ナマジのブログ
2026年3月28日土曜日
計画どおり
2026年3月24日火曜日
勝ち馬に乗る
額も大きく、前例の無いプロジェクトだったので、どうなることかと心配しましたが、これまで取り組んできた実績、差し迫った必要性、実施に携わる人々の熱量、そしてなにより、空にイヌワシが舞う姿を見続けることができる未来に是非なって欲しい、という多くの人々の願いが、形となったのだろうと思います。
目標額は初年度の予算のおよそ半額としていたそうで、このまま勢いに乗ってもう少し活動が確実に行えるよう資金を集める方向で、26日締め切り(あと2日!)で追加のゴール1千5百万円を目指して、現在クラファン継続中です。当初目標も順調に集まり、出だしは好調、難しい事業だとは理解していますが、南三陸をはじめとした日本の空に多くのイヌワシが舞う光景が近づいたように思います。今、クラファンに協力すると、「イヌワシが国内絶滅の危機から逃れられたきっかけになったプロジェクト、ちょっとオレも手伝ったんだゼ」と後々誇らしく自慢出来るかと思います。あと、返礼品のグッズも格好いいのが揃ってます。
ということで、まだこの波に乗れていない方は、是非この機会にクラファンに賛同して、ご協力いただければと思っています。
(画像、イラスト引用:「南三陸イヌワシ野生復帰プロジェクト」公式サイトより)
※25日に無事追加目標達成!26日の最終日までに15,603,000円を集めてクラファン無事終了。今後も実際の活動が続いていくし、また支援が必要な場面もあるかもです。また、お願いすることもあるかと思いますが、とりあえず関係者の皆様のご努力と支援いただいた方々に感謝。
2026年3月21日土曜日
一気通PENN
年開けて魚釣れなさ過ぎて、リール買いまくった時にPENN「スピンフィッシャ-650ss」を買ったわけだけど、なぜ買ったのか、いつものことですが説明させてください。まあ常習犯であり、ダーティー・ハリーなら弁解の機会など与えず44マグナムぶちこむところかもしれませんが、皆様日本は法治国家です。いきなり撃っちゃダメ。
650ssは実は何度も手を出そうとして引っ込めてきた経緯がある。なぜならワシも昔は使用を前提としないリールを買わないことにしていて(ウソじゃないです、少なくともサイト立ち上げた頃にそんなことを書いた記憶がある)、4桁スピンフィッシャーは全サイズそろえたけど、3桁でやるのはやめておこうと心に決めていた。いたけど、気がつけば使わなくても、あるいは使えなくても、蓋開けて中身見るためだけにリールを買うようになっていて久しく、今更3桁は集めないもクソもねえだろって話で、気づけば既に持っていないのは450ss、650ss、850ssになっていて、去年ぐらいから安めの弾があったら入札していて、450ss確保してイーシャンテン、850ss確保でリーチかかって、650ssは意外に需要あるのか競り負けてたんだけど、なんとか確保して「ロン!」って感じで麻雀の役でいうところの”一気通貫”いっちょあがり。ということで冒頭の集合写真とあいなりました。950ssがないじゃんって思うかもだけど、その大きさはスプール裏の大口径ドラグとか搭載して4桁になってから9500ssとして登場した新機軸の機種なので3桁にはない。
ただ、一気通貫であがったのはいいけど、これまた麻雀にたとえるといわゆる安目で、泣き入ってるし、もうちょっとつくれば高目になるし、さらに発展させれば”九連宝燈”に相当するような役満手にも発展させられるので、どうにかならんかなと、麻雀と違って安目で揚がった後も蒐集は続けることができるので密かに狙っている。
とはいえ一応イッツーであがったので、今回各機種の使い道とかは4桁とあんま変わらんのであんまり触れず。仕様に関してもまあサラッと触れる程度で、主に入手にまつわるお話をダラダラと書いてみたい。
ということで、先頭打者は小さい方から420ss。これは、以前どっかで書いたかもだけどJOS師匠からいただいた。ワシが仕事やめてこちらに来るときに、わざわざ最寄り駅まで見送りに来てくれて、その時に「ヤフ○クとかで売ってもたいして値段つかないし、使ってくれたら嬉しい」と餞別として渡してくれた。色んな意味で良い師匠を持ったものである。ワシみたいな偏屈な輩にもいつも目をかけてくれて、返しきれない恩を感じている。ワシが背負ってる”神聖な負債”の借入先の大きな部分が2人居る師匠なのは間違いないって話。まあいつも書いてるように負債額大きすぎて直接返せるとは思わんけど、”釣りの世界”そのものに対してちょっとずつでも返済し続けたい。たいした値段つかないってことはなくて、アウトスプールのスピニングとしては珍しく中古市場で普通に1万円を越えてくる。まあワシにとってはそんなはした金どうでも良いけどな。紀伊半島での釣りを模索している時期にメチャクチャ働いてくれて現在殿堂入りで蔵に保管しているけど、久しぶりに撮影用に引っ張り出したら、ちょっと色んな想いが溢れてたまらんかった。 2番手は430ss、若い頃、東北時代にそれまで使ってた大森「キャリアーNo.1」のベールスプリングが壊れて、次をなににするかPENNの「4300ss」とダイワ「ウィスカートーナメントSS650」と迷って、結局逆転防止のバネが壊れたトーナメントではなく、4300ssを選んだんだけど「コイツもそのうちバネは壊れるだろうし、バネの予備は持っておくとして、もう1台予備機が欲しいな」と思ってたら、仙台に所用で行ったときに、JOS師匠のお師匠さんにあたる人がやってる釣具屋さんに寄ったら、1世代前の430ssが売っていて、スペアスプール共通だし金属製で格好いいしで手が出た。買っておいてまったく後悔しなくてすむ良さがあった。4300ssもウォームギア機で、かつ左右ハンドル交換可能、樹脂製本体と正常に進化した機種だと思うけど、430ssはインスプール時代の714Zの内部機構をほぼ蹈襲してアウトスプール化していて、ギアはデカいしアルミボディで重いしだけど、重めのローターならではの回転の安定感、滑らかさがあって釣り味は抜群。雪の山の中でコケてハンドル折れて万事休すと思ったら、4300ssが出て430ssは廃盤になったけど、超ロングセラー機であるインスプールの714Zのほうはまだ現役で、ハンドル共通であっさり復活した。売るためにいちいち互換性のない”デザインのためのデザイン”で新たな金型作って値段あげて売るしょうもないメーカーとPENNは違うんです。 3番手、440ssはおそらくだけど、スピンフィッシャーシリーズ最初の樹脂ボディーがこの時代の440ss。4桁になる前に440ssだけ樹脂ボディーのが出てると私は認識してます。違ってたらご指摘を。4400ssの通常型?とはギアがハイポイドギアなのが違うぐらいでほぼ一緒。樹脂製440ssで問題なしと見て、4桁に移行する際に5500ss以下の中型サイズをこの樹脂製440ssを基準に樹脂化したという流れかと。実は440ssと450ssの2機種は時代によって設計がだいぶ変更されていて見た目も違う、別タイプはまず中古市場に出てこなくて、出てきたら4,5万ぐらいは突っ込む心づもりはしているんだけど、出てきたためしがない。日本では出回ってなかったのかもだけど米国では普通に販売されてたようなので、なぜイーベイとかでもみかけないのかちょっと謎である。コイツと450ssの別タイプが揃えば役満手で九連宝燈だと思っている。PENN好きならどれのことを言ってるのか分かると思うけど、そうアレです。売っても良いよという方は状態にもよりけりですが4,5万で良ければ買います。ご連絡お待ちしてます。で、この440ssは「実はペンリールを整理していた所、使わないリールなどが出てきたので是非ナマジさん引き取って頂けないでしょうか?ヤフオクなど出品も面倒でしないので受け取って頂けるとありがたいです。」と読者の方にいただいてしまったブツである。ありがたくいただいて、このあたりから3桁も揃いそうだなと、変な気を起こしてしまいました。アタイ病気が憎いッ! 4番手、450ssは金属ボディーで、4500ssがボディーを樹脂化してギアをハイポイドフェースギアにした後継機で、ハンドルキャップやらベールスプリングは4桁中型機共通仕様になったけどあんまりいじってない。変えなくて良いところは変えない。これ重要。「新製品はここが違うんです」って言うためだけに、互換性もクソもない、過去の実績も捨てたようなモノを作って金型新たに起こして、その分を価格に転嫁して、およそろくなことにはならんのは、釣り具に限らず工業製品全般に共通するってのは、口を酸っぱくして歯が溶けるぐらいこれまでも言ってきたけど、何度でも繰り返し今後も言わなきゃならんのだろう。長く使えるモノを作ってしまうと商売が成り立たなくなるってのも分からんでもない。けど、そんなのばっかりじゃ困るし、多少値段高くても、手入れしてなんなら直しながら20年ぐらい使えるような製品があっても良いだろうと思う。釣り具なら米国では”ダイワ”がトーナメントSSをビックリするぐらい長いこと売ってた(る?)。やりゃできるじゃんと思うと同時に、日本じゃ釣り人がアホばっかりで無理って思わされる。当ブログ、内容にはそこそこ自信ははあるけど、日本の釣り師はアホばっかりなので閲覧数が稼げんなと”カリスマ釣り師”を自称するようになって閲覧数がちょっとだけ増えたんだけど、まあネットで”バズった”といえば万バズって言葉があるように何万って閲覧数になることをいうんだろうけど、ワシのブログも普段2~3百閲覧/日なのが、たまに千越えるときがあって、なんだろなと解析を見てみると、特定の検索ワードやらSNSでの紹介とかではないのかもだけど、米国やら独逸やらからの閲覧がボコッと増えてる時があって、今時AIの自動翻訳が性能良くなってワシのブログも翻訳して読んでくれてる日本語が母国語じゃない人も居るようである。大森とかPENNとかD・A・Mとかについてマニアックなこと書いてるジャパニーズがいるぞって面白がってもらえているなら幸いである。まあワシも海外サイト普通に自動翻訳噛ませて閲覧するからね。まだあんまり上手な翻訳じゃないけど意味補完すれば流れで読めなくもない。我が国のアホ釣り師どもに無視されても、違いの分かる世界の釣り人には分かっちゃうんだね(単純に母数がでかいって話ではある)。便利な時代なのか落とし穴の入り口か。 5番手は550ss。日本の海のルアーフィッシング黎明期、ダイワやシマノがろくなドラグも搭載してない、堤防ぶん投げ仕様のリールしか作ってなくて、ドラグ効かせて16ポンドナイロンとかでシイラやらをやっつけるのに、あるいは磯でヒラスズキってなときに、圧倒的な支持を得て使われた名機。なんてのはワシが説明する必要はないよねってぐらい。ワシがシイラ始めるときには既に次の世代の5500ssになっていて、樹脂製ボディーってどうなのよ?と一抹の不安があったけど「なにも問題ないよ」とのJOS師匠の言葉に従って購入。まあ樹脂製ボディーについてなにも問題は生じませんでした。樹脂製ボディーについてとことわったのは、まあこの時代のスピニングの宿命としてベールスプリングはそれなりに交換必要だし、長期的にはスプールが乗ってる主軸の台座の軸が割れたってのは以前にも紹介した。で、まあワシが使うのは5500ssで良いンだけど、550ssはちょっと格好いいし歴史もあって良いリールだなと思ってはいたんだけど、これまたJOSさんが当時使ってたのをもう使わないからとくれた。ベールスプリングが下の写真の左のようにちょっと独特な形状でなにか意図があったんだろうけど、その理由はよく分からん。分からんけど4桁になってボディー樹脂化するときに、4500ss同様に440ssと共通の普通のトーションバネになった。3巻きで耐久性上げてると思うけどまあ今のグルグルネジ方式とは違って定期的に交換必要なのは一緒。550ssで試したけどあんま変わらんかったので、互換性を重視して440ss、4400ss、4500ss、5500ssと共通のベールスプリングが使われている。450ssは形状は似てるけど共通のベールスプリングではない。樹脂製の440ssで良い塩梅だったベールスプリングを4桁中型機で採用している。樹脂製ローターを削らないようにとかそういう設計思想があるんだろうか?わからんけど同世代で共通部品で済むのは部品備蓄の面ではありがたい。 6番手650ssが、意外に根強い需要があるのか出てくると入札するけど落とせなくて、最後の1機種となった。まあ落としたけどな。ちなみに4800円落札+送料で相場よりちょっと安かったかなという感じ。コレクターズアイテムではないので実用機として6,7千円ぐらいが相場だと思っている。このサイズから上は外蹴り式でより単純なので、ベールスプリングとドラグパッド、スプールが座るテフロンワッシャーぐらいを交換していけば多分100年ぐらい使える。ちょっと留意が必要なのがこの時代はハンドルの左右交換を、れいの先と元と太さ変えて1本で逆ネジに対応しているのではなく、右巻用のネジが別途付属している方式なことで、まあ箱等付属品込みで入手しないと交換用ネジはついてないことがほとんどなので「写真に写っているモノが全て、現状渡し」を前提に左ハンドルを買わないと(左利きの人は逆)困ったことになる。ということで左ハンドルのを狙って確保したところ。 7番手、750ssもこれまた、JOSさんのお下がりで”オマエどんなけリールとかもらってるねん?”って話で、ワシがPENN好きになったのも元を正せば師匠に行き着くのかと再認識した次第。当たり前に左ハンドル付いてるけどこれも同じく右用、左用のハンドルネジがあるタイプ。この個体は7500ssの予備機として遠征に持ち込んだので、結構魚釣ってるというか同行した”釣りの上手い人”がボコボコ釣ってるはず。ワシが死ぬ前に誰か物の価値が分かる人に引き継がんと、せっかく100年は使えそうな機種なのにもったいないなと思うところ。正直、青物ぐらいまでなら純正で普通に使えます。ワシはハンドルがコーヒーミル型が好きなので換えて使ってたけど、そのへんはお好みで。スピニングリールでゴリ巻きとか”分かってない”使い方をしなければ、マグロでもなんでも釣れます。走りまくる魚にはラインローラーにベアリング入った4桁後期のssjとかの方が安心かな。3桁でも無印4桁と共通の社外品も多いのでお好きなように。ちなみにssj用のラインローラーはssのベールワイヤーとかに適合しないので、一式まとめて交換必要になります。規格品のベアリングにあわせてそうなったのか、PENNにしては珍しい面倒くささ。ちなみに下の写真はハンドルネジの比較で、右の4桁7500ssになると先の方と奥で太さを変えて逆ネジにしているのがお分かりいただけるだろうか? 最後8番手の850ss。8500ss自体まったく釣り場に持ち出したことがないのに買ってしまいました。しかも箱付きだったので左巻用のネジ入ってるだろうと思ってたらなかったので泣きました。ということが低目の理由。ハンドルネジの左右共通化はどうも3桁の途中で起こったようにみられて、450ss、550ssは我が家にある個体も左右両用化されていて、中型機はどうも早い段階でそうなった様子。面倒くさいのが大型機で、6500ssに3桁のハイポイドギアが入ってるのがあったんだけど、4桁時代は基本ハイポイドフェースギアで、部品が余ってたので4桁でも初期のものにはハイポイドギアを入れているンだと推理している。そのハイポイドギアに刺さってるハンドルネジは既に左右両用。当然メインギアの軸に切ってある雌ねじも左右で径が違うので、左右両用のハイポイドギアを作っていた時期があったはずで、650ssには3桁大型機でも少なくとも650ssにはハンドルネジ左右両用版のがあったと思われる.750ss、850ssに左右両用のハンドルネジのものがあったのか?手にしたことがないので分からん。ご存じの方おられたら情報提供よろしくです。あと地味に3桁大型機は初期の頃には銘板がD・A・Mみたいなシボ加工の入った塗装で、その後普通に金属板、4桁になるとプニプ二した樹脂(三桁でも後期440ssはプニプニ)。ハンドルも初期は銀色のメッキ、その後軸の上に出っぱりのある黒(この850ss)、後期は黒で平面的な形(650ssのほう)、ノブはいずれも魚雷型と細かい違いはございます。全部集めるつもりはないけど、なるべくいろんな時代のを手に入れて”国士無双”みたいにして比較してみたいなと思ったり思わなかったり。なんにせよこれ以上買うな。その一言に尽きる。でも、なんか気がつくと役ができそうになってるのがPENNだけみてもまだあって、たとえばインスプール時代のスピンフィッシャーをと思うと、716Z、714、714Z、712、700、704、706Zと在庫していて、710か710zで一気通貫低目がリーチになってる。Zで揃えるなら高目で、加えて712Zと704Zが必要になる(700Zってないよね?)。逆にグリーニーで揃える役満手”緑一色”でも716、710、706の3機種。なんだけど、インスプールだと、720Zは持ってるとして722Zもあるやんけとか、左利き仕様の右ハンドルモデル713、713Z、711、711Z、702、705、705Z、707という弾数も少ないのが目に見えている深い沼が待っていて、やっぱり結論は”これ以上買うな”に尽きるんだろうなと思う。思うけど一度頭に思い浮かんだ妄執をふりはらうことがワシにできるのか?アタイ病気が憎いッ!
2026年3月14日土曜日
鎖帷子にチェーンメイル、洋の東西違えども発想は一緒、そして海の生き物にも
ハリセンボン属は見るからに捌くの面倒くさそうだけど、このイシガキフグもトゲは短いけどおそらく似たような面倒くささだと思うので、ネットでお勉強してから捌きに入った。
挟みでバチバチと背中を切り開いて皮をベリベリ剥ぐのがお作法らしいんだけど、まあ普通背中の正中線の脇あたりには包丁が入るコースがあるもので、包丁でもイケるだろうと思ってたけど早々に認識の甘さを思い知る。棘は皮に埋もれているベンツマークのような形の土台?からチョコンと生えていて、ベンツマーク自体は交互に隙間なく重なるように配置されていて、それを切らずには皮を切り開くことができない。確かにこれは調理バサミでバチバチ切らないと無理。どうなってるかというと、確か骨格標本作ってる好き者が居たよなと「 イシガキフグ骨格標本」で画像検索かけたら、よくこんな面倒くさい標本作る気になったなというような力作が結構ヒットしてくる。この防御力なら毒無しでも生きていけるのも納得の骨組み、というか棘関連は鱗由来だけど、なんにしろ防御力が高い。でもさすがにホモサピの生み出した便利な道具であるハサミには勝てずバチバチッとぶち切りながら背中を切り開くと、皮自体はベリベリッと綺麗に剥がれて、各鰭と口周りをチョイチョイと追加で切ってやりながら丸裸にできる。 で、内蔵を包んでいる膜を剥がして、内臓を取り出すと肝臓はそこそこ大きい。浮き袋も美味しそうな分厚さ、消化管もフグの仲間なので膨らむための膨張嚢とかいう胃の部分とかこれは美味しそう。腸管もまあまあ食えそう。内臓を包んでた膜もたべられるだろう。ただ今回肝は食わなかった。もったいないけどなんかビタミンA中毒みたいな症状が出たと報告している方がいて、やめた方が無難かなと判断。フグ料理はお客に提供するにはフグ処理者免許が必要なぐらいで、まあ危ないと思ったら手を出さない方が良い。フグの毒化はテトロドトキシンにせよパリトキシンにせよ餌生物に左右されるので、海洋環境が変化しつつある昨今では、昔は無毒だったのにというのもあり得るので、アタると死にかねないので自家消費はやりたければやればいいけど気をつけてっていう話だと思う。 そして、捌いて報告している人のほとんどが”身が少ない”と驚いているけどワシも驚いた。右の写真は三枚おろしにした残りではない。背骨のまわりにまとわりついているのが筋肉であり、いわゆる”身”の部分。栄養状態よくなくて痩せていたとはいえ、まあこんなもんらしい。尻尾振って泳ぐための筋肉が貧弱ゥーッ!って感じで、防御力高くて急いで逃げる必要ないとこんなもんで足りるっていう話だろう。あとフグなので膨らむ関係上から助骨もない。生物は必要のないものはすぐに退化させるってのはありがちな話で、天敵の居ない孤島では鳥が飛ぶ能力を失うのなんかが典型だけど、イシガキフグにせよハリセンボン系にせよ防御力は棘で稼ぐので「毒は要らない」ってなったんだろう。無駄なコストをかけないのが進化の王道なんだけど、性選択による”派手なオス”とかの例外もあるのもまた生命の不思議で面白いところ。2026年3月7日土曜日
明日できることを明後日に
なにをヤッちまったかというと、去年主力で使ってたベイトのABU「アンバサダーブラックマックス」と大森製作所「タックルNo.2」改ベールレス仕様をシーズン終わった12月に「バラして塩抜きしてフルメンテしておかねばな」と思ってから、はや2ヶ月ちょい、暇なときにでもと先送りにしてしまった結果、春シーズン直前になってやっと手を付けたときには、ちょっといただけない状態になってしまっておりました。反省。
まずは、主にシーバスに使ってたタックルNo.2、昨年も非常に快調でラインローラーとハンドルノブ、主軸がローターに刺さっているところにはまめに注油してたけど、フルメンテはラインローラーが糸溝ついてきて換装したときにやっただけでその後放置。のわりにはたいしたことなくて、矢印で示した逆転防止のローター軸のギアに填まってる部品が鉄系なので、ちょっと錆びてグリスが茶色くなってた程度で不具合生じるような腐食は生じてなかった。浸水した形跡があるけどベアリングも錆びてなくて一安心。この時代の大森の場合、主軸と逆転防止の部品が鉄系で、ベアリングもステンで腐食するのでまめな塩抜き推奨である。といっても単純で整備性はとても良いのでたいした手間じゃなく、もっと手をかけてやらねばならなかったと思う。 で、ちょっとまずかったのがABUのほうで、こいつは樹脂製本体なので、そのあたりは腐食に強いっていうのもあって油断したのと、指で外せるネジでカパっと左カバーを外してスプールのベアリングとかに注油は簡単なのでそこまではまめにやれるんだけど、そこから先バラそうとすると意外に面倒くさいうえに、レベルワインダーのグルグル棒の外し方が分からんとかややこしい面もあって、おろそかにしてしまっていた。土砂降りの中使った後バラしてから右カバーの方は開けてなかった。まあ半年以上雨の日の運用も多い中放置プレイ。そらまずいわなと薄々かんじてたけど「まあいいや」と先延ばし。その結果はメインギアの上のドラグ押さえの鍋蓋型パーツ、その上の金属ワッシャーあたりに錆の混じったグリスがまとわりついている状態。幸い錆びてたのは1カ所で、ステンのベアリングは今回問題なく、錆びてたのは革のドラグパッドを押さえる鍋蓋型部品で、革に接触する側の面が、鉄系にクロームメッキだと思うんだけど、メッキはげまくりでめくれたメッキが凸凹作ってて、とてもドラグパットとの間で滑らかに回るようには思えない。この状態でも、実はドラグは相応にまともに機能していた。なぜならドラグパッドの革には表裏2面あって、鍋蓋が押さえる面がまともに回ってなくても、メインギアの底面に革があたってる面がスムーズに回ればドラグとしてはまともに機能する。メインギアは錆に強い真鍮なのでまずこちらの面が固着したり、腐食で凸凹して滑らかさが損なわれたりというのは考えられない。けど、両面スムーズに滑って、よしんばどちらかが固着しても片方で機能するっていうのは確保しておいた方が良いだろう。アンバサダーはそれなりに”部品売り”が盛んなリールなので新しい交換部品を買っても良いし、同型列の機種は何台か確保してあるのでそっからもってきても良い。でもまあ鍋蓋型部品の裏面は、凸凹してなくて引っかかりなくドラグパッドとの間で滑らかに滑ってくれれば良いだけで、どうせ錆びたし、耐腐食性ガン無視で、サンドペーパーで引っかかりが無いようにならしてしまって再利用ということにした。腐食して凹んだところを削りきるところまではいかなかったけど、剥がれたメッキが尖ってるような凸部がなく、多少凹んでるところはあっても、尖ったところがなくなだらかな凹面なのでグリス塗って組んでみた感触からいって問題ないようだ。ここは錆びると認識して豆に塩抜きしてやって、錆び始めたらまたサンドペーパーでならしてやろう。ブラックマックスまったく魚釣る性能的には満足しているけど、整備性はレベルワインダーが外し方わからないとか、ギア側を整備するには結局全分解が必要とか、やや面倒くせぇ部分があるけど、そのぐらいはめんどくさがらずちゃんと整備してやれという話で、削らなきゃならんぐらい錆びさせたのはお恥ずかしいかぎりである。海水使用を前提にすると、とにかく塩による腐食対策というのが重要で、バス用クラスのアンバサダーだとやや素材選定に塩に対する耐腐食性が足りない部分もあるので注意が必要かも。そのあたり、放置でも交換すれば良いベアリングぐらいしか錆びないPENNの耐腐食性の高い素材選定・設計は、海で使うのには面倒くさくなくて良いというのを改めて感じるところ。大森やABUも決して錆びやすい塩水で使えないリールではないけど、それが売りのPENNほどではないということか。 まあ、ズボラなことをやってると、しょうもないミスを犯しがちで、「マイコン200」シリーズの201の替えスプールがネットオークションに出てたので、「お、2台体制でスプールを替えスプール化してるから1台スプール無し状態なんだよな。ちょうどいいや買っておこう」と買って届いて填めようとした填まらん。ワシ使ってるの「202」やんけ!ということで使い道のない201のスプールが我が家の蔵に転がって居る状態が発生してしまっていて、これは非常に良くない。なぜなら「スプールあるし、201本体1台確保すれば替えスプールあり体制できるじゃん」ってなってまた買ってしまうのが目に見えている。202はぶっ込み泳がせ様で用途があり、201は若い頃の愛機の一つであるマイコン「301TB」とかぶってるので要らんはずなのに、既に手頃な値段で出物があったら確保するつもりになってしまっている。なんのためにエクセルで台帳作ってるのかって話で、ちょっと開いて確認すれば良かっただけなのに、その手間をかけなかったズボラさが症状に拍車をかける。アタイ、病気が憎いっ!
2026年2月28日土曜日
大塚製薬さん、ワシ、カロリーメイト箱で送ってもらっても大丈夫です
ワシ初めて釣った魚種だったので嬉しいっていうのに加えて、臭くて”猫またぎ”と嫌われがちなわりに、魚ッ食いな人たちに言わせると、ハズレ引かなければ充分美味しい磯魚という評価らしく。オカズ魚の確保に四苦八苦している状況で、旨い魚ならありがたい獲物と確保したのであった。
この手の磯魚で臭いってヤツは、概ね雑食してる夏に臭くて海藻食ってる冬は臭くないってのが相場で、まあ場所にもよりけりなんだろうけど、ワシ磯臭いとか言われる魚ではアイゴが好物と言って良いぐらい好みの魚で、ちょくちょく釣れるので食べてきたけど、多少独特の香りがすることはあっても、それ含めて味のある魚だと思って”磯臭さ”と言われるニオイは大丈夫なほうである。
で、釣り場で血抜きして、帰宅後すぐに内臓だけ処理して一晩寝かせて、ちょっとドキドキしつつお造りに。捌いている段階でたしかにいわゆる”磯臭さ”を感じるけど、たいしたことなく「こんなもん風味じゃ!」と言い切れるレベルである。そして、なんか皮ぎしにちょっと良い脂ののりがあったので、これは皮ごと食うべきだなと、皮目をフライパンで焼いて”焼きしも造り”としてみた。加熱するとニオイはキツくなる傾向があるけど、お造りだとほとんど好ましい風味の域を出ず。ちょっと美味しいはんなり脂ののった身質の良い白身。ハッキリ言って旨い。狙えるモノなら狙って釣っても良いぐらいには旨い。お隣漁港の伊勢エビ刺し網の船が停まってるあたりに、売り物にならないから捨てられていたりするけど、スカベンジャー(掃除屋)ナマジとしては鮮度が良ければいただきたいモノである。臭い個体にあたったらまた話は別なのかもだけど、冬場の臭くないのを鮮度良く持ってきて食ってしまえばご馳走である。 これは、ナマジが臭い魚好きっていう嗜好であるってのがないとは言わないけど、ドブ臭いセイゴとか普通に食えたもんじゃないと思ってるので、そういう食えたもんじゃない臭さとは全然違う。むしろ好ましい磯の香りだと感じる。ワシだけがそう思って食ってるんじゃなく、愛猫のコバンさんもアラを焼いたのを、白身魚など年開けてからとんとご無沙汰だったので、骨を砕く咀嚼音を響かせガシュガシュとむさぼっていたので、違いの分かる猫様もまっしぐらな美味であると言えよう。 まあ、磯魚の香りが苦手な人っているようで、そういう人は高い寿司屋でイシダイとか頼んでおいて「磯臭くてダメ」とかのたまったりするそうで、ダメなら最初から頼むなよと、突っ込みたくなる。この手の食べ慣れていない味や匂いがダメな保守的な味覚の人は一定数居るようで、よくグルメレポートとかで、ラムやマトンが「まったく臭みが無く美味しいです」とかやってるのを目にすると、ラムやマトンの脂の独特なニオイがなければ、わざわざ食う必要ねぇだろ?間違いのないところでブタでも食っておけと思うところである。魚もそうだけど動物でもそれぞれに異なったニオイ、風味というモノがあって、味と共にかそれ以上に、それは食欲を誘う部分でもある。以前もちょっと触れたけどすき焼きだの焼き肉だのの牛脂の焼けるニオイはかなり強烈だけど、あの食欲を直撃するようなニオイがなければ牛食った気がしないってなものである。苦手な食材を食べなきゃならない必要など無いので、そういう人は普段食べ慣れているモノだけ食べておけとお節介にも思う。腹が立つのはそういう保守的な味覚で、食べ慣れないものを受け付けない楽しめないだけの幼稚な味覚をもってして、本来美味しいモノを”まずい”とか言うのはやめてくれって話で飯がまずくなる。食に新たな発見も冒険も求めないのなら、栄養摂取だけしてれば良いって話で、以前にも使った罵倒の台詞「味のわからんヤツは一生カロリーメイトでも食っとけ!」って感じである。カロリーメイト、美味しいし栄養バランス考えられているし、保存性も良くて常備しておいて非常食として、本来の意味においても、不意に小腹が減ったときのオヤツの意味でも優秀。色んな味があってローテーションさせれば飽きもなかなかこないだろう。過去にはプレーンや塩味系のポテト味なんかの攻めた味も開発されていて、ポテトが最近売ってないのは残念で仕方ない。某ラノベの軍曹殿(元)は一時フルーツ味が廃盤になっていたのが復活してご機嫌になっていた。とても共感できるシーンだった。たしか高野秀行先生もカロメ大好きエピソード書いてたな。大塚製薬さんの攻めるチャレンジャー魂には敬意を表するところで、最近、エジプトにオロナミンCの工場を新設したとのニュースを目にして、世界市場で各種エナドリを向こうに回して勝負するその意気や良しと敬服したところ。レッド○ルだのモンス○ーエナジーだのの、我が国ではカフェイン抜かれてパンチがなくなってるらしい輩どもを蹴散らして、アフリカやアラブの人たちのションベンを黄色く染めてやって欲しい。元祖エナドリの実力を見せつけてやってくれ。ハラル認定は忘れずに。
ついでに、経口補水液だか点滴だかにヒントを得て、国内でいち早く”スポーツドリンク”の「ポカリスエット」を発売したのも、攻める大塚製薬ならではというところだろう。テレビCMで「理由があります」と言っておいてまったく理由を説明してくれないのがスッキリしなかったけど、まあいいや。そして近年その経口補水液「OS-1」が酷暑の夏に売れているというのは時代を先ゆく企業だなと思ったりもする。
磯魚であるタカノハダイの味わいから、脱線して完全栄養食のカロリーメイトから大塚製薬まで話が飛んだけど、栄養的に問題なければ良いというなら、某元軍曹殿のようにカロリーメイトと干し肉程度でいいっちゃいいんだろうけど、雑食のホモサピなら、たまには食べ慣れない食材や味にも挑戦しなければ、つまんない食事だよねって話。
釣り場でも、釣れたハモやらワニエソやらを放流してるのは、さすがに料理にやや面倒くさい技術が要るので分からなくもないけど、食べたことがないからと最近お馴染みのカタボシイワシを捨ててたり、酷いとアジ釣ってて小サバすててる釣り人がいたりして、アオサギやらトビに地域猫たちやら(スカベンジャーナマジも含む)が虎視眈々と狙っている有様である。そのぐらい試しに食べてみたらいいのにと思ったり、ワシの取り分が増えるから、いつまでも冒険などせずにワシが釣る魚残しておいてくれ。と思ったりもする。
今後、気候変動と密接に関係しつつ海水温も上昇し、海洋環境は変化していくのだろう。そうなってくると食べ慣れない魚も釣れるようになってくる。その時に食わず嫌いで美味しい魚を食べ損なうのもマヌケだけど、生息環境が違うと”毒化”したりするリスクも孕んでいる。それでも途中の過程でどれだけ犠牲が出たのか分からん「フグの卵巣のぬか漬け」などという技巧を編み出してでも日本人はというかホモサピは色んなモノを食ってきた。死なない程度の冒険はしておきたいとワシャ思うのじゃ。
2026年2月21日土曜日
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竿は、ダイワの古いパワーメッシュなブランクスを確保するため安い出物をサクポチっとした程度で収まっているけど、リールがちょっとまずい。サイエンテフィックアングラー「システム2ー89」、同「システム2ー78M」、PENN「スピンフィッシャー650ss」、大森製作所「キャリアーSS」と年開けてから畳みかけている(長年キャリアーって認識してたけどカタログ表記だと”キャリア”だな、まあいいや)。
順に見ていくと、フライリールのシステム2関連はまあ今使ってるののスペアスプール体制強化であり、あって困るモノではないというかあると便利。「システム2ー89」のほうは、長くスプール1個体制だったんだけど少し前に替えスプール1個付きのをそこそこのお値段で確保してあり、ボラ釣りぐらいしか最近出番無いので、まあ充分かなとは思ってたけど、4200円と格安のがメルカリに即決で出てきてたので買わざるを得なかった。実はこのスプールに穴が開いてない初期型のシステム2って米国市場では人気があるようで、イーベイ見ていると、定価200ドルぐらいだったと思うけど、それを超えてプレミアつけた強気の値段で出品されてたりする。日本でも穴あき時代のは5千円しないぐらいの手頃な値段で買えるけど、穴無しのは1万円越えていることが多い。4200円は穴あきの相場ぐらいの値段でお買い得だった。アルミ鋳造(ダイキャスト)でスプールに穴開いてなくて、多少重いんだけど、その重さも含めて高級機種にはない、飾らない実用品の良さがあると思う。なにしろ見た目が渋くてゴツくて良い。多少重いのは9番ぐらいまではワシ気にならん。竿とリールが多少重くても、投げるラインの重さが9番で一緒ならどってことない。10番以上とかになると、竿とリールの重さよりも振るラインの重さがそろそろしんどい重さになってくるとは思う。 で、カマス釣りやらで普段メインにしている8番のリールとしてはスペアスプール2個ありの「システム2ー78M」を使ってるんだけど、この大きさは同じ「78」でも「無印」「L」「M」とあり、加えてさっきも書いたように穴無しと、穴あきがあって、穴あきでもスプール外側面だけか、スプール内側も穴ありかとか細かい仕様違いが多くて、どれとどれが互換性あるのか、穴の有り無しは互換性ありそうに思うけど、現物で試さずネットでエイヤと買うっていうのは、まあ本体ごと買った場合スペアスプールがスペアリールになるだけで使えなくはないので良いんだけど、できたら同じ「78M」が欲しかった。で、しばらく前に出てきたんだけどヤフ○オク5000円スタートと、穴あきの3~4千円の相場を考えるとやや高く、売れンかったら値段下がってくるだろうと思ってたら、売れなかったのは予想どおりだったけど、出品取りやめてしまってガックリ。Lと無印はそこそこ出てくるけどMは結構珍しい。やっぱり「迷ったら買っておけ!あとで売ることはデキても、あとで買うことはデキん」というのは金言である。と思ってたら、珍しくあとで買うことができた。同じ出品者がまた出品してきたので、5000円開始価格+送料で無事確保。ヤレヤレだぜ。 ラインは表層ユックリ引きたい時もあるのでタイプⅡとかも欲しい、もちろん主力のタイプⅥは予備ライン含め2本は釣り場に持ち込まねばならぬ。もいっちょ重いタイプⅦとかも用意して、メッキの時期にはフローティングも、とかになると、同時に全部使うことはなくても、いちいち巻き替えるのも面倒くせえので替えスプールか変えリールに巻きッパで運用できるのは楽で良い。見よ!この充実の8番9番のフライリール体制!!システム2穴無し89が3台にプラス替えスプール1つ、78Mが2台にプラス替えスプール2つ、「システム1-678」、「コンセプト2-35」が1台ずつ。加えてマグネシウム本体は塩に弱いとやっぱり判明してお蔵入りにしたリョービ「455MG」も2台プラススプール1つあって、川シーバスとかには出せる。もはや充実を通り越して過剰である。しかたないよね?病気だから。足るを知れば不足はないのに欲望に歯止めをかけられないのは人類の宿痾か?話がデカすぎる?「650ss」に関しては、我が家には既に後継機種の「スピンフィッシャー6500ss」が2台体制であるので実釣面ではまったく必要ない。使用感もギアは4桁が基本ハイポイドフェースギアで3桁がハイポイドギアという違いはあるけど、本体スプール互換性があるぐらい共通部品も多く分かるほどの差はないと思う。そもそも6500ss自体オカッバリ青物一発大物狙いぐらいしか出番無いのに従来型PENN両軸機に手を出したのでなおのこと出番が減ることが想定される。じゃあなんで買ったのか?っていうのはまた改めて別ネタで書きたいので今回は触れない。
で、もいっちょの「キャリアーSS」は、一時4万とか5万とか異常な高値になってた人気機種をなんでマイナー好きのワシが買ってるのか?キャリアーでも若い頃の愛機「キャリアーNo.1」には思い入れもあるし3台持ってたりする。けど、SSはワシ的にはちょっとスプール径が小さすぎて、ウルトラライトタックルとしても”万能機”とお好きな人が評してた大森No.1サイズの方が使いやすくて、このサイズのリールに200gを切る軽量さがあったとてそれがどうしたって思ってた。にもかかわらず手が出てしまったのは、あんまり釣り具詳しくなさそうな中古なんでも屋さんがネットオークションに4台一山で売りに出してたんだけど、大森なんてマイナーなメーカー名聞いたことなかったのか、シマノ、リョービ他と件名がなっていて、「キャリア」はもちろん「大森製作所」「ダイヤモンド」とかで検索かけても表示されてこない状態で、かつ本体は樹脂製でサビに強いけど、金属パーツのベールワイヤーのラインローラの反対側とハンドルが腐食してて見た目ボロいので安く手に入るなと思ったのでダメ元で5220円で入札しておいたら4100円で落とせてしまったのである。ちなみにウオッチしてたのが6名でワシ以外にも気づいてはいたようだけど状態の悪さを鑑みて5千円も出せなかったのだろう。一時の異常な”プレ値”は、リールとしての実用性、性能が、当たり前だけどまったく変わってないにも係わらずすでに落ち着いていて、”大森アナリスト”としての相場観としては1万円台前半。箱とか揃って綺麗な個体で2万円超えれば良いところという感じになっている。まあこのボロさなら妥当な落札価格というモノだろう。ちなみに他の3台は要らんうえにかさばりそうなので、まだしも使えそうなシマノと本命のキャリアーSSの2台だけにして60サイズで送ってもらった。送られてきても整備する気にもならんようなゴミに送料かけたくない。ワケの分からん金銭的にまったく価値の無いような機種を喜々として購入してバラしているこれまでの所行からして意外に思うかもしれないけど、ワシの中には明確な基準があって、なんの個性も工夫も味わいもないような真の意味でのゴミスピは愛すべき”ゴミスピ”とは違うのである。ワシこだわりのある差別主義者なんである。![]() |
| 上段左タックルオートSS、右マイクロセブンCS |
ただ、リールを分解整備したくなると、何でも良いから開いて中身を見てみたいという、サイコパス系の人体解剖してしまう快楽殺人者の気持ちもちょっと分かるぐらい、どうにも止められないぐらい、いじくり回したくなるんんだけど、今現時点ではその症状は治まっていて、整備必要な使ってる機種も放置してる有様なので、いつになるか分からんですが、どういう結果になるか気長にお待ちください。こうご期待。
タイトルの数字?恥ずかしながら現時点で我が家にあるリールの台数です(そしてさらに2台配送待ちという恐ろしい事実)。










































