まあ一年の計はガンタンクってことで、いただき物の黒豆など楽しみつつ、今年もマメに釣り場に立とうと思ったりしておりますが、もう少し大きな今年のというか今後の方針として、ワシもうちょっとエラそうにした方が良いのではないか?という気がしてて、すでにちょっとずつ実践してはいるけど、今年は意識的に偉そうな態度でいってみたい。
ナマジもとうとう頭がおかしくなったのかという確信を持った読者様も居られるかと思うけど、ちょっとばかし説明させていただきたい。
ワシも人並みに日本人の”謙譲の美徳”ってのが分かるつもりなので、正直自分のことを達人だのカリスマだの天才だのと書くのは、顔から火が出るほど恥ずかしい。そういうことを自分もしくは自分たちで書いてるような人種をみると「良く恥ずかしげもなく書けるな、その程度で」とあきれる。でも恥ずかしいけど見て欲しいの、っていうマゾプレイを楽しもうというわけではない。なんか最近というか昔からだろうけど、謙譲の美徳で「自分なんてたいしたことないんですよ」って言ってると、本当に額面どおりに受け取って「ああコイツたいしたことないんだな」って思うバカが世の中にあふれてて、アホでも偽物と分かると思うようなヤツでも、自称カリスマやら自称天才やらがもてはやされたりしてるのを散見するにつれ、人は意外とクソミソ判別ついてなくて、エラそうなこと言ってるヤツのクソみたいな御高説をありがたがるということを感じざるを得ず、まあワシのブログは違いの分かる玄人さん達だけ読んでくれればけっこう、っていう思いも矜持もあったんだけど、釣り場にゴミ捨ててくような馬鹿野郎どもにも多少は読ませる努力はせねばならんのではないかと、ちょっと反省して、昨年の「ワシの大森は格好いい!」とか年末のベスト3の根魚クランクネタとかちょっと意識してエラそうに書いてみた。自分でも紅顔不遜でやな野郎だなと思うけど、バカにはこのぐらい書いた方が分かりやすいのなら頑張って書いてみようとしてみました。いかがでしたでしょうか?バカっぽさが感じていただけたのなら幸いです。
という自らを演出する方向では、丸橋栄三先生という先達がおられて、大いに参考にさせてもらったというか感銘を受けている。ご自身の記事で「世界のEIZO」とか書いてるのを初めて目にしたときには、なんじゃこの自己顕示欲の権化の気色悪い釣り人は、とあきれ果てたモノである。ただ、丸橋先生がそういう自己プロデュースをなさったのは、本人の元々のキャラだという説もあるけど、井の中の蛙で、釣れるだけ釣って釣り場を潰した証拠写真のような魚並べた写真が大手を振り、竿を自分で支えもしない”釣り”かどうかも怪しいような釣りがエラそうに語られている日本の釣りの状況を鑑みて、それがクソかっこ悪いことであり釣り場や魚をもっと大事にして、釣りはもっと技術やら工夫やらを楽しまなければならないということをバカどもに叩きつける必要があったからだと思う。そのためにはエラそうなことを言うに値する実績が必要で、日本人初の世界記録をロウニンアジ(1984年、16Lbクラス・35.4kg)で打ち立ててみたのを皮切りに、世界中の海で川で大物を仕留めて”背中を見せて”かつ言うことも言ってたし今もその姿勢は貫かれている。魚が居なけりゃ釣りなどできないってのは全くそのとおりである。いまでは丸橋先生のことは敬愛しまくっている。釣りの世界ではたいした魚釣ってないやつに発言権はないに等しい。だからワシも、発言権を得るためにという側面もあって、分かりやすく評価基準になるシーバスの80オーバー(自前で釣ったヤツ)とロウニンアジの20キロオーバーには若い頃とことんこだわった。まあ90UPのシーバスも30キロオーバーのロウニンアジも釣ったので、その分の発言権ぐらいはあると思っている。
とはいえ、自分より上手な釣り人とかいくらでもいることを知っているので、私ごときがエラそうに能書きたれるのはおこがましくて恥ずかしいってのは、あるんだけど、読んでもらいたい大事なこともあるので、クンフー積んで、おこがましくて恥ずかしく感じる必要がなくなるぐらいに、良い魚を釣り、良い釣りをしていかなければならないとも思っている。
当面の目標としては、根魚クランクちょっと良い感じなので10キロ釣ったら分かりやすい実績だろうからそのへんは一応目指す。他にもまだ釣ってないハモとかそろそろやっつけろだし、クソ夏の上手な対応方法とか我が家の食糧問題だしなんとかいたいし、とにかく海も変わっていってるので来た魚を逃さず釣るって感じで、今年も釣り場に立とうと思う。
で、多くの人に読んで欲しいことの代表的な話として、釣りは安全第一ってのがあって、我が家ではシーバスシーズン入るときと新年に膨張式の救命胴衣、救命浮環が空気漏れなどせずちゃんと使える状態にあるかチェックすることにしていて、その方法は是非とも知っておいて欲しい。二酸化炭素ボンベ使って膨らまさなければならないとなるとお金も掛かるしで、面倒くさくなってしまうけど、長期間漂流するときに空気が抜けてきたのを口で吹いて空気補充する管が付いてて、それを吹いて膨らませれば、使わなければ消費期限は実質ないにひとしいらしいボンベを消費せずにチェック可能です。ボンベは長持ちするので、むしろ劣化して使えなくなるのはガワの部分で、ワシが長期ほったらかしにしていた救命胴衣は口で吹く管が接着剤剥がれてなくなってて、紐引っ張っても膨らまず肝を冷やしました。
定期的に買い換えるのは必要だと思うけど、とりあえず年に1,2回ぐらいは口で吹いて膨らませておくことを強くお薦めします。
ワシの使ってるやつは写真のとおりちゃんと膨らんで空気漏れとかもなくバッチリでした。
今年も、安全・健康に気をつけて、良い釣りしましょう。
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