2019年10月6日日曜日
貧乏暇なし
気候の穏やかな港町に移住して、ノンビリと療養する予定が、なぜこうなったのか?驚くぐらいに忙しい。
魚が見えていると、多少疲れてようが体調悪かろうがとにかく目の前の魚釣っておけ、今釣らなかった魚は次は居ないぞという強迫観念に突き動かされて、アホのように釣行を繰り返しているのが主な原因だけど、生活するうえで必要な諸々を自分で片付けているっていうのも馬車馬に拍車をかけるようにして暇な時間を削り取っていく。
ちょっと近所に釣りに行って、あとはゆっくり小説やらマンガやら読んでしばらくまったりと暮らしていこうという当初目論見は儚くも崩れて、マンガなど新刊追っかけるのが精一杯で布団に入って読み始めると疲れていてすぐ寝落ちしてしまいあまり読めていない。
でも、それがイヤかというとそうでもなくて、自分の手でいろんなことを片付けていくのは楽しくもあり、一所懸命”生活”しているという実感には満足を覚える。
ブログネタもPENNネタとか暖めてるのもあるんだけど、顛末記書くだけで結構時間かかるというのもあって、ちょっと丁寧に写真撮って書いてる暇と気力がなく放置してあるのでそのうち書かねばの娘である。
基本”主夫”なので、炊事洗濯掃除はキッチリやらねばならぬ。特に掃除は苦手で放置しておくと”汚部屋”になっても割と平気な性格なので、そうならないように掃除機は毎週日曜にかけるとか、機械的にやっつける規則を作って”お掃除チェックシート”も作って今のところ清潔な我が家を保っている。
古い一戸建てなのであちこちガタがきていて、立て付けが悪いのぐらいどうってことないけど、雨漏りが結構あって一番酷いところは大工さんに入ってもらって直してもらったけど、ショボい防水樹脂の劣化とかは自分で腐りかけた天井板割り外してコーキングしなおした。
エアコンも秋になってやっと付けられたんだけど、部屋の障子が穴だらけでっていうか、そもそも欄間とかもあってがら空きに空いていて、障子の穴は塞いで欄間も障子紙で目張りして冷気を逃がさないようにした。これで来年の夏暑くて死ぬことはないだろう。
地上波TVのアンテナが設置されてなくて、工事して取り付けてもらおうかとも検討したけど、地上波深夜アニメとNHKの動物番組ぐらいしか観ないしで、そのうち地上派受信せずにオンデマンド配信とかですまそうという心づもりだったのを前倒しして、地上波とはおさらばしてNHKの受信料も払わない手続きをした。
「ダーウィンが来た!」とか一番組100円程度で見逃し配信ネット視聴できるので視聴する番組数少なければその都度買った方が、受信料払うよりも、オンデマンド配信の見放題プランよりも安上がりだ。
民報テレビ局のスポンサー様におもねった、視聴者をバカ扱いしたような番組などとっくの昔に見限っていたけど、これでおさらば縁が切れて清々する。
もいっちょ縁を切りたいウ○ンドウズさまが、まだ縁を切れそうになくてしばらくはこのままナノがなんとも歯がゆい。リナックス機の導入はやっぱりちょっとワシのような情報弱者には難易度が高い。タブレットPCの「FIRE」でなんでもできるようになるとウ○ンドウズ機いらなくなるんだろうけど、タブレットにはUSBポートがないので、ブルートゥースの無線機能で何とかすれば良いんだろうけど、カメラとか外付けハードディスクやプリンター、スキャナーとかとの連携させかたがイマイチ分からんのよ昭和の男には。アタイ悔しい。
新居で非常に快適なのが”釣り部屋”で、細長いフローリングの洋間に棚を備え付けて、釣り具を押し入れ箱とかダンボール箱に整理して何が入ってるか見える側面に記入。
箱は引き出し式以外は積んでも2段までぐらいにして、欲しいものがどこにあるのか、いちいち山を崩して引っ張り出していた前の部屋の押し入れ保管から比べると格段に機能的になって、釣りの準備が捗っている。
すさまじい量の釣り具だ、と引っ越しの時感じたけど、棚で高さも使って整理すると案外スッキリと収まってこのぐらいは普通のご家庭にもあるよね、ってかんじである。
雨が多く暖かいので、10月になっても朝顔が咲きまくっていてなかなか風情がある。
イソヒヨドリが多い土地で、まあ鳥全体おおいんだけど、朝夕さえずりまくってて、釣り場で水際街灯があると夜暗くなっても良い声聞かせてくれたりもしている。
お隣の犬も可愛いけど、港町だけあって猫が多くて、都会ほど警戒心強くなくて餌で釣ればおさわり自由でとても可愛くて猫が多いだけでも越してきた価値があるというモノ。
魚は相変わらず安くて美味くて、底びき網が獲ってきたユメカサゴがTHEカサゴやらソイ系やらに比べれば1段落ちかなと思ってたんだけど、鮮度良いやつはなんらひけをとらない美味しさで、こちらでガシと呼ぶカサゴの煮付けって煮付け魚でも自分の中では上位の一つだけど、やっぱりカサゴ系の煮付けの美味さはたまらんものがあると再認識。煮汁だけでドンブリ飯が食えるぐらいの良い出汁。寒くなったら接岸するだろうから根魚も狙いたい。
あと、秋のゴンズイの実力には恐れ入った。煮返していくと煮汁がどんどん濃くなっていって、家系豚骨醤油のようなドロッとした濃いぃ汁になってこれまた丼飯余裕なのであった。グズグズに煮崩れると骨がスルッと綺麗に抜けて鰭も皮も美味しくいただけるのでゴンズイは良く煮るべし。
最後まで付き合ってくれた読者様にサービスで”虫テロ”お見舞いしておこう。みんな軍曹好きだよね?
我が家の警備担当アシダカグモ軍曹であります。
多分こいつ一番デカい個体じゃないです。何匹か居るのかも。
という感じでボロいながらも楽しい我が家で港町の生活をこれでもかってぐらい全力で楽しんでおります。
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