2024年3月8日金曜日

鳥山先生、あなたがナンバーワンだ!

 ドラゴンボールの作者である、なんて前置きする必要もないぐらいのマンガ家、鳥山明先生が、3月1日急性硬膜下血腫により亡くなられたとの訃報が・・・・68歳とのことで世界中で愛された作品の生みの親の若すぎる死に衝撃が走っている。ドラゴンボールも凄いけど、なにげにゲームの「ドラゴンクエスト」のキャラクターデザインとか後生に与えた影響はすざまじく、多分いま”スライム”と言って皆が水饅頭みたいな可愛いキャラクターを頭に思い浮かべるのは、鳥山先生の功績に他ならないと思う。 

 「ドクタースランプ」も「ドラゴンボール」もジャンプ掲載時にワクワクしながら読んでいた直撃世代としては、感謝を込めて安らかにお眠りくださいとお祈りするしかない。

 よく、ネットではマンガ家で”画力”が高いのは誰かという議論がなされる。書き込みの多い緻密な絵を描く三浦建太郎先生や森薫先生が候補としてよく上がってくるけど「マンガ表現としての画力というのは、単に絵が上手いだけではなく、マンガとしての動きや物語を表現しうる能力というのも重要ではないか?」という疑義が呈され、そうなってくると俄然、それなら鳥山明先生が一番だと推す声が大きくなる。私もそれに一票投じたい。

 アメリカのカートゥーンみたいなコミカルな表情変化から、戦闘シーンの迫力のある動きや衝撃の大きさまで描ききる力量。これをマンガ家の画力といわずして何という。

 ドラゴンボールはキンドル版でも読み直したけど、今読んでもまったく古びてないどころか、夢中になって読むことができた。これからも世界中で先生の生み出した作品やキャラクター達は愛され続けるだろう。

 鳥山先生、楽しい時をありがとうございました。

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