いけど、ヒートンが飛んでラインアイだけ戻ってきても、ウッドプラグはそのうち腐る。プラのエギ一回で2個も海のゴミにしてるのに比べて、やってる人たちはルアーを大事に失わないようにって思ってるだけかもだけど、上品で賢いように思う。同様にラインを強くしておいてハリ曲げて回収はわりと賢い手だと思う。ソフトルアーの世界ではバークレイ「ガルプ」シリーズとかマルキュー「エコギアアクア」シリーズとか蒟蒻系素材とかのものもそこそこ売っている。ワーム使うならそっちを使ってくれれば、根掛かりさせてもなんぼか実害が減るのではないだろうか。河口湖とかでワームを禁止にしたのは何でだったんだろうねって思えば、酢酸ビニルとかのワームはあんまりよろしくないってのは分かるよね。まあ根がからせたらリーダーとか残るだろうし50歩100歩だろうか?
っていう状況だけど、金型に樹脂流し込んで大量生産、安価販売するプラグで海洋生分解性を謳うルアーは、初めてかどうかは自信ないけど、とにかくまだ珍しい事例だと思う。さすがに皆さん自然に帰る素材である木で作ったルアーだけを使いましょうと言ったって、通常自然素材の木材使ったルアーなんて3千円からはするはずで、ワシも無理。ラパラが異様に安いけど、アレは世界のラパラだからできることであって、中小メーカーに真似はデキない。ラパラ大好きだけどラパラだけで釣れっていうのもどうかと思う。そういうことをつらつら考えると、樹脂製で安く作れるのに生分解性があっていつまでも環境中に残存しないルアーというのは、挑戦的な試みであり、その挑戦に賛辞を贈り一票入れてもバチはあたらないのではないかと思う。
生分解性なので、放置してると腐りそうだけど、ウッドルアーと同じで結局表面をコーティングしてあれば水が染みこんだアイ周りとかから徐々に分解が進んでいくんだろうと思うので、パッケージには水で洗ってからぬるま湯で漬け洗いして陰干しとか面倒くさいこと書いてあるけど、そこまで神経質にならずとも良いのではないかという気がする。このへんは実際に使った人に聞いてみたいところではある。いずれにせよ、個人の趣味に命令とか野暮なので、そもそもそんな権限も持ってるわきゃないし、件名はまあ勢いで書いたまでだけど、「それって良いことジャン」と共感していただけたなら、ダイソー行ったときに買ってやってください。動きとか使ってないので知らんけど、まあ魚釣れるぐらいには仕上げてあるでしょう。そんなもん、生分解性の素材でルアーを作るのがあたりまえになれば、いくらでも爆釣ルアーは生まれてくるでしょうからたいした問題じゃない。そういう方向に釣り具業界が向くように、釣り人は賢くあらねばと思うのです。

















































