ルアー図鑑うすしお味第9弾はこの企画が始まるきっかけとなった、北欧フィンランドはニールズマスター社インビンシブルのネタについて、以前書いたその後をボチボチと書くヨ。
インビンシブルネタ書いたときに、「インビン欲し~!」「インビンシブルで釣って「無敵~!」とか叫びて~」と強く物欲が刺激され、チョットだけ先っちょだけ探して買ってみよう。ということで、ネットでトラウトにインビンシブルお奨めしている釣具屋さんの通販で買ったり、中古屋巡りで探したり、Sスイで売れ残ってるのを確保したり、虎ファンちの釣り具部屋から発掘したりで、それなりに数も集まってなんとなく満足しているところである。
8センチでは早速シーバスも釣ってみた。普通に優秀なバルサミノーで独特の後方に行くとスリムな形状は意外と飛行姿勢安定して、ラパラのF9のような「軽くて飛ばネ感」は無く、シーバス近距離戦なら充分戦力となり得る、というか使った日の活性も良かったが、ばっこし丸呑みされるぐらいに魚が素直に食ってくる。まあ飛距離はフラットラップには負けるが、それはむしろフラットラップが異常に優秀なのである。
というように正直フラットラップで困ってないので、どうしてもインビンを1軍ルアーに据えて、そのために弾数そろえて、という気にはならないので、このぐらいあればたまに使って楽しめるだろうと思っている。
インビン通販でまだ売ってる釣具屋さんでは略称は「インビシ」となっていた、マックとマクドの違いみたいなものだろうか。
いくつか買って送ってもらったら、箱がニールズマスターでオジサン中身のルアー本体より興奮しちゃった。宛先票とか貼っちゃっているのだが、こういうのは綺麗な箱だけくださいとか言って集めちゃうとあざとくてダメで、宛先票ラフに剥がした状態でインビン保存用に何気に蔵にポロッと落ちているナチュラルさを演出するのが乙ってもんでしょ。
前回、フィンランディアではないかと書いた左のミノーはスタルワートという名前のようだと判明。顎下のキール部は重りが入っていて前傾姿勢のミノーらしい。勉強させてもらいました。もう一つ名前分からなかった太いミノーは結局特定できず。
ちなみにフィンランディアの今の形はこんなんです。上の2.5センチぐらいのフィンランディアもしっかりキールの張り出しとか塗装とかフィンランディアっぽくて可愛らしいデキ。良いです。
虎さんとのやりとりで、昔はニールズマスターのルアーもラパラみたいに紙の箱にプラの蓋だったけど、コータックが倒産して放出されてたころのは、「安っぽいパッケージやった」とありましたが、確かに現行品は右のような感じのいわゆるブリスターパックでした。
なんかニールズマスターの箱見かけた気がして蔵をちょっと探してみると出てきました。
サイズから言ってスペアヘッドが入っていたようです。
バッチリ入りました。しかし600円の安売り価格で買ってたとは意外。高級ルアーでお宝扱いしていたように思っていたが当時のお小遣いではコレでも高価だったということでしょうか。
でも、なかなかどうしてブリスターパックも悪くないデザインで、パイクが食ってるルアーのリップには「フィンランド ニールズマスター」とお馴染みの文字が書いてあるというお茶目なイラスト。流石フィンランドやりおるわいという感じである。
インビンシブルいくつか買って、最近5と8センチにはリップの大きなディープタイプ「DR」もあるらしいと知った。8センチのDRは足場高いところで使うシャドラップの代打打てるかもしれん。
虎ファンさんにもらった12センチのジョイントは、ジョイント後方が板系のリグで受ける丈夫な作りになっている。初めて知ったがインビン使いには常識だっただろうか。
8センチも12センチも、いずれ劣らぬナマズ顔で癒される。顔が平べったいと左右の首振りの際に水の抵抗を受ける面積が小さくて、より激しくアクションするとかあるのだろうか?
キャストの時に幅広のボディー前部が重量を稼いで投げやすいバランスを保っていたりするのだろうか?
そんなのあんまり関係無く、ラパラと違う感じのミノー作れんかいな?とぼんやり意識しながらシュッシュとバルサ削ってたらなんか良い形ができて、投げてみたら「けっこうイけるやン!」となったんじゃないかぐらいの緩い開発秘話があったりするんじゃなかろうか。そんなとぼけた顔である。
「北欧のルドラ」としてSスイで売り出していたのはこの15センチくらいがメインだったと思うが、こいつもナマズっぽい顔してるが、サイズのせいかちょっと精悍な顔をしているように見える。
早速トリプルフックをシングルバーブレスに変えて、秋のカヤックシーバスシーズンに導入予定である。まあコレで釣れたら楽しいだろうなというお楽しみルアーである。
投げたくなるような魅力のあるルアーって良いルアーだと思わないですか?
色づかいが、オレンジ黄色緑と変化してそれに濃い色の縞が入るという感じで、やっぱり豪州のルアーの色を想い出させる。
バラムンディ用ミノーの色は北欧の「塗り」をポップにして受け継いでいると感じていたが、このカラーなどは逆にニールズマスターが豪州を意識して塗ったとしか思えない。
こんなカラーのタスマニアンデビルがあったような気がする。
ということで、次回は豪州のルアー達に思いを馳せてみたい。
こんばんは!
返信削除大分集まってきましたね。
我が家にはまだ2本あるはず。
小さ目のジョイントです。
発掘されたら送りますね。
B級ルアーと言ってしまうのがはばかれる優秀ルアーですね。
おはようございます。
返信削除正直、ラパラF9のフックに鉛線かまして使ってた時代、インビンの8センチがあれば事足りてたかもしれません。なにげに優秀。実力はA級です。
顔がとぼけてるのも良い味出てます。一軍控えでベンチ入りぐらいさせておこうと思います。