最初スピナーのそれだった回転は、フライにも伝染してしまった。ワシのここ数年のフライフィッシングは膝の調子が思わしくなかったということもあり、渓流などには行かず主に海で、メッキやセイゴも釣らなくもないけど、冬期のアカカマス越冬群?を港内で釣るというのが恒例となっている。
そのアカカマス狙い、明るい時間については、オレンジチャーリーと白牛キャンディーミノー小、黄色ミラージュなどを主軸とした現状の1軍フライ達で不足は感じていない。ただ、暗い時間のフライの弱さをどうにかする手がないかとは思っている。暗い時間はとにかくダメっていうなら諦めて餌でもルアーでも投げておけなんだけど、魚の活性によっては普通に釣れるときも有り、餌で釣れてるのに釣れないといっても餌と比べて10:1とかの成績になるにしても、まったく釣れないわけじゃないこともあるとなると、なにかとっかかりを見つけて攻略できるのではないかという望みが捨てきれない。過去、カラーを蓄光含め派手にとか、水を押す量を増やすためにボリュームもたせたり、夜釣りはシルエットの黒って黒フライ投げてみたり、ケミが食われることもあるらしいのでケミホタル背負わせてみたり、と試せる方法は試してきたが、結局はやや大きめ派手目のフライでユックリ引く、灯火の影響のあるところに餌追ってきたヤツはなんぼか食う。ぐらいはあるけど、それでダメなときはどうにもしようがないのが現状である。あと考えられる手でやってないのはリップ付けて泳がせる、ラトラー背負わせて音で誘う、ペラかブレードを回すぐらいで、ラトラーは確かケン一が試してたけど結果は思わしくなく、ペラはOニーサンが使ってたけどこれもいまいち、リップは作るの面倒くさくてフライの量産が面倒で手が出にくい。って感じではあるけど、最近ルアーでスピナー方面に症状が出てるのに加えて、ケン一がコチとか底物狙いでブレード付きのフライを巻いてるのを見て、そこまで巻くのも面倒ではなさそうなので、ブレードは良いかもしれんと巻いてみた。絡みそうだし重量的に投げにくそうだと思ってたけど、太めのフロロでぶら下げると絡みにくく投げるのも小さいブレードなら問題なさげで、まずはそのタイプ含め2種類ほど作ってみた。
一つはケン一もやっているフロロでぶら下げたスピナベ風(スピナベとは逆にブレードが下に来る)で、もういっちょはフックにパイプ被せたスイベルを刺してスレッドをハリのフトコロの適当な位置に巻いてズレにくいようにしたもの。後者が単純で手間が要らんけどどうか?どちらも投げるのは問題なくできそう。ただフックに刺した版はブレードがウイングを拾って絡んでしまいがちで、やるならロングシャンクのフックでウイングを短めにしないとダメっぽい。スピナベ風は優秀で問題なさげ。ブレードがスピナー自作に使ったののあまりでそこそこサイズあるけどもう少し小さいのも用意して、こまかいところをもう少しだけ詰めてみた。
材料は、普通にフライを巻くための素材にプラスして、極小のスイベルとリング、1.0以下のブレード、ぶら下げるのに使うフロロの10号前後の糸。スイベルとリングはヘラ用スイベルと管釣りスプーン用リングに小さいのがある。ブレードは「日本の道具屋」で各種大きさのが売ってるのでヤフオクで探せば入手できる。0.8号と0.6号を確保した。金属パーツで一番重いブレードで0.2g前後でたいした重量ではない。あと必要なのはスレッドと瞬着、フックに刺す方式用に適当な太さの仕掛け用パイプぐらいか。来季は暗い時間に、キビナゴでボコスカ釣ってる横で毛針にはアタリも極わずかで泣きが入る状況を打破したい。それでもダメならいよいよ面倒くせぇけど、リップ付けてラトルも入れてみるかというところだけど、巻くのめんどくせぇフライって、カマス釣りみたいなフライの消耗が激しい釣りでは、あんまり使いたくないんだよな。それでも釣れるなら頑張って巻くしかないけど。ブレードで勝負決めてしまいたいところである。今年も冬にアカカマスが回って来て、夜に餌で浅い棚でバコバコ釣れる状況が生じるっていうのがまず前提として必要で、例年どおりが通用しなくなってきた昨今、どうなるか分かったモノではないにしてもである。備えは怠らずにのぞみたい。
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