2026年6月27日土曜日

屋根の上のシリコン塗り

  5月の初め、以前直したはずの位置から雨漏りが・・・。

 写真は天井板を取っ払ってヘッドランプで屋根裏を覗き込んだときの様子だけど、じんわりと雨水が染みてきて、ポタポタと滴っており、下の釣り具部屋の天井板の継ぎ目から、これまたポタポタと下で受けているバケツに水滴が落ちてきている状態。まいったなー。

 それにしても、以前この位置はグラス繊維のシートをポリエステル樹脂で固めてた、いわゆるFRPを使用して対応しているのに、なぜそこからまた漏れる?よく分からんのでとりあえず、ベランダ伝いで屋根に登って様子を見てみる。

 見たところ、FRPが割れてるとかは無い。でもその辺りから漏れてくるのはたしかなので、考えられる原因としては、まずは側面が最初は密着してたはずなのに、ちょっと浮きはじめているので、横から流れ込む雨水が漏れる。もういっちょはなんかガラス繊維がモコッと盛り上がってるところがいくつかあって、塗った時点でそんなのあった記憶がないのでちょっと怪しい。あとは全体的に雨風にさらされて風化していて薄くなってるように見えるところもある、ッテぐらいか。

 とりあえず、FRPの部分の側面のスレート瓦との間にできた隙間はシリコンコーキング剤で埋める。ガラス繊維がモコモコしてることろもシリコンコーキング剤で防水。薄くなったFRPの雨漏り地点の直上あたりには、そろそろ固まり始めて使い切りたいルアー塗装用のペンキを塗ってしまう。という方針を立てて雨が来る前に屋根に登って作業した。今回、コーキング剤を沢山塗布するということで、新兵器の”コーキングガン”を導入した。コーキングガン用のカートリッジになったシリコンコーキング剤を、カパっと本体の銃身に填めてトリガーを引くと切って穴を開けておいた先からムニューッとコーキング剤が出てくるのだけど、銃身とそれに見合ったコーキング剤を押し出す弁が付いた芯棒の長さに対してトリガーが短いので、どうするんだろうと思ったけど、先人の知恵というのはありがたいモノで、トリガーを引ききって戻すと、銃身の後ろの方に心棒を”猿ぼぼ”的にというか自在鉤的に止めたり出したりを調整している金具が付いてて、戻すときには心棒を自由にして押し込まれた位置のママをキープ。トリガーを引き始めると心棒をつかまえて押し込み、戻すために手で金具を押さえてないかぎり、トリガー引き続けるだけでどんどん押し込む方向にのみ進んでコーキング剤がニュルニュルッと出てくる仕組み。シンプルな道具だけどチューブを手で搾るより格段に楽で最後まで使い切れる。誰が考えたのか分からんけど良くできてると感心した。

 ということで、FRPの端っこの隙間をコーキング剤で埋めて、グラス繊維がモコってしまってるところもコーキング剤盛っておく。そして、ここら辺から漏ってるんだよなというあたりに黄色いペンキを塗っておいた。

 これでどうだろって、上手くいってるかどうかを試す、格好の機会が来て、台風5号。紀伊半島でも久しぶりに感じるぐらいにドシャメシャに降った。結果、直したところに関しては微妙に漏れる位置が変わったけど、普通に漏れて、雨量の関係か別のところも漏れやがって、どうにもできていませんでした。クソっ!ちょっと怖いぐらいの降り方で、頭の中でルルルールールルルールーって雨だれの唄を流しながら眠りにつきましたとさ。

 で、こうなりゃ仕方ないので、FRP部分はポリエチレン樹脂の塗り直し。付近の怪しげな浮いたスレートの隙間にコーキング剤ぶち込み。あと新たな雨漏り箇所には防水ブチルテープというモノも試してみる。コイツは粘着面がスライムみたいなというかガムみたいなねっちょり張り付く系で、ちょっと最初付きが甘い感じがしたけどだんだん粘着していくモノだと思う。で、縦に入ってるスレート瓦の切れ目にはコーキングガンでシリコンぶち込み。コーキングガンナーとしての腕もだいぶ上達してきたかな。瓦の場合、水は下に落としていくけど空気は隙間から取り入れるという構造になっていて、あんまり密閉してしまうようなことは屋根裏に湿気が溜まってカビはえたりして良くないのかもだけど、雨漏りするのは斜面がユルい一面だけなので、他の2面で通気性は確保できてるだろうし、もっと言うなら梁の端の方とかデカい隙間があって、鳥とかハクビシンとかコウモリとか入ってきて棲みそうなぐらいで、問題ないだろう。

 で、FRPを再度強化してやるべく、ポリエチレン樹脂をローラーで塗ってやる。主剤に付属の固化剤を2%投入して、よくかき混ぜて塗りたくる。ひたすら塗り塗り。小っちゃいローラーだったけど、刷毛より断然塗りやすくて作業がはかどった。

 今回の作業はそこそこ効果があったようで、すぐに次の雨が来て雨量もまとまったけど、雨漏り無し。天井裏覗いてみるとFRPの下の梁にじんわりと湿ってる感じがあったけど、これを完全に止めるには、コーキングガン撃ちまくりでまわりの隙間という隙間を埋める物量戦が必要になるだろう。それをするか、もうあきらめて業者さんに入ってもらってトタン系の金属屋根に張り替えるか、また漏れてきたら考えよう。築40年超どのみち限界に近づいてはいる。とりあえず、現時点で絶賛大雨ダダ降り中の台風7号の雨でも漏れは無し。しかし、8号いつの間に追い抜いてったんだ?

 と、一応屋根の雨漏り問題はそれなりに妥協できるところまで終息させることができたんだけど、新たな問題が発覚。屋根に登るのにベランダから上がっていくんだけど、なんか上から見ると、ベランダの角の柱を支える部分からアルミの部品がはみ出しているように見える。裏側の草むらになってる空き地に回って確認して肝が冷えた。

 「腐ってやがる、古すぎたんだ」

 ベランダ全体が立方体の篭のような形状で、母屋の柱に2本か3本のボトルで固定されている他に、ベランダの下の一階流し台の屋根の端の方にも屋根の柱の上に乗せる形でベランダの張り出した先の方の角が乗っかっている。その乗っかってた屋根の柱が、屋根のトタンが錆びて朽ち落ちたために、もろに雨水をかぶりまくって、長い年月のうちに腐って、ベランダから掛かってた加重に耐えきれずグジャッと潰れてしまっている。

 母屋の柱に固定されているとはいえ、築40ウン年のそれである、ベランダごと崩壊しても不思議ではない。これはいかにもまずい。直すにしても腐った柱を取り替えるには一回ベランダをハズして作業せねばならず、現実的ではない。柱を使って支えるのをあきらめて、地面から足場組むなりポールを立てるなりして2カ所を支えるってのも考えたけど、ある程度の長さのある足場パイプとかをキッチリ組む技術や知識が無いうえに加工する道具もない。業者さん呼んでやってもらうとそれなりにオゼゼがかかる。

 色々考えて、屋根の柱は先の方は朽ちて落ちてるけど、先以外はまだ腐ってない。そこで重さを支えてもらうしかないだろう。その上で、これ以上柱が腐らないようにサビ落ちたトタン屋根の端を補修して、柱の腐った部分はなるべく削り取ってぐらいが現実的な方法だろうと思う。ということで、つっかえ棒にする端材と下がってきてるであろうベランダを一旦持ち上げて、つっかえ棒を入れてから下ろすための車載のジャッキの中古をネットフリマで安価に見つけてきた。車載のパンタグラフ型ジャッキとかも廃車するときに下ろしてなんぼかでも小遣い稼ぐためにか安っすく売ってるのね。”令和の闇市”ことメ○カリ、なんでも売ってるもんだ。おかげで助かった。

 やることは単純、屋根の柱の上にはトタンのとんがりがきてるので、端材2本で挟み込んで、ジャッキを乗せて、上のベランダの梁との間に入れて、グシャッとなって沈んだ分を元のベランダの脚の高さに戻すぐらいの感覚で、だいたいこれで水平だろうってぐらいにちょっとだけジャッキアップ。右も左も同様にするけど、左は屋根の柱とベランダの梁の位置がややズレていてギリギリ。

 ジャッキアップしたら、屋根の柱とベランダの梁が上下に揃う場所に端材を合わせてみて、着る角度とかをマジックで書いてノコギリでギコギコ切っていく。

 ジャッキアップしたまま、長さと角度をあわせて切ってきた端材をつっかえ棒として入れまくって、真ん中へんのが入ったら、ジャッキを下ろしてハズして、さらにジャッキの位置にまた長さ切りそろえた端材を入れてトンカチでコンコンして填め込む。左側はさっき書いたように、屋根の柱とベランダの梁がややズレているので、ジャッキだとあるていど幅があって支えられるので、そのまま柱として使わせてもらう。とりあえずこれで、腐ってない屋根の柱にベランダの重さのなんぼかが乗ってる状態のハズで崩落は防げるのかなと思ってる。

 あとはこれ以上腐ってこないように錆びた屋根の修理。適当な大きさの板を、端の方が崩れ落ちたトタンのところに貼り付けて、下の腐った柱にこれ以上雨水が染みこまないようにするのに、なんの板が良いか?モノ○ロウのサイトで金属板が良いか、ポリカーボネイトとか塩ビの波板が良いかとかあれこれ悩んだ結果、昔ルアーのリップ作るのに使ってて切るためのカッターとかもあって加工もできるアクリル板がとりあえず値段も安めだし、余ったらルアーのリップ作れるしということで決定。モノタ○ウのサイトは危ない。気がつくと2,3時間平気で過ぎててあれこれ余計なモノもカートに入れている。ついでにトタンにアクリル板を貼り付けるためのシリコンコーキング剤も、どうせ屋根の補修にまた要るだろう分も含めて5本ぐらいまとめ買い。ねっちょり接着して端っこにコーキング剤盛ってとりあえずトタン屋根の補修はこんな感じ。コーキングガン1本でシリコン塗るのが楽々になった。あとは腐った柱の、木材のグズグズになった部分をガリガリと掻き落として、ペンキかなんか塗って防腐処理してしまいたいけど、それはまた冬の乾燥したときにでもしておこう。今回とりあえずここまで。

 日曜大工の素人仕事でだましだましやってるけど、どっかで屋根の張り替えとかは業者さんに来てもらってやらんといかんのかなと思いつつも、ワシが死ぬまであと長くて30年やそこら、上手く手入れしつつ持たせられたら持たせてしまいたいけどどうなることやら。まあDIYは貧乏生活の醍醐味。せいぜい楽しんでおくとしよう。

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