2024年2月17日土曜日

売るためのとってつけた機能ではなく、釣り場からの要望とかの反映

4200ss~9500ss
 薄々読者の皆様お気づきかもしれませんが、ワシ「PENN」についてはちょっとうるさいよって感じで、このところ4桁スピンフィッシャーを分解整備してたんだけど「そもそも一括りに4桁スピンフィッシャーと言うけれどもニッチャァ」って感じでネットリじっくり書くこと沢山あって、前回あれほどネチクリネチクリと書きまくっても、まだ書き足りない。っていうか書きまくってたら収拾つかなくなって分けて書き残してた分をちょいと整理したのが今回のネタでございます。れいによってこれまでも書いてきたことの繰り返しにもなるだろうし、先週書いたことさえまた書いてるかもしれない。それでも書く。なぜならワシが書きたいから書くのである。熱暴走して頭おかしくなってるのかってぐらい書く。

 

550ss,5500ss,4500ss
 前回チラッと書いたけど4桁5500ssは3桁550ssの直系じゃなくてむしろ3桁450ssの直系であるとか、久しぶりに4桁スピンフィッシャーをいじってて改めて気付いたこともあり、そのへんを整理した感じの内容になる予定で、前回のネタが「4桁スピンフィッシャーの薦め」的な一般的?なモノだったのに対し、今回のネタはPENNに興味の無い人には一切楽しめそうにない重箱の隅をつつくようなネタで、主に3桁から4桁への変遷過程を推理しつつその辺りを行ったり来たりしつつ書いていきます。PENN沼の皆様におかれましてはそこそこ楽しめる内容になると思いますので楽しんでいってくださいね。

 スピンフィッシャーの3桁と4桁の違いというと、3桁は全モデル金属本体で4桁になると5500ss以下が樹脂製本体になるという大雑把な印象が一般的だと思うけど、実は正確ではない。なぜなら3桁にも樹脂製本体のが存在するからである。

5500ss,4500ss,4400ss
 3桁シリーズのうち、最初実は440ss450ssも左ハンドル専用の金属本体の機種だった。形式は420ss430ssがそうであったように、インスプール時代のZシリーズをアウトスプール化したような外観。おそらくウォームギア機。しかしこのモデルは短命だったらしく「ミスティックリールパーツ」さんところの写真などで外観の写真しか見たことがなく、オークションでも出てきたのを見たことがない、内部のギア方式とかは不明。ちなみにミスティックリールパーツさんところの450ss、440ssの冒頭写真は左専用の初期型だけど、展開図やパーツリストはその次の左右両用版になっている。この左右両用版になった時点で、なぜか440ssはカーボン樹脂本体、450ssは金属本体と分岐している。この時の2機種の機構が実は4桁4400ss4500ss5500ssの元になっていて、ベールアーム側に反転機構を、反対側にベールスプリングを持ってくる構造はここから採用されている。なので、3桁550ssと4桁5500ssとではボディーが金属製から樹脂製に変わったということだけでなく、設計が550ssより後発で改良が加えられた450ssの後期型に寄せられていて、ベールスプリングの巻き数も増えて耐久性も増しているのである。ちなみに3桁から4桁にかけての変化として、ギア方式がスパイラルベベルギアの中心軸をズラしたようなハイポイドギアから、今のスピニングの標準的なギア方式であるハイポイドフェースギアに変わったことを把握している方も多いだろうけど、私の見てきた限り、4桁になっても初期の頃は余ってたハイポイドギアぶち込んでたのか、ハイポイドギアの4桁6500ssとかが存在するのを確認している。

ドングリノブ、樹脂ノブ金ハンドル、樹脂ノブノーマル
 ついでに、4400ss4500ss5500ssの初期型はドングリノブが付いてるタイプで、これらはギア比が大きいハイスピードタイプになっている。なぜなら、これら初期4桁中型機も3桁に搭載されていたハイボイドギアを突っ込んでいて、ギア比も5.1:1の3桁後期のギア比を当然ながら踏襲しているからである。その後4桁の当該3機種はドングリノブではない金ハンドルの時代になって、4桁では標準的なギア比4.6:1のハイポイドフェースギア搭載に変更されている。そして黒ハンドルT字樹脂ノブのよく見るハンドルの時代に移行していく(写真はすべて4500ss)。

 おさらいでスピンフィッシャーZシリーズから3桁そして4桁への推移を見ていくと、まず小型機716z714zはそのまま金属本体の左巻き専用機で、ギア方式も互換性があるぐらい同じなウォームギアを踏襲して3桁420ss430ssに引き継がれ、4桁に移行する際に樹脂本体になるとともに内部のギア等を一新、4200ssではハイポイドフェースギア採用で”大森っぽい小型スピニング”に、4300ssはギア方式こそウォームギア方式を踏襲するも、ハンドル軸のギアは小型化され左右両用になって生まれ変わった。ただ両機ともに3桁時代とスプール互換性はあって双方持っているとスペアスプール体制が組めて便利だったりする。

 Zシリーズのその前身というか色違いの”グリーニー”な716、714から4桁まで小型2モデルはずっとワンタッチスプール採用で、惜しむらくは第4世代の”ssg”になるとワンタッチスプールが廃止で小型機についてはスプール互換性がなくなる。ギアは中型も含め4桁と同様の形式のものを踏襲している。

 同じ型番のモデルでも発売年とかで微妙にちがってて、716、714と716z、714z初期が実は単なる色違い程度の違いなんだけど、716Z、714z自体は90年代まで4桁と並行して作られていた超ロングセラー機なので、細々した違いが生じている。古いのはハンドル根元に注油穴が開いていて、本体蓋が金属製。新しいのは注油穴省略で本体蓋も樹脂製に変更されている。
 4200ss、4300ssも細々とした変更が加えられていて、後期型はハンドルが改良されて写真上の上の方の半月型にギザギザが入ったタイプに変更されている。前期型のハンドルノブは掃除がしにくくて回転が悪くなりがちなのでそのあたりの改良だと思う。あと、ワンタッチの爪が金属の三枚羽タイプから後期型は、白い樹脂製の取り替え式の爪を填める方式に変更されていて、金属の爪は折れると主軸ごと交換なので、爪だけ交換方式は経済的で良い。今時のリールでワンタッチ式スプールってほぼ絶滅(ミッチェルブランドの最近?の機種にカートリッジ式があったっけ?)してるけど、素早くスプール交換できてドラグもいじらなくて良いのは実用面で大いに利点だと思うけど、まあ実用面なんて売れるか売れないかにあんま関係ないってのがここまで証明されてしまうと、流行じゃなくて売れそうにない機構はわざわざつけんのだろうな。大型リールで付いてたのはメタロイヤルフィッシングサファリとかのリョービ勢が最後だったけど、リョービも釣り具部門売るハメになったし、ホント良いモノ作ってりゃ売れるってワケじゃない。

712,440ss,4400ss
 中型機に移ると、初期の左巻き専用440ssが712zと同サイズなのかは実物確認してないのでなんともあやしいけど、先ほど書いたように初期版の440ssはZシリーズみたいな形状の左巻き専用の本体なのでその可能性はあると思っている。コイツの中身は不明だけどおそらくウォームギア機で、次にでた後期?440ssは、設計から言ってほぼ4桁4400ss同様の仕様だったようだ。本体樹脂製で712z(写真は712)ではドラグが3階建てだったのが、440ss及び4400ssでは直径の大きな1階建て方式になっているので、おそらくアウトスプール化した初期440ssのときに変更してから踏襲しているのだろう。4400ssより大型の4桁には終盤日本仕様の”ssj”モデルがあって、コイツには元は9500ssにしかなかったラインローラーのボールベアリングが入った。4400ssは途中からギア方式がハイポイドフェースギアに変更されているが、初期のドングリノブ個体にはハイポイドギアが入っていて、440ss後期樹脂本体版と4400ss初期ハイポイドギア版は同一仕様ではなかろうか?っていう感じで意外にズルズルとちょっとずつ微修正加えながら改良されていってるというのが、このことからもうかがえる。ちなみに、3桁に金属本体じゃなく樹脂本体のがあったと書いたけど、ということで440ssの後期型?がそれ。写真ではかすれかかってるけど「GRAPHITE」の印字が読める。叩いて確かめると確かにコッコッて感じの樹脂製の音がする。
 あと細かい話だけど4400ssの時代にスプールの上部の形状が変更されている。旧型は稀にラインがドラグノブの下に巻いてしまうことがあるけど、新型はそうならないようになだらかに傾斜させてある。
 写真左が旧型スプールwith初期4400ss、右が新型スプールwith後期4400ss、440ssgドラグノブを添えて。って感じで第4世代440以上の機種はスプール3桁4桁と互換性があり、当然ドラグノブも互換性あるんだけど、後発の第4世代ssg、ssmのドラグノブは効果あるんだかないんだか防水パッキンが追加されていて、それとは別にドラグノブの止まりが良くなってて緩みにくくちゃんと進化してるので可能な範囲で換装してある。
 ついでに書くと以前書いたように、大型機とかのドラグノブは当初樹脂製だったのが4桁後半にはドラグワッシャー押さえるアタリ面が金属製にアップデートされている。も一つついでに書くなら4400ssとか中型機は逆転防止のラチェットの歯が6(4もあったかも)から8へと増やされていて、途中からドックを留めるEクリップが追加されている。ラチェットの厚みがEクリップ有り無しで違うようで互換性無いので注意が必要。(追加註:最終モデルでラチェットを爪ありドックではさむのではなくダイワっぽく針金パーツで主軸の回転を利用して消音化してる爪無しドック版も存在した様子、互換性有る無しはこの最終モデルとそれ以前かも?) 

 次に、初期450ssと710zが大きさ的に対応しているのかはこれまた怪しいところだけど、700zが550ss、704z650ss706z750ssと一応糸巻き量的にはやや近いので、710の本体形状をそのまま活かして初期450ssは作られたと考えた方が自然かなと思っている。450ssの後期版は440ssとは違って金属製であり、ひょっとしたら後期版440ssと450ssを同じような設計で金属本体と樹脂本体とを作って市場に出して、故障の出方や評判を見て次のシリーズである4桁の設計に生かしたのではないかと愚考する。結果、樹脂製本体は時流でもあり、市場でのユーザーの評価も悪くなく「すぐ壊れる」なんてクレームも上がってこないので「よっしゃ中型機までは樹脂製本体でいいな」という判断になったんだろうと思う。で、設計的には似た感じの440ss並びで樹脂本体化して4500ssになったという流れか。

 でもって、550ssは登場初期から700zをアウトスプール化しただけの設計ではなく、最初から左右両用ハンドルの金属本体モデルで、かつスプールとか共通だけど意外と後継機の5500ssとは設計が違う。5500ssでも途中からギアがハイポイドギアからハイポイドフェースギアに変わってるのもあるけど、写真右が550ssだけどベール反転がベールアーム側にあって、かつベールスプリングもそっちに入ってるので、回転バランスから考えても後期440ss、450ssで始まったベールスプリングがベールアームと反対側にあってベールアーム側には写真左のようにベール反転機構が入ってる5500ssの設計の方が重量分散してて良さげだし、何よりあのウニャァっと伸びてる2回巻きのベールスプリングより、5500ssにも採用された後期450ss、440ss方式の3回巻きスプリングの方が、どのみち1.5倍ぐらいじゃ定期的な交換は避けられないにせよ長持ちはする。ということで、5500ssは550ssの直系というよりは、後期450ssの直系に近いのかなと思っている。550ssをまず発売して、その問題点や左右両用の好評さとか勘案して改良した設計が後発の後期450ssだとも考えられる。樹脂本体という点では後期440ssの設計を5500ssに反映したとも言えるけど、440ssはドラグが1階建てで、4500ss、5500ssはドラグが3階建てになる点で設計上の違いが大きい気がする。というような紆余曲折ありつつも4500ssと5500ssは樹脂製本体、ベール反転機構とスプリングが分散式、ドラグが3階建てと共通の設計思想で、糸巻き量違いの兄弟機だとワシの中では分類している。

8500s,7500ss,6500ss
 で、兄弟機という点では大型機に移って650ss、750ss、850ssは糸巻量違いの兄弟機だとこれまた思っている。アウトスプール化の時におそらく750ssの元になった757をベースに設計されたんだろうと思うけど、とにかく単純丈夫な鋳造アルミ本体の外蹴り機でぶっ壊れるところが少ない。ベールスプリング意図しないベール返りで壊れるストッパー周りを用意しておけば、遠征先でも困ったことがない。ストッパーはよしんば壊れても予備のカチカチ鳴る方を使えば当座はしのげる。っていう感じでこの3桁3機種はこれはこれで完成形に近く、4桁6500ss7500ss8500ssになってもギア方式がローター軸のギアを真鍮製のかさ歯車に斜めに溝を切らにゃならんようなハイポイドギア方式(ハンドル軸は真鍮だったりアルミっぽい素材だったりなんだりかんだり)から、安価で製造しやすいローター側真鍮、ハンドル側真鍮芯亜鉛鋳造のハイポイドフェースギアに順次(最初の頃の4桁にハイポイドギアが入ってることがある。ギアはセットでなら互換性あり)換えたぐらいでほぼ一緒、最後の方でssjにはラインローラーにベアリングが入ったけど、まあこのクラスのマグロとかが掛かる可能性があるようなサイズのリールには社外品のボールベアリング入りラインローラー入れるのは普通で、ボールベアリング嫌いのワシでも念のため入れちょったぐらいであり、あんまいじる必要もないリールだったわけである。ハンドルピンが曲がるって?それはスピニングリールの使い方を分かってなくて”ゴリ巻き”して壊しているだけであって、ポンピングで竿で稼いだ分だけ巻いてりゃ純正ハンドルでも壊れないって話は証明済み。ついでに書くと7500ssと8500ss(750ssと850ssも)はスプールとそれに伴ってローター周りの大きさ変えただけっぽくて、ギアも共通で本体蓋さえ共通の仕様。っていうのに銘板ハゲ個体の7500ssj用の銘板付きの蓋探していて気がついた。

9500ss
 そして、4桁から投入の超大型機9500ssは最初っからマグロとかドラグ使って走らせまくって獲るための機種として設計されている。どっかの大手メーカーさんがさも新しい技術のように宣伝してた、スプール裏面の広い面積を使ってデッカい直系のドラグパッドを用いる方式を90年代には採用し、尋常じゃない速度で走る魚にラインをくれてやって対応するべく、糸巻き量は30lb340ヤードと新品のスプールに糸巻くとくたびれる大容量。そして最初っからラインローラーはボールベアリング入り。黎明期のジギングで数々の記録がこのリールで打ち立てられたのは必然だったのかと。そういうのを狙って設計されています。

 っていう具合で、4桁スピンフィッシャーには、インスプールの70年代から脈々と引き継がれてきて、PENN社のそしてPENN使い達の知識やら技術やら情熱やら要望やらが詰まって形作られていった究極の実用スピニングだとワシャおもっちょるのさ。

950ssm,430ssg
 第4世代と呼ばれる3桁ssg、ssmシリーズも逆転機構を一方通行のベアリング一個に任せてしまって簡略化し、ギア方式は踏襲、小型モデルを除き引き続きスプール共通な、単純設計で丈夫なスピンフィッシャー直系のシリーズだと思うけど、諸悪の根源”瞬間的逆転防止機構”はPENN社をしても完璧には設計しえず、430ssgは使いやすくて気に入ってるけど、冬の東北に持っていくとグリスの粘度が上がって逆転防止が効かなくなる。とかいうのを何とかしようとすると、結局PENN社でさえ日本の大手と一緒で、やれ防水性がとか、本来水辺で使う道具に入れちゃダメな種類の濡れるとダメな機構を入れたがために面倒くせえことになっていて、も使ってみたいけど二の足を踏んでしまうのである。

 

 という感じで、4桁中心に細かいネタをあれこれ突っ込んでみました。この手の”何年式モデル”みたいな話は歴史の長いリールではお馴染みのネタだけど、丸ABUやらミッチェル408、308やらほど我が国では人気がないPENNスピンフィッシャーについて、誰か書いてくれると良いなと思いつつ、ワシぐらいしか書かんか?と諦めて書きました。と言いつつ年代書いてないけどミスティックさんところで調べれば分かるし細かい年数とかは興味ないので無視。ちなみに樹脂製の4桁スピンフィッシャーにはデカールの下とかどっかに製造年が刻印されてたりするけど、本体パーツを作った製造年でしかなく同じ本体で中身の仕様がヘタするとギアごと変わってたりするのは書いたとおりであり、あんまアテにならんと思ってます。でもって全体的な設計変更や新機種投入の経緯を見ていくと、タイトルに書いたとおり、往年のPENN社は売るためのギミックぶち込んで新製品をドーン!っていうのはあんまりやらなくて、故障対応なり要望なりを受けてだと思うけど、チョコチョコとしたマイナーチェンジでの対応が多くて、新製品出すときも事前に前のモデルの後期型とかで試した変更を良かったら採用とかいう感じで、いきなりわけわからん機構を実戦導入とかは避けて、仕様を一気に換えてしまうようなことが少ないのが分かる。パーツも古いのがそのまま使えるようになってたりして、その分の金型代やら開発費やらは抑えられていたハズである。機能的に変わらないところでも、新型ではデザインだけ換えて目新しく見せて売るのに全力投球な国内大手とかとは、リール作りの姿勢が全く違っていたといって良いだろう。

 でもまあ、PENNもピュアフィッシング傘下に入って、スピンフィッシャーもⅤやⅥは古い機種と部品互換性とかもあんまりなくなってしまった。でも、Ⅵとかもういじるところあんまり無いなという感じなのか、モデルチェンジしばらくしてなくて、ずいぶんなロングセラーになっている。コロコロ新製品出すのは別のシリーズに任せて、スピンフィッシャーは長く使える基本性能で売るとかなら、ピュアフィッシングさんも分かってらっしゃると評価するけど、実際のところどうなんだろ?

 714zや706zの復刻ものとかもあるので、潜ろうと思えばさらに沼の深くに潜っていくことも可能かもだけど、まあ息がそこまでつづかないので、今宵はこのへんにしとうございます。まあまあスッキリするぐらい書けたかな。

<業務連絡>17日土曜朝現在、お年玉プレゼントの5500ssに応募者無しです。このブログ読んでるような沼の住人はみんな5500ssは余らせてるのか?引き続き募集中です。勝手にチャリティーオークションの方は2台とも入札有りですがこちらも引き続き参加お待ちしてます。

4 件のコメント:

  1. 550ss毎週シイラに使ってると
    2年でスプリング折れますね
    定期交換が基本。
    550ssて中型機の試作品的な位置付けなんですよ。
    大型機の特徴色濃く残してますし

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    1. おはようございます
       この時代のいらんものが付いてないスピニングにグルグルバネ方式のベールスプリングをぶち込みたい欲求にかられます。まあ定期交換しろってことですね。

       550ssはおっしゃるとおり、内蹴り左右両用の中型機の最初の挑戦的な機種のようですね。550ssで「バネ2巻きでは足らんな」と後期450ss、440ssでは3巻きに増やしたんだろうなと思いました。まあ3巻きでも定期交換推奨ですけどね。

       久しぶりに4桁いじりたおして楽しめました。

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    2. 440ssと4400ssの初期モデルのラチェットストッパーは
      4山です。
      さすがに遊び大きく感じるから中期の6山に変えてますが、
      4400ssの最終モデルや550ssの8山に交換すると
      ワンウェイクラッチ式みたいにラインピックアップがやりにくくなるから
      440ssなら6山が落とし所です。
      550ssだと純正が8山なのですがサイズの違いからかラインピックアップに支障は無いですね。

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    3. どっかで4山のラチェット見た気がしてたんですが、440ss系でしたか。記憶違いじゃなくてやっぱりあってスッキリです。

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