2026年3月7日土曜日

明日できることを明後日に

 ワシ結構ズボラな性分で、気分が乗らないととっと片付けた方がいい案件を「まいいや」 ってな感じで先送りにしがちである。そうするとズルズルと先延ばしされた結果、後悔するような状況になってしまうこともあり、恥を忍んでその様を公開して、皆様に他山の石としていただこう。「やる」そんな言葉は使う必要がねえんだ。なぜならワシやワシたちの仲間はその言葉を頭の中に思い浮かべた時には、実際にやっちまってもうすでに終わってるからだ。ってな感じで皆様迅速な対応をお願いします。

 なにをヤッちまったかというと、去年主力で使ってたベイトのABU「アンバサダーブラックマックス」と大森製作所「タックルNo.2」改ベールレス仕様をシーズン終わった12月に「バラして塩抜きしてフルメンテしておかねばな」と思ってから、はや2ヶ月ちょい、暇なときにでもと先送りにしてしまった結果、春シーズン直前になってやっと手を付けたときには、ちょっといただけない状態になってしまっておりました。反省。

 まずは、主にシーバスに使ってたタックルNo.2、昨年も非常に快調でラインローラーとハンドルノブ、主軸がローターに刺さっているところにはまめに注油してたけど、フルメンテはラインローラーが糸溝ついてきて換装したときにやっただけでその後放置。のわりにはたいしたことなくて、矢印で示した逆転防止のローター軸のギアに填まってる部品が鉄系なので、ちょっと錆びてグリスが茶色くなってた程度で不具合生じるような腐食は生じてなかった。浸水した形跡があるけどベアリングも錆びてなくて一安心。この時代の大森の場合、主軸と逆転防止の部品が鉄系で、ベアリングもステンで腐食するのでまめな塩抜き推奨である。といっても単純で整備性はとても良いのでたいした手間じゃなく、もっと手をかけてやらねばならなかったと思う。

 で、ちょっとまずかったのがABUのほうで、こいつは樹脂製本体なので、そのあたりは腐食に強いっていうのもあって油断したのと、指で外せるネジでカパっと左カバーを外してスプールのベアリングとかに注油は簡単なのでそこまではまめにやれるんだけど、そこから先バラそうとすると意外に面倒くさいうえに、レベルワインダーのグルグル棒の外し方が分からんとかややこしい面もあって、おろそかにしてしまっていた。土砂降りの中使った後バラしてから右カバーの方は開けてなかった。まあ半年以上雨の日の運用も多い中放置プレイ。そらまずいわなと薄々かんじてたけど「まあいいや」と先延ばし。その結果はメインギアの上のドラグ押さえの鍋蓋型パーツ、その上の金属ワッシャーあたりに錆の混じったグリスがまとわりついている状態。幸い錆びてたのは1カ所で、ステンのベアリングは今回問題なく、錆びてたのは革のドラグパッドを押さえる鍋蓋型部品で、革に接触する側の面が、鉄系にクロームメッキだと思うんだけど、メッキはげまくりでめくれたメッキが凸凹作ってて、とてもドラグパットとの間で滑らかに回るようには思えない。この状態でも、実はドラグは相応にまともに機能していた。なぜならドラグパッドの革には表裏2面あって、鍋蓋が押さえる面がまともに回ってなくても、メインギアの底面に革があたってる面がスムーズに回ればドラグとしてはまともに機能する。メインギアは錆に強い真鍮なのでまずこちらの面が固着したり、腐食で凸凹して滑らかさが損なわれたりというのは考えられない。けど、両面スムーズに滑って、よしんばどちらかが固着しても片方で機能するっていうのは確保しておいた方が良いだろう。アンバサダーはそれなりに”部品売り”が盛んなリールなので新しい交換部品を買っても良いし、同型列の機種は何台か確保してあるのでそっからもってきても良い。でもまあ鍋蓋型部品の裏面は、凸凹してなくて引っかかりなくドラグパッドとの間で滑らかに滑ってくれれば良いだけで、どうせ錆びたし、耐腐食性ガン無視で、サンドペーパーで引っかかりが無いようにならしてしまって再利用ということにした。腐食して凹んだところを削りきるところまではいかなかったけど、剥がれたメッキが尖ってるような凸部がなく、多少凹んでるところはあっても、尖ったところがなくなだらかな凹面なのでグリス塗って組んでみた感触からいって問題ないようだ。ここは錆びると認識して豆に塩抜きしてやって、錆び始めたらまたサンドペーパーでならしてやろう。ブラックマックスまったく魚釣る性能的には満足しているけど、整備性はレベルワインダーが外し方わからないとか、ギア側を整備するには結局全分解が必要とか、やや面倒くせぇ部分があるけど、そのぐらいはめんどくさがらずちゃんと整備してやれという話で、削らなきゃならんぐらい錆びさせたのはお恥ずかしいかぎりである。海水使用を前提にすると、とにかく塩による腐食対策というのが重要で、バス用クラスのアンバサダーだとやや素材選定に塩に対する耐腐食性が足りない部分もあるので注意が必要かも。そのあたり、放置でも交換すれば良いベアリングぐらいしか錆びないPENNの耐腐食性の高い素材選定・設計は、海で使うのには面倒くさくなくて良いというのを改めて感じるところ。大森やABUも決して錆びやすい塩水で使えないリールではないけど、それが売りのPENNほどではないということか。

 まあ、ズボラなことをやってると、しょうもないミスを犯しがちで、「マイコン200」シリーズの201の替えスプールがネットオークションに出てたので、「お、2台体制でスプールを替えスプール化してるから1台スプール無し状態なんだよな。ちょうどいいや買っておこう」と買って届いて填めようとした填まらん。ワシ使ってるの「202」やんけ!ということで使い道のない201のスプールが我が家の蔵に転がって居る状態が発生してしまっていて、これは非常に良くない。なぜなら「スプールあるし、201本体1台確保すれば替えスプールあり体制できるじゃん」ってなってまた買ってしまうのが目に見えている。202はぶっ込み泳がせ様で用途があり、201は若い頃の愛機の一つであるマイコン「301TB」とかぶってるので要らんはずなのに、既に手頃な値段で出物があったら確保するつもりになってしまっている。なんのためにエクセルで台帳作ってるのかって話で、ちょっと開いて確認すれば良かっただけなのに、その手間をかけなかったズボラさが症状に拍車をかける。

 アタイ、病気が憎いっ!

1 件のコメント:

  1. ABUの錆、ドラグ関連のワッシャーに集中してるんですね
    往年モデルも80年代中頃のも純海水で出した日には必ず全バラ塩抜きする必要があるので薄い汽水域に留めています。
    それでも3回に一度は全バラグリス交換して状態維持してますが、
    かなり面倒です。
    レベルマティック仕入れるまで純海水は完全お預けですね。
    大森はまだ気密性高いですし素材もある程度海視野に入った設計ですがMitchellはアンバサダー同様毎回バラして対応してます
    気分的に限度が来たらPENNにバトンタッチが常態化してます。
    マイコン201、私も持ってますが
    スピニングリールのいろは覚えたのがこれです

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