2026年6月13日土曜日

フライでも回転の力 を信じてみる

 シルシルシルシルと静かにブレードが回り続けている。この春からずっと回りっぱなし。

 最初スピナーのそれだった回転は、フライにも伝染してしまった。ワシのここ数年のフライフィッシングは膝の調子が思わしくなかったということもあり、渓流などには行かず主に海で、メッキやセイゴも釣らなくもないけど、冬期のアカカマス越冬群?を港内で釣るというのが恒例となっている。

 そのアカカマス狙い、明るい時間については、オレンジチャーリーと白牛キャンディーミノー小、黄色ミラージュなどを主軸とした現状の1軍フライ達で不足は感じていない。ただ、暗い時間のフライの弱さをどうにかする手がないかとは思っている。暗い時間はとにかくダメっていうなら諦めて餌でもルアーでも投げておけなんだけど、魚の活性によっては普通に釣れるときも有り、餌で釣れてるのに釣れないといっても餌と比べて10:1とかの成績になるにしても、まったく釣れないわけじゃないこともあるとなると、なにかとっかかりを見つけて攻略できるのではないかという望みが捨てきれない。過去、カラーを蓄光含め派手にとか、水を押す量を増やすためにボリュームもたせたり、夜釣りはシルエットの黒って黒フライ投げてみたり、ケミが食われることもあるらしいのでケミホタル背負わせてみたり、と試せる方法は試してきたが、結局はやや大きめ派手目のフライでユックリ引く、灯火の影響のあるところに餌追ってきたヤツはなんぼか食う。ぐらいはあるけど、それでダメなときはどうにもしようがないのが現状である。あと考えられる手でやってないのはリップ付けて泳がせる、ラトラー背負わせて音で誘う、ペラかブレードを回すぐらいで、ラトラーは確かケン一が試してたけど結果は思わしくなく、ペラはOニーサンが使ってたけどこれもいまいち、リップは作るの面倒くさくてフライの量産が面倒で手が出にくい。って感じではあるけど、最近ルアーでスピナー方面に症状が出てるのに加えて、ケン一がコチとか底物狙いでブレード付きのフライを巻いてるのを見て、そこまで巻くのも面倒ではなさそうなので、ブレードは良いかもしれんと巻いてみた。絡みそうだし重量的に投げにくそうだと思ってたけど、太めのフロロでぶら下げると絡みにくく投げるのも小さいブレードなら問題なさげで、まずはそのタイプ含め2種類ほど作ってみた。

 一つはケン一もやっているフロロでぶら下げたスピナベ風(スピナベとは逆にブレードが下に来る)で、もういっちょはフックにパイプ被せたスイベルを刺してスレッドをハリのフトコロの適当な位置に巻いてズレにくいようにしたもの。後者が単純で手間が要らんけどどうか?

 どちらも投げるのは問題なくできそう。ただフックに刺した版はブレードがウイングを拾って絡んでしまいがちで、やるならロングシャンクのフックでウイングを短めにしないとダメっぽい。スピナベ風は優秀で問題なさげ。ブレードがスピナー自作に使ったののあまりでそこそこサイズあるけどもう少し小さいのも用意して、こまかいところをもう少しだけ詰めてみた。

 材料は、普通にフライを巻くための素材にプラスして、極小のスイベルとリング、1.0以下のブレード、ぶら下げるのに使うフロロの10号前後の糸。スイベルとリングはヘラ用スイベルと管釣りスプーン用リングに小さいのがある。ブレードは「日本の道具屋」で各種大きさのが売ってるのでヤフオクで探せば入手できる。0.8号と0.6号を確保した。金属パーツで一番重いブレードで0.2g前後でたいした重量ではない。あと必要なのはスレッドと瞬着、フックに刺す方式用に適当な太さの仕掛け用パイプぐらいか。

 で、フックに刺す方式は、ブレードを付けたスイベルを仕掛け用パイプに突っ込んでフライのハリに刺して、バーブレスフックを使ってるので落ちてしまわないようにセキ糸でハリの軸に止めを作ってやる。という単純な方式。で試投の結果、前述のようにペラに掛かるような長さのウイングやらテールやらがあると絡んで塩梅よろしくないと判明したので、尻尾はブレードにかからないぐらいにスイベルとリングの長さぐらいに収める。そうすると全体的にはよほどのロングシャンクじゃないとボリュームが足りなくなりそうなので、ウイングをニワトリのハックル使ってグリグリと巻いてみた。まあウーリーバッカー系のテール短めでブレード有りって感じ。

 フロロのアームでブレードをぶら下げる”スピナベ方式”は、フロロをスイベルに突っ込んで焼いて端に玉を作って折り返してスレッドで巻き止めて瞬着で固める。フックの方にも端に焼いた玉を作って抜け防止としてからスレッドで固定して瞬着で固める。っていうフロロにスイベルを付けたモノができればあとは簡単で、それほど巻くのが面倒ってことはない。リップ付きフライのシリコン接着剤とかでウールなんかを巻いて作ったヘッドを固めてリップを成形して作る面倒くささに比べたらなんてことはない。で、スピナベみたいに下にぶら下げてやるのが王道だろうなと思うけど、これフックの後方に付けたら、普通のストリーマーの後方にブレードが来て、ブレードにテールとかが絡まないようにできるのでは?っていうか既存の巻いてあるフライに後付け可能では?と思いついて、オレンジチャーリー大に後付けで付けてみた。付けることはできる。おそらく絡むことも防げるだろう。ただ、フックの後ろに張りのあるフロロが突き出しているのは、いかにもフライが口に入るのを邪魔しそうで、多分上手く機能しないだろうなと思う。なら、ブレードの前の位置あたりのフロロに巻き止めるなりしてリアフックを追加してはどうか?って考えると、だったらそんな面倒くせぇことせずに、最初からロングシャンクのフックに巻いてウイングやテールがブレードまで来ないようにしておけって話に戻ってくる。右下写真の上からスピナベ方式、後方にフロロでぶら下げ、ウイングをブレードにかからないように短くカット。となっている。スピナベ方式がフライの造形自体の自由度が高くてやりやすいかなと今のところ思うけど、あとは使ってみて「ブレード効く!」ってなったら、こまかく詰めていけば良いだろう。とりあえずはスピナベ方式と、ハリにブレード付けてフライを短く刈り揃える方式の2つを試してみたい。

 来季は暗い時間に、キビナゴでボコスカ釣ってる横で毛針にはアタリも極わずかで泣きが入る状況を打破したい。それでもダメならいよいよ面倒くせぇけど、リップ付けてラトルも入れてみるかというところだけど、巻くのめんどくせぇフライって、カマス釣りみたいなフライの消耗が激しい釣りでは、あんまり使いたくないんだよな。それでも釣れるなら頑張って巻くしかないけど。ブレードで勝負決めてしまいたいところである。今年も冬にアカカマスが回って来て、夜に餌で浅い棚でバコバコ釣れる状況が生じるっていうのがまず前提として必要で、例年どおりが通用しなくなってきた昨今、どうなるか分かったモノではないにしてもである。備えは怠らずにのぞみたい。

2026年6月6日土曜日

エグリまくり

  世の中、なんでも値上げ値上げで、そら原油価格が上がってりゃ値が上がらないモノがあれば不思議ってぐらいで(米の値段が下がってるけどな)、物価高にワシのようなビンボ人は爪に火をともすような節約の日々を送ってるかというと、さにあらず。ネットで釣り具買いまくりのマウスは滑りまくり、クリッククリックしまくりの、郵便受けや玄関前にはルアーやらリールやら届きまくり。なぜなら、なんか中古の釣り具があんまり売れないのか、オークションでは競り勝つし、ゴミ捨て価格みたいな放出品も出てくる頻度が多くなってるようで手が出るし、って感じで止まりゃしない。まあ、買う側は買い控える、売る側はなんぼかでも現金化してしまいたい、ってなったら、生活なんて二の次の三の次な沼の底の住人ならここがチャンスと買わねば損である。良い子は真似しないように、マニアどもは後に続けってなもんである。

 あとで個別にネタにするものもあるけど、とりあえず順不同でざっくりと書き連ねてみる。

 まずはヤフーフリマで「ジャンクですゴミなので文句言わないでね」っていう1500円のセット。もう、多少腹の割れ目を補修したように色が塗られているとはいえマンズ「ストレッチベビー1マイナス」だけで元が取れるという内容、同じくマンズ「ベビー1マイナス」も色剥げ激しいけど機能的にはなんの問題もなさそうで、再塗装でもして楽しめば良い。そして素晴らしいのがボーマー「ウォータードック」の大サイズでメタルリップを曲げるチューンが施されて、ラインアイの金具が欠損していたけど、ペンチでメタルリップは真っ直ぐに直して多少の凸凹は気にしない、金具も”LUXON”製の純正品とはいかないにせよ、スピナベとか自作する用のステンレス硬線とワイヤースリーブででっち上げて機能的には復活。同じくボーマー「ロングA14A」は腹に玉填めてシンキングにチューニング済みでこれはこのまま使っても面白そう。もいっちょボーマー「ファットフリーシャッド」は目玉が張り替えられている程度でそのまま問題なく使える状態。ビルノーマン「ディープランナー」もワシ的にはお宝で、コイツもラインアイ用の金具が欠損してたので自作してあてがっておいた。ラパラ「F11、CD8、ダウンディープラトリンファットラップ5」はダウンディープはリップ折れ個体で、あの細く絞った樹脂製リップはやっぱり折れるんだなと再認識。リップ再生しても良いけどまあ優先度は低いな。CD8はそのまま使えそう、F11はアイのところがちょっとバルサにひび入ってたので接着剤で補強して使用可能にしておいた。コットンコーデル「ウォーリーダイバー」は素人塗装がなされているだけで問題なし、色など好きに塗れば良い、もいっちょコーデルもの「ボウイハウディー」は前後のペラがヒートンごと欠損してたので、後方に長めのヒートン使ってハンダ線巻いて「テールウェイテッドボウイハウディー」にでっち上げた。純正のテールウェイテッドボウイハウディーは縦浮きで尻の鉛のオモリを削って好きな浮き角に調整するというペンシルだけど、斜め浮きに仕上げておいた。ストーム「ライトニンシャッド」は縦に割れたようで接着剤で貼り合わせてあって、さすがにジャンクとしかいいようがないけど、ルーハージェンセン「ブラッシュベイビー1/6」ひび補修有り、バンディッド「バンディッド100」かな?は普通に使えそう。アーボガスト「ジッターバグ」×2は改造しようとして変なことになってるけど、カップとか入手すれば直せるだろうし、改造の元ネタとしても使えそう。もいっちょ正体不明のクランクがあったけど、まあ使えなくもないだろうってッ程度(リップに「Age45sc」とあったので調べたらラッキークラフト製だった。なら絶対使える)。と、1500円ではあり得ないぐらい充実した内容で、修繕も楽しめるし、文句のあろうハズもなく大満足の超お買い得セットだった。ついでにラパラCDJ9の上半身だけというのが送料込み300円で出てて反射食い。こんなもん誰が買うと想定して出したのかだけど、こうして実際買うヤツがいるという事実。300円で手数料送料引いたら駄賃にもならんと思うけど、我が家にはフローティングの上半身だけ使ってウェイクベイト作ったりして余った下半身があったりするので有効活用させてもらう。

 そして、同じくネットフリーマーケットのメルカリでは、継続して探してるボーマー「Aソルト16」が1000円で出てきたので確保。曳き縄漁師さんとかが使ってたらしいヨーズリ「トビウオルアー」800円はヨーズリがアタックルブランドで攻めに攻めまくってた時代の珍品。4個セットも同時に出品されてたけど1個の方を買った。ワシにもそのぐらいのためらいはあるのだよ。でも2つめのボーマー「サーティファイドデプスCD25」1080円にはためらわず手が出た。そして探してた秘密のスイッシャー1800円。と値段に納得できるモノには手を出している。コイツが何者か「秘密もクソも・・・」って思っていただければしめたもの。

 主戦場となるヤフオクでは、ジャンクありでお買い得だったワーデンス「スーパールースターテール×2」748円+送料で弾込め、ヨーヅリ「不明ミノー(Lジャック?)」495円は良い感じの15センチクラスの太いミノーなんだけど、男らしくワイヤー貫通の構造のそのワイヤーが収まってる部分に水が入っきて沈んでいく仕様でフローティングで使いたいので穴はシリコン接着剤で埋める。ダイワ「バスハンターMBN、同M」2100円+送料は人気の骨模様とギラギラのバスハンターだけどBNの方内部でオモリが割れて飛び散ったのか汚れがあって安く手に入った。「秘密のスイッシャー小」1800+送料はそのうちネタにします。スピナー6点(メップス各種)660円+送料は普通にお買い得。謎の北欧勢OPM「Fミノー8」1200円はちょっと値が張ったけど確保。

 今ワシの中ではフィンランドのOPM社が激アツで、釣り具の松屋オンラインショップで、倉庫在庫発掘品のOPM「トラウトスプーン」1098円×2、「ミニポットベリー」1628円を確保と安くないけど、それでもマウスは止まらなかった。ミニポットベリーはもうちょっと買い増ししておきたいぐらいに思っている。こんなもん買うのワシぐらいだと思うけど、在庫まだ沢山ありそうな雰囲気で興味のある方は買ってあげてください。トラウトスプーンは木材と金属の組み合わせらしくなにげに釣れそうなブツです。ミニポットベリーは”なんだかな~”という脱力の逸品。ミニってことは・・・。

 リールに関しては、ジャンクなPENN「430SS」金5100円をメルカリ即決、こいつにはトラウマ級に苦労させられることになる。リョービ「グレキラー」ヤフオク金2200円落札はジャンクだけど非常に買って良かった”阿波釣法”を知るために重要な資料的価値の高い1台。PENN「トービート型ノブハンドル」ヤフオク1500円落札は反射的に手が出た、間に合ってるっての。SA「システム2 78L」はメルカリで、同「78M」とスプール互換性有りとみて3300円で確保したけど、78Mでも古いタイプでスプール径からして違ってて、互換性無かった。まあ使えるので良いンだけどやや失敗。

 5月はだいたいこんなところで、月の釣り具予算3万円など屁のように五月の薫風にかき消され、7万超えの大赤字。アタイ病気がニクいッ!

 ということで、一部リールも入ってますが、とりとめもなく、方向性も、節操もなく手当たり次第でえぐっておりますルアー達でルアーうすしお味第90弾はいってみました。おいおい秘密のスイッシャーとはなんぞ?とか430ss修復激闘編とグレキラーと回転釣法についてなど個別こまかいネタとしてまた別途紹介しようかなと思いますので、ご興味のある方はお楽しみに。

2026年5月30日土曜日

糸ヨレしないスピナー

 ギャルギャルギャルギャルと頭の中でブレードが回転し続けている。スピナー熱が全然治ってません。アタイ病気が憎いッ!

 せっかくなのでスピナーでシーバスとか釣ってみたいんだけど、スピナー独特の本体も回転してしまい長時間使い続けるのは難しいという問題があって、なかなか出しどころが難しい。どうにかならんのかと思うんだけど、実は回転しないスピナーにはアテがある。2パターンあって一つは皆さんお馴染みのスピナーベイトである。

 スピナーベイトは回転部分とオモリ部分を二股に分離してあって全体がグルグル回ってしまうようなことはない。これ案外スピナーの得意なメーカーも気がついてて、ワーデンス(ヤマキ)「ルースターテール」のスピナベバージョン「スーパールースターテール」とかメップスミノーのスピナベバージョンとか、渓流とかで使うスピナーのサイズ感のままスピナーベイト化した製品は存在した。まあそういうわけで小型のスピナベってのは一つの解決方法ではある、実際スピナベでシーバスは釣ったことあるしいけるだろうってのは目星がつく。つくんだけど”スピナーで釣る”っていうときにそれでいいのか?と自問すると、なんか違うんだよねって気がする。まあスーパールースターテールは買ってしまったので使っても良いにしてもだ。実際試し投げしてみるとスーパールースターテイルは良くできてて正解の一つだとは感じた。

 で、もう一つの回転しないスピナーとしては、ウェイトフォワードスピナーという日本ではあまり馴染みのない分野があって、これはスピナベとは違っていかにもスピナーな感じがしてワシ的にはこっちが本命である。もともと湖とか流れのある川とかで、その名のとおり前方の重めのウェイトでドンと沈めて、広い範囲を効率的に探るためのものらしく、日本でも売られてたとおぼしきものとしては、メップス「ラソックス」、ABU「モラムスピナー」の2つがあって、まあどちらも入手しました。ちなみにモラムスピナーは日本時代のもので、ABUはハイローの時にも紹介したけど日本でルアー作らせてた時代があって、買った2個はそれとは別口だけど、そのころの工場在庫の放出品とみられる、いわゆるバッタモノがネットオークションに流れてて、100枚づつぐらいでドカって売ってたんだけど、トビーとかスプーンの塗装前のとかはともかく、モラムのブレードだけでも大量出品されてて、そんなに買っても使いどころがないだろうと思うけど入札してる人はいた。
 テツ西山氏監修・翻訳の「改訂版ルアー&フライフィッシング アメリカ淡水魚釣りのすべて」によると、「魚が広範囲に散らばっていたり、ある深さにサスペンドしている場合には、このルアーが抜群の威力を発揮する」となっていて、五大湖とかのウォールアイをはじめ、スモールマウスバス、パイクやトラウトにも効果的と紹介されている。このルアーは特徴として、ブレードの前方のオモリが下方重心になっていて、形状とあわせて全体が回転してしまうのを防いでいる。じゃあ、普通のスピナーのブレードの後方にあるオモリも下方重心にしてしまえば良いのではないかというと、そうはいかず、ちょっと考えると分かるけど下方にオモリを出っ張らせるとブレードがぶつかって回らなくなるので、今時のスピナーはだいたいある程度はそうなってるようだけど限度がある。でも、オモリを前にしてあればいくらでも下に出っ張らせることやラインアイを上方にもってくることが可能。じゃあなんでそれが主流じゃないのか、みんな本体も回転してしまう普通のスピナーを使ってるのか?まあ、利点もあれば欠点もあって、後方重心じゃないので重量のわりに投げにくいし絡みやすいというのとかがあって、そのために絡み止め兼、歯ズレ対策で前方にワイヤーが接続されていることが多い。ただ、このタイプが一般的ではなく使われていないかというと、よく考えるとそうともいえない面もあって、前方に重いウェイトがあってラインアイが上で下方重心、そして後方にブレードがある、というと日本でも結構普通に使われているルアー達がそうだと思い当たる。クルクル系のルアーがそれで、ワシも元祖的存在であるマンズ「リトルジョージ」とかカヤックのシーバス釣り、青物釣りでお世話になった。

 まあでも、またシーバス釣りにリトルジョージ出してきて釣っても「スピナーで釣った」という満足感は醸し出せないように思う。ということでウェイトフォワードスピナーで釣りたいと思うんだけど、元々の使い方が、広く探るためにぶん投げて一定の棚まで素早く沈めてやってっていうものなので、そもそも日本の中古市場に弾が少ない上に小型のモノはなお少ない。一応メーカーが不明な小型のモノを確保したけど、正体不明では簡単には補充が効きそうにないうえに、ワシがイマイチ信用していないインラインスピナーなので、ブレードがクレビスで接続されているやつを、れいによってまた作ります。ついでに後方にメップスの樹脂製ミノーを搭載されていた、ポールバニヤン「66」もお色直ししてみます。ちなみにメーカー不明の小型ウェイトフォワードスピナーは試投してみたら思いのほか良くできてて、回り出しがもたつく印象のあったインラインのブレードも問題なく回ってて、本体回転して糸ヨレ生じさせることがない小型スピナーとして、前方に下方重心のオモリをブレードにアタらないギリギリの形状で配置してコンパクトにまとめてあって、中国製だとおもうけどオリジナルの設計ならたいしたモノだと思う。スピナーというルアーを良く理解していないとこうはならないだろう(D3カスタムルアーズ「ファーラップ」って日本のメーカーのものが元ネタと判明。元ネタ買ってパチモノは封印しておこう)。

 前述の「アメリカ淡水魚釣りのすべて」では、多くのウェイトフォワードスピナーではフックは活き餌を刺すことが多いのでシングルフックになっている、とあるけど、「66」とかはそのシングルフックにニワトリの毛が巻いてある。該当箇所の写真左のページ右下の黄色いヘッドのがそれで、軸の長いシングルフックにグリグリとハックル巻いて尻尾に派手な色のをあしらってあって、巻くのも簡単だし見た目もシングルフックむき出しより良い感じになるので真似させてもらう。活き餌刺す予定はないからな。66のお色直しはルアーの世界では伝統的な色使いである赤白に、自作のには白系のハックルに尻尾はオレンジと黄色のミッキーフィンカラーにミラージュ(派手にギラつくフラッシャーの一種)混ぜてという感じにした。

 自作ウェイトフォワードスピナーの作り方としては、まずステンレス硬線を中通しオモリに突っ込んで、片方をひねって輪っかにしてラインアイとして、オモリをグイッと曲げてラインアイを上にくるようにしてヘッドを成形。後方のステンレス硬線にクレビスを使ってブレードを装着、金属ビーズをいくつか入れてステンレス硬線を折り曲げてフック交換可能なスナップみたいにして毛で飾り付けたシングルフックを取り付けた。ヘッドは黄色く塗装して金色のグリッターをふりかけてウレタンコーティング。

 ヘッドの先にワイヤーがいるかどうかは、歯のきつい魚対策としては、そもそもフックがワイヤー介して後ろの方に付いているのでいらないという判断。絡みにくくするための天秤的な必要性は投げてみて要判断という整理でいく。ヘッドの形状は下方重心でオモリをぶら下げるような設計だと加工が難しいので、ペンチ2本で曲げれば済む上方にラインアイを持ってくる方式とした。これで回転しないようになるはずで、でなければ多くのジグヘッドが回転してしまう。重さはシーバス用に表層引くのが想定されるので0.5号と、コチとか砂浜で底物を狙うのも想定して5号のを用意してみた。ブレードはルアー自作のお供「日本の道具屋」で見繕って重いのはインディアナの3号、軽いのはウィローとコロラドの1号を用意してみた。

 で、完成して試し投げしてみると、意外に上手くいかない。

 まずは、重い方は回転が悪い。ブレードなんて真っ直ぐな軸にクレビスで接続してあればブンブン回るモノと思ってたけど、ヘッドの真後ろだとスリップストリームに入ったみたいになって回すのに必要な水流がたりないのかも?ぐらいしか思いつかない。自作の重い方よりはヘッドが軽そうな66と比べてもブレードが小さい。だったらブレードでかくするかと、スピナベ用のコロラドでサイズアップ。ステンレスの硬線を曲げて作ったのを真っ直ぐに戻しながらの作業は面倒くさかったけど、とりあえず正解だったようで回り出しややもたつくけどブンブン回るようになった。小さい方2つは回転はスムーズで良く回ってるけど、たまにフックが接続部でクルッとひっくり返ってエビってしまって、この状態だとブレードじゃなく全体がバランス崩してフラフラ揺れるだけで回らん。こちらはじゃあフックがある程度固定されるようにと、アイにゴムパイプをかぶせてから本体に接続してやったら問題解決。

 ついでに小さい方は軸の長いフックを後方接続だと全体的に間延びした感じになるので、フックを軸の短い「管付きチヌ」にして交換。接続部の位置はブレードが当たって回転を妨げないように余裕持たせたけど、回転するときはブレードは軸から少し離れるのでもうちょっとヘッドに寄せて全体を短くまとめた方が、ヘッド食ってきてフッキングしにくいとか長さがあると飛距離出しにくいとかを回避できるかも。今のところは普通にフックの方食ってくる感じではあるし、絡まず投げられて飛距離も必要充分に出せている。いずれにせよまずまず欲しかった性能のウェイトフォワードスピナーに仕上がってくれて、小さい方は既に魚も釣っていてスピナーはシーバスにも有効であるっていうあたりまえ体操なことを再確認しつつ、本体回転せずワンポイントリリーフ的な使い方しなくても良いスピナーという手持ちの切る札が新たに増えて良い感じである。

 ルアーを自分で作ってみると、きちんと機能させるにはなにが必要か、基本のところから実体験として理解が進むので非常に良い経験だったと思う。病状悪化して使いもせんスピナー買いまくったけど、最終的に自分の”芸の肥やし”になってくれたようで無駄にはならんかった、とブログには書いておくルアー図鑑うすしお味第89弾はウェイトフォワードスピナー関連でいってみましたとさ。

2026年5月23日土曜日

6インチ≓15センチの力

 魚釣れてないわけでもないのに、変な病気がドンストップ!アタイ病気が憎いッ!

 現在、症状が出ているのは春のを引きずってスピナー方面と、もう一つがタイトルのように6インチ級のミノー?で、もう海の季節がまったくワケ分からんことになってきてるので、いよいよ今まで釣れてなかったような魚たち、例えば越年大型化したメッキというかジャイアントトレバリーやら、手のひら越えぐらいは確認しているゴマフエダイ(マングローブジャック)やまだ見ぬウラウチフエダイ(パプアンバス)やらのフエダイ系がもっとデカくなって川に入ってくるんじゃないだろうかと妄想している。何しろ港内とかのハタ系は妄想が現実化した経緯も有り「備えておかねば!」となってくる。で、そんなもん昨年の夏にそういう症状出まくって買いまくってたじゃないのか?と思われる方もおられるだろう。確かにそうなんだけど、去年はとにかくデカいミノーをという視点で突撃していて買いあさってて、冷静になって(冷静じゃないけど)じゃあ、実際に川であるいは港とか地磯とかで狙うとして、道具立てはどうするか?ってなると、根魚クランクに使ってるベイトタックルでやるのが自然に思う。となると、7インチ 17.5cm級、8インチ20センチ級はちとデカすぎ重すぎでピンとこない。パワーのあるベイトタックルで海外で怪魚狙いとかの道具と近いモノになるだろうと思われ、そうなってくると主力は6インチ≓15センチ級のミノーだろうなと妄想している。

 そう考えると、そういうまだ誰も狙ってないような強烈な捕食魚を狙うにはトップやクランクも用意しつつも、”強い”動きのミノーが主力として必要で、ってなってくる。となると、まあ、世界中の釣り人が同じような条件ならボーマー「ロングA16A」を選ぶだろう。ワシもド本命視して投げる。古いヒートンモノでも安いプラドコモノでもかまわないけど「ソルトウォーターグレードボーマー」ブランドから出ている今の時代のなら、通常のABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体)樹脂ではなく、丈夫なポリカーボネイト製なので、猛魚どもの歯や引きにも耐えてくれるだろう。ワシシーバスでは16Aの大きさは使わなくもない程度で、主に一つ小さい15A愛用してたけど、世界の釣り人による実績を考えたら16Aが妥当というモノだろうし、しっかりとした強い動きの良さ、固定重心による動きだしの早さ、竿で付けるアクションへの追従性の良さ、性能面で魚を釣る能力でなかなかこれを越えるミノーってないだろう。飛距離?そんなもん7フィートの短竿で対岸まで余裕で狙える中小規模河川でなんの役に立つ?実際にはロングAは重量バランスもそこそこ良いのでベイトタックルで投げてテンション掛かりながら飛んでくときには飛行姿勢安定して飛距離は結構出る。

 で、まあ対抗としてはラパラ「フローティングマグナム14センチ」かな。アピール力ではロングAにちょい負けるかもだけど、トローリングでもバランス破綻しない泳ぎの安定性と”木製ならではの強さ”は食わせる力抜群。ちょい投げやすく重量上げてカヤックシーバスで使って、これでもかというほどの実力は思い知らされて頭にこびりついている。木製ということならこちらも同郷北欧フィンランドモノのニールズマスター「インビンシブル15センチ」は豪州で人気なぐらいでまず間違いのないところだろう。どちらもワイヤー貫通で本体ぶっ壊されても魚は揚がる仕様なのも頼もしい。

 というあたりが、既にたんまりと在庫してあるので買う必要ないじゃないかっていうのは、ワシもそう思う、思うけど理屈じゃないから始末に負えん。

 例えば、ロングA16Aは最強だろうと思うんだけど、3フック仕様なのがちょっと邪魔くさい。前のフックがリーダー拾いがちだし、フックサイズをあげるのも難しくなる。でもそのへんを改良したミノーがかつてボーマーから出てて「Aソルト」という6インチ、2フックのものである。当然持ってることは持ってるけど、試して実績が出たら買い増ししようかなと思ってたら、あんまり出番無くて買い増しする前に廃盤になってしまったのか現時点で新品売ってない。となると中古を探すわけだけど、マイナーすぎて弾数が出てこない。なんとか3つほど確保した(そして1個配送待ち)けど弾込め難しいので主力にはなれないかな。動きはロングAよりちょいおとなしめだけど、ラトルも入ってるし固定重心で良い動きってのは共通。スピードによってはちょっと左右にぶれるいわゆる”千鳥る”動きをする個体もあってやりそうな気配は充分。あと固定重心2フック仕様しばりならソルトウォーターグレードボーマーのミノーにはレーベルからの移籍組の「ウインドチーターミノー」もあってこれも良さげ。コイツは現行品だと思う。

 で、強いミノーっていう区分でいくと、北米のマスキーやノーザンパイク、あるいはデカバス用のウッドプラグもアピール力では侮れない。クリークチャブ「パイキーI3000P」、ラッキーストライク(カナダ)「#2000」、アランコール→ルーハージェンセン「ACプラグ」 あたりが気になる存在でいくつか入手。ただ、こいつら基本的に木製にヒートン仕様なので、ぶっ壊されてヒートン抜けるのが怖い。淡水魚相手なら間に合うのかもだけど、海で使うウッドプラグがほとんどワイヤー貫通なのには、そうしないといけない理由があるって話。GTといっていいようなデカメッキとかに投げる気にはならん。パイキーとか樹脂ボディー版もあってマシかもだけど基本的に信用できん。フルーガーマスタングは海水も想定してゴツくて格好いいリグが奢られているのでお楽しみルアーとしては良いかもにしてもだ。強度的には東海岸モノのストライパー用ウッドプラグはさすがのワイヤー貫通構造で信頼できる。ギブス「ダニー」とかはノタノタとした動きが独特で出番あるかも。

 あと国産は国産で15センチ級は意外に少ない印象。我が家にあるのではマリア「ザ・ファースト」14センチとヨーヅリ「スイングミノー」15センチぐらいか?まあどちらもやりそうなミノーではある。ザ・ファーストは重心移動システム搭載なので遠投担当はこれで良いだろう。あんまり想定されないけど国産の重心移動ありのミノーは、必要となったら値段控えめなデュエル製とか買い増しすれば良いように思う。製品と値段のバランスと入手しやすさ、廃盤になってもカラーと名前変わって復活する商品サイクルの長さ、新品買うならデュエル一択かなとワシャ思うのじゃ。

 あと面白そうなので確保したストーム「シャローサンダー」はクランクっぽい太さとノンラトル固定重心ってのがアメ人流石よく分かってるって感じだけど、既に廃盤なのかこれまた入手困難。似たような性格のルアーでそこそこ在庫があるのがラパラ「スーパーシャッドラップ14センチ」。怪魚狙いの定番でもあるしいけそう。一時期これのカントダウンバージョンが中古市場で値段高騰していて小遣い稼ぎたくなったけど、いつか出番が来ると信じて蔵に眠らせている。昔タイメン釣りに行くつもり(行けなかった)で用意したドリフタータックル「ビリーバー」を改造した「ビリーバド」はハイアピールの権化なので切る札としては面白いかも。まあこれもお楽しみルアー的な感じか。

 で、まずまず充実の布陣ではあるんだけど、太いボディーでジョイントとかがカコカコ音出してグネグネと泳ぐような木製ハイアピール系が、売ってる既製品はさっきも書いたようにヒートンモノばかりで投げるのためらわれるので、なんか良いのがないかなと探したけれど見つからない。売ってないのは作るしかないか、ということで作ろうと思ったんだけど、そういえばこれも実現しなかった遠征だけどガイアナ(アマゾン)遠征を企画したときに、同じように考えて、途中まで作って放置してあるウッドプラグがあったのを思いだした。まあボディー形状まで作ってあるのでリップとかリグをあてがって、塗装すれば完成するので、コイツを完成させることにした。カラーは最近のお気に入り、黄色一色に金色グリッターを振りかけるという単純なモノでいく。複雑なカラーリングを施すほど途中で失敗したりもするし時間がかかってしまっていつまで経っても完成しないとかになってしまうので、単色やツートンカラー、+ふりかけ程度でチャッチャと塗ってしまうのが吉だと思ってる。そのぐらいの単純なカラーリングも案外味があって悪くなく、かつ視認性や釣果は良い。

 ワイヤー貫通構造なんだけど、2枚の板を貼り付けて作る構造にはせず。丸棒使って下の部分にノコギリで溝を掘って、そこにねじって抜けのないようにしたステンレス針金のリグを埋め込む形にしている。そしてその溝に適宜オモリとして錫ハンダを噛ませてバランスとった。ジョイントタイプだけど、後方にはフックを付けず、前方の本体に2本のフックを搭載する方式。なので前後の接続は簡単なヒートン方式を採用。尻にはブレードか尻尾か動きを見てなにか付けるつもりだったけど、やっぱりブレードかなということで、昔カベラスで何色も入ったのをまとめ買いしたなかから派手なオレンジに白のラインのを選んだ。

 リップは「日本の部品屋」で探した大型ルアー用の3点でネジ留めするものを用意して、とりあえず尻には最初スイベル介してコロラドブレードを付けてみたけど、水面でウネウネするスピードだと良い感じに動いてくれるけど、潜らせてブレードが回転し始めると抵抗になるのか尻を振らなくなってしまうので、ブレードは針金ねじってこしらえたリグで回転しないように取り付けた。尻のブレードがアタるあたりに小ねじを打ってアタって音を立てるようにという小技も入れた。

 この手のビックベイトって、バス釣りの延長線上で作られているぶっ壊されそうなのが多くて、クソ高い国産の市販品を買っても満足が得られそうにないけど、今回の自作品は構造上、最悪ぶっ壊されても魚は揚がるので安心である。良いのができたと満足している。2つ作る予定で仕上げてないのがもう一個あるのでそちらも順次仕上げていこう。試し投げしたら、後ろのボディーの上の方に重量のある金属ブレードが付いてるのでやや傾いてバランスが崩れがち。後方ボディーにはオモリ入れてなかったので穴掘って入れるかと思ったけど、その場で妙案を思いついた。半回転ねじってブレイドが付いてる側を下に持って行けば良い。色は単純な黄色に側面金色グリッターふりかけなので上下対称でひっくり返っても何ら問題ない。試してみたらバッチリ決まって、グネグネと良い感じに暴れてくれる。浮力もそこそこあるので水面引き波立てるぐらいの”ウェイキング”も良い感じ。

 ということで、いつゴツい魚が射程距離内にやってきても備えは万全に近いと思う。って思ってても釣り場では想定外のことが起こりまくるんだけどね。ただ改めて思ったのは我が家の蔵にはだいたいなんでも揃ってるなということで、ないものはそもそも市場になくて作るしかなかったりもするってのと、そのぐらいの備蓄があると全体としてすざまじい物量になって、今回あちこちから目当てのルアー引っ張り出して釣り具部屋で展開したら足の踏み場がなくなった。普段金属製の棚とか使って縦に収納しているのでそこまで物量を感じないけど、我ながらアホかというぐらいにモノがあって、きちんとメーカー別とかに整理して段ボール箱になにが入ってるか記入した養生テープ貼ってあるので探すのは苦にはならないけど、片付けるときに順番考えて手前側から仕舞っていかないとならずうんざりした。”終活”で死ぬまでにある程度整理したいけど、増やすのは簡単でも減らすのは手間くってめんどくさいので難しくまだ増えていく気配がありありとしている。まあ、そんなわけでルアー図鑑うすしお味のネタには困らないなという、第88弾は15センチ級ミノーでいってみました。

2026年5月16日土曜日

さがし物はなんですか

 上の二本のインビンシブルが26センチとデカすぎて縮尺狂ってしまってるけど、この二本は首都圏に住んでたときにサ○スイで売ってるのを目にしていたけど、5千円以上してたので、使いどころないし欲しいけど買わなかったのを、ニールズマスターで検索掛けてて出てきたので、思わず手が出てしまった。探してたっていうのとはちょっと違うかもで、下半分のショボいルアー達が今回の主役です。ということで、ルアー図鑑うすしお味87弾はニールズマスターとベーテの関係と、ヨーズリ「トップ90」あたりでいってみます。とりあえずあれだ、一回欲しいと思ってしまったものは結局買うことになりがちなので、四の五の言わずに欲しければ買っておけってのがデカブツ手に入れての教訓かな。良い子は真似しないように。マニア達は後に続け。

 で、まずはニールズマスターで検索掛けて探していたブツの一つがこの箱入りの「ベーテミノー」である。箱にはフィンランディアと記載されているけど、中に入っているミノーは、コータックが輸入元だったことろのフィンランディアと同じように見えるけど、リップに「BETE」をかたどったロゴマークがある。ニールズマスターで検索掛けてたのは、実弾としての「インビンシブルDR8」の補充とかのためもあったけど、読者さんからの問い合わせで、どうもベーテミノーと呼ばれるフィンランディアのような形のミノーが存在するというのを知って、BETEで検索もしつつ、ニールズマスターで出てくる可能性も高いだろうと張っていて、予想どおりに出てきたので、ちょいお値段高目だったけど欲しいので購入。以前にも書いたけど、もともとニールズマスターのフィンランディアは、ラパラのオリジナルフローティングみたいな、標準的な形状のフローティングミノーだった。それが、なんで「スタルワート」っていう下あごキール形状が共通のミノーがあるのに、下あごにキールを出っ張らせたのか?不思議に思っていた。ちなみにスタルワートの下あごにはオモリが仕込まれているようで、その重量で頭を下にして逆立ち浮きする個性的なミノーである。

黒金がベーテミノー、赤金がフィンランディア
 フィンランディアの下あごキールの謎が、どうもベーテミノーとの関係から見えてくるように思う。BETEというスウェーデンのルアーメーカーはバスマンとかよりはトラウトフィッシャーのほうが馴染みがあるだろう。北欧らしくスプーンが有名なメーカーで「ヤムトランド」「ウトー」あたりが代表的なルアーだと思う。で、そのロゴマークがリップに入ったフィンランディアそっくりなミノーがあると知って、たしかニールズマスターの公式WEBサイトみたときに、BETEのスプーンとかニールズマスター扱いで売ってたよなと思いだして確認してみると、昔からのスプーンが何種類かと、実に魅力的な魚ボディーのスピナー「ロト」がBETEブランドで作られている。「ベテは、スウェーデンのティスクリンド家で誕生しました。ティスクリンド家は、代々釣りの伝統を受け継いできた家系です。」「今日でも、フィンランドで製造されるベーテのスプーンは、伝統的な道具と厳選された素材(銅、真鍮、洋白)を用いて作られています。」とのこと。フィンランドの名門ラパラは米国企業っぽくなってストームやらブルーフォックスやらルーハージェンセンやら統合してるけど、地元密着企業と思ってたニールズマスターもお隣スウェーデンの金物ルアーメーカーを吸収していたようである(ワシの記憶が正しければ「フィンマグ」のヘイモ社も吸収してたかも)。で、おそらくベーテミノーはニールズマスターに吸収される直前までベーテ社から出てたのを、吸収したときに在庫してた分を、「フィンランディア」ってことで売っちまえってニールズマスター社の箱に詰めて売ったのでは?というのが、1つめの推理。その場合、型とかを引き継いでリップだけ形状変えて後に「フィンランディア」として我々に馴染みのあるコータック扱いのものになったのだと考えられる。ただ、その場合に問題になるのが、今回手に入れたフィンランディアの箱に入ってるベーテミノー、名前はまあ「フィンランディアなんです!」って言ったモン勝ちで問題ないにしても、キッチリ”メイドインフィンランド”って箱書きがあるのは、スウェーデンで作ってたとしたらまずい気がする。で2つめの推理が、ベーテミノーはもともとBETE社が木製ミノーの製作はお手のもの、キールの出っ張った複雑な形状でもドンとこいのニールズマスター社に発注掛けて作らせていたOEM(相手先ブランド名製造)品だったのではないか?というもので、その場合ニールズマスター社はベーテミノー作りつつ、リップ変えて自社版としてフィンランディアも売ってたってのもありそうな気がする。いずれにせよ金物得意なルアーメーカーがいきなり自社で木製ミノー作るかっていうとハードル高いと思うので、ニールズマスター社によるOEMっていうのはありそうな話ではないだろうか。なんにせよニールズマスターの「フィンランディア」ということで箱に入れて売られていたベーテミノーが存在するっていうのは、そのへんを推理するのに大きなヒントになるもので、ちょっと張り込んで買った甲斐があったというモノである。元々がBETE社のミノーとして産まれたので、ニールズマスター社のスタルワートとのキャラかぶりは気にしなくて良かったんだろう。逆にラパラやニールズマスターがあるのにあとから木製ミノーを出そうと思ったら多少キャラ付けしなきゃならず「下あごでもだしておくか」という特徴をもたせたんではないだろうか?そのへんフィンランド本国のニールズマスター沼の住人とかのネットへの書き込みとか検索したら分かるのだろうか?自動翻訳がある程度使える水準になってきてるので暇があったら調べてみたいところ。

 で、もういっちょのヨーズリ「TOP90」。これは我が国のルアーだから我が国のヨーヅリ沼の住人であるワシがある程度語れなければウソで、っていうかDab氏が”B列伝”で紹介済みで、今さらワシが書くこともないって話かもで、同期の「トップ45」が頭を下にして尻の方にラインを結ぶという、”変態ルアーメーカーヨーズリ”の実力を遺憾なく発揮している異端ぶりなのに対して、トップ90は普通の立て浮子系ペンシルで実に地味。地味すぎてあんまり人気がなくてなかなか中古市場に出てこないのはDab氏もご指摘のとおり。なんだけど、名称不明かなんかで引っかかってきたのを目ざとく見つけてゲットしておきました。上の写真の上のブツがそれです。で、その下の写真のが以前紹介した謎のヨーズリ製ペンシルで、立て浮き系で顎のところにラインアイがあるという特異な設計なんだけど、たまたま今回入手したトップ90と同じアユカラーで、色の処理や鱗やヒレの描き方のクセがまったく一緒で、ラインアイの位置が違うので顔は若干違うけどヨーヅリ製なのは間違いないという思いを強めたところ。でも、コイツの名前は分からん。っていうなかで、この謎ペンシルと形状一緒でラインアイが尻にあるフックの付け方をした写真一番下のブツが出てきて、やっぱりこの形状でその上に写ってるトップ45と同様に頭を下にして浮くペンシルがあったというか、トップ45のサイズ違い大きい版があったのかなと入手してみたら、コイツも普通に頭を上にして浮きやがって、謎ペンシルの色違いでしかないと判明して一旦ちょっとガッカリ。ただ、売りに出した人もフックをこの位置に付けたくなるぐらいに、トップ45と醸し出す雰囲気が似てるし、なんか大きい版のトップ45があったようなおぼろげな記憶もあるんだけど、そんなことばかり考えているのでニセの記憶が芽生え始めているのかもしれずどうにもすっきりしない。あと、このフック位置にしてあるもう一つの可能性として、沈んでる尻にラインを結んでアクションさせるという変態ペンシルだったというのも思いついてしまい、ヨーズリならやりかねんと思うだけに、思考が混沌の沼に沈んでいくのである。
 って、書いてからネットで検索していて驚愕の事実というか”謎は全て解けた!”という事態に進展した。関係者を集めてくれたまえ。実は・・・
 トップ45は、頭を下にして浮きません。頭を上にして浮いて、尻の方の沈んだラインアイを引っ張るとモタクサと変な動きをするルアーです。
 なんと後者の可能性が正解で、学生時代に鮎迷人が使ってたシーンが頭に残ってるんだけど、そのシーンが頭を下にして浮くという”ニセの記憶”にすり替わっていて、ネットでラインアイ側が沈むと目にして、まさかと信じられない思いと困惑を胸にトップ45をバケツで浮かせてみたら頭が上です。まったくもって人の記憶なんてアテにならんなとあらためて思わされたしだいである。そこまで分かれば後は簡単で、謎のペンシルはやっぱり尻がラインアイで正解で、その名も「トップ45Ⅱ」というらしく、トップ45の大きい版があったような記憶は間違ってなかった。さすがヨーズリ、ラインアイを沈んだ尻にもってくるような奇天烈ルアーの”Ⅱ”を世に出しているとは改めて恐れいったしだいである。

 ニールズマスターもヨーズリも超実戦的な釣る力の強いルアーを世に送り出しつつ、なんか謎のルアーも出してたりする歴史と実力のあるメーカーで、これからも沼に潜れるだけ潜ってみたいようなみたくないような、そんな感じです。

2026年5月9日土曜日

今期お楽しみルアーとバスジャッカーの謎

 春のシーバスシーズン突入して、もう3年はご無沙汰しているスズキ様に是非お会いしたいものだと思いつつ、いつものように雨が降ったらとりあえず出撃の方針変わらずで過ごしている。セイゴの沸きは今期は今のところヒラにノーマル混じりという感じで悪くはないので、セイゴの反応や引きを楽しみつつ集中して型の良いのを待てる状況にはなっている。とはいえ、いつものことではあるけど、やることシンプルなシーバス釣りには”お楽しみルアー”が必要である。とりあえず、この冬の1,2月ドツボにはまってた時期に発症していたミノーの付いたスピナー熱から、冒頭写真下のメップスグリアロングと自作シリコンミノーをコンビにしたモノをでっち上げているので、それはちょくちょく投げてみようと思う。シーバス、スプーンではもちろん釣っているし、スピナベとかでも釣ってるけど、スピナーではこれまで釣ってない。釣れない理屈もなさげなので使ってみるけど、スピナーの場合回転して糸が縒れる問題があるので、魚居るけど食いが悪いなとかいうときにスポットリリーフ的に使ってみたいがどうだろう。

 で、もいっちょ、ワシのシーバスの釣りで主力の一つに小型の水面系プラグがあって、現在ハトリーズの小っちゃいトップ系、キューティデビルやリトルダイナマイトは1軍起用している。このあたりは各社から種々でている中で、使いたいのを選んできても良さげにも思えるけど、リトルダイナマイトはポッパーというより水面張り付き系のミノーとして使ってるので条件やや面倒で、一方で小型のペンシルなら、今一軍起用しているキューティーデビルの代わりはなんでも良いんじゃなかろうか?ということで、じゃあ何にしようって考えるなかで、ザラパピーやらも含め過去使ってきた名作たちより、投げてみようと思えるものをと考えるとなかなか選択が難しい。今時の高性能な小型ペンシルならだいたい機能的には問題ないだろうけど、投げて楽しいかというとそうとも限らない。かといってあまり手に入りにくい古物では実弾としては弾込めしずらい。ってなことを考えてたら、そういえばシーバスにビックラッシュスケーターを導入してはみたけど、その年ぐらいからあまり型の良い魚が川に上がってこない状況になって断念しているけど、ビックラッシュにはJr.サイズとベイブサイズがあって、ウォーカータイプとスケータータイプがあるうちのスケータータイプのそれは、シュッと細身でシーバスには向いてそうに思う。”シーバスのペンシルは横浮き系がフッキングが良い”って思ってるのでその条件にも合致する。ということで、この春のお楽しみルアーとしては、スピナーの他にバルサ50「ビックラッシュスケーターJr.」「ビックラッシュスケーターベイブ」をいくつか用意することにした。写真上から2枚目の左が現在1軍のカクーン、ザラパピー、キューティーデビルで、右が対応するサイズって感じのビックラッシュスケーターのオリジナル、ジュニア、ベイブである。

 廃盤品ではあるけど、ザウルス潰れたときの放出品関連か、中古市場に弾数多くて確保も楽。値段もこなれていて疵ありとかなら千円台で買える。とりあえずベイブを2個、Jr.を3個確保済み。Jr.のうち一つは塗装はげで片目がない状態で600円送料込みとかの投げ売りを買ったけど、実釣用なら目ぐらい入れれば良く、実にお買い得。

 ついでに、蛍光緑のベイブもひび割れているところとかエポキシで軽く穴埋めして、塗装はまとめてやるとウレタンのコーティング剤とかの無駄が少なくてすむので、過去に入手して貯めてた要補修ルアーとかもついでに目を入れたりコーティングしたりしてみた。写真上からタイガーカブは5,6百円でたたき売られてたのをエグったブツで、反射板入りの古い時代のモノで塗装が剥がされていた。筆書きでタイガー模様描こうかと思ったけど、目を入れただけで反射板のおかげもあってか良い感じの面構えになったので、目だけ書き目でいれてウレタンコーティング。吹き目だと雰囲気でたかもだけど、そこまで凝らない。ラパラみたいなミノーはフィンランド製でハゲ掛かってるけど独特のプリズムな鱗模様から「パルサ」なのかな?リップの樹脂板が劣化してボロボロに崩れたので、基板リップをおごっておいた。出番の多いワンダースリム70は紀伊色にお色直し。

 ということで、今年の春シーバスお楽しみルアーのバルサ50ビックラッシュスケーターの小さい弟達は、安い出物があったら弾補充しつつ使える体制が整った。バグリーと同様にヒートンが抜けるおそれありという欠点はあるけど、ヒートンはエポキシで固定して強化しておく。人気があって”高値”の花だったころにはバルサ50をシーバス釣りみたいな荒い釣りに使うのは抵抗あったかもだけど、中古市場に弾数多く、かつ時代を彩った名品、人気がなくなったからといって、タタキ売りされていて使われもしないというのはしのびないので、魚釣ってルアーとしての本懐をとげさせたいところ。

左端だけノンラトル、右端だけⅡが付く
 っていうなかで、ボロくて安いルアーを1個だけ買うのは送料的にもったいないなと、余計なことを考えて、同じ出品者から使えそうなルアーを買ってまとめて送料お得感出してみる。っていうなかで、ダイワの「バスジャッカー2」が安かったので反射食いしてしまった。初代ダイワ「バスジャッカー」はレイジーアイクの「ナチュラルアイク」の版権・金型買ったんだったかで、発泡樹脂製でラトル無し空洞無しの音響特性的にはウッドに近い感じで、釣れそうには思うんだけど、リップが薄くてそこにヒートンが刺さってるだけで強度的に無しだなと思ってたけど、2は普通の中空プラ製になって一体成形リップで丈夫そうではあるんだけど、ラトル入りっぽいなとラトル入りのこのテのクランクはそれこそ、同じダイワのピーナッツⅡとかがあるので今までバスジャッカー2には手を出していなかった。けど、300円とかなら買うよねって感じでマウスが滑った。で、そいつが配送されてきて現物見ると、ラトルが入ってない。ラトル無しでギル体型なディープクランクは手札に無いので、これは良いかもなと高いルアーでもないので4つほど追加でまとめ買いした。ところが追加入手分は全部ラトル入り。なんでやねん?って話で、ラトル有りと無しがあったのか?あったのならその見分け方は?とかネットで調べても出てこない。どなたかご存じの方がおられたらご教授願いたいところ。一瞬最初のノンラトルのリップのルアー名は「BASSJACKER」となっていてⅡが付いてないのはノンラトルかと思ったけど、追加で買った4個にはⅡあるのも無いのもあって、関係なさげ。まああって困るわけじゃなしだし、無し版がよく働くようなら穴開けて瞬間接着剤でも流し込んでラトル固定してしまえば良いんだけど、バスジャッカー2にはノンラトル版があったのか?たまたま、手にした個体がラトルが鉛で膨張して固着したりしただけのエラー品なのか”私気になります”なのでタレコミ情報お待ちしております。

 というわけで、ルアー図鑑うすしお味第86弾は、ビックラッシュスケーターの弟達とバスジャッカーなどでいってみました。

2026年5月2日土曜日

女房を質に入れても

 初鰹の時期だけど今年はまったく獲れてないらしい、海の中が予想付かなくなってる今日この頃。

 今時女房を質に云々はフェミとか言葉狩り連中とかがうるせぇこと言ってきそうな言葉だけど、今日のボクシングの井上尚弥VS中谷潤人戦は、ボクシング好き格闘技好きなら絶対に観なければならない1戦である。ご存じ井上尚弥選手は、リングアナウンサーが肩書きいちいち読み始めたら息が切れるような実績を上げてきた不敗のチャンピオン。ちなみに現WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級統一王者。元WBC世界ライトフライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者。元WBAスーパーバンタム級王者・元WBA・WBC・IBF・WBO世界バンタム級統一王者。WBSSバンタム級優勝。であってるのか?そして権威あるボクシング誌が選ぶ全階級通した最も優れた選手であるパウウドフォーパウンド1位にも選ばれたこともある日本ボクシング史上最高傑作という評価は妥当と言わざるを得ない”モンスター”。かたや中谷潤人選手は高校行かずに単身渡米して修行して日本でプロデビューしたという逆輸入ボクサー?なのでアマチュア時代から名の知れていた井上選手ほどの知名度はないにしても、こちらもスザマジイ実績。元WBO世界フライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者。元WBC・IBF世界バンタム級統一王者。と3階級で世界を獲っている。そして井上尚弥選手とやるために王者返上してスーパーバンタムに階級を上げて1戦挟んで今日の決戦に挑む。こちらも無敗。

 無敗の日本人同士の対戦であり、どちらかに土が付いてしまうのはもったいない気もするし、いつも応援してみている選手同士の対戦でどっち応援すべきか迷う人も居るだろうけど、ワシは今回は迷わず中谷選手を応援する。なぜなら彼の変則的・変態的な超絶技巧がとても好みだからである。井上選手は自身でも基本を大事にしていると言ってたと思うけど、教科書に載せて良いような基本に忠実なファイトスタイルで、要するに打たせずに打つ、ってのをものすごいスピードとパワーと精度でやってのけるタイプで、ワシが中継観ててドン引きするぐらいに感心したのがファン・カルロス・パヤノとのWBSS一回戦、1ラウンド目に様子見してたのからなんか軽くワンツー入れたなと思ったら、相手ひっくりかえって試合終了。ワンツーってジャブ入れてからストレートっていうコンビネーションとしては最初に教えられるような基本中の基本で、それで戴冠歴もあるKO負けのなかったような相手をあっさり仕留める馬鹿臭い強さ。最初なにが起こったかイマイチ理解できなくて井上選手スピードあるしワシが見えてない早さでなんか打ってたんと違うか?と思ったぐらいだけど、スロー再生見ても綺麗にタダのワンツーでしかない。恐れ入った。対して中谷選手はちょっと見たことのないようなタイプ。手足の長いアウトボクサーに見えて、本人も言及してるように接近戦も得意で、戦前予想で距離とって闘って中に入れさせないのが鍵とか書かれてるのを見ると、ワシの印象と違うなと思わされた。なんか肘から先を折りたたむようにして外から回してボコボコ打ち合いしてる印象が強い。肘の使い方もそうだけど、解説とか聞いてると拳の縦横とかも変えて”入る隙間に拳をねじ込んでる”らしく、スローで見るとたしかに拳というか手首の角度が変だったりする。リーチ差はあるのでたしかにジャブで距離取りまくってポイントアウトっていうのも、ある意味奇襲で面白いと感じるけど、井上選手のスピード相手に中に入らせないとかがデキるなら今までの対戦相手がとっくにやってるって話で、結局ボコボコ打ち合うような気がしている。

 19時くらいかららしいので待ち遠しいけど、これがまた今回の興業自体、世界戦が2本もある東京ドームでやるデカいイベントなので、7試合もあって15時頃から楽しめる。こういうの地上波だと前座試合とか流してもらえないけど、ネット配信だと今から来るような若手の試合とかから始まってメチャクチャ楽しめる。そしてなぜかセミがワシの推しである元K-1王者でボクシングでもバンタム級で戴冠歴のある武井由樹選手のノンタイトル戦で、セミセミがWBCバンタム級タイトルマッチ井上拓真VS井岡一翔というさすがに順番こちらの方が後じゃないの?という一戦。なんにせよ豪華。

 これが、ペイパービューで事前購入割引で6,050円というお値打ち価格。なんかネット上では”高い”という書き込みも散見されるけど、アホかと。この日本のボクシング史上に残る伝説の闘いになることが明白な一戦が1万円切るというのが安いというのが分からんアホどもは、今後永遠に来ることがないだろう地上波放送でも待ってろバーカ!って話である。あとなにげに特典映像として過去試合がオマケで付いてきて見逃してて結果だけ知ってるのとかもあったのでオマケも嬉しい。今回一応独占配信はドコモの動画配信サービス「lemino」なんだけど、今回ぽっきりで月契約しなくても良いうえに、leminoから映像買ってるンだと思うけど、WOWWOWとDAZN経由でも観られるようだ。ドコモについては正直クソだと思ってたけど、今回の配信については褒めてつかわす。独占配信にしておいて、映像ほかの動画配信業者に売るってのも今後増えてくれると既に契約してる配信サービスから割安で視聴できたりするのでありがたい。

 どっちが勝つか、どういう試合になるのか、勝負は下駄を履くまで分からない。存分に楽しもうと思う。