ということで、若い頃から釣りに行く回数は多かった。多忙を極め月に1日も出勤しなかった日がないような状況でも、その月に仕事終わってから4,5回は釣り場に立って竿を振っていた。多分健康上の問題がない年で年間釣行回数が100回を下回ったことはないと思う。健康上の問題を抱えていても滅多なことでは100以下というのはなかったはず。無職で365連休の今現在、年間200回を越える程度には釣りに行っている。年間200回は抑えた回数で、紀伊半島に越してきて釣るモノありすぎてはしゃいで年250回近く行った結果、疲労が蓄積して帯状疱疹になったのでブレーキ掛けつつやっている。ワシの釣欲にはムチなど入れる必要はなく制御しなければ健康を害するまで突っ走ってしまう。
いつでも釣りに行きたいときに釣りに行ける状況のもと、年間200回越えとかの釣行回数になってくると、おのずと取り得る作戦も変わってくる。有り体にいって、低い確率の釣りでも数打ちゃ当たるで狙いにいける。
今のワシの釣りで低い確率の釣りの筆頭は”根魚クランク”で、今年雨が降る度に出撃を繰り返して、54回釣行したことが”顛末記”から分かる。そして釣れた魚は調べなくても分かる。冒頭写真、下半期の45センチのヤイトハタ、上半期の66センチのマゴチの2匹で、他にも小型の根魚たちは釣っているけど、まあそいつらは鶏皮とかで釣っても釣れる大きさで狙ってる大きさではない。ただ釣れたに勘定した2匹は、どちらか1匹でも年間50回以上出撃を繰り返すだけの価値は充分あったと思う。根魚クランク始めた2024年はもっと釣れているけど、あれは特殊な状況だったようで、通常は陸っぱりルアーで40オーバーの根魚とか年1回拝めればヨッシャな魚だと思う。デカいマゴチも同等に得がたい獲物でこの2匹でまったくもって満足のいく結果だと思っている。
もいっちょ低い確率の釣りとしてはシーバスルアーがあって、今年は狙っているフッコ級以上が1匹も釣れていない。これも雨が降るたびに出撃を繰り返していて53回釣り場で竿を振っている。まあシーバスの場合は狙いのサイズが釣れなくてもセイゴは釣れてくるというのがあって、今年みたいな大ハズしがあってもそこまでつまらない釣りではない。小さいとはいえルアーに反応よくパコパコ出てくれれば楽しい釣りにはなる。そして、今年はここ2年ぐらい全然姿が見えてなかった、ノーマルセイゴが湧いていて、海水温高すぎてヒラスズキしか繁殖できなくなってしまったのかと心配したけど、昨冬はしっかり水温下がってたのかヒラじゃないスズキも繁殖して幼魚であるセイゴの発生状況は良かったようだ。今後に期待が持てる状況であり、単年では今年はイマイチだったけど、複数年の長い期間で考えると、これからも数打ちゃあたるで行き続ければ帳尻合うぐらいに釣れるのではないかと期待している。どちらの釣りも年間50回を越える回数釣りに行っているけど、一回に費やす時間は短い。釣れる日は始めてすぐに反応得られるけど、釣れない日は特に根魚の場合は魚が居ないし回ってきてないって話なので、一通りポイント探って1時間かそこらで終わっていることが多い。基本的に捕食者である大型魚を狙うなら、ヤツらの活性があがる雨がらみ時化がらみを狙うわけで、根魚行ってからシーバスも行くというパターンもお約束だった。このへんは、釣り場近くに住んでいて、気になる天候とかの時には、ロッド1本かついでサッと釣りに出かけられるのが、とても有利な点だと思っている。
対照的にどうにも釣りに行く回数が稼ぎにくいのが”泳がせ”で、岸壁の足下狙いも、砂底のぶっ込みもあまり行けていなくて今年9回しか行ってない。50回超の根魚やシーバスに比べてそら釣れやんわな。って感じだけどじゃあ回数増やすかってなると、単純にそうはいかないというのはある。ルアーロッド1本かついで出かけることができる釣りの身軽さと比べて、泳がせは段取りがややこしくて道具もかさばる。まず餌のアジを釣るところから始まるから、どうしてもアジ釣りの道具が必要で、加えてぶっ込みの道具、柄のついたタモなど準備が面倒くさく、かつルアーなら反応する魚は最初の数投で何らかの反応があるだろうから展開も早いけど、泳がせの場合、夕マズメに始めて21時22時とかにアタることもあるぐらいで、サッと行ってサッと結果が出て帰ってくるという釣りとは対極にある。正直そういう”待つ”釣りは苦手中の苦手で、でも上手な人の泳がせ釣りを見ていると、相手がいるのが絞り込めていて、そこに食ってる現物餌をハリにかけて泳がせるので勝負早い。そういう展開の早い釣りをしたければ、食ってくる状況を絞り込めねばならず、絞り込むには経験積んで情報を得ることが必要ってなってくる。でも、経験積むのが思うように進んでいかないから悩んでいるわけで、回数も稼げず情報集まらずというジレンマ。まあなんにせよグダグダ考えていても前に進まないのは確かだと思うので、ちょっとずつでも良いので5年10年の長期計画でじわじわ進めていくしかなさそうではある。苦手科目克服できると切る手札が増えるのでなんとかしてしまいたい。それから、回数をこなしていると結構気をつけなければならなくなってくるのが、道具の更新とか補充・備蓄で、ぶっちゃけ竿は自分のペースで10年も酷使すれば腰が抜けるだろう。竿は消耗品。なので予備は買ってある。
リールはドラグパッドや古いスピニングならベールスプリングなんかの消耗品がどのぐらいの使用頻度で交換が必要になるかは把握して交換部品を用意しておかないと運用面で支障をきたす。今シーバスに使ってるいじくった大森「タックルNo.2」はマニュアルピックアップ仕様に改造してあって、ベールスプリングの交換は必要なくなっているんだけど、ラインローラーをジュラコン樹脂で自作しているので、硬質な金属やセラミックほどの耐摩耗性がないので徐々に削れて糸溝ができていく。ただ、意外なほどに長持ちしてくれて、去年からそのへんの耐久性の把握も目的にシーバス用のメインのリールとして運用しているけど、どうも年50回以上出撃する使用頻度でも、1年ぐらい持つようで、1年経って糸溝深くなってきたなと思ったら、新しいラインローラーを作って換装すれば間に合いそうである。もっと頻繁に交換必要かと思ってたけど、ぜんぜん問題ない感じで意外に長く使えます。 で”釣りで大事なのはハリと糸”っていつも書いているけど、ハリは適宜マルトのハリをお得な50本入りとかで買って大きいハリは研ぎながら使ってるので、備蓄を切らさないようにだけ気をつけておけば良い。ラインもナイロンライは安いクインスターを主に使うので、1回使ったら先5~10m切って、2回使ったひっくり返し、3回使ったらまた先5~10m切って4回使って捨てて巻き直し、で問題なく運用できている。クインスター安いわりに品質申し分なく釣行回数の多いワシのようなヘビーユーザーでも満足できる製品で。これで生分解性まであるなんて、買わなきゃソンソン。唯一の不満点は一番細いので0.6号なのでハリス用の0.4号、0.2号とかも欲しいんだけど、0.4号はなんぼか生分解性があるらしい銀鱗があるのでそれを使ってるけど、0.2号とかの極細が生分解性があると報告されている銘柄では売ってないので、メーカーさん作ってください。そんな細ハリスは特殊なナイロンじゃないとプチプチ切れるんじゃないかと思うかもだけど、出番が豆アジとかの食い渋り対策で引っ張り強度はほとんど必要なく、吸い込みの良さだけ欲しいだけなので問題はないはず。綿とか絹の細糸も考えているぐらい。一般的な釣り人は細い糸は”見えにくい”から食いが良いと思ってるかもだけど、多くの場面で効いてくるのは吸い込まれやすさのほうで、見える糸を嫌うような状況では細くしても見えなくなるわきゃないので嫌われる。屈折率が水に近いフロロがナイロンより効く状況なら見えにくさが効いてるのかもだけど、太さ変えて効くなら口への入りやすさが効いてると思ってる。それはまさに豆アジの釣りで、口開けてるのに刺し餌が口に入っていかない状況で、ハリスを細くすると、食う回数や食い方自体は変わらんのに口に入り始めるってのを何度も経験していて実感するところである。 悩ましいのがフライラインで、ソレナリフライマンのワシの腕では要らん力が入ってるのか、ラインの消耗がやや早い。いま正規品が手に入る、ほぼ唯一のタイプⅥラインであるSA社「ウエットセルWF8SⅥ」が6500円ぐらいなんだけど、なんとか1年もたしたいけどもたん。25回の釣行を前に痛んだところを切ってブレイデットナイロンで継ぎ直したり、コーティングがちょろっと剥げたところはスレッド巻いて瞬間接着剤で固めてそれ以上剥げないようにしたりとしたところで、その頃には全体的に傷みだしていて修繕してもすぐに同じように剥げ始める。いつも釣りに行く前にシリコン塗ってるけど、もっと最初に表面コーティングするような保護剤塗っておくべきだろうか?いずれにせよフライフィッシングにおいては他の釣りよりなおラインの重要性は高く、けちってボロボロのを使い続けるのも限界があり、かといって高額なラインを惜しげもなく年に何本も使い捨てるほどお金持ちでもない。ボナンザを試す価値はあるかなと思ってるけど、どなたかフライラインを長持ちさせる方法をご存じのかたがおられたらご教授願います。最初の方に書いたように、数をこなせば良い日にも悪い日にもあたるので、結局帳尻は合うようになっているからとにかく四の五の言わずに行けるだけ行っておけっていうのに加えて、数こなしてるとおのずと経験も積めるし、情報も蓄積していくし、技術も憶えられるので、なおのこと四の五の言わずに行けるだけ行っておけだと思っている。
よく釣り場で、潮が今日はどうたらこうたらと言ってる釣り人がいるけど、じゃあ勤め人っぽいあんたらは休みがたまたま潮が良いときしか釣りに行かんのか?って思うわけで、潮の良いときにとかいうのは典型的な”四の五の”言うネタである。大潮干潮じゃないと渡れないとか、潮位が高い時間しか水が無いとかを除けば、陸っぱりで潮が明確に善し悪しあるのはバチ抜けのシーバスぐらいだと思う。ワシとりあえず四の五の言わずに行きまくった冬場春先約80回分のデータを整理してやっとバチ抜けの潮の法則性が分かったっていうのは以前書いた。根魚クランクの情報なんてまだ釣った数が少なすぎて整理する気にもならん。あんたら潮の善し悪しを判別できるほどの情報を積み上げてモノ言ってるんだろうなと、いつも鼻で笑いながら聞いてる。潮以外の要素、日の出日の入り、天気、餌っけ、風向き、釣り人の数、潮よりよっぽど効いてくる要素はいくらでもある。だいたい潮自体風に押されて気圧に引っ張られてその場所の地形固有のリズムもあって潮時表どおりには動かんだろ?とにかくそんな複数要素が絡むようなモノを読み切って傾向を読めるほどになるには膨大な情報収集が必要で、まず気が狂ってないまともな人間にはできないから、潮とか気にせずに行けるときは行っておけと何度でも書かせてもらう。そのほうが手っ取り早いよ。釣り場で竿振らなきゃなにも起こらんからね。
芸術は爆発だ!そうですが、芸事は場数です。






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